121 / 133
【本編完結】その後の話 前編
しおりを挟む
時が流れて。
今日も王宮では賑やかな声が聞こえる。
クミン様は今では立派な王様だ。
アッサム様が王配として支える。
「ああん、もう。アッサム疲れちゃったよお。」
時折、泣き言も言うけど、二人っきりの時だけ。
甘えてくる愛しい妻を、アッサムはうまく転がす。
「クミンはよく頑張ってますよ。俺も手伝いますから、もう少し頑張りましょうね。」
「頑張ったらご褒美。」
「いいですよ。」
目元にキスをして、二人はいつまでも甘々。
「殿下たち、もう。いたずらは良くないって言ってるでしょ!メッ。」
ポアプルは、クミン付からクミンの子どもたち付になった。
殆ど保育士状態だが、自分の子どもたちと混ぜて育てられて嬉しいようだ。
手が足りないポアプルのために、優しい夫は、ポアプルの持ち場に結界を張った。
他にも護衛はいるが、不審者がいると大変なので助かる。
クミンによく似た顔の、活発なクローヴ王子は、頭を父に似たらしく将来有望なのだが、何故か最近、自分とホワイトの間に産まれた長男にかまってくる。
長男のグリーンは自分に似て気が強いものだから、すぐ喧嘩になって。
その様子を落ち着いて見ているのが、次男のクラッシュと三男のスラッシュ、長女のスプラだ。
三つ子ができた時はマジか、と思ったが、三人は育てやすくて助かっている。
あいつら人生2週目じゃないのかと思うけど、ホワイトによく似た男の子たちと自分に似た女の子は、やっぱり子ども。
自分から構い倒している。
「クローヴ様は本当にグリーンお兄様がお好きね。」
「お兄様、安心して王家のお嫁さんに行っていいんですよ。」
「ペッパー家には僕たちがいますからね!」
「くっそお!お前らあ!!兄を売る気かあ!」
「ね、キス!キスしましょ?グリーン。」
「まだ早いわあ!」
ふふ。喧嘩するほど仲がいいってね。
ああ、その点、クローヴ殿下の弟君と姫君は大人しくて可愛らしくて癒やされるなあ。
「ああ、かわいい。アッサム様似のローズ殿下もクミン様似のマリー姫も。かわいい。」
「キャッ、ポアプルだいすきっ。」
「おかし、たべたい。」
「いいよ、いいよ。でも食べすぎ良くないから少しね!」
「「「お母様、だまされてる。あれはあざとい。」」」
冷静な三人は苦笑した。
今日も王宮では賑やかな声が聞こえる。
クミン様は今では立派な王様だ。
アッサム様が王配として支える。
「ああん、もう。アッサム疲れちゃったよお。」
時折、泣き言も言うけど、二人っきりの時だけ。
甘えてくる愛しい妻を、アッサムはうまく転がす。
「クミンはよく頑張ってますよ。俺も手伝いますから、もう少し頑張りましょうね。」
「頑張ったらご褒美。」
「いいですよ。」
目元にキスをして、二人はいつまでも甘々。
「殿下たち、もう。いたずらは良くないって言ってるでしょ!メッ。」
ポアプルは、クミン付からクミンの子どもたち付になった。
殆ど保育士状態だが、自分の子どもたちと混ぜて育てられて嬉しいようだ。
手が足りないポアプルのために、優しい夫は、ポアプルの持ち場に結界を張った。
他にも護衛はいるが、不審者がいると大変なので助かる。
クミンによく似た顔の、活発なクローヴ王子は、頭を父に似たらしく将来有望なのだが、何故か最近、自分とホワイトの間に産まれた長男にかまってくる。
長男のグリーンは自分に似て気が強いものだから、すぐ喧嘩になって。
その様子を落ち着いて見ているのが、次男のクラッシュと三男のスラッシュ、長女のスプラだ。
三つ子ができた時はマジか、と思ったが、三人は育てやすくて助かっている。
あいつら人生2週目じゃないのかと思うけど、ホワイトによく似た男の子たちと自分に似た女の子は、やっぱり子ども。
自分から構い倒している。
「クローヴ様は本当にグリーンお兄様がお好きね。」
「お兄様、安心して王家のお嫁さんに行っていいんですよ。」
「ペッパー家には僕たちがいますからね!」
「くっそお!お前らあ!!兄を売る気かあ!」
「ね、キス!キスしましょ?グリーン。」
「まだ早いわあ!」
ふふ。喧嘩するほど仲がいいってね。
ああ、その点、クローヴ殿下の弟君と姫君は大人しくて可愛らしくて癒やされるなあ。
「ああ、かわいい。アッサム様似のローズ殿下もクミン様似のマリー姫も。かわいい。」
「キャッ、ポアプルだいすきっ。」
「おかし、たべたい。」
「いいよ、いいよ。でも食べすぎ良くないから少しね!」
「「「お母様、だまされてる。あれはあざとい。」」」
冷静な三人は苦笑した。
35
あなたにおすすめの小説
悪役令息物語~呪われた悪役令息は、追放先でスパダリたちに愛欲を注がれる~
トモモト ヨシユキ
BL
魔法を使い魔力が少なくなると発情しちゃう呪いをかけられた僕は、聖者を誘惑した罪で婚約破棄されたうえ辺境へ追放される。
しかし、もと婚約者である王女の企みによって山賊に襲われる。
貞操の危機を救ってくれたのは、若き辺境伯だった。
虚弱体質の呪われた深窓の令息をめぐり対立する聖者と辺境伯。
そこに呪いをかけた邪神も加わり恋の鞘当てが繰り広げられる?
エブリスタにも掲載しています。
魔王に転生したら、イケメンたちから溺愛されてます
トモモト ヨシユキ
BL
気がつくと、なぜか、魔王になっていた俺。
魔王の手下たちと、俺の本体に入っている魔王を取り戻すべく旅立つが・・
なんで、俺の体に入った魔王様が、俺の幼馴染みの勇者とできちゃってるの⁉️
エブリスタにも、掲載しています。
転生したら本でした~スパダリ御主人様の溺愛っぷりがすごいんです~
トモモト ヨシユキ
BL
10000回の善行を知らないうちに積んでいた俺は、SSSクラスの魂として転生することになってしまったのだが、気がつくと本だった‼️
なんだ、それ!
せめて、人にしてくれよ‼️
しかも、御主人様に愛されまくりってどうよ⁉️
エブリスタ、ノベリズムにも掲載しています。
タチですが異世界ではじめて奪われました
雪
BL
「異世界ではじめて奪われました」の続編となります!
読まなくてもわかるようにはなっていますが気になった方は前作も読んで頂けると嬉しいです!
俺は桐生樹。21歳。平凡な大学3年生。
2年前に兄が死んでから少し荒れた生活を送っている。
丁度2年前の同じ場所で黙祷を捧げていたとき、俺の世界は一変した。
「異世界ではじめて奪われました」の主人公の弟が主役です!
もちろんハルトのその後なんかも出てきます!
ちょっと捻くれた性格の弟が溺愛される王道ストーリー。
不遇の第七王子は愛され不慣れで困惑気味です
新川はじめ
BL
国王とシスターの間に生まれたフィル・ディーンテ。五歳で母を亡くし第七王子として王宮へ迎え入れられたのだが、そこは針の筵だった。唯一優しくしてくれたのは王太子である兄セガールとその友人オーティスで、二人の存在が幼いフィルにとって心の支えだった。
フィルが十八歳になった頃、王宮内で生霊事件が発生。セガールの寝所に夜な夜な現れる生霊を退治するため、彼と容姿のよく似たフィルが囮になることに。指揮を取るのは大魔法師になったオーティスで「生霊が現れたら直ちに捉えます」と言ってたはずなのに何やら様子がおかしい。
生霊はベッドに潜り込んでお触りを始めるし。想い人のオーティスはなぜか黙ってガン見してるし。どうしちゃったの、話が違うじゃん!頼むからしっかりしてくれよぉー!
【BLーR18】箱入り王子(プリンス)は俺サマ情報屋(実は上級貴族)に心奪われる
奏音 美都
BL
<あらすじ>
エレンザードの正統な王位継承者である王子、ジュリアンは、城の情報屋であるリアムと秘密の恋人関係にあった。城内でしか逢瀬できないジュリアンは、最近顔を見せないリアムを寂しく思っていた。
そんなある日、幼馴染であり、執事のエリックからリアムが治安の悪いザード地区の居酒屋で働いているらしいと聞き、いても立ってもいられず、夜中城を抜け出してリアムに会いに行くが……
俺様意地悪ちょいS情報屋攻め×可愛い健気流され王子受け
異世界転移してΩになった俺(アラフォーリーマン)、庇護欲高めα騎士に身も心も溶かされる
ヨドミ
BL
もし生まれ変わったら、俺は思う存分甘やかされたい――。
アラフォーリーマン(社畜)である福沢裕介は、通勤途中、事故により異世界へ転移してしまう。
異世界ローリア王国皇太子の花嫁として召喚されたが、転移して早々、【災厄のΩ】と告げられ殺されそうになる。
【災厄のΩ】、それは複数のαを番にすることができるΩのことだった――。
αがハーレムを築くのが常識とされる異世界では、【災厄のΩ】は忌むべき存在。
負の烙印を押された裕介は、間一髪、銀髪のα騎士ジェイドに助けられ、彼の庇護のもと、騎士団施設で居候することに。
「αがΩを守るのは当然だ」とジェイドは裕介の世話を焼くようになって――。
庇護欲高め騎士(α)と甘やかされたいけどプライドが邪魔をして素直になれない中年リーマン(Ω)のすれ違いラブファンタジー。
※Rシーンには♡マークをつけます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる