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覚えがある
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「んじゃ、また後でな」
「うん」
セルシアと別れ、例のスリーマンセルで行動してるモンスターたちの探索を開始。
できれば早く遭遇してほしいと思いながら探し続けるも……残念ながら、そう簡単には見つからない。
「モンスターとは遭遇するっすけど、例の三体とは中々遭遇しないっすね」
朝から探索を初めて数時間が経過。
シュラの言う通り、未開拓地に生息してるモンスターとは遭遇する。
ただの、あの人を小バカにする様な笑みを浮かべてるコボルトとは遭遇出来ない。
「……あの、ラガスさん。俺ちょっと思い付いたんすけど良いっすか」
「なんだ、シュラ」
「あのコボルト……アサルカコボルトと、他二体のモンスターって地下遺跡に生息してたモンスターじゃないっすか」
「そうだな」
「ってことは、地下遺跡に戻ることもあり得るんじゃないっすかね」
「…………それは……うん、そうだな。そういう可能性も、あり得そうだな」
そうだよ……はぁ~~~~~~、なんでその可能性を忘れてたんだよ、俺。
「だ、大丈夫っすか、ラガスさん」
「おぅ……大丈夫だ」
「それならいいんすけど」
「あぁ~~~~、そうだよな~~~。肝心な事、すっかり忘れてたよ」
生まれた場所が地下遺跡なら、いずれは戻ってもおかしくない。
というか、そもそもアサルカコボルトと共に行動してる二体のBランクモンスター、ずっとアサルカコボルトと共に行動する訳じゃない。
ハンターたちだって、最初に組んだ仲の良いメンバーで集まったパーティーでも、解散して別れたり人が入れ替わったりすることは珍しくないらしいからな。
モンスターが組む相手をころころ変えてもおかしくない、か。
「……さすがに、無理だな~~」
「っすね。ルーフェイスに乗って移動し続けても、厳しそうっすね」
未開拓地だけじゃなくて、地下遺跡まで探索範囲を広げるってなるとな~~。
けど、あれだな……アサルカコボルトが、何を思って地上に出てきたのかだけでも突き止められれば、あのクソ狼だけでも討伐出来るんだが。
「なぁ、シュラ。アサルカコボルトは、なんで地上に出てきたと思う」
「地上に出てきた理由っすか…………あのコボルト、正確が超悪そうだったんで、なるべく人間をいたぶって殺したいんじゃないっすかね」
「全然あり得そうだな。仮にそうだとすると、地下遺跡の中よりも地上の方が人間の数が多いと予想して出てきたか」
「その前に、一緒に人間をいたぶれそうなモンスターを仲間にしたってところっすかね」
「……そういう目利きは出来そうなモンスターだしな」
ハンターたちからすれば、本当にクソったれなモンスターのパーティーだ。
「不謹慎だが、そういった目的を持って行動してるなら、俺たちとしては遭遇できる機会が増えるな」
「そうっすね…………?」
「どうした、シュラ」
「その、なんつーか……こう、甘ったるい匂いがして」
「甘ったるい? …………っ、確かに、そんな匂い……匂い? が、するな」
この感覚……覚えがある。
匂いもそうだが、雰囲気? が、いつもの未開拓地とは違う。
でも、なんとなく、覚えがある。
そこまで昔に嗅いだことがある匂いや空気って訳じゃない。
これは………………っ!!! そうか、あそこの空気と同じだ!!
「シュラ、この空気や雰囲気、歓楽街のものと似てないか」
「あぁ~~~~、なるほど。どっかで嗅いだり感じた記憶があると思ったら、そういうことっすか。この匂い……向こうからするっすね」
「……行くか」
「うっす!!!!」
匂いの元を辿ろうと移動していると、途中で途切れてしまった。
マジかと落ち込んだが、獣魔法のバットエコロケーションを発動して、限界まで音を拾い続け、それらしい音を拾った。
シュラと共にダッシュでその方向に向かうと……そこには以前、遭遇したコボルトの上位種、アサルカコボルトとギルドのロビーで耳にした悪魔とスケルトン系のモンスターがいた。
「うん」
セルシアと別れ、例のスリーマンセルで行動してるモンスターたちの探索を開始。
できれば早く遭遇してほしいと思いながら探し続けるも……残念ながら、そう簡単には見つからない。
「モンスターとは遭遇するっすけど、例の三体とは中々遭遇しないっすね」
朝から探索を初めて数時間が経過。
シュラの言う通り、未開拓地に生息してるモンスターとは遭遇する。
ただの、あの人を小バカにする様な笑みを浮かべてるコボルトとは遭遇出来ない。
「……あの、ラガスさん。俺ちょっと思い付いたんすけど良いっすか」
「なんだ、シュラ」
「あのコボルト……アサルカコボルトと、他二体のモンスターって地下遺跡に生息してたモンスターじゃないっすか」
「そうだな」
「ってことは、地下遺跡に戻ることもあり得るんじゃないっすかね」
「…………それは……うん、そうだな。そういう可能性も、あり得そうだな」
そうだよ……はぁ~~~~~~、なんでその可能性を忘れてたんだよ、俺。
「だ、大丈夫っすか、ラガスさん」
「おぅ……大丈夫だ」
「それならいいんすけど」
「あぁ~~~~、そうだよな~~~。肝心な事、すっかり忘れてたよ」
生まれた場所が地下遺跡なら、いずれは戻ってもおかしくない。
というか、そもそもアサルカコボルトと共に行動してる二体のBランクモンスター、ずっとアサルカコボルトと共に行動する訳じゃない。
ハンターたちだって、最初に組んだ仲の良いメンバーで集まったパーティーでも、解散して別れたり人が入れ替わったりすることは珍しくないらしいからな。
モンスターが組む相手をころころ変えてもおかしくない、か。
「……さすがに、無理だな~~」
「っすね。ルーフェイスに乗って移動し続けても、厳しそうっすね」
未開拓地だけじゃなくて、地下遺跡まで探索範囲を広げるってなるとな~~。
けど、あれだな……アサルカコボルトが、何を思って地上に出てきたのかだけでも突き止められれば、あのクソ狼だけでも討伐出来るんだが。
「なぁ、シュラ。アサルカコボルトは、なんで地上に出てきたと思う」
「地上に出てきた理由っすか…………あのコボルト、正確が超悪そうだったんで、なるべく人間をいたぶって殺したいんじゃないっすかね」
「全然あり得そうだな。仮にそうだとすると、地下遺跡の中よりも地上の方が人間の数が多いと予想して出てきたか」
「その前に、一緒に人間をいたぶれそうなモンスターを仲間にしたってところっすかね」
「……そういう目利きは出来そうなモンスターだしな」
ハンターたちからすれば、本当にクソったれなモンスターのパーティーだ。
「不謹慎だが、そういった目的を持って行動してるなら、俺たちとしては遭遇できる機会が増えるな」
「そうっすね…………?」
「どうした、シュラ」
「その、なんつーか……こう、甘ったるい匂いがして」
「甘ったるい? …………っ、確かに、そんな匂い……匂い? が、するな」
この感覚……覚えがある。
匂いもそうだが、雰囲気? が、いつもの未開拓地とは違う。
でも、なんとなく、覚えがある。
そこまで昔に嗅いだことがある匂いや空気って訳じゃない。
これは………………っ!!! そうか、あそこの空気と同じだ!!
「シュラ、この空気や雰囲気、歓楽街のものと似てないか」
「あぁ~~~~、なるほど。どっかで嗅いだり感じた記憶があると思ったら、そういうことっすか。この匂い……向こうからするっすね」
「……行くか」
「うっす!!!!」
匂いの元を辿ろうと移動していると、途中で途切れてしまった。
マジかと落ち込んだが、獣魔法のバットエコロケーションを発動して、限界まで音を拾い続け、それらしい音を拾った。
シュラと共にダッシュでその方向に向かうと……そこには以前、遭遇したコボルトの上位種、アサルカコボルトとギルドのロビーで耳にした悪魔とスケルトン系のモンスターがいた。
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