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番外編
帝国カップル編⑦ 爛れた関係(R18)
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後に、彼の妹Hさんは語る。
<私、帰って来た二人を見て気づいちゃったんです。あ、これ。デキたな、って。やっちゃったんだなーって。>
「媚薬。初めてが媚薬。」
妃はフルフル震えている。
「きっかけだよ!きっかけ!!本当に俺たちは相思相愛だったんだから!お互いに互いの立場を考えて遠慮してただけで…。」
『ひねりがないわね。媚薬がきっかけとか。ありきたり。減点!』
なんだよ、ひねりとか。
しらないよ。
「それで、その後も関係は続いたんでしょう?今だって続いているんですから。というか、騎士団長様、独身なのはそういうわけだったのですね。私と子作りが出来たのはどういうわけなのでしょう…。あなた、そんなんでよくタちましたわね。」
はて?と首を傾げる奥様。
タつとかタたないとか、やめてくれないかなぁ。
「私はすぐ下に弟がいましたから、必ず子をもうけなければならないというわけでもありませんでしたので。陛下の場合はどうしても子が必要でしたからね。すみません……っ。閨の時は私も控えておりましてっ、直前まで私がマッサージをしておりましたぁああ!!!!!!!!!」
でも、すぐ出ていきましたから!何も見てない聞いてないです!と、リチャードは慌てている。
「なんてことなのっ。そういうことなら、私とあなたでこの人をサンドイッチにでもしたのよ!私もこの人ががつがつ掘られる様を間近で見られたのにぃぃぃぃぃ!」
ええええええええええええええ!!?
『学校でもヤッてたのかしら?』
「………はい。人気のない校舎裏とか、用具室とか。自分の部屋でもしました。してました。なんか段々、いつもリチャードのが入ってないと落ち着かなくて。体が疼いて仕方なくて…。」
--------回想--------------
「あっ、あぁあっ、リチャードっ、もうっ、ずっと中にほしいっ…」
リチャードの足にまたがって、向き合ったまま、ずちゅずちゅずぽずぽという水音が聞こえる。
すっかり慣れた体は、日が開くと、愛しい人を求めた。
逞しい彼の陰茎が自分の穴から出入りして、体の中を蹂躙する。
スワンの中は、彼にいつも抱き着いて、キュウキュウに搾り取るのだ。
「あ、はぁつ、スワン、スワ」
視線が合うと、求めてしまう。
一緒にいると、早く一つになりたくて。
朝も昼も晩も愛し合っていたい。
--------回想終わり-------
泊りがけの用事を作っては、急ぎで事を済まし、残った時間は密会にあてた。
1日中、やりまくってたこともある。
ついこないだもそうだけど。
「ふううん。でもまあ、よかったですわね。こうして周知になったのですから、これから堂々といちゃついてくださいませ。」
にやりと口の端がゆがむ。
「あ、うん、ありがとう。よかったよ、君が妃で…。」
ええ、小説のネタにさせてもらうわ♡
陛下の寝室をマジックミラー張りにしちゃいました♡
後日、お尻って使い込むと縦に割れるのね。と王妃は呟いたという。
<私、帰って来た二人を見て気づいちゃったんです。あ、これ。デキたな、って。やっちゃったんだなーって。>
「媚薬。初めてが媚薬。」
妃はフルフル震えている。
「きっかけだよ!きっかけ!!本当に俺たちは相思相愛だったんだから!お互いに互いの立場を考えて遠慮してただけで…。」
『ひねりがないわね。媚薬がきっかけとか。ありきたり。減点!』
なんだよ、ひねりとか。
しらないよ。
「それで、その後も関係は続いたんでしょう?今だって続いているんですから。というか、騎士団長様、独身なのはそういうわけだったのですね。私と子作りが出来たのはどういうわけなのでしょう…。あなた、そんなんでよくタちましたわね。」
はて?と首を傾げる奥様。
タつとかタたないとか、やめてくれないかなぁ。
「私はすぐ下に弟がいましたから、必ず子をもうけなければならないというわけでもありませんでしたので。陛下の場合はどうしても子が必要でしたからね。すみません……っ。閨の時は私も控えておりましてっ、直前まで私がマッサージをしておりましたぁああ!!!!!!!!!」
でも、すぐ出ていきましたから!何も見てない聞いてないです!と、リチャードは慌てている。
「なんてことなのっ。そういうことなら、私とあなたでこの人をサンドイッチにでもしたのよ!私もこの人ががつがつ掘られる様を間近で見られたのにぃぃぃぃぃ!」
ええええええええええええええ!!?
『学校でもヤッてたのかしら?』
「………はい。人気のない校舎裏とか、用具室とか。自分の部屋でもしました。してました。なんか段々、いつもリチャードのが入ってないと落ち着かなくて。体が疼いて仕方なくて…。」
--------回想--------------
「あっ、あぁあっ、リチャードっ、もうっ、ずっと中にほしいっ…」
リチャードの足にまたがって、向き合ったまま、ずちゅずちゅずぽずぽという水音が聞こえる。
すっかり慣れた体は、日が開くと、愛しい人を求めた。
逞しい彼の陰茎が自分の穴から出入りして、体の中を蹂躙する。
スワンの中は、彼にいつも抱き着いて、キュウキュウに搾り取るのだ。
「あ、はぁつ、スワン、スワ」
視線が合うと、求めてしまう。
一緒にいると、早く一つになりたくて。
朝も昼も晩も愛し合っていたい。
--------回想終わり-------
泊りがけの用事を作っては、急ぎで事を済まし、残った時間は密会にあてた。
1日中、やりまくってたこともある。
ついこないだもそうだけど。
「ふううん。でもまあ、よかったですわね。こうして周知になったのですから、これから堂々といちゃついてくださいませ。」
にやりと口の端がゆがむ。
「あ、うん、ありがとう。よかったよ、君が妃で…。」
ええ、小説のネタにさせてもらうわ♡
陛下の寝室をマジックミラー張りにしちゃいました♡
後日、お尻って使い込むと縦に割れるのね。と王妃は呟いたという。
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