万分の一の確率でパートナーが見つかるって、そんな事あるのか?

Gai

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本当に不安だった

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「ルルゥアアアアアッ!!!!!!」

「っ!!!! ッ…………」

本気で動くルーフェイスを前に、一瞬でも選択肢を迷えば、もう終わり。

ルーフェイスは爪技、ブレイククローを発動。
破壊の爪撃をビルネクトスケルトンハンターの胸部に叩きこみ……核ごと破壊。

(…………間違ってはいないでしょう)

素材のあれこれを考えるのであれば、あまり良い選択肢とは言えない。
しかし、既に数的に有利な状況とはいえ、それでもAランクモンスター。
万が一の可能性は捨てきれないことを考えれば、ブレイククローを発動してでもハンターを仕留める選択肢は、寧ろ最善と言えた。

「なんだ、全員俺が手伝わなくても良かったみたいだな」

「……結果的に、そうなりましたね」

ウィザードを討伐したラガスは、決してメリルたちの動きを見て自分が手を貸す必要はないと判断し、観戦していた訳ではない。
本当にウィザードを討伐し終え、他の戦いのサポートに入るとしたら、ほぼ終わりかけの状態だった。

「いや~~、つってもやっぱりルーフェイスがいたからって感じでしたよ」

「悔しい、けど、同感」

二人とも間違いなくラガスの力を借りず、Aランクモンスターを討伐した……セルシアに関しては、ルーフェイスの助太刀はなかった。
ただ、二人は戦場にルーフェイスという圧倒的な存在感を放つ味方が居てくれたからこそ、ビルネクトスケルトンを討伐出来たと考えていた。

(まだ一人であれを倒すのは……無理だな)

(ギャンブル、しなきゃ、勝てなかった)

ラストは上手く機転を利かしてウォーリアーを追い詰め、セルシアもナイトをギャンブル行動だったとはいえ、見事仕留めることに成功した。

反省点と言える反省点はないが、それでも二人にとってまだまだだと感じさせられる戦いだった。

「とりあえず、誰かが欠けることなくて、本当に良かったぜ」

普段とは違い、ルーフェイスも本気になって戦う。
それだけで大きく変わることは解っている。

しかし、これまでAランクモンスターと戦うことはあっても、基本的に四人で……最終的にはラガスが一人で倒す。
そういった流れが多かった。
だが、基本的に全員が一体ずつ対応するのは初。

そのため、ラガスは自分以外のメンバーがこれまでと比べて強くなっているのは解っていても、不安な気持ちが残っていた。

「えぇ、そうですね。本当にその通りです」

普段から慎重に動くメリルもラガスと同じく不安な気持ちを抱いていた。

そんな不安が消え、全員が安堵の表情を浮かべる中……当然のように固く閉ざされていた奥の扉から、カギが開くような音が聞こえた。

「「「「っ!!!!!」」」」

ボスモンスターと呼べる存在を討伐したことを考えれば、閉ざされていた扉が開いてもおかしくない。
通常時に考えれば、そりゃそうだよなとなる流れ。

しかし、全員無事に討伐して生き残ったとはいえ、Aランクモンスターという超強敵と戦ってた事もあり、四人は鍵が開く音が聞こえ……そこから何かが来るのではと勘繰ってしまった。

「……そ、そうか。門番? のモンスターを倒したんだから、奥の扉が開いただけ、か」

「えぇ……そのよう、ですね」

いきなり第二の門番が現れる、という事はなかった。
ただ、それでも四人は警戒心を解くことはなく、全てのビルネクトスケルトの素材を回収し終えた後、扉の奥へと入った。

「っっっっっっ………………は、ははは…………はは」

「これ、は…………なん、とも」

「い、いやぁ~~~~~~、こいつはぁ…………す、凄い、っすね」

「……………………………………多分、二度と……見れない?」

目の前の光景を見たラガスたちは、その光景に……ここ最近の人生で、もしくはこれまでの人生で一番と言っても過言ではない衝撃を受けた
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