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休暇に、なる?
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「…………………………………中々思い付きませんね」
メリルはセルシからの問いである、休暇に相応しい場所を考えた。
どういった場所が相応しいかと、己の知識を並べるが……それらしい場所が思い当たらない。
(……正直なところ、ラガス坊ちゃまが休暇を取ろうと……しかも、長期休暇を取ろうとするとは思っていませんでしたから、あまりこれといった場所が思い付きませんね)
ハンターとして活動する。
それはラガスが幼い頃から決めていた進路。
そして、ラガスの幼い頃から傍にいるメリルは、主が基本的に動いていないと死んでしまうタイプの人間だと思っていた。
実際のところ、ラガスは現在休暇中ではあるが、完全に休んではない。
体が鈍らないように訓練場で体を動かし、その際にレグティスたちやアリクたちに声を掛けられれば、そのまま模擬戦を行ったりする。
宿にいても、大人しく読書をするなどではなく、適当にポーションや魔靴を造って過ごしている。
他人から見れば、それは本当に休んでいるのかとツッコまれそうだが、ラガスにとっては正真正銘の休暇である。
「…………確か、に……私も……思い付かない」
ラガスたちと楽しく冒険出来れば良い。
強敵と戦えれば良い……といったスタイルでハンターとして活動しているため、セルシアも休暇に相応しい場所というのが、パッと思い付かない。
「ん~~~~~………………そういえば、海という場所がリフレッシュする場所に丁度良いと聞いたことがあります」
「海……海…………全部、水で、でも……水が、塩辛い、場所?」
「その様ですね。場所によっては、とても透明度が高く、そういった場所に浮いてるだけでも心が落ち着くとか」
「なる、ほど?」
「それに、海が近くにあれば、新鮮な魚や貝などが食べられますね」
「っ!! それは、確かに、リフレッシュ……出来る、かも」
セルシアは特別グルメなタイプではないが、それでも新鮮な魚や貝が食べられるというのは、非常に魅力的に思えた。
(は、はは。やっぱり反応するのはそこですか)
新鮮な魚や貝。
その情報を聞けば、ラガスやシュラも同じような反応をするのが容易に想像出来る。
とはいえ、食という楽しみを満喫するという休暇があっても悪くはない。
(食欲は、人間が生きていく中でも重要な欲と言いますからね)
ぶっちゃけな話、メリルとしても新鮮な魚や貝……まだ食べたことがないそれらは、是非とも食べてみたい。
ただ、メリルはここで重要なことを思い出した。
(っ、待ってください……海という場所に行くという事は、海に生息するモンスターと戦うことに、なるのでは?)
あくまで、休暇がメインでありたい。
しかし、今回長期休暇を実行すると宣言したラガスも、まだ戦ったことがないモンスターなどがいるとなれば、喜んで倒しに行く可能性が高い。
当然、セルシアとシュラもその気になり、休暇よりも対海のモンスターがメインになってしまいかねない。
(ど、どこか……どこか別の場所は……………………くっ!!! ここでそういった事に関する知識不足に悩まされるとは!!!)
再度頭をフル回転させ、記憶を掘り返して海以外に休暇に適した場所はないかと考えるも、全く思い付かない。
「海…………良い、ね。でも、海に行く、なら……泳げないと、だよね」
「え? あ、あぁ。そうですね」
「……直ぐに、泳げる、様に、なるかな?」
セルシアの実家は、間違いなく金持ちである。
しかし、ラガスの前世基準の金持ちたちの様に、豪華な家には大体付いているプールが標準施設ではない。
寧ろ、この世界にはまだプールという概念が殆ど出来上がっていない。
「………………自由自在に泳げるようには、中々時間がかかるかもしれませんね」
「やっぱり、そう、だよね」
自由自在に泳げるか。
その内容次第では、海が近くにある街に移動しても、しっかり休暇になるかもしれないと……ほんの少し希望を抱くメリルだった。
メリルはセルシからの問いである、休暇に相応しい場所を考えた。
どういった場所が相応しいかと、己の知識を並べるが……それらしい場所が思い当たらない。
(……正直なところ、ラガス坊ちゃまが休暇を取ろうと……しかも、長期休暇を取ろうとするとは思っていませんでしたから、あまりこれといった場所が思い付きませんね)
ハンターとして活動する。
それはラガスが幼い頃から決めていた進路。
そして、ラガスの幼い頃から傍にいるメリルは、主が基本的に動いていないと死んでしまうタイプの人間だと思っていた。
実際のところ、ラガスは現在休暇中ではあるが、完全に休んではない。
体が鈍らないように訓練場で体を動かし、その際にレグティスたちやアリクたちに声を掛けられれば、そのまま模擬戦を行ったりする。
宿にいても、大人しく読書をするなどではなく、適当にポーションや魔靴を造って過ごしている。
他人から見れば、それは本当に休んでいるのかとツッコまれそうだが、ラガスにとっては正真正銘の休暇である。
「…………確か、に……私も……思い付かない」
ラガスたちと楽しく冒険出来れば良い。
強敵と戦えれば良い……といったスタイルでハンターとして活動しているため、セルシアも休暇に相応しい場所というのが、パッと思い付かない。
「ん~~~~~………………そういえば、海という場所がリフレッシュする場所に丁度良いと聞いたことがあります」
「海……海…………全部、水で、でも……水が、塩辛い、場所?」
「その様ですね。場所によっては、とても透明度が高く、そういった場所に浮いてるだけでも心が落ち着くとか」
「なる、ほど?」
「それに、海が近くにあれば、新鮮な魚や貝などが食べられますね」
「っ!! それは、確かに、リフレッシュ……出来る、かも」
セルシアは特別グルメなタイプではないが、それでも新鮮な魚や貝が食べられるというのは、非常に魅力的に思えた。
(は、はは。やっぱり反応するのはそこですか)
新鮮な魚や貝。
その情報を聞けば、ラガスやシュラも同じような反応をするのが容易に想像出来る。
とはいえ、食という楽しみを満喫するという休暇があっても悪くはない。
(食欲は、人間が生きていく中でも重要な欲と言いますからね)
ぶっちゃけな話、メリルとしても新鮮な魚や貝……まだ食べたことがないそれらは、是非とも食べてみたい。
ただ、メリルはここで重要なことを思い出した。
(っ、待ってください……海という場所に行くという事は、海に生息するモンスターと戦うことに、なるのでは?)
あくまで、休暇がメインでありたい。
しかし、今回長期休暇を実行すると宣言したラガスも、まだ戦ったことがないモンスターなどがいるとなれば、喜んで倒しに行く可能性が高い。
当然、セルシアとシュラもその気になり、休暇よりも対海のモンスターがメインになってしまいかねない。
(ど、どこか……どこか別の場所は……………………くっ!!! ここでそういった事に関する知識不足に悩まされるとは!!!)
再度頭をフル回転させ、記憶を掘り返して海以外に休暇に適した場所はないかと考えるも、全く思い付かない。
「海…………良い、ね。でも、海に行く、なら……泳げないと、だよね」
「え? あ、あぁ。そうですね」
「……直ぐに、泳げる、様に、なるかな?」
セルシアの実家は、間違いなく金持ちである。
しかし、ラガスの前世基準の金持ちたちの様に、豪華な家には大体付いているプールが標準施設ではない。
寧ろ、この世界にはまだプールという概念が殆ど出来上がっていない。
「………………自由自在に泳げるようには、中々時間がかかるかもしれませんね」
「やっぱり、そう、だよね」
自由自在に泳げるか。
その内容次第では、海が近くにある街に移動しても、しっかり休暇になるかもしれないと……ほんの少し希望を抱くメリルだった。
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