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震える
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SIDE ラガス
今、目の前にある光景を見て……驚くなっていうのは、絶対に無理だ。
これまで何度も驚いてきたけど、学園に入学して、ハンターとして活動するようになってまだ歴は浅いけど……それでも、断言出来る。
今俺の目の前にある光景を見ればハンターとして、戦闘者としての経歴が長ければ長い人ほど、とんでもない衝撃を受ける。
「どうやら……俺たちの予想は、当たってたみたいだな」
「そのよう、ですね」
部屋の中心地には大きな魔法陣がある。
その中心に……地面にめり込む? 形で、ダンジョンコアと思わしき物があった。
だが、それは地面だけではなく、天井にもあった。
当然、天井にも同じ? 魔法陣が刻まれている。
そして二つのダンジョンコアに挟まれる形で……ばかデカい心臓が浮いている。
「…………は、はは……予想出来てたとはいえ、やっぱ驚くのってのは無理、だな」
「あの心臓は、何の心臓なのですか」
「Sランクのドラゴン、古竜の心臓だ」
「「「っ………………」」」
狼竜眼で視れるお陰で、間違えるわけがない。
今目の前で浮いている心臓は、古竜の……Sランクモンスターの心臓だ。
ったく、別に目の前に生きた古竜が居る訳じゃないのに、体が震えるほどの圧を感じる。
「ねぇ、ラガス。それじゃあ、周りの、奴は」
「周りの奴は…………多分、セルシアの予想通りだと思うぞ」
二つのダンジョンコアに一つのSランクモンスターの心臓だけではなく、その周囲を囲むように複数の心臓がぐるぐると動いている。
ぶっちゃけ、冷静になってみるとちょっと気持ち悪いが、心臓の主を知れば気持ち悪さよりも驚きの方が勝る。
「ラガスさん、周りに浮いてる心臓は、どれもAランクモンスターのやつってことっすか」
「そういう事だ。Aランクのドラゴンの物もあれば、それ以外のAランクモンスターの心臓もある」
心臓とダンジョンコアしかないが、一般人が目の前の光景を見たら失神するか失禁してそのままぶっ倒れてもおかしくないだろうな。
「これが、このダンジョンの原動力………………知ったからと言って、参考になる物ではなさそうですね」
「…………みたいだな」
部屋の中をぐるっと見たが、それらしい資料などは一つもない。
一応あるかもしれない情報を見逃さないように端から端まで移動して、壁にも何か仕掛けなどはないかと触って確認するが……特にこれといった仕掛けはなく、隠し部屋などもなかった。
「それじゃあ、後確認するのは……この台座だけだな」
魔法陣の前に一つだけある台座。
狼竜眼で調べても、あまり詳しい事が解らなかった。
「……けど、触って確認しないと始まらないよな~~~」
「ラガス坊ちゃま、私が」
「いや、良いよ。まず俺が触れてみる」
リーダーなんだから、こういう時にちゃんと動かないとな。
「ふぅーーーー……っし」
心を落ち着かせてから、そっと台座を触った。
すると、魔力を吸われた。
「っ!! …………?」
確かに、魔力を吸われた。
ただ、それだけだ。
吸われた魔力の量も別に大したことはない。
「…………これ以上、触ってても何もなさそうだな」
「みたいですね…………であれば、次は私が」
「一応気を付けろよ。少し魔力が吸われるからな」
「畏まりました」
二番目に触れたメリルも、俺と同じく魔力を吸われた。
ただそれだけで、他には何もなかった。
「んじゃ、次は俺が触れてみるっすね」
三番目にシュラが触れるも……俺たちと同じく魔力を吸われるだけで、特に何もなかった。
「次は、私」
最後にセルシアが触れるも、これまでと同じく少し魔力を吸われただけ。
四人とも魔力を吸われたが、それでも何かが起こることはなかった。
何が足りない、ってことか?
でも、四人とも触れて……あっ、そういう事か。
「まだ、ルーフェイスが触れてなかったな」
「ワゥ?」
ビルネクトスケルトと戦ったのは俺たちだけじゃなく、ルーフェイスもガッツリ参加してくれた。
足りなかったのは、ルーフェイスの魔力。
ルーフェイスが台座に触れると、俺たちと同じく魔力吸われた後……急に台座が輝きだした。
今、目の前にある光景を見て……驚くなっていうのは、絶対に無理だ。
これまで何度も驚いてきたけど、学園に入学して、ハンターとして活動するようになってまだ歴は浅いけど……それでも、断言出来る。
今俺の目の前にある光景を見ればハンターとして、戦闘者としての経歴が長ければ長い人ほど、とんでもない衝撃を受ける。
「どうやら……俺たちの予想は、当たってたみたいだな」
「そのよう、ですね」
部屋の中心地には大きな魔法陣がある。
その中心に……地面にめり込む? 形で、ダンジョンコアと思わしき物があった。
だが、それは地面だけではなく、天井にもあった。
当然、天井にも同じ? 魔法陣が刻まれている。
そして二つのダンジョンコアに挟まれる形で……ばかデカい心臓が浮いている。
「…………は、はは……予想出来てたとはいえ、やっぱ驚くのってのは無理、だな」
「あの心臓は、何の心臓なのですか」
「Sランクのドラゴン、古竜の心臓だ」
「「「っ………………」」」
狼竜眼で視れるお陰で、間違えるわけがない。
今目の前で浮いている心臓は、古竜の……Sランクモンスターの心臓だ。
ったく、別に目の前に生きた古竜が居る訳じゃないのに、体が震えるほどの圧を感じる。
「ねぇ、ラガス。それじゃあ、周りの、奴は」
「周りの奴は…………多分、セルシアの予想通りだと思うぞ」
二つのダンジョンコアに一つのSランクモンスターの心臓だけではなく、その周囲を囲むように複数の心臓がぐるぐると動いている。
ぶっちゃけ、冷静になってみるとちょっと気持ち悪いが、心臓の主を知れば気持ち悪さよりも驚きの方が勝る。
「ラガスさん、周りに浮いてる心臓は、どれもAランクモンスターのやつってことっすか」
「そういう事だ。Aランクのドラゴンの物もあれば、それ以外のAランクモンスターの心臓もある」
心臓とダンジョンコアしかないが、一般人が目の前の光景を見たら失神するか失禁してそのままぶっ倒れてもおかしくないだろうな。
「これが、このダンジョンの原動力………………知ったからと言って、参考になる物ではなさそうですね」
「…………みたいだな」
部屋の中をぐるっと見たが、それらしい資料などは一つもない。
一応あるかもしれない情報を見逃さないように端から端まで移動して、壁にも何か仕掛けなどはないかと触って確認するが……特にこれといった仕掛けはなく、隠し部屋などもなかった。
「それじゃあ、後確認するのは……この台座だけだな」
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狼竜眼で調べても、あまり詳しい事が解らなかった。
「……けど、触って確認しないと始まらないよな~~~」
「ラガス坊ちゃま、私が」
「いや、良いよ。まず俺が触れてみる」
リーダーなんだから、こういう時にちゃんと動かないとな。
「ふぅーーーー……っし」
心を落ち着かせてから、そっと台座を触った。
すると、魔力を吸われた。
「っ!! …………?」
確かに、魔力を吸われた。
ただ、それだけだ。
吸われた魔力の量も別に大したことはない。
「…………これ以上、触ってても何もなさそうだな」
「みたいですね…………であれば、次は私が」
「一応気を付けろよ。少し魔力が吸われるからな」
「畏まりました」
二番目に触れたメリルも、俺と同じく魔力を吸われた。
ただそれだけで、他には何もなかった。
「んじゃ、次は俺が触れてみるっすね」
三番目にシュラが触れるも……俺たちと同じく魔力を吸われるだけで、特に何もなかった。
「次は、私」
最後にセルシアが触れるも、これまでと同じく少し魔力を吸われただけ。
四人とも魔力を吸われたが、それでも何かが起こることはなかった。
何が足りない、ってことか?
でも、四人とも触れて……あっ、そういう事か。
「まだ、ルーフェイスが触れてなかったな」
「ワゥ?」
ビルネクトスケルトと戦ったのは俺たちだけじゃなく、ルーフェイスもガッツリ参加してくれた。
足りなかったのは、ルーフェイスの魔力。
ルーフェイスが台座に触れると、俺たちと同じく魔力吸われた後……急に台座が輝きだした。
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