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せっかくの休暇なのに
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「ラガス……ラガス」
「ん? セルシアか。どうかしたか?」
「どうしたもこうも、ラガスさんたちはずっと寝たままで良いんすか?」
「……もしかしなくても、もう昼過ぎか」
「そうっすよ」
別に思いっきり寝てたことに後悔とかないけど、確かにせっかくビーチに来てる寝るだけってのは……ちょっとあれか。
「……メリル」
「えぇ、起きてますよ」
「んじゃ、俺らもちょっと行くか」
「…………そうですね。全く体を動かさないというのもよろしくないでしょうし」
「うし。ルーフェイス、お前はどうする?」
『ん~~~~~……人が多いし、今は良いかな。多分、ラガスたち以外の人が驚いちゃうだろうし』
それもそうか。
説明しても、思いっきり楽しめない人はいるかもな。
ルーフェイスを残し、多少眠気が残る体を引きずって、久しぶりに……本当に久しぶりに海に足を踏み入れた。
「っ、ふぅーーー……これぐらいなら、まぁ……なんとかなるかな」
「そうですね。とはいえ場所が、深さが変わればその辺りも変わるようなので、冷たさに対する対策もしておいた方が良いかもしれませんね」
冷たさの変化か。
そういえば、深さによって変化するもんだった、か?
不味いな、そこら辺の知識が全くない。
「ラガスさん! 思いっきり泳ぎましょう!!」
「……そうだな」
そういうのを考えるのは後にして、久しぶりに泳ごう。
海中に全身を浸かるも、冷たさを感じるのはほんの一瞬。
直ぐに慣れて、適当に泳ぎ始める。
「おぉ~~~、むっちゃすいすい泳ぐじゃないっすか!!!」
「うん。物凄く、すいすい」
「えぇ……本当に素晴らしいですね。まるで、がっつりと泳いだ経験があるようです」
…………なんか不穏な言葉が聞こえたけど、無視。
単純に透明度がそれなりにあるから動きやすいってのもあるな。
でも、モンスターが現れる場所ってなると…………いや、待てよ。
そういえばこの世界の海ってどうなってるんだ?
前世だと、綺麗な海とそうじゃない海の差って結構あるけど、それってゴミの量とかが問題になってるから、だったか?
この世界のゴミは………………ヤバい、せっかくバカンスに、休暇に来てるのに頭が痛くなってきた。
まぁ、深い場所だと自然と……あれだ。太陽の光が届かなくなって、暗くなるんだったか?
そうなると、やっぱり明かりを……それはあれか、俺のライトボールで済ませれば良いか。
つっても、そうなると海中に生息してるモンスターからすれば、一方的にこっちの姿が解るようになるのか。
ん~~~~~~……水中戦、海中戦って考えなきゃいけないことが多いな。
「ふぅ~~~~」
「随分と海中を器用に泳いでいましたね」
「なんとなく出来ただけだよ」
「つまり、ラガス坊ちゃまは泳ぎの天才だと」
「いや、なんでそうなるんだよ。ほら、とにかくメリルも泳ごうぜ」
「……泳ぎになれば良いのですが」
何を言ってるんだ? と思ったが、直ぐに解った。
なんていうか、泳ぐのって身体能力があればどうにかなるって訳じゃないんだな。
シュラとセルシアの動きも見て、それがよ~~~く解った。
「これで、解りましたか。ラガス坊ちゃまは、泳ぎの天才だと」
「いや、うん……まぁ、センスはあるのかもしれないな」
遊泳のアビリティがどういう条件で手に入るのか解らないけど、とりあえず海上でも海中でも泳げるようにならないとだよな。
「そんなセンスがあるラガス坊ちゃまから、何か良いアドバイスはないのですか」
「なんか棘があるような気がするんだけど」
「気のせいですよ」
「そうか…………ん~~~、アドバイスか……」
アドバイス、アドバイス………………どうしよう、全くこういう感じで泳げば良いんじゃないかって内容が思い浮かばない。
「…………」
「どうやら、泳ぎに関しては言語化できないタイプの天才なようですね」
「いや、やっぱ棘あり過ぎだろ」
アドバイス内容が思い付かないのは申し訳ないと思うが、そこまで言わんでも良いだろ!!!
「ん? セルシアか。どうかしたか?」
「どうしたもこうも、ラガスさんたちはずっと寝たままで良いんすか?」
「……もしかしなくても、もう昼過ぎか」
「そうっすよ」
別に思いっきり寝てたことに後悔とかないけど、確かにせっかくビーチに来てる寝るだけってのは……ちょっとあれか。
「……メリル」
「えぇ、起きてますよ」
「んじゃ、俺らもちょっと行くか」
「…………そうですね。全く体を動かさないというのもよろしくないでしょうし」
「うし。ルーフェイス、お前はどうする?」
『ん~~~~~……人が多いし、今は良いかな。多分、ラガスたち以外の人が驚いちゃうだろうし』
それもそうか。
説明しても、思いっきり楽しめない人はいるかもな。
ルーフェイスを残し、多少眠気が残る体を引きずって、久しぶりに……本当に久しぶりに海に足を踏み入れた。
「っ、ふぅーーー……これぐらいなら、まぁ……なんとかなるかな」
「そうですね。とはいえ場所が、深さが変わればその辺りも変わるようなので、冷たさに対する対策もしておいた方が良いかもしれませんね」
冷たさの変化か。
そういえば、深さによって変化するもんだった、か?
不味いな、そこら辺の知識が全くない。
「ラガスさん! 思いっきり泳ぎましょう!!」
「……そうだな」
そういうのを考えるのは後にして、久しぶりに泳ごう。
海中に全身を浸かるも、冷たさを感じるのはほんの一瞬。
直ぐに慣れて、適当に泳ぎ始める。
「おぉ~~~、むっちゃすいすい泳ぐじゃないっすか!!!」
「うん。物凄く、すいすい」
「えぇ……本当に素晴らしいですね。まるで、がっつりと泳いだ経験があるようです」
…………なんか不穏な言葉が聞こえたけど、無視。
単純に透明度がそれなりにあるから動きやすいってのもあるな。
でも、モンスターが現れる場所ってなると…………いや、待てよ。
そういえばこの世界の海ってどうなってるんだ?
前世だと、綺麗な海とそうじゃない海の差って結構あるけど、それってゴミの量とかが問題になってるから、だったか?
この世界のゴミは………………ヤバい、せっかくバカンスに、休暇に来てるのに頭が痛くなってきた。
まぁ、深い場所だと自然と……あれだ。太陽の光が届かなくなって、暗くなるんだったか?
そうなると、やっぱり明かりを……それはあれか、俺のライトボールで済ませれば良いか。
つっても、そうなると海中に生息してるモンスターからすれば、一方的にこっちの姿が解るようになるのか。
ん~~~~~~……水中戦、海中戦って考えなきゃいけないことが多いな。
「ふぅ~~~~」
「随分と海中を器用に泳いでいましたね」
「なんとなく出来ただけだよ」
「つまり、ラガス坊ちゃまは泳ぎの天才だと」
「いや、なんでそうなるんだよ。ほら、とにかくメリルも泳ごうぜ」
「……泳ぎになれば良いのですが」
何を言ってるんだ? と思ったが、直ぐに解った。
なんていうか、泳ぐのって身体能力があればどうにかなるって訳じゃないんだな。
シュラとセルシアの動きも見て、それがよ~~~く解った。
「これで、解りましたか。ラガス坊ちゃまは、泳ぎの天才だと」
「いや、うん……まぁ、センスはあるのかもしれないな」
遊泳のアビリティがどういう条件で手に入るのか解らないけど、とりあえず海上でも海中でも泳げるようにならないとだよな。
「そんなセンスがあるラガス坊ちゃまから、何か良いアドバイスはないのですか」
「なんか棘があるような気がするんだけど」
「気のせいですよ」
「そうか…………ん~~~、アドバイスか……」
アドバイス、アドバイス………………どうしよう、全くこういう感じで泳げば良いんじゃないかって内容が思い浮かばない。
「…………」
「どうやら、泳ぎに関しては言語化できないタイプの天才なようですね」
「いや、やっぱ棘あり過ぎだろ」
アドバイス内容が思い付かないのは申し訳ないと思うが、そこまで言わんでも良いだろ!!!
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