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狙われてる?
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「んじゃ、また後でな」
「ういっす!!!!」
ある程度泳いだ後、水弾で海水を流して、日向ぼっこ場所へと戻る。
もしかしたらとは思ってたけど、そう簡単に遊泳のアビリティは手に入らなかった。
まぁ、そこまで本気で海中戦をメインに活動しようとは思ってないから良いんだけど。
『海はもう良いの?』
『あぁ。それなりに泳いだし、もう少し日向ぼっこしたいと思ってな』
パイラーデスに来た主な目的は休暇。
海中を泳ぐぐらいなら休暇になるかもしれないけど、やっぱり今のところ、こうして海辺での日向ぼっこ……日光浴をしてる時間が、一番休んでるって気がする。
「はぁ~~~~~、最高だぜ~~~~~~」
『……ねぇ、ラガス』
『ん? どうした、ルーフェイス』
『さっきから、チラチラ見られてると思うよ』
…………楽しい気持ちを声に出し過ぎたか?
『怪しい連中が、とかじゃなくか?』
『う~~~ん……多分、怪しい人達じゃないと思うよ。だって、ラガスに視線を向けてるの、女の人ばかりだし』
女の人が俺に視線を?
……今は海パン一丁の姿だから、特に金を持ってそうな姿をしてないと思うんだけど。
『どういう類の視線だ?』
『えっと…………気になってたり、狙ってたりとか?』
気になったり狙ってたり……もしかしなくても、ルーフェイスという明らかに普通ではない巨狼と一緒にいるから、金を持ってそうに見えるのか?
それとも、逆ナンか?
確かに前世と比べれば良い顔に生まれてきたとは思うけど、これまで出会ってきたトップイケメンたちと比べれば、大したことはないと思うんだが。
『ルーフェイス、なんで狙われてると思う』
『ん~~~~~……よく解らないけど、もしかしたらラガスが狙いやすいって、思われてるのかな』
狙いやすい、か。
今は一人でいるけど……他にビーチにいるイケメンたちと比べれば、俺の顔面偏差値は間違いなく劣ってると思うんだが。
いや、あれか。
イケメン過ぎないから、寧ろ狙いやすい、とかか?
「…………よく解らんな」
『だよね~~~~』
女性から狙われるって経験がなかったから、どういう状況なのか理解出来ん。
あれか、これがまともに社交界で生きようとしなかったデメリットか。
『? ……ラガス、一人の女の人が……いや、後ろに複数人? ラガスの方に来てるよ』
『複数人? …………複数人??? なんでだ?」
『解らないけど、一番前の人は……ラガスの知り合い、なんじゃないかな』
『女性の知り合い……いないことはないと思うが、こういう場所で出会う人に心当たりがないな』
誰だ誰だと考えていると、俺の体に影が覆いかぶさる。
「久しぶりですわね」
「……………………知り合いって、お前のことかよ」
近寄ってきた人物の正体は、学生時代同じ王都にある女学院の生徒で同年代のイーリス・リザードだった。
「なんなんですの、その表情は」
「別に。せっかく気持ちよく日光浴してたのに、面倒な奴が来たなって思っただけだよ」
「なんですって!!!!」
初対面から三年ほど経過してるが、俺の中でこの女は相変わらず面倒な人間に認定のまま。
「久しぶりなのに随分なご挨拶ですわね!!」
「そりゃどうも。それで、なんで俺に声を掛けてきたんだよ」
今のこいつの表情を考えれば、久しぶりに見かけたからといって、自ら声を掛けてきたとは思えない。
「私の意思じゃありませんわ。ただ、私の同僚たちがあなたと話してみたいらしいですわ」
奥の方に目を向けると、ルーフェイスの言っていた複数の女性陣がいた。
なんと言うか、うん…………全員整ってるな。
「っ!!!!!!」
「なっ!? い、いったい何をしてますの」
「いや、なんでも」
目の前のイーリスも含め、全員が水着姿だからか、思考がピンクに染まりそうになったので、とりあえず一回ビンタして心頭滅却、煩悩退散しただけだ。
「ういっす!!!!」
ある程度泳いだ後、水弾で海水を流して、日向ぼっこ場所へと戻る。
もしかしたらとは思ってたけど、そう簡単に遊泳のアビリティは手に入らなかった。
まぁ、そこまで本気で海中戦をメインに活動しようとは思ってないから良いんだけど。
『海はもう良いの?』
『あぁ。それなりに泳いだし、もう少し日向ぼっこしたいと思ってな』
パイラーデスに来た主な目的は休暇。
海中を泳ぐぐらいなら休暇になるかもしれないけど、やっぱり今のところ、こうして海辺での日向ぼっこ……日光浴をしてる時間が、一番休んでるって気がする。
「はぁ~~~~~、最高だぜ~~~~~~」
『……ねぇ、ラガス』
『ん? どうした、ルーフェイス』
『さっきから、チラチラ見られてると思うよ』
…………楽しい気持ちを声に出し過ぎたか?
『怪しい連中が、とかじゃなくか?』
『う~~~ん……多分、怪しい人達じゃないと思うよ。だって、ラガスに視線を向けてるの、女の人ばかりだし』
女の人が俺に視線を?
……今は海パン一丁の姿だから、特に金を持ってそうな姿をしてないと思うんだけど。
『どういう類の視線だ?』
『えっと…………気になってたり、狙ってたりとか?』
気になったり狙ってたり……もしかしなくても、ルーフェイスという明らかに普通ではない巨狼と一緒にいるから、金を持ってそうに見えるのか?
それとも、逆ナンか?
確かに前世と比べれば良い顔に生まれてきたとは思うけど、これまで出会ってきたトップイケメンたちと比べれば、大したことはないと思うんだが。
『ルーフェイス、なんで狙われてると思う』
『ん~~~~~……よく解らないけど、もしかしたらラガスが狙いやすいって、思われてるのかな』
狙いやすい、か。
今は一人でいるけど……他にビーチにいるイケメンたちと比べれば、俺の顔面偏差値は間違いなく劣ってると思うんだが。
いや、あれか。
イケメン過ぎないから、寧ろ狙いやすい、とかか?
「…………よく解らんな」
『だよね~~~~』
女性から狙われるって経験がなかったから、どういう状況なのか理解出来ん。
あれか、これがまともに社交界で生きようとしなかったデメリットか。
『? ……ラガス、一人の女の人が……いや、後ろに複数人? ラガスの方に来てるよ』
『複数人? …………複数人??? なんでだ?」
『解らないけど、一番前の人は……ラガスの知り合い、なんじゃないかな』
『女性の知り合い……いないことはないと思うが、こういう場所で出会う人に心当たりがないな』
誰だ誰だと考えていると、俺の体に影が覆いかぶさる。
「久しぶりですわね」
「……………………知り合いって、お前のことかよ」
近寄ってきた人物の正体は、学生時代同じ王都にある女学院の生徒で同年代のイーリス・リザードだった。
「なんなんですの、その表情は」
「別に。せっかく気持ちよく日光浴してたのに、面倒な奴が来たなって思っただけだよ」
「なんですって!!!!」
初対面から三年ほど経過してるが、俺の中でこの女は相変わらず面倒な人間に認定のまま。
「久しぶりなのに随分なご挨拶ですわね!!」
「そりゃどうも。それで、なんで俺に声を掛けてきたんだよ」
今のこいつの表情を考えれば、久しぶりに見かけたからといって、自ら声を掛けてきたとは思えない。
「私の意思じゃありませんわ。ただ、私の同僚たちがあなたと話してみたいらしいですわ」
奥の方に目を向けると、ルーフェイスの言っていた複数の女性陣がいた。
なんと言うか、うん…………全員整ってるな。
「っ!!!!!!」
「なっ!? い、いったい何をしてますの」
「いや、なんでも」
目の前のイーリスも含め、全員が水着姿だからか、思考がピンクに染まりそうになったので、とりあえず一回ビンタして心頭滅却、煩悩退散しただけだ。
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