天城の夢幻ダンジョン攻略と無限の神空間で超絶レベリング ~ガチャスキルに目覚めた俺は無職だけどダンジョンを攻略してトップの探索士を目指す~

仮実谷 望

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48話 捨てられた食料士は自身の食料を魔物に与えて這い上がる

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 僕は要らない子だ……せっかく念願の探索士になれたのに、僕は役立たずだ。

 好実木夢安(このみきゆあ)僕の名前だ。僕は食料士としてあるパーティに入っていたがろくな食料を生み出せなくて捨てられた。

 食料士としてついにはソロと言うことになってしまった。

 ソロはきつい。使える武器はゴブリンからドロップしたゴブリンナイフのみ。

 腕力が低すぎて一番弱いショートソードすら使えない。

 ブロンズソードなんてとてもじゃないが使えない。

 ユアは食料を生み出すにはMPをかなり消費しないといけなかった。でもユアのMPは現在最大50しかない。

 レベルはまだ8だ。MPは50で一回の食料を生成するには20ものMPが必要だ。

 生み出せる食料はトマトのような形のりんごのような食感の実だ。
 僕はトマトりんごって呼んでる。これを食べると全てのHPを回復できるうえにお腹がいっぱいになる。

 だけど僕はこれしか生み出せない。

「レア職業と聞いていたがこれでは役に立たないな……」

「もういらないよねユア君……」

「消えろ」

「トマトりんご美味しいけど一日に2個しか出せないのは物足りないな……」

 そんな感じで探索士パーティ【リントグルム】を追い出される形になった。

 僕が抜けるという感じで切り出した。

 実際腕力も低いし耐久も低い。敏捷が少し高いぐらいで運が高いぐらいで僕は弱い。

 そんな感じで一人で渋谷ダンジョンの1階層の最弱の魔物スライムを狩っていた。

 スライムぐらいなら倒せるかもしれないと踏んだ僕は何とかやっているのだ。

 スライムたちが襲い掛かる。僕はゴブリンナイフで対処する、だが倒せない。

 スライムたちは核がどこかにあるのだがそれがわからない。

 ダメだよ……倒せない……くそっダメか……

 僕は逃げ出した。でも逃げられなくてついにはダンジョンで倒れた。




 ………………目が覚めたら側になんか赤いスライムがいた。

 赤いスライムはヤバそうな見た目だ。なんで僕の側にいるんだろ……僕のバックからトマトりんごがはみ出している。それを赤いスライムは吸い付いている。

 中に取り込んでいる。でもそれはHPを回復してお腹がいっぱいになるだけの意味のないアイテムだよ。

 そもそもそこまでダンジョンに長時間潜ることは無いからお腹がいっぱいになるという効果は嫌われる。

 みんなグルメなんだよな。トマトりんごだけでお腹がいっぱいになるのは嫌がるんだ。

 でもそんなことよりHPが全回するという効果は最強だと思うんだけどいかんせんMPが50しかないから一日に2個しか出せないのがダメなところだ。体力回復薬は低級の奴だと今だと1万円で買えるからそこまで重宝されない。低級体力回復薬でもHP300までは全回するのでまあ金が浮く程度だ。

 トマトりんごは絶妙に変な味だという欠点もある。僕はこのくらいの変な味の方が好きだけど。苦甘くてアボカドのように酸味があってとろける様に苦甘いのが好みだ。

 なんだかこの子が凄く優しく感じる。あれっ付いてくるの? まあいいか一緒に行こう。

 赤いスライムを仲間にして僕は一緒に迷宮を後にした。
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