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自傷しない消毒?
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「本当にお疲れ様、メリル」
「私から申し出た戦いですので」
解体を終え、現在はおそらくモンスターは襲撃してこないであろう部屋で休息中。
「それでも、ぶっちゃけ疲れただろ」
「……そうですね。決して、楽な相手ではありませんでした。ですが……他のケルベロスと比べてバカなのか、それとも個々の自我が強いのか……この場所に生息してるBランクモンスターにしては、戦い易かったですよ」
「あっ、やっぱりあのケルベロス、ちょっとバカだったんだな」
「個人的な感覚ではありますけどね」
メリルはメリルで、この犬っころバカだな~って思ってたんだな。
それにしても、この場所で生息してる個体は……あぁいうのばっかりなのか?
割と色んなモンスターが生息してるし、ケルベロスいるなら……オルトロスっていう、ケルベロスに似たモンスター
が生息しててもおかしくないよな。
全員、今日メリルと戦った個体みたいに、知能が低い。もしくは個々の自我が強いなら、割と戦い易いモンスターに分類されるのか?
「ですが、体内に注入した毒を全て燃やされるのは想定外でした」
「あれなぁ……メリルからしたら、ふざけんなって荒業だったな」
「少し前にラガス坊ちゃまが戦ったイレックスコボルトとは違い、再生力……高く速い回復力を持たないのが唯一の救いでしたね」
本当にその通りだと思う。
あんな事が出来て、回復力まで持ってるってなると、真面目に反則だと叫びたい。
「シュラであれば、相手が回復する前に、高威力の一撃を放つ準備を行うということが出来ますが、私にはそれがありませんからね」
「……確かに、あそこから傷を全回復されるのはキツイな」
通常の個体よりも強くても、Cランクのモンスターにならメリルの高火力攻撃でも仕留められる可能性はそれなりに
あると思うけど……Bランクモンスターになると、ケルベロスみたいなモンスターになるとそもそも当てるのが難しいって課題もあるしな。
「でも、あのケルベロス、毒だけじゃなくてがっつり自分の体まで焼いてたっすよね。って事は、あの……生命力を消費してたイレックスコボルトは例外って感じで、普通の火属性モンスターが同じようなことをしても、自滅するだけなんすかね」
「どう、だろうな…………いや、そうか………仮に、メリルの毒が脳にまで達してたら、脳を焼かないとダメ……なのか?」
「脳まで回るのは時間が掛かりますが、仮に脳を焼こうとすれば、きっちりウェルダンになってこんがり焼き上がり、死ぬかと」
「やっぱりそうなるよな。でも、絶対に自傷覚悟ではなさそうだな」
「本当に毒だけを燃やすという事ですか? 毒使いの私としてはそんな技術、絶対に存在してほしくありませんが、体内にどういった毒があるのか、どこまで毒が回ってるのかを正確に把握し、魔力操作に長けている者であれば、自傷することなく毒を消せるかもしれませんね」
……割とあっさりそこまで考えて口にしちゃうんだな。
「毒の知識に関しては、大多数のモンスターが知らなそうだけど、どこまで毒が回ってるのかとか、魔力操作に長けた個体であれば……BランクやAランクモンスターには、いそうだな」
「最悪ですね。せめて、先程私が戦ったケルベロスや、イレックスコボルトの様に自傷を厭わないモンスターと遭遇しないことを祈るばかりです」
「……確かに、メリルにとっちゃ天敵? みたいな存在かもしれねぇけど、モンスターって訓練とか行わなさそうだし、そういうのが本当に出来るのかとか実験しなさそうだし、あんま気にしなくても良いんじゃねぇの?」
シュラのやつ……また珍しく、確信を突くことを言うじゃないか。
そこが基本的に俺たち人間と、モンスターたちの違うところだ。
「あなたに慰められるとは……ありがとう。少し気が楽になったわ。でも、だからといって、このままで良いとは言えないわね」
一人でぶつぶつと喋り始め、これまた珍しく自分の世界に入り込んだメリル。
何を考えてるのかは解らないけど……表情を見る限り、ゾクっとするような事考えてるんだろうな。
「私から申し出た戦いですので」
解体を終え、現在はおそらくモンスターは襲撃してこないであろう部屋で休息中。
「それでも、ぶっちゃけ疲れただろ」
「……そうですね。決して、楽な相手ではありませんでした。ですが……他のケルベロスと比べてバカなのか、それとも個々の自我が強いのか……この場所に生息してるBランクモンスターにしては、戦い易かったですよ」
「あっ、やっぱりあのケルベロス、ちょっとバカだったんだな」
「個人的な感覚ではありますけどね」
メリルはメリルで、この犬っころバカだな~って思ってたんだな。
それにしても、この場所で生息してる個体は……あぁいうのばっかりなのか?
割と色んなモンスターが生息してるし、ケルベロスいるなら……オルトロスっていう、ケルベロスに似たモンスター
が生息しててもおかしくないよな。
全員、今日メリルと戦った個体みたいに、知能が低い。もしくは個々の自我が強いなら、割と戦い易いモンスターに分類されるのか?
「ですが、体内に注入した毒を全て燃やされるのは想定外でした」
「あれなぁ……メリルからしたら、ふざけんなって荒業だったな」
「少し前にラガス坊ちゃまが戦ったイレックスコボルトとは違い、再生力……高く速い回復力を持たないのが唯一の救いでしたね」
本当にその通りだと思う。
あんな事が出来て、回復力まで持ってるってなると、真面目に反則だと叫びたい。
「シュラであれば、相手が回復する前に、高威力の一撃を放つ準備を行うということが出来ますが、私にはそれがありませんからね」
「……確かに、あそこから傷を全回復されるのはキツイな」
通常の個体よりも強くても、Cランクのモンスターにならメリルの高火力攻撃でも仕留められる可能性はそれなりに
あると思うけど……Bランクモンスターになると、ケルベロスみたいなモンスターになるとそもそも当てるのが難しいって課題もあるしな。
「でも、あのケルベロス、毒だけじゃなくてがっつり自分の体まで焼いてたっすよね。って事は、あの……生命力を消費してたイレックスコボルトは例外って感じで、普通の火属性モンスターが同じようなことをしても、自滅するだけなんすかね」
「どう、だろうな…………いや、そうか………仮に、メリルの毒が脳にまで達してたら、脳を焼かないとダメ……なのか?」
「脳まで回るのは時間が掛かりますが、仮に脳を焼こうとすれば、きっちりウェルダンになってこんがり焼き上がり、死ぬかと」
「やっぱりそうなるよな。でも、絶対に自傷覚悟ではなさそうだな」
「本当に毒だけを燃やすという事ですか? 毒使いの私としてはそんな技術、絶対に存在してほしくありませんが、体内にどういった毒があるのか、どこまで毒が回ってるのかを正確に把握し、魔力操作に長けている者であれば、自傷することなく毒を消せるかもしれませんね」
……割とあっさりそこまで考えて口にしちゃうんだな。
「毒の知識に関しては、大多数のモンスターが知らなそうだけど、どこまで毒が回ってるのかとか、魔力操作に長けた個体であれば……BランクやAランクモンスターには、いそうだな」
「最悪ですね。せめて、先程私が戦ったケルベロスや、イレックスコボルトの様に自傷を厭わないモンスターと遭遇しないことを祈るばかりです」
「……確かに、メリルにとっちゃ天敵? みたいな存在かもしれねぇけど、モンスターって訓練とか行わなさそうだし、そういうのが本当に出来るのかとか実験しなさそうだし、あんま気にしなくても良いんじゃねぇの?」
シュラのやつ……また珍しく、確信を突くことを言うじゃないか。
そこが基本的に俺たち人間と、モンスターたちの違うところだ。
「あなたに慰められるとは……ありがとう。少し気が楽になったわ。でも、だからといって、このままで良いとは言えないわね」
一人でぶつぶつと喋り始め、これまた珍しく自分の世界に入り込んだメリル。
何を考えてるのかは解らないけど……表情を見る限り、ゾクっとするような事考えてるんだろうな。
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