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朝
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「ん…………。」
意識が浮上し、目をゆっくり開ける。
「!」
ミリーは、ようやく自分が宝物のように抱きしめられていることに気づいた。
自分は裸で。
抱きしめているのは、ブラック様だ。
ソルト様やホワイト様よりは、幾分色味があって、銀髪というよりは灰色に近い艷やかな髪。
短い髪。騎士らしい。
精悍な顔だけど、こうしてみると、ひとつひとつのパーツはソルト様たちと似ている。
まつげも長いし。
夕べ、自分に手を出さずにどうやって欲を鎮めたのか分からないけど、ただ抱きしめるだけで甘やかしてくれた彼は、上着はつけていないけど、下は履いている。
こんなふうに大事にされたことがない。
目から涙が出た。
どうしよう。
こんなに好きになって。
自分なんかが好きになっていい人じゃないのに。
暑い胸板に顔を埋めて、頑張って泣き声を殺した。
「!?」
ふいに、髪の毛を撫でられて、驚いて顔を上げる。
「おはよう、ミリーさん。」
おもわず離れて、ベッドの反対側に転がった。
「ごめんね、勝手に着替えさせるのも難しくて。」
首を振る。
「ミリーさん。俺は全部知った上であなたがいい。相応しいとか相応しくないとか決めつけないで。あなたと結ばれないなら、誰とも結ばれたくないんだから。」
「人殺しですよ。」
「償っているところだろう。」
「純潔じゃありません。」
「俺は気にしない。」
「赤ちゃん、産めないしっ」
「神獣様に薬をもらった。」
代償にねぐらの整備をさせられたが。
「………ああ、ああっ。」
シーツに包まって、山のようになって、ベッドの端に転がる。
「家族もみんな、賛成だよ。」
シーツの山は固まって、ひょこっと顔を見せた。
真っ赤な顔。
「もう、俺。あなたを諦められません。どうするんですか、手放せないじゃないですか………っ。」
「いいんだ。俺に執着してくれ。」
ブラックはミリーを抱きしめて。
二人は、幸せなキスをした。
意識が浮上し、目をゆっくり開ける。
「!」
ミリーは、ようやく自分が宝物のように抱きしめられていることに気づいた。
自分は裸で。
抱きしめているのは、ブラック様だ。
ソルト様やホワイト様よりは、幾分色味があって、銀髪というよりは灰色に近い艷やかな髪。
短い髪。騎士らしい。
精悍な顔だけど、こうしてみると、ひとつひとつのパーツはソルト様たちと似ている。
まつげも長いし。
夕べ、自分に手を出さずにどうやって欲を鎮めたのか分からないけど、ただ抱きしめるだけで甘やかしてくれた彼は、上着はつけていないけど、下は履いている。
こんなふうに大事にされたことがない。
目から涙が出た。
どうしよう。
こんなに好きになって。
自分なんかが好きになっていい人じゃないのに。
暑い胸板に顔を埋めて、頑張って泣き声を殺した。
「!?」
ふいに、髪の毛を撫でられて、驚いて顔を上げる。
「おはよう、ミリーさん。」
おもわず離れて、ベッドの反対側に転がった。
「ごめんね、勝手に着替えさせるのも難しくて。」
首を振る。
「ミリーさん。俺は全部知った上であなたがいい。相応しいとか相応しくないとか決めつけないで。あなたと結ばれないなら、誰とも結ばれたくないんだから。」
「人殺しですよ。」
「償っているところだろう。」
「純潔じゃありません。」
「俺は気にしない。」
「赤ちゃん、産めないしっ」
「神獣様に薬をもらった。」
代償にねぐらの整備をさせられたが。
「………ああ、ああっ。」
シーツに包まって、山のようになって、ベッドの端に転がる。
「家族もみんな、賛成だよ。」
シーツの山は固まって、ひょこっと顔を見せた。
真っ赤な顔。
「もう、俺。あなたを諦められません。どうするんですか、手放せないじゃないですか………っ。」
「いいんだ。俺に執着してくれ。」
ブラックはミリーを抱きしめて。
二人は、幸せなキスをした。
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