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6話
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店内は如何わしい空気がないと思っていたが、訂正せざるを得ない。
「ふふっあなたが友梨奈ちゃんの後輩さん?」
バニーガールだ。それも蝶々のマスクをつけてる。多分だが、成人向けの漫画でもあそこまでコテコテに如何わしい服装の人はそう出てこない。
「マスク・ザ・イヤー!!」
友梨奈先輩が興奮で声を上げる。なんだその名前。芸名か?芸名なのか?恥ずかしすぎるだろ。というか。
「店員さんですよね?」
「ギクッ!!な、何を言ってるのかしら?友梨奈ちゃんのいうとおり、私はマスク・ザ・イヤー!耳かきのプロ選手なのよ?宮古ちゃんもなんかいっていいのよ?」
ギクッて言った。そして宮古先輩にフォローを求めている。これ黒だろ。というか基本塩い宮古先輩にそんなフォローのお願いが通じるわけが・・・
「後輩、何言ってんだ?あの人はプロだぞ?プロが耳かきバーで働いてるわけないだろ。」
「えぇ・・・・・・?」
この世界の常識はまだわからないことだらけだが、マスク・ザ・イヤーは正体を明かされるのは困るらしい。
「とにかく、後輩君・・・お名前は何ていうのかしら?対戦前に教えてくれると嬉しいのだけど。」
宮古先輩のフォロー?で気持ちを落ち着けたのか、余裕のある声で名前を聞いてくる。
「耳塚柿人です。よろしくお願いします。」
「柿人君はどうして耳かきをすることにしたの?男の子はほとんどいないスポーツだけど。」
耳かき用のスポーツソファを用意しながら、マスク・ザ・イヤーはさらに質問を重ねてくる。質問内容は多分真面目なことなのだろうが、蝶々マスクのバニーガールが、ソファを用意しながら質問するという状況に、吹き出さないことに僕は神経の7割を費やしたので、自分の言葉が制御できなかった。
「先輩に誘われたからと、小さい頃から、憧れがあったので。」
「憧れ?」
「好きな人に膝枕で耳かきしてもらうシチュエーションが理想っていうか。」
なので言った後、後悔した。自分の理想のシチュ語りとかそうでなくてもキモすぎる。
「柿人君・・・そんなにも耳かきのことを・・・」
「マジか・・・後輩の奴、そこまで耳かきガチ勢だったか・・・」
なんか思ってた反応と違う。そうこうしているうちに、ソファの準備が終わる。
「いいわね。興味本位だけってわけじゃないみたい。じゃあ、まずは攻め側、受け側、どっちがいいかしら?」
「攻めでお願いします。」
受けで膝枕を先にされようものなら、自分がリラックスしすぎるかあるいは興奮しすぎてまともに耳かきが使えなくなるのは確実。リスクを減らすなら当然、先に攻めるべきだ。
「ふふっ。自信があるってことかしら。期待しているわ。」
「評価はお手柔らかにお願いします・・・」
ソファに腰掛け、マスク・ザ・イヤーの頭を膝に乗せる。手元にハウス耳かきセットを置いて軽く一息。
「じゃあ、友梨奈ちゃん。タイマーおねがいね?」
「はーい!じゃあ行くよ?」
「まあ、頑張れ、後輩。」
3、2、1、
「スタート!!」
まずは耳を軽く引っ張り、マッサージをしながら、耳の中に明かりを当てる。
「いきなり、耳かきを使わないのね。」
「ええ。まずは、相手の耳をみることが大事なんでしょう?」
明かりを当てると、壁にはりついた耳垢が少しと、奥を塞ぐ大きな耳垢。そして、耳穴の手前の方に角栓が一つ。
「結構やりごたえがありそうです。」
「腕の見せ所ね。」
耳がほぐれて、指に伝わる温かさがましたところで、綿棒を取り出し、軽く耳掃除液にひたす。ふやかして浮かせて垢をとる薬だ。元の世界でも使ったことがある。
「ちょっとひんやりしますよ。」
「ンッ。」
綿棒を耳の中に潜らせ、壁についた平たい垢に染み込ませると、マスク・ザ・イヤーは少しだけ声を出した。
垢がふやけたところで軽くなぞり、耳の外へと引き摺り出す。
「上手ね。全然痛くない。初めての子は大体相手を痛がらせちゃうんだけど。」
「道具がいいんでしょうね。」
取り出した耳垢をティッシュに落とし、綿棒を新しいものに取り替え、再び、耳掃除液へ。2度付は厳禁だ。
「綿棒の取り替えも躊躇いがない。あなた本当に初心者?」
「自分がされたい耳かきをしてるだけですよ。」
壁の耳垢を同じ工程で剥がしていく。そして大物。
「ではそろそろ、耳かきのでばんですね。」
大物はやはり引っ掛かりのある耳かきが使いやすい。それにここの竹耳かきは少し長く、薄めの匙になっており、壁と垢の隙間によく入る形だ。
「奥行きますよ。危ないから、動かないでくださいね。」
壁にはりついた垢の表面部分を軽く削ぐ。そこに生じた狭い空間に耳かきをひっかけ、やさしく引く。
「んぁっ」
「痛いですか?」
「全然よ。気持ちいいくらい。」
「ならよかった。」
よくない。変な声を出さないでほしい。という気持ちを抑え、耳から垢を引っ張っていく。マスク・ザ・イヤーの耳の中ではゴロゴロと音がしていることだろう。
とれた耳垢が奥に落ちないように慎重に引き上げていく。
「うん。取れましたよ。」
「ええ。これで全部かしら?」
「いえ、後、角栓があるのでこれも取ります。」
「え?」
「は?」
「えー!?」
三者三様の驚きの声。しかし、ハウス耳かきセットの中にはピンセットもあり、浅い所に角栓はある。元いた世界でも角栓動画なんて物があったくらいだ。道具がこれだけあれば、不可能とは思えない。
「柿人君、角栓は、耳垢じゃないのよ?耳かきで耳垢以外を取るなんて・・・」
「痛みがあるようならすぐ辞めますから、すぐ言ってくださいね。」
まずは、綿棒で先端を軽く触る。チューリップの球根が先っぽだけ頭をだしているようなその汚れは触れれば僅かに頭を揺らしつつも、はまった根っこが大きく動く気配はない。
「後輩、意外と大胆だな」
「まさか、いきなり角栓取りまでやろうとするとはね。確かに垢をとるだけが耳かきじゃない。流石柿人君!私が見込んだだけのことはあるよ!!」
外野の適当な耳かき解説を聞き流しながら綿棒をより強く当てて動かすと、形が少しだけ変わり、角栓とはまった穴に僅かに隙間ができた。
「痛くないですか?次は耳かきで角栓と穴の隙間広げるんで、動かないでくださいね。」
基本は同じだ。皮膚と耳垢に隙間をつくり、広げる。そして、フリーになった汚れを穴から取り出すだけ。
角栓は耳穴の中にあるもうひとつの小さな耳穴のような物だ。より繊細に慎重に。
「んんっ」
慎重に、
「あんっ」
慎重に・・・
「あぁっ」
「変な声出さないでください!痛くなりますよ!?」
「ええ!?そんな声でてた!?」
「出てた。」
「出てたな。」
「嘘ぉ!?」
「もう、本当に細かい所だから大人しくしてくださいよ。」
「ふふっ、でも耳かきにストイックかと思ったら相手の声を気にするなんて、変なところで純情ね。」
切り替えの速さはプロのなせる業なのだろうか。でも友梨奈先輩も話が飛ぶ
。耳かきプレイヤーという人種の性なのかもしれない。
「ほっといてください。続けますよ。」
引っ掻き、捻り、少しずつ形を整えていく。仕上げのための下準備。耳かきや綿棒でも時間をかければ取り出せるだろうが、耳かきは速さが勝負。
段階に応じて道具を使い分けるのが、結果として早いはず。ストライカーが最初から最後までボールを持つわけではないのと同じだ。
「いい感じに形が整ったので、ピンセットで取り出します。じっとしててくださいね。」
ピンセットも今まで目にしたものよりも少し平面が広く、掴みやすい形状をしている。
ゆっくりと差し込み、角栓の出っ張りを捉え、上下左右に力を加え、作物を土から引き抜くように抜いていく。
汚れをできるかぎり崩さないのも技術の評点になるならば、この角栓はまさに、出荷前の野菜である。丁重に、丁寧に取り扱う。
数十秒ほどの角栓と、マスク・ザ・イヤーの声との格闘を経て、角栓が取り出され、ティッシュの上へ。
「仕上げです。」
梵天を取り出し、耳穴をふたまわり撫でる。そして。
「ふーっ」
「ウキャーーーー!!!」
「おお。大胆だな後輩。」
「ズルい!先輩の私もやってもらってないのに!!」
うむ。耳かき的にはセーフらしい。
「はぁはぁ・・・や、やるわね。角栓とりだけじゃなくて耳ふーまで躊躇わずにできるなんて・・・本当に逸材よあなた。」
「ありがとうございます。」
「これだけでも、耳かきあげてもいいかなって気もするけど、受けがわとしての実力も見せてもらうわよ!」
・・・受けは実力もなにもないと思うのだが、突っ込むと友梨奈先輩がまた長く語り出す気がするので口を噤んだ。
「ふふっあなたが友梨奈ちゃんの後輩さん?」
バニーガールだ。それも蝶々のマスクをつけてる。多分だが、成人向けの漫画でもあそこまでコテコテに如何わしい服装の人はそう出てこない。
「マスク・ザ・イヤー!!」
友梨奈先輩が興奮で声を上げる。なんだその名前。芸名か?芸名なのか?恥ずかしすぎるだろ。というか。
「店員さんですよね?」
「ギクッ!!な、何を言ってるのかしら?友梨奈ちゃんのいうとおり、私はマスク・ザ・イヤー!耳かきのプロ選手なのよ?宮古ちゃんもなんかいっていいのよ?」
ギクッて言った。そして宮古先輩にフォローを求めている。これ黒だろ。というか基本塩い宮古先輩にそんなフォローのお願いが通じるわけが・・・
「後輩、何言ってんだ?あの人はプロだぞ?プロが耳かきバーで働いてるわけないだろ。」
「えぇ・・・・・・?」
この世界の常識はまだわからないことだらけだが、マスク・ザ・イヤーは正体を明かされるのは困るらしい。
「とにかく、後輩君・・・お名前は何ていうのかしら?対戦前に教えてくれると嬉しいのだけど。」
宮古先輩のフォロー?で気持ちを落ち着けたのか、余裕のある声で名前を聞いてくる。
「耳塚柿人です。よろしくお願いします。」
「柿人君はどうして耳かきをすることにしたの?男の子はほとんどいないスポーツだけど。」
耳かき用のスポーツソファを用意しながら、マスク・ザ・イヤーはさらに質問を重ねてくる。質問内容は多分真面目なことなのだろうが、蝶々マスクのバニーガールが、ソファを用意しながら質問するという状況に、吹き出さないことに僕は神経の7割を費やしたので、自分の言葉が制御できなかった。
「先輩に誘われたからと、小さい頃から、憧れがあったので。」
「憧れ?」
「好きな人に膝枕で耳かきしてもらうシチュエーションが理想っていうか。」
なので言った後、後悔した。自分の理想のシチュ語りとかそうでなくてもキモすぎる。
「柿人君・・・そんなにも耳かきのことを・・・」
「マジか・・・後輩の奴、そこまで耳かきガチ勢だったか・・・」
なんか思ってた反応と違う。そうこうしているうちに、ソファの準備が終わる。
「いいわね。興味本位だけってわけじゃないみたい。じゃあ、まずは攻め側、受け側、どっちがいいかしら?」
「攻めでお願いします。」
受けで膝枕を先にされようものなら、自分がリラックスしすぎるかあるいは興奮しすぎてまともに耳かきが使えなくなるのは確実。リスクを減らすなら当然、先に攻めるべきだ。
「ふふっ。自信があるってことかしら。期待しているわ。」
「評価はお手柔らかにお願いします・・・」
ソファに腰掛け、マスク・ザ・イヤーの頭を膝に乗せる。手元にハウス耳かきセットを置いて軽く一息。
「じゃあ、友梨奈ちゃん。タイマーおねがいね?」
「はーい!じゃあ行くよ?」
「まあ、頑張れ、後輩。」
3、2、1、
「スタート!!」
まずは耳を軽く引っ張り、マッサージをしながら、耳の中に明かりを当てる。
「いきなり、耳かきを使わないのね。」
「ええ。まずは、相手の耳をみることが大事なんでしょう?」
明かりを当てると、壁にはりついた耳垢が少しと、奥を塞ぐ大きな耳垢。そして、耳穴の手前の方に角栓が一つ。
「結構やりごたえがありそうです。」
「腕の見せ所ね。」
耳がほぐれて、指に伝わる温かさがましたところで、綿棒を取り出し、軽く耳掃除液にひたす。ふやかして浮かせて垢をとる薬だ。元の世界でも使ったことがある。
「ちょっとひんやりしますよ。」
「ンッ。」
綿棒を耳の中に潜らせ、壁についた平たい垢に染み込ませると、マスク・ザ・イヤーは少しだけ声を出した。
垢がふやけたところで軽くなぞり、耳の外へと引き摺り出す。
「上手ね。全然痛くない。初めての子は大体相手を痛がらせちゃうんだけど。」
「道具がいいんでしょうね。」
取り出した耳垢をティッシュに落とし、綿棒を新しいものに取り替え、再び、耳掃除液へ。2度付は厳禁だ。
「綿棒の取り替えも躊躇いがない。あなた本当に初心者?」
「自分がされたい耳かきをしてるだけですよ。」
壁の耳垢を同じ工程で剥がしていく。そして大物。
「ではそろそろ、耳かきのでばんですね。」
大物はやはり引っ掛かりのある耳かきが使いやすい。それにここの竹耳かきは少し長く、薄めの匙になっており、壁と垢の隙間によく入る形だ。
「奥行きますよ。危ないから、動かないでくださいね。」
壁にはりついた垢の表面部分を軽く削ぐ。そこに生じた狭い空間に耳かきをひっかけ、やさしく引く。
「んぁっ」
「痛いですか?」
「全然よ。気持ちいいくらい。」
「ならよかった。」
よくない。変な声を出さないでほしい。という気持ちを抑え、耳から垢を引っ張っていく。マスク・ザ・イヤーの耳の中ではゴロゴロと音がしていることだろう。
とれた耳垢が奥に落ちないように慎重に引き上げていく。
「うん。取れましたよ。」
「ええ。これで全部かしら?」
「いえ、後、角栓があるのでこれも取ります。」
「え?」
「は?」
「えー!?」
三者三様の驚きの声。しかし、ハウス耳かきセットの中にはピンセットもあり、浅い所に角栓はある。元いた世界でも角栓動画なんて物があったくらいだ。道具がこれだけあれば、不可能とは思えない。
「柿人君、角栓は、耳垢じゃないのよ?耳かきで耳垢以外を取るなんて・・・」
「痛みがあるようならすぐ辞めますから、すぐ言ってくださいね。」
まずは、綿棒で先端を軽く触る。チューリップの球根が先っぽだけ頭をだしているようなその汚れは触れれば僅かに頭を揺らしつつも、はまった根っこが大きく動く気配はない。
「後輩、意外と大胆だな」
「まさか、いきなり角栓取りまでやろうとするとはね。確かに垢をとるだけが耳かきじゃない。流石柿人君!私が見込んだだけのことはあるよ!!」
外野の適当な耳かき解説を聞き流しながら綿棒をより強く当てて動かすと、形が少しだけ変わり、角栓とはまった穴に僅かに隙間ができた。
「痛くないですか?次は耳かきで角栓と穴の隙間広げるんで、動かないでくださいね。」
基本は同じだ。皮膚と耳垢に隙間をつくり、広げる。そして、フリーになった汚れを穴から取り出すだけ。
角栓は耳穴の中にあるもうひとつの小さな耳穴のような物だ。より繊細に慎重に。
「んんっ」
慎重に、
「あんっ」
慎重に・・・
「あぁっ」
「変な声出さないでください!痛くなりますよ!?」
「ええ!?そんな声でてた!?」
「出てた。」
「出てたな。」
「嘘ぉ!?」
「もう、本当に細かい所だから大人しくしてくださいよ。」
「ふふっ、でも耳かきにストイックかと思ったら相手の声を気にするなんて、変なところで純情ね。」
切り替えの速さはプロのなせる業なのだろうか。でも友梨奈先輩も話が飛ぶ
。耳かきプレイヤーという人種の性なのかもしれない。
「ほっといてください。続けますよ。」
引っ掻き、捻り、少しずつ形を整えていく。仕上げのための下準備。耳かきや綿棒でも時間をかければ取り出せるだろうが、耳かきは速さが勝負。
段階に応じて道具を使い分けるのが、結果として早いはず。ストライカーが最初から最後までボールを持つわけではないのと同じだ。
「いい感じに形が整ったので、ピンセットで取り出します。じっとしててくださいね。」
ピンセットも今まで目にしたものよりも少し平面が広く、掴みやすい形状をしている。
ゆっくりと差し込み、角栓の出っ張りを捉え、上下左右に力を加え、作物を土から引き抜くように抜いていく。
汚れをできるかぎり崩さないのも技術の評点になるならば、この角栓はまさに、出荷前の野菜である。丁重に、丁寧に取り扱う。
数十秒ほどの角栓と、マスク・ザ・イヤーの声との格闘を経て、角栓が取り出され、ティッシュの上へ。
「仕上げです。」
梵天を取り出し、耳穴をふたまわり撫でる。そして。
「ふーっ」
「ウキャーーーー!!!」
「おお。大胆だな後輩。」
「ズルい!先輩の私もやってもらってないのに!!」
うむ。耳かき的にはセーフらしい。
「はぁはぁ・・・や、やるわね。角栓とりだけじゃなくて耳ふーまで躊躇わずにできるなんて・・・本当に逸材よあなた。」
「ありがとうございます。」
「これだけでも、耳かきあげてもいいかなって気もするけど、受けがわとしての実力も見せてもらうわよ!」
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