万分の一の確率でパートナーが見つかるって、そんな事あるのか?

Gai

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余裕がある

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「ハッハッハッ!!!! どうした、もっと激しく、こいよッ!!!!!!」

「っ!!!!! ゴォオオオァアアアアアッ!!!!!!」

現在、地下遺跡の上層でオーガと戦っていた。
勿論普通のオーガではなく、筋肉量がおかしいオーガ。

これまでのシュラでも……うん、それなりに余裕を持って戦えてはいたかな。
でも、今は更に余裕を持って戦えてる。

とはいえ、それに関してはロルフグリードの力が大きいと言えば大きい。
超マッチョオーガが使ってる大剣も悪くないけど、あまりにも武器の質に差があり過ぎる……あっ、折れた。

「っ!!!???」

「っし!! 流石ロルフグリードだ!!! それじゃあ……最後はこっちだな!!!!」

拳を合わせ、全力で超マッチョオーガに殴り掛かった…………今、メリルの顔が視界に映ってないけど、絶対に呆れてるのが解る。

「…………ラガス坊ちゃま」

「なんだ」

「バカというのは、やはり死ななければ治らないのでしょうか」

これまた厳しい指摘? だな。

「バカというか……シュラのあれは、もはや個性なんじゃないかな」

「個性、ですか。ラガス坊ちゃまは本当にシュラに優しいですね」

「そうか? そりゃあ、俺だってシュラが……七割以上の確率で負けるであろう勝負にわざわざ挑むなら止めると言うか、バカだな~~~って思うけど、もうあのマッチョオーガとは何度も戦って勝ってるだろ」

油断し過ぎるのは良くないけど、シュラはあの超マッチョオーガと一対一で……素手でも勝てるという実績を既に残してる。
それを考えれば、相手の武器を破壊したからといって、自分も素手で戦おうとするのは、バカの一言で片づけることはないと思う。

「……そうですね。バカやアホ云々ではなく、もっと根本的な問題だと思って諦めるしかなさそうですね」

「うん、まぁ……そういう認識で良いんじゃないか」

多分、他のハンターたちから見ても、大半の人たちはメリルと同じ感想を抱くだろうから、決して間違った感想ではないんだよな。

「ふんッ!!!!!!」

「がっ!!!!!????? ギ、ァ……」

「ふぅーーーー」

「お疲れ様、ナイスパンチだったな」

オーガやトロールみたいなモンスターの相手に深くなれてきたからか、思ってた以上に素手での戦いに余裕が生まれた感じがする。

「いやぁ~~~、あれっすね。やっぱこのオーガは強いっすけど、持ってる武器がボチボチな大剣だったんで、こう……上手い具合にロルフグリードの強さを感じられなかったっすね」

「もっと潜って、Bランクモンスターと一人で戦り合いたいということですね、シュラ」

「おぅ、そういうことだ」

「………………ラガス坊ちゃま、私はそれでよろしいかと」

ふふ、さっきみたいに毎回毎回小言を口にするけど、やっぱりなんだかんだ言ってメリルはメリルでシュラの事を認めてるんだよな。

「セルシアはどうだ?」

「……丁度、良い相手、なら、シュラに、譲る。それ以外の、相手なら、私が……戦る」

「オッケー。そういう感じで行こうか」

少し休息を取った後、ルーフェイスの背に乗って数十層ほど降りる……前に、セルシアが一度Bランクモンスターと戦闘。

その後、下に降りることを優先して、全体のマッピングが完了してない場所に向かうと、死人が白骨化したタイプのスケルトンじゃなくて、純粋なスケルトン? の巨大個体と遭遇。

その巨大スケルトンが先程戦った超マッチョオーガよりも上等な大剣を持っていたため、シュラのメイン相手が決定。
想定通り、超マッチョオーガよりも強く、なんなら大剣の技術も上だった。
結果、シュラが五分以上その巨大スケルトンと斬り合い、討伐。

主な目的が終わったこともあり、カルパに帰還。
いつも通りハンターギルドに直行すると、気になる……超気になる情報が耳に入った。
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