万分の一の確率でパートナーが見つかるって、そんな事あるのか?

Gai

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話は耳にする

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「どうやら、本当にダンジョン化したようですね」

「みたいだな」

俺たちはまだカルパに残っていた。
元地下遺跡に関しては放置しており、未開拓地に関してはまだ探索してないエリアもあるが、訪れたばかりの時と比べて、本気で探索したいという気持ちはあまりない。

「……反応が薄いっすね、ラガスさん」

「そうなるんじゃないかって予想はしてたからな」

未開拓地を本気で探索はしないが、だからといってまだ次の目的地は決まっていない。
そのため、ここ最近は適当に未開拓地を探索するといった日々を続けていた。

元地下遺跡ほどではないが、生息しているモンスターはやはり他の地域に生息している個体よりも強く、Bランクモンスターも普通に生息しているため、戦う相手に困る事はない。

「やはり、挑もうとはしないのですね」

「あぁ……なんだよ。メリルはなんだかんだで挑戦したかったのか?」

「いえ。逆にラガス坊ちゃまが先日述べていた意見を取り消し、挑戦するのではないかと思っていたため、逆にホッとしました」

…………これまでの行動を考えると、全く反論出来ないな。

とにかく、ハンターギルドには素材売却のために毎日訪れてるから、ダンジョン擬きが正式にダンジョン化した話はチラホラと耳に入ってくる。

今回の話は正式に広まっていくだろうから、もっと多くのハンターが集まるだろうな。
ダンジョン化した場合、元々あった分の階層数がどう変化するのかは知らないけど、そのままになるなら百階以上になるからな……危険なことに変わりはないけど、ハンターからすれば涎が出るほど旨味のあるダンジョンに見えるか。

「未開拓地を、もっと、探索、する?」

「ん~~~~、あまり本気で探索しようとは思ってない。前も行ったとおり、しばらく休息を取りたいって思ってるからな」

休息を取りたいくせに未開拓地を探索してるって、休息になってないやんけってツッコまれそうだけど、全く体を動かしてないと、それはそれで……体が鈍ってしまうからな。

「ラガス坊ちゃまにもそういう感覚があって、私は安心しました」

「……そりゃどうも」

「ん~~~~、だったら久しぶりに鍛冶でもやろうかな」

「良いんじゃないか? 何か造るなら、いくらでも素材は渡すぞ」

ダンジョン擬きで討伐したモンスターの中でも質の高い素材はほぼぼ手元に残してるし、筋肉密度普通じゃないオーガの素材とかも、数体分ぐらいは手元に残してる。

「良いんすか? ぶっちゃけ、ハンターになってからは全然やってないんで、腕は無茶苦茶鈍ってますよ」

「構わない構わない。手元に残してるだけじゃ意味はないからな。存分に使ってくれ」

休息を取りたいってのは俺の意見だしな。
本当にそれぐらい全然構わない。

メリルは俺の休息を取りたいって考えに賛成してくれてるけど、シュラとセルシアはもっと動きたい戦いたい、だからな。

「セルシアも何かやりたいこととかあるか?」

「…………………………………………ラガスと、メリルも街に、残ってる、場合、ルーフェイスと一緒に、探索、してても、良い?」

じっくり考えたけど、特に何か新しくやりたい事は浮かばなかった感じか。

俺は全然構わないけど、メリルがなんて言うか。

「……どうなんだ、メリル」

「何故そこで私に話を振るのですか?」

「だって、そういうのを一番心配するのはメリルだろ」

「……否定はしませんが、セルシア様は未開拓地、地下遺跡を探索する中で一回りも二回りも強くなられました。未開拓地を侮っている訳ではありませんが、ルーフェイスと共に行動するのであれば、問題は無いかと」

メリルの言う通り、セルシアも確実に成長した。
本人は偶々だって否定するけど、ほぼ一人の力でAランクモンスターであるビルネクトスケルトンを討伐した。

その実績を考えれば、心配するだけ無駄と思って寧ろ当然。

セルシアの今後の予定にメリルも同意した訳だし、予定通りのんびりしよっと。
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