万分の一の確率でパートナーが見つかるって、そんな事あるのか?

Gai

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これで良いだろ?

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「さて、次は武器だな」

「………………」

「おい、メリル。なんつー顔してんだ」

無事? 水着とマジックアイテムを買い終えた。

ただ、何故か店から出る……少し前ぐらいから、メリルが珍しく超落ち込んでいた。
相談せず結構良い値段がするマジックアイテムを購入した件を怒ってる……って訳じゃなさそうだよな。

「申し訳、ありません」

「……なんでいきなり謝るんだよ」

「買い物に多大な時間を掛けてしまいました」

「いや、まぁ……うん。でも、別にそんな事」

「メイドとしては、気にします。ラガス坊ちゃまに……シュラにも、面倒な時間を過ごさせてしまったのですから」

……こんなにそういう事、気にするタイプだったっけ?

「確かに面倒な時間だったよな~~~」

「うっ!!!」

シュラ…………もしかして、普段色々と言われてるから、ここぞとばかり刺そうとしてる?
そりゃ本音を言うなら時間が掛かったとは思うけど、そんな……こう、時間感覚イカれてるのかって感じるほどではなかっただろ。

「……申し訳ありません、ラガス坊ちゃま」

「メリル、別にそんな気にしてないって」

「しかし、男性には女性の長時間な買い物時間を理解出来ないと聞いています。加えて、その時間の意味が解らず、苦痛であると」

う、う~~~~~~ん……前世では、そんな話をチラホラと聞いたことがあるような。
つっても……悲しい事に、前世でそういう経験をしたことがないから、なんとも言えない。

ていうか、そういう考えはこの世界にも…………そりゃそうか、あるにはあるか。

「あの店にマジックアイテムが売ってなかったら、超苦痛だったかもしれないっすね、ラガスさん」

「うぐっ!!!!!!」

「はぁ~~~~、シュラ。もうその辺にしとけ。別に俺はそんな気にしてないんだから、メリル」

「しかし……」

「……ラガス、シュラ。ごめん、ね?」

「うっ!!!! い、いや、その……あれですよ。セルシア様のことをあれこれ言ってる訳じゃなくて」

「でも、私も、のんびり、買い物、したよ」

「そ、それはそうっすね……はい」

……ふ、ふふふ……シュラ、その流れは、あまりにも面白過ぎるって。

一応こういう時だからこそ、メリルをつつきたくなるのは解るけども。

「とりあえず、二人とも俺は気にしてないから」

「いえ、それでも私はラガス坊ちゃまのメイドですので……」

「…………オッケーオッケー。解ったよ」

「ラガス坊ちゃ、まっ!!!!!?????」

このままだと、今日の間はずっとテンションが下がったままな気がしたので、とりあえず額に多少の力を込めてデコピンをぶちかました。

「罰は与えた。だからもう済んだ。これで良いだろ」

「~~~~~~っっっ……は、はい。ありがとうございます」

うん、このやり取りだけ見ると、メリルが物凄くドMなメイドに思われるな。

「はは、良い音したな~~~。それで、次は武器っすよね」

「あぁ、そうだな」

「……水中用の武器は、大剣意外にした方が良いっすかね」

「? どうしてだ」

「いや、ただでさえ水中で生息してるモンスターは割と速いらしいし、水中専用での大剣だと振り遅れるんじゃないかと思って」

そういう風に考えてしまうのは、一理ある。
シュラの腕力なら関係無いんじゃないかって思えなくもないけど、慣れてない場所で戦うってなると、考えてしまう内容か。

「…………店に、水中専用の大剣が売ってなかったら、そうした方が良いかもな」

「売ってなかったら?」

「あぁ。売ってたら、それは水中専でも大剣の需要があるってことになるだろ」

「それは……そうなんすかね?」

「そういう事だ。それに、どうせなら水中専用の武器は一通り買えば良いだけだ。なっ、メリル」

「うっ!! ……えぇ。それでも、構わないかと」

ちょっとミスに付け入る形だけど、ぶっちゃけ水中だと別の方が使いやすいってなるかもしれないから、どちらにしろこっそり買おうとは思ってた。

んじゃ、買う前にさっさと良い武器屋を見つけないとな。
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