万分の一の確率でパートナーが見つかるって、そんな事あるのか?

Gai

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成長してる

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「まぁ、そうだな。一応戦り合ったよ」

Aランクモンスターと戦ったのかというイーリスの質問に対し、なんとなく証拠? を持たれてそうなので、下手に隠すのを止めた。

「「「「「っ!!!???」」」」」

「ふぅーーーーーー…………死にたがりですの?」

「違ぇよ。ただ、戦れると思ったから戦っただけだ」

言いたい事は解るよ。
どう考えてもハンターとして活動を始めて、一年目に戦う強さのモンスターじゃねぇって言いたいんだろ。

「学生の時点で、Bランクのモンスターと戦ってたんだ。卒業してからその上のAランクモンスターと戦ってもおかしくないだろ」

「一応私も……あぁ、そうですわね。学生の頃、あなたは……三本角のオーガジェネラルを討伐していましたわね」

「そうだな」

一年の時の実習? で討伐したBランク? のモンスターだったか。
また懐かしいモンスターだな……うん、あのオーガは本当に強かったな。

「……いえ、だからといっても、直ぐにAランクモンスターに挑むのは危険が過ぎるというものですわ」

イーリスの言葉に、同僚の方々は全力で頷く。

そうなのかもしれないけど、俺の場合は他のハンターたちと違って、事情が違うからな。

「俺らには、ルーフェイスがいるからな」

「そちらの巨狼のことですわよね」

「そうだ。確かに、正真正銘のAランクモンスターとは学生の頃、戦り合ったことはなかった。だからこそ、やっぱり緊張感はあったし、手札を隠して様子見とかも出来なかった。けど、ルーフェイスがいたからこそ、思い切って挑めたんだ」

「なるほど………………それで、何体ほどと戦いましたの」

こいつ、そこまで情報を持ってるのか?
単に感が鋭いだけっていうのもあるかもしれないけど……まっ、そこまで答える義理はない。

「そこは想像に任せる。とりあえず、墓場の最下層のボスモンスターであるハイ・ヴァンパイアとは戦ったとだけ言っておく」

「……では、そのハイ・ヴァンパイアはどれほど強さを有していましたの」

「そうだな…………とにかく、バランスが取れていた。得意な分野は魔法だけど、身体能力が低い訳ではなく、接近戦が出来ない訳じゃない。防御力は低かったと思うが、攻撃魔法や防御魔法を破ってそれなりにあるスピードを捉えて当てる必要がある」

「っっっ……隙が無い、ですわね」

「そうとも言えるかもな。けど、こっちの言葉が通じるから、割とそこが突破口になったりするのかもな」

「それって、つまり口喧嘩!?」

「…………雑に言ってしまうと、そうなりますね」

リランさんの言う通り、口喧嘩が突破口になりえる……かもしれない。

「く、口喧嘩なんて」

「別にそんな驚くことじゃないだろ。イーリス、お前だって社交界に参加してる時は、しょっちゅうしてたんじゃないのか?」

「なっ!!!??? そ、それとこれ、とは……………………はぁ~~~~。とりあえず、私たちの方が返しが優れてるのではと、そういうことですのね」

「だろ」

なんか、イーリスの奴、やたら素直になったというか、俺の言葉にいちいち反論しなくなったな。

ちっとは大人になったってことか……言ったら起こりそうだから口にしないけど。

「墓場の最下層にいるハイ・ヴァンパイアに関してはそこで生まれた個体だから、人の言葉を喋れても語彙力はあまり高くない筈だ」

「プライドも高そうだし、良い感じに煽ってやれば怒って動きが雑になりそうね」

「でしょう」

って、俺は試してないから、そうなると断言は出来ない。

「ふぅーーー……少しは強くなったと思っていたのに」

「そういえば、イーリス。なんでお前はここに居るんだ」

騎士団に入団して一年目なのに、バカンスに来てるって……多分、普通じゃないよな。

「少し前に、私たちでだけでBランクモンスターを討伐しましたの。その褒美にと、団長が諸々と用意してくれましたのよ」

へぇ~~~、そりゃよく倒したというか、太っ腹というか……ホワイト騎士団?

なんて思ってたら、奥の方からメリルたちが戻ってきた。
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