【完結】王子様たちに狙われています。本気出せばいつでも美しくなれるらしいですが、どうでもいいじゃないですか。

竜鳴躍

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鬼が来た

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「私の大切な大切な唯一に手を出したお前らの人生は、もう終わりだから。」


ホワイトは優雅ににっこり微笑むが、凄みがある。



「お前は誰だ!!?」


「おやおや、なんて不勉強か。下位貴族なのかな?私は次期ペッパー公爵。ホワイト=ペッパー。魔法師団副団長だよ。その分だと彼が私の婚約者だというのも頭に入ってなかったのかな。騎士団副団長のブラックは私の双子の兄だし、弟は騎士団長と王子の妻だし。貴族にしては情弱にも程があるだろう。致命的だね。いくらなんでも私の婚約者に手を出そうなんて。どうなるか目に見えるのに。」


騎士団と魔法師団に合格していた奴らは内定取り消し。

5人全員、現行犯で王家に突き出してやろう。

実家も面白いとになるだろう。



「ひ、ひぃ……。」


威圧だけで圧倒されている5人に、それで許すつもりは毛頭ない。


「場所を変えるよ。今日はいい場所がある。」

くくっと笑い、ポアブルを腕に抱き、もう片方の腕を天につき出す。

親指と人差し指をぱちんと鳴らせば、教室にいた全員が転移した。


「なっ!?」



広い屋外修錬所。




騎士団、魔法師団。

総員がいる中、そのど真ん中に転移した。


陛下も今日は来ているのだ。


模擬訓練中だったからな。




「ホワイト。いきなり消えたから驚いたぞ!」

ブラックが駆け寄る。


「私の婚約者に不埒なことをしようとしていた奴らだ。騎士団と魔法師団の合格者もいるらしい。嘆かわしいな。」


「何だって。それは、やってやらないとな。」



ホワイトは、陛下に向かって礼をすると、戸惑う彼らに冷たい笑みを浮かべた。


「さあ、ショータイムだ。」
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