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広まっててもおかしくない
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青い……なんというか、全体的に青いな。
露天で焼いた貝を売ってる店主から教えてもらったお勧めの武器屋に来たんだが、店内に置かれている武器の大半が青い。
「青い、ですね」
「おぅ…………だな」
「青いっすね~~~~」
「うん……青い」
超単純過ぎるけど、そういった感想しか出てこない。
水属性や氷属性の武器や防具は基本的に青いので、青色の武器を見たことがないという訳じゃないけど……さすが主に水中専用の武器を売ってる店か。
「へへ、青い武器が珍しいかい、兄ちゃんたち」
すると、店番をしてるであろう気の良さそうなお兄さんが声を掛けてきた。
「えぇ、そうですね。置いてある武器が、ここまで青いのは初めてです」
「そうかいそうかい。ってことは、最近パイラーデスに来たんだな」
「はい。基本的にのんびりと休暇を楽しもうと思ってるんですけど、その内に海に潜ろうとも思ってるんで」
「なるほどね。それなら、うちの店に来て正解だぜ。うちの親方は普通の武器を造るのも上手いが、水中専用の武器を造るのが超上手いからな」
……うん。店に置かれてる商品を視る限り、その言葉が本当であると解る。
「…………みてぇだな」
鍛冶を趣味とするからか、鑑定のアビリティを持っていなくとも、シュラも把握出来るみたいだな。
「ロングソードに短剣、槍に戦斧……大剣まで、本当に一通りの水中専用武器を造れるんですね」
「親方が造る中だと、一番戦斧らしいけどね。兄ちゃんたちは…………あれかな。そっちの鬼人族の兄ちゃんは戦斧
を使えそうだな」
「あぁ、そうだな……戦斧か…………まぁ、ありではあるか」
「鬼人族の兄ちゃんなら、メイン武器じゃなくても上手く使えると思うぜ……って…………? なぁ、兄ちゃんたちはあれか……結構遠い街から移動して来たんか?」
「はい」
「…………その街って、もしかして、カルパって街か?」
「え、えぇ。そうですけど……よく分かりましたね」
別に現地生まれの人間って訳じゃないから、カルパ生まれの雰囲気? みたいなものはないと思うんだけどな。
「なぁ、もしかして兄ちゃんがパーティーのリーダーで、ティールって名前のハンターか?」
「は、はい。そうですけど」
「………………ちょ、ちょっと待っててくれ!!!!」
なんでそこまで知ってるんだと訊く前に、店の奥へ行ってしまった。
「…………あの人、なんで解ったんだ?」
「おそらくですが、鬼人族の男性であるシュラがいて、一目で貴族令嬢と解る気品を持つセルシア様がいます」
「あぁ~~~、なるほど……確かに、そう簡単にいる内容のパーティーではない、か」
「その通りかと。加えて、あの店員の方……多少なりとも、戦闘に関する知識を有しているかと」
俺たちが全員年齢以上の実力を有してるから、もしかしたらって思えたってことか。
「ふ~~~~ん。けど、あれだな。本当にカルパからパイラーデスまで結構距離があるのに、よく情報が届いてるもんだな」
「シュラ、私たちがカルパで活動を始めたのは、数か月も前の話よ。未開拓地で多くのモンスターを討伐。複数のBランクモンスターも討伐してる。そして地下遺跡での探索も開始し、Aランクモンスターまで討伐している。それらの内容を考えれば、カルパの中だけではなく他の街へ……そのまた他の街へ情報が点々としてもおかしくないでしょ」
「それは……そうか、そういうもんか」
元地下遺跡の際に、最下層の最奥の部屋に陣取ってたモンスターの討伐に関しては基本的に知られてないが、メリルの言う通りそれ以外の内容だけでも……十分カルパの外まで伝わってもおかしくない、か。
「加えて、カルパから私たちと同じように休暇を楽しむために、パイラーデスに訪れたハンターがいる可能性も高い」
「そのハンターたちが俺らの話を零したって訳か」
何故パイラーデスの鍛冶師見習い? が俺たちのことを知ってるかについて話し合ってると、さっきのお兄さんと……いかにも漁師? って感じのおじさん……いや、おじいさんが現れた。
露天で焼いた貝を売ってる店主から教えてもらったお勧めの武器屋に来たんだが、店内に置かれている武器の大半が青い。
「青い、ですね」
「おぅ…………だな」
「青いっすね~~~~」
「うん……青い」
超単純過ぎるけど、そういった感想しか出てこない。
水属性や氷属性の武器や防具は基本的に青いので、青色の武器を見たことがないという訳じゃないけど……さすが主に水中専用の武器を売ってる店か。
「へへ、青い武器が珍しいかい、兄ちゃんたち」
すると、店番をしてるであろう気の良さそうなお兄さんが声を掛けてきた。
「えぇ、そうですね。置いてある武器が、ここまで青いのは初めてです」
「そうかいそうかい。ってことは、最近パイラーデスに来たんだな」
「はい。基本的にのんびりと休暇を楽しもうと思ってるんですけど、その内に海に潜ろうとも思ってるんで」
「なるほどね。それなら、うちの店に来て正解だぜ。うちの親方は普通の武器を造るのも上手いが、水中専用の武器を造るのが超上手いからな」
……うん。店に置かれてる商品を視る限り、その言葉が本当であると解る。
「…………みてぇだな」
鍛冶を趣味とするからか、鑑定のアビリティを持っていなくとも、シュラも把握出来るみたいだな。
「ロングソードに短剣、槍に戦斧……大剣まで、本当に一通りの水中専用武器を造れるんですね」
「親方が造る中だと、一番戦斧らしいけどね。兄ちゃんたちは…………あれかな。そっちの鬼人族の兄ちゃんは戦斧
を使えそうだな」
「あぁ、そうだな……戦斧か…………まぁ、ありではあるか」
「鬼人族の兄ちゃんなら、メイン武器じゃなくても上手く使えると思うぜ……って…………? なぁ、兄ちゃんたちはあれか……結構遠い街から移動して来たんか?」
「はい」
「…………その街って、もしかして、カルパって街か?」
「え、えぇ。そうですけど……よく分かりましたね」
別に現地生まれの人間って訳じゃないから、カルパ生まれの雰囲気? みたいなものはないと思うんだけどな。
「なぁ、もしかして兄ちゃんがパーティーのリーダーで、ティールって名前のハンターか?」
「は、はい。そうですけど」
「………………ちょ、ちょっと待っててくれ!!!!」
なんでそこまで知ってるんだと訊く前に、店の奥へ行ってしまった。
「…………あの人、なんで解ったんだ?」
「おそらくですが、鬼人族の男性であるシュラがいて、一目で貴族令嬢と解る気品を持つセルシア様がいます」
「あぁ~~~、なるほど……確かに、そう簡単にいる内容のパーティーではない、か」
「その通りかと。加えて、あの店員の方……多少なりとも、戦闘に関する知識を有しているかと」
俺たちが全員年齢以上の実力を有してるから、もしかしたらって思えたってことか。
「ふ~~~~ん。けど、あれだな。本当にカルパからパイラーデスまで結構距離があるのに、よく情報が届いてるもんだな」
「シュラ、私たちがカルパで活動を始めたのは、数か月も前の話よ。未開拓地で多くのモンスターを討伐。複数のBランクモンスターも討伐してる。そして地下遺跡での探索も開始し、Aランクモンスターまで討伐している。それらの内容を考えれば、カルパの中だけではなく他の街へ……そのまた他の街へ情報が点々としてもおかしくないでしょ」
「それは……そうか、そういうもんか」
元地下遺跡の際に、最下層の最奥の部屋に陣取ってたモンスターの討伐に関しては基本的に知られてないが、メリルの言う通りそれ以外の内容だけでも……十分カルパの外まで伝わってもおかしくない、か。
「加えて、カルパから私たちと同じように休暇を楽しむために、パイラーデスに訪れたハンターがいる可能性も高い」
「そのハンターたちが俺らの話を零したって訳か」
何故パイラーデスの鍛冶師見習い? が俺たちのことを知ってるかについて話し合ってると、さっきのお兄さんと……いかにも漁師? って感じのおじさん……いや、おじいさんが現れた。
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