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その言葉を口にするなら……
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「なっ、あ?」
「動けないのが不思議ですか? まぁ、そういうのを使いましたので」
多分メリルが使用したのは麻痺毒だろうな。
ここでハンターが一人亡くなったとしても、多少の事件にはなるだろうけど……そこまでやると、それはそれでこの受付嬢さんがトラウマ? になるかもしれないしな。
「大丈夫ですか?」
「は、はい……お、お二人の、お陰で……助かりました」
「……良かったです」
いや、良くはないか。
連れ攫われそうになった、襲われそうになっただけでも、十分トラウマになりかねない。
「ふぅ~~~~……本当に、なんでこういう事するのか」
「っっっ、その……女が、俺、を……も、弄、び、やがったん、だ」
「………………」
こういうの、前世の記憶も相まって、男に対して適当こいてんじゃねぇぞっ!!!!! とは言えないな。
て言っても、この人が勘違いしてるだけの可能性も十分あるし。
「その、この人に、告白されたんですけど、断ったんです」
「……お金とか、何かプレゼントとか貰いました?」
「お金は貰ってません。ただ、プレゼントは、いくつか貰いました」
「なるほど……」
でもあれだよな~、強要や誘導をしてなかったら、それはこの冒険者が受付嬢の気を惹くために勝手にやった行動。
この冒険者からは貰わず、他の冒険者からのプレゼントは貰ってたら、それはそれでこのおっさんキレそうだし。
「いくつかプレゼントを上げて、それを受け取ってくれたから自分に好意を持ってくれてると思った、ってところかな?」
「っっっ、ガキ、に……何が、解んだ」
「そうですね。まだまだガキなので大した人生経験は積んでませんけど、予想することぐらいは出来ますよ」
本当にこういうことが起きてるのを目のあたりにすると、あの受付嬢に提案した内容を、割と早めに実行して貰った方が良さそうだな~。
受付嬢が冒険者からプレゼントを受け取るのを禁止…………いや、それはそれであれか。
冒険者からというより、受付嬢から恋愛する権利を奪ってることになるか?
受付嬢としても、好みのタイプで優秀な冒険者となら付き合いを経て、結婚したいとは思ってるだろうし……いやぁ~~、あれだな。本当に難しい問題だな。
「この、クソ、女……覚えて、ろ、よ」
「ひっ!!!!」
「………………」
「がっ!!!???」
無言で男の脚に魔弾を放った。
「な、何をっ!!?? ぎっ!!?? あがっ!!!!????」
「何って、お前がこの受付嬢さんに対して覚えてろよって言ったんだろ」
俺の記憶が正しかったら、今回の件は殺人未遂になって、死刑にはならない。
十年以上は牢獄に居るだろうけど、それでも出てくることは出来た筈。
この世界は前世ほどあっさり転職が……いや、前世社会人じゃなかったから詳しい事は解らないけど、別の街で働くってのは簡単な事じゃない。
前世ほどSNSとかで簡単に情報を得るのは難しいだろうけど、情報屋っていう存在がいるとなると、別の街に移ったとしても居場所を特定されてしまう。
だからこそ、その言葉は被害者にとって十分呪いになりうる。
「覚えてろってことは、牢から出られたら受付嬢さんのことを襲うつもりなんだろ」
「い、いやっ!? それ、ぎっ!!?? ばっ!!!!」
「今、感情任せに言っただけだって? もしかしたらそうなのかもしれないけど、受付嬢さんはあんたの本音なんて解らないんだから、また襲われるかもしれないって恐怖に怯え続けるかもしれないだろ」
って、そんな事まで考えられるなら、そもそもこんな問題起こしてないか。
…………もう随分と昔のことだけど、道徳の授業って結構大事だったのかもな。
いや、普通に親の教育の問題か? けどそもそもの知識というか、伝え方が上手くないと…………はぁ~~~~~、やっぱり教育って大切なんだな。
なんて考えてる間に、誰かが読んだのか衛兵が到着した。
「動けないのが不思議ですか? まぁ、そういうのを使いましたので」
多分メリルが使用したのは麻痺毒だろうな。
ここでハンターが一人亡くなったとしても、多少の事件にはなるだろうけど……そこまでやると、それはそれでこの受付嬢さんがトラウマ? になるかもしれないしな。
「大丈夫ですか?」
「は、はい……お、お二人の、お陰で……助かりました」
「……良かったです」
いや、良くはないか。
連れ攫われそうになった、襲われそうになっただけでも、十分トラウマになりかねない。
「ふぅ~~~~……本当に、なんでこういう事するのか」
「っっっ、その……女が、俺、を……も、弄、び、やがったん、だ」
「………………」
こういうの、前世の記憶も相まって、男に対して適当こいてんじゃねぇぞっ!!!!! とは言えないな。
て言っても、この人が勘違いしてるだけの可能性も十分あるし。
「その、この人に、告白されたんですけど、断ったんです」
「……お金とか、何かプレゼントとか貰いました?」
「お金は貰ってません。ただ、プレゼントは、いくつか貰いました」
「なるほど……」
でもあれだよな~、強要や誘導をしてなかったら、それはこの冒険者が受付嬢の気を惹くために勝手にやった行動。
この冒険者からは貰わず、他の冒険者からのプレゼントは貰ってたら、それはそれでこのおっさんキレそうだし。
「いくつかプレゼントを上げて、それを受け取ってくれたから自分に好意を持ってくれてると思った、ってところかな?」
「っっっ、ガキ、に……何が、解んだ」
「そうですね。まだまだガキなので大した人生経験は積んでませんけど、予想することぐらいは出来ますよ」
本当にこういうことが起きてるのを目のあたりにすると、あの受付嬢に提案した内容を、割と早めに実行して貰った方が良さそうだな~。
受付嬢が冒険者からプレゼントを受け取るのを禁止…………いや、それはそれであれか。
冒険者からというより、受付嬢から恋愛する権利を奪ってることになるか?
受付嬢としても、好みのタイプで優秀な冒険者となら付き合いを経て、結婚したいとは思ってるだろうし……いやぁ~~、あれだな。本当に難しい問題だな。
「この、クソ、女……覚えて、ろ、よ」
「ひっ!!!!」
「………………」
「がっ!!!???」
無言で男の脚に魔弾を放った。
「な、何をっ!!?? ぎっ!!?? あがっ!!!!????」
「何って、お前がこの受付嬢さんに対して覚えてろよって言ったんだろ」
俺の記憶が正しかったら、今回の件は殺人未遂になって、死刑にはならない。
十年以上は牢獄に居るだろうけど、それでも出てくることは出来た筈。
この世界は前世ほどあっさり転職が……いや、前世社会人じゃなかったから詳しい事は解らないけど、別の街で働くってのは簡単な事じゃない。
前世ほどSNSとかで簡単に情報を得るのは難しいだろうけど、情報屋っていう存在がいるとなると、別の街に移ったとしても居場所を特定されてしまう。
だからこそ、その言葉は被害者にとって十分呪いになりうる。
「覚えてろってことは、牢から出られたら受付嬢さんのことを襲うつもりなんだろ」
「い、いやっ!? それ、ぎっ!!?? ばっ!!!!」
「今、感情任せに言っただけだって? もしかしたらそうなのかもしれないけど、受付嬢さんはあんたの本音なんて解らないんだから、また襲われるかもしれないって恐怖に怯え続けるかもしれないだろ」
って、そんな事まで考えられるなら、そもそもこんな問題起こしてないか。
…………もう随分と昔のことだけど、道徳の授業って結構大事だったのかもな。
いや、普通に親の教育の問題か? けどそもそもの知識というか、伝え方が上手くないと…………はぁ~~~~~、やっぱり教育って大切なんだな。
なんて考えてる間に、誰かが読んだのか衛兵が到着した。
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