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どうしてこうなった!?
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断罪パーティの夜から数日。
オレリアン公爵家のだだっ広い敷地の横には、先々代の屋敷が丸ごと移築された。
代々の墓地もである。
先々代の屋敷の使用人は私が派遣していたから、元々こっちの人間だし、先々代と一緒にバティスタ入りしてもらった。
これで、シンはあの国に一切帰る理由がなくなったわけだ。
だが、本気で婚約したことを気づいていなかったのか…………。
ロイはがっくりと肩を落としながら、先ぶれを飛ばした。
同じ国にいる。仲は悪くはない!なんとか親友→恋人だと思ってもらえるように頑張るぞ!
「あ~。のびのびー。ジェイムズの作った朝食をゆっくり食べられるって幸せ。おじいさまと一緒でもっと幸せ~!」
「ああ。わしもまだまだ長生きするぞ!」
「シン様、大旦那様、ようございましたね。」
爺やと呼ばれている老執事は目を細めた。
「爺や、これからはこっちに専念できるから、領地を見て回ろうと思うんだけど、急に迷惑じゃないかな?それから、こっちの親戚とはお葬式以来会えていないから、パーティを開こうと思うんだけど。」
「領地視察に関しては本日回れるよう手配しておきましょう。10時くらいからまわる感じでよろしいでしょうか。パーティについてはいいアイディアだと思います。いつ頃開きましょうか。」
「そうだね。先ぶれも出さないといけないし、準備も必要だから…1か月後の祝日にしよう。」
「承知致しました。ジェイムズに伝えておきます。」
おじいさまがニコニコ僕を見つめている。
「ヴェネツィアの若い頃を見ているようだ。本当に立派になった………。うぅぅっ。」
爺やもおじいさまもハンカチを出して泣いている。
年をとると涙腺弱くなるのかな。
「子どもの頃のシンを可愛がりたかった。お膝にのせてぎゅってしたいが、もうさすがにできぬ…。」
「おじいさまったら。僕が成人男性にしては小柄な方だと言ってもさすがに無理ですよ!」
「殿下と御子ができるまで、元気で長生きするぞ!で、式はいつ頃するんだい?」
式???でんか?
「殿下??………あー。ロイのことだったね。僕、断罪の時、ずっとみんなで共謀して隣国の王太子設定してるんだとばかり思ってたけど、本当だったんだったね。」
「お前、なんでそういう…。」
「だって、3歳に会った頃からロイはクローバー商会の次男ですって紹介されてたんだもの!いきなり実は隣国の王太子でって言われてもあのタイミングじゃ、コトをうまく運びやすいように手っ取り早くそういう設定にしたのかとしか思わないよ!」
「………まさかとは思うが、婚約については……。」
「あの場での方便でしょ!そのくらい弁えてますよ。ロイだって可愛い女の子の方がいいんだろうし、かわいそうだよ。だから結婚の話はなし!でもおじい様が元気なうちにひ孫の顔を見せられるよう、お見合い頑張りますね!」
「いや、あの………。」
「それにだって、王妃様って大変な仕事だもん。めんどくさいからなりたくないよ。」
ばさっ。
何か音がして入口の方を見ると、花束を落とした真っ青な顔のロイがいた。
おはよー。
オレリアン公爵家のだだっ広い敷地の横には、先々代の屋敷が丸ごと移築された。
代々の墓地もである。
先々代の屋敷の使用人は私が派遣していたから、元々こっちの人間だし、先々代と一緒にバティスタ入りしてもらった。
これで、シンはあの国に一切帰る理由がなくなったわけだ。
だが、本気で婚約したことを気づいていなかったのか…………。
ロイはがっくりと肩を落としながら、先ぶれを飛ばした。
同じ国にいる。仲は悪くはない!なんとか親友→恋人だと思ってもらえるように頑張るぞ!
「あ~。のびのびー。ジェイムズの作った朝食をゆっくり食べられるって幸せ。おじいさまと一緒でもっと幸せ~!」
「ああ。わしもまだまだ長生きするぞ!」
「シン様、大旦那様、ようございましたね。」
爺やと呼ばれている老執事は目を細めた。
「爺や、これからはこっちに専念できるから、領地を見て回ろうと思うんだけど、急に迷惑じゃないかな?それから、こっちの親戚とはお葬式以来会えていないから、パーティを開こうと思うんだけど。」
「領地視察に関しては本日回れるよう手配しておきましょう。10時くらいからまわる感じでよろしいでしょうか。パーティについてはいいアイディアだと思います。いつ頃開きましょうか。」
「そうだね。先ぶれも出さないといけないし、準備も必要だから…1か月後の祝日にしよう。」
「承知致しました。ジェイムズに伝えておきます。」
おじいさまがニコニコ僕を見つめている。
「ヴェネツィアの若い頃を見ているようだ。本当に立派になった………。うぅぅっ。」
爺やもおじいさまもハンカチを出して泣いている。
年をとると涙腺弱くなるのかな。
「子どもの頃のシンを可愛がりたかった。お膝にのせてぎゅってしたいが、もうさすがにできぬ…。」
「おじいさまったら。僕が成人男性にしては小柄な方だと言ってもさすがに無理ですよ!」
「殿下と御子ができるまで、元気で長生きするぞ!で、式はいつ頃するんだい?」
式???でんか?
「殿下??………あー。ロイのことだったね。僕、断罪の時、ずっとみんなで共謀して隣国の王太子設定してるんだとばかり思ってたけど、本当だったんだったね。」
「お前、なんでそういう…。」
「だって、3歳に会った頃からロイはクローバー商会の次男ですって紹介されてたんだもの!いきなり実は隣国の王太子でって言われてもあのタイミングじゃ、コトをうまく運びやすいように手っ取り早くそういう設定にしたのかとしか思わないよ!」
「………まさかとは思うが、婚約については……。」
「あの場での方便でしょ!そのくらい弁えてますよ。ロイだって可愛い女の子の方がいいんだろうし、かわいそうだよ。だから結婚の話はなし!でもおじい様が元気なうちにひ孫の顔を見せられるよう、お見合い頑張りますね!」
「いや、あの………。」
「それにだって、王妃様って大変な仕事だもん。めんどくさいからなりたくないよ。」
ばさっ。
何か音がして入口の方を見ると、花束を落とした真っ青な顔のロイがいた。
おはよー。
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