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第九章 復讐の舞台から
第百九十八話 復讐の舞台から(12)
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「用が済んだらすぐ出るからな」
ジルは警備兵に付き添われてはいるものの、なんとか劇場の中に入ることができた。頭の中がごちゃごちゃしていて、どうにもならないと思っていたが、中に入った瞬間にすべてがふっ飛んでしまった。
なんて美しい場所なんだろう。
入ってすぐの真っ白な階段は無数の灯りでオレンジ色にかがやき、天井には精巧な絵が描かれている。それは灯りのゆらめきで生きているかのような陰影を見せていた。絵は神話の関係であることはわかったが詳しくないのでどういったシーンなのかわからない。半裸の女神らしき女性が大きくのけぞり光の玉を腹に抱えこんでいる絵だ。そのなまめかしい姿態は神々しさを内包し、あまり信心深い方ではないジルも目を離すことができない。
「太陽神の懐胎はいつ見てもすばらしいわね。ここはこの絵を見るだけでも価値があるわ」
なぜか例の老夫婦がジルたちについてくる。警備兵もこの二人の前では乱暴なことはできないだろうからありがたいにはありがたいが、こんな身分の低い者に気を配るとは、まともな貴人のするべきことではないだろう。おそらく変な人たちだ。
警備兵に「前を見ろ」と注意されつつ、天井の巨大な絵を見ながら進んでいくと、間もなく劇場のホールへ入る。重々しい扉は警備兵が開けてくれた。ジルのためというよりは老夫婦のためだろう。そしてまたしてもジルは言葉を失う。舞台の前に半円を描くように配された観覧席は三階まである。外から見たときも建物の大きさに驚いたものだが、中から見るとさらにすごいことになっている。すべてにおいて規模が半端ではない。そのいたるところに美しく着飾った人々がいるのだから、現実感がどんどんなくなっていく。
観覧席の手すりの部分には意匠を凝らしたレリーフが彫りこまれ、いたるところに彫像が飾られている。そしておびただしい数の灯りがともされまぶしいくらいだ。外が夜であることを忘れてしまう。
そしてここにも天井には絵が描かれていた。こちらも女神だ。光り輝く女神を敬うかのように、大勢の人々、半人半獣、虫のような羽をもった半透明な人間、そして動物たちも描かれている。女神の次に大きく描かれているのは巨大な壺をかかげ持った人だ。これもおそらく神話の一場面を描いたものなのだろう。この絵を理解するためにジルは神話のことが書かれた本を読みたいとすら思った。赤い敷物が敷かれた床はふかふかとしていて、ますます夢見心地になってしまう。警備兵に「こら。まっすぐ歩け」と注意された。
ジルは重そうな緞帳がかかった舞台を見つめた。こんなすばらしい場所で演じるというのはどういう気分なのだろう。ぴりっと指先にしびれのようなものが走った。
やってみたい。こんな大きな舞台で、演じてみたい。
「おい、よそ見をするなってば。ミリルディア家の旦那様はどこだ? ちゃんと探しているのか?」
警備兵の声でジルはハッと我にかえる。さて、ここからどうしたらいいのだろう。そもそもこんな広い劇場ではジルの探している人は誰一人見つかる気がしない。
ジルの目的はクトを連れ帰ることである。ついでに、できればルーサスの凶行をとめた方がいいだろう。老夫婦の会話を聞いて、事情はさっぱりわからなくなってしまったが、旧市街の子供たちにはやはりルーサスが必要だ。ここまで騙されてはルーサスなど正直どうなってもいいと思うのだが、子供たちのことになると話は別である。当初はこんなすごい劇場とは思わなかったのですべてを軽く考えていた。だがここで貴人の殺害など大それたことを行なったらどうなるのか。想像するだに恐ろしい。
「あらまあ、かわいらしい。あなた、見て、見て」
老婦人が舞台を指している。ジルもつられて老婦人の指す舞台袖を見た。そこには小さな女の子が緞帳の外で何かの作業をしていた。さすがに手元までは見えないが、ジルはその背格好に見覚えがあった。旧市街にいたときより小綺麗な様子だが見間違いではないだろう。
クト、どうしてあんなところに?
「役者の卵なのかしら。あんなに小さいのにえらいわねえ」
老婦人は子供好きらしく一人ではしゃいでいる。もっと小さいのに、もっと苦労している子供はたくさんいるよと言いたくなる気持ちはぐっと抑えた。そんなことよりも、今はなんとかしてクトのところまで行かなければならない。
ちらりと警備兵を見上げると、劇場内を見渡すように視線をめぐらせている。シェルマンの顔は知らないはずなので、警備の一環として劇場内を観察しているのだろう。真面目で職務に忠実な警備兵だ。うまく逃げ出す方法はないものか。
「あら、シェルマンさんよ。あなた、ご挨拶に行きましょう」
クトを見ていた婦人が隣の老紳士にささやきかける。
まずい。シェルマンに会うわけにはいかない。こんなお針子は知らないといわれたら終わりだ。しかしシェルマンが見える場所にルーサスもいるはずである。ジルは老婦人の視線の先を追う。人が多すぎてよくわからないが、二階の席がバルコニーのように張り出した辺りを見ているようだ。
おおよその場所はわかった。まずはクトの方からだ。ジルは警備兵の腕を一気に振りほどいた。
「旦那様!」
ジルはシェルマンを見つけてあわてて走り出してしまったふりをして人混みの中に駆け込んだ。
「待ちなさい!」
待つわけないでしょう。ジルは心の中で舌を出す。足には自信があった。だかこんな汚い格好ではかなり目立つ。うろついていれば遅かれ早かれつかまってしまうだろう。急いでクトのいるであろう舞台裏へ行かなければ。そこなら雑用をしているような人間もいるだろうし、客席より目立たないはずだ。それに開演前の舞台裏は大忙しで、細かいことに目を止める人はいないはず。
「どこから入ってきたんだ」
もう少しというところで、不意に腕をつかまれた。見ると警備兵ではなく、きちんとしたシャツを着た男の人である。同じような服装の人を何人か見かけたので劇場内で案内などをしている人たちなのだろう。つかまれている腕を引こうとしたが、びくともしない。これはもうダメかもしれない。いや、なんとか切り抜ける方法があるはずだ。またシェルマンの名前を出すか? いや、もう警備兵がシェルマンのお針子を見失った話が回っているかもしれない。他に何か言い逃れる方法は? 考えろ、考えろ。
「それ、子役ですよ」
頭がぐつぐつと煮えそうになっていたところに、涼やかな声が聞こえた。
「子役? そんな話、聞いてないが」
「そうですか?」
あらわれた男もシャツ姿である。案内役か、雑用係なのだろう。
「こんな汚い格好で走り回られると困るんだよ」
「衣装ですよ。顔と体が汚れているように見えるのも化粧ですから心配ないです」
「客はそんなことわからないだろう」
「確かに。じゃ、裏に連れて行ってきっちり注意しておきますから。ほら、行くよ。もうすぐ開演なんだから、さぼったらダメじゃないか」
その勢いに押されてジルは男に手を引かれてゆく。一体なにがどうなっているんだろう。とりあえず、つまみ出される心配はなくなったのか。
「さて、両陣営、役者がそろったというところだな」
軽い調子で言いながら、男はジルの手を引いて舞台裏へとまわりこむ。そこは表とはまったく違って雑然としていた。さすがにジルが出入りしていた劇場とは比べ物にならないくらいにきちんとしているが、雰囲気はそっくりだ。たくさんの小道具、衣装、木箱などがあちこちに置かれている。無造作に見えるが、こういったものはきちんと理由があってそこに置かれているのだ。雑用をやっていたジルにはそれがよくわかった。
そしてとうとう探していた人物を見つけた。しかし思わず駆け寄ろうとした足がぴたりと止まる。
「――クト?」
舞台袖に立っているクトを見て、一瞬、人違いだろうかと思った。以前のようなふわりとした雰囲気はすっかり消えている。その目には強い意思の光が宿っていた。今までは眠っていて、ようやく目を覚ましたとでもいうようだ。
「クト、何をするつもりなの?」
ジルは警備兵に付き添われてはいるものの、なんとか劇場の中に入ることができた。頭の中がごちゃごちゃしていて、どうにもならないと思っていたが、中に入った瞬間にすべてがふっ飛んでしまった。
なんて美しい場所なんだろう。
入ってすぐの真っ白な階段は無数の灯りでオレンジ色にかがやき、天井には精巧な絵が描かれている。それは灯りのゆらめきで生きているかのような陰影を見せていた。絵は神話の関係であることはわかったが詳しくないのでどういったシーンなのかわからない。半裸の女神らしき女性が大きくのけぞり光の玉を腹に抱えこんでいる絵だ。そのなまめかしい姿態は神々しさを内包し、あまり信心深い方ではないジルも目を離すことができない。
「太陽神の懐胎はいつ見てもすばらしいわね。ここはこの絵を見るだけでも価値があるわ」
なぜか例の老夫婦がジルたちについてくる。警備兵もこの二人の前では乱暴なことはできないだろうからありがたいにはありがたいが、こんな身分の低い者に気を配るとは、まともな貴人のするべきことではないだろう。おそらく変な人たちだ。
警備兵に「前を見ろ」と注意されつつ、天井の巨大な絵を見ながら進んでいくと、間もなく劇場のホールへ入る。重々しい扉は警備兵が開けてくれた。ジルのためというよりは老夫婦のためだろう。そしてまたしてもジルは言葉を失う。舞台の前に半円を描くように配された観覧席は三階まである。外から見たときも建物の大きさに驚いたものだが、中から見るとさらにすごいことになっている。すべてにおいて規模が半端ではない。そのいたるところに美しく着飾った人々がいるのだから、現実感がどんどんなくなっていく。
観覧席の手すりの部分には意匠を凝らしたレリーフが彫りこまれ、いたるところに彫像が飾られている。そしておびただしい数の灯りがともされまぶしいくらいだ。外が夜であることを忘れてしまう。
そしてここにも天井には絵が描かれていた。こちらも女神だ。光り輝く女神を敬うかのように、大勢の人々、半人半獣、虫のような羽をもった半透明な人間、そして動物たちも描かれている。女神の次に大きく描かれているのは巨大な壺をかかげ持った人だ。これもおそらく神話の一場面を描いたものなのだろう。この絵を理解するためにジルは神話のことが書かれた本を読みたいとすら思った。赤い敷物が敷かれた床はふかふかとしていて、ますます夢見心地になってしまう。警備兵に「こら。まっすぐ歩け」と注意された。
ジルは重そうな緞帳がかかった舞台を見つめた。こんなすばらしい場所で演じるというのはどういう気分なのだろう。ぴりっと指先にしびれのようなものが走った。
やってみたい。こんな大きな舞台で、演じてみたい。
「おい、よそ見をするなってば。ミリルディア家の旦那様はどこだ? ちゃんと探しているのか?」
警備兵の声でジルはハッと我にかえる。さて、ここからどうしたらいいのだろう。そもそもこんな広い劇場ではジルの探している人は誰一人見つかる気がしない。
ジルの目的はクトを連れ帰ることである。ついでに、できればルーサスの凶行をとめた方がいいだろう。老夫婦の会話を聞いて、事情はさっぱりわからなくなってしまったが、旧市街の子供たちにはやはりルーサスが必要だ。ここまで騙されてはルーサスなど正直どうなってもいいと思うのだが、子供たちのことになると話は別である。当初はこんなすごい劇場とは思わなかったのですべてを軽く考えていた。だがここで貴人の殺害など大それたことを行なったらどうなるのか。想像するだに恐ろしい。
「あらまあ、かわいらしい。あなた、見て、見て」
老婦人が舞台を指している。ジルもつられて老婦人の指す舞台袖を見た。そこには小さな女の子が緞帳の外で何かの作業をしていた。さすがに手元までは見えないが、ジルはその背格好に見覚えがあった。旧市街にいたときより小綺麗な様子だが見間違いではないだろう。
クト、どうしてあんなところに?
「役者の卵なのかしら。あんなに小さいのにえらいわねえ」
老婦人は子供好きらしく一人ではしゃいでいる。もっと小さいのに、もっと苦労している子供はたくさんいるよと言いたくなる気持ちはぐっと抑えた。そんなことよりも、今はなんとかしてクトのところまで行かなければならない。
ちらりと警備兵を見上げると、劇場内を見渡すように視線をめぐらせている。シェルマンの顔は知らないはずなので、警備の一環として劇場内を観察しているのだろう。真面目で職務に忠実な警備兵だ。うまく逃げ出す方法はないものか。
「あら、シェルマンさんよ。あなた、ご挨拶に行きましょう」
クトを見ていた婦人が隣の老紳士にささやきかける。
まずい。シェルマンに会うわけにはいかない。こんなお針子は知らないといわれたら終わりだ。しかしシェルマンが見える場所にルーサスもいるはずである。ジルは老婦人の視線の先を追う。人が多すぎてよくわからないが、二階の席がバルコニーのように張り出した辺りを見ているようだ。
おおよその場所はわかった。まずはクトの方からだ。ジルは警備兵の腕を一気に振りほどいた。
「旦那様!」
ジルはシェルマンを見つけてあわてて走り出してしまったふりをして人混みの中に駆け込んだ。
「待ちなさい!」
待つわけないでしょう。ジルは心の中で舌を出す。足には自信があった。だかこんな汚い格好ではかなり目立つ。うろついていれば遅かれ早かれつかまってしまうだろう。急いでクトのいるであろう舞台裏へ行かなければ。そこなら雑用をしているような人間もいるだろうし、客席より目立たないはずだ。それに開演前の舞台裏は大忙しで、細かいことに目を止める人はいないはず。
「どこから入ってきたんだ」
もう少しというところで、不意に腕をつかまれた。見ると警備兵ではなく、きちんとしたシャツを着た男の人である。同じような服装の人を何人か見かけたので劇場内で案内などをしている人たちなのだろう。つかまれている腕を引こうとしたが、びくともしない。これはもうダメかもしれない。いや、なんとか切り抜ける方法があるはずだ。またシェルマンの名前を出すか? いや、もう警備兵がシェルマンのお針子を見失った話が回っているかもしれない。他に何か言い逃れる方法は? 考えろ、考えろ。
「それ、子役ですよ」
頭がぐつぐつと煮えそうになっていたところに、涼やかな声が聞こえた。
「子役? そんな話、聞いてないが」
「そうですか?」
あらわれた男もシャツ姿である。案内役か、雑用係なのだろう。
「こんな汚い格好で走り回られると困るんだよ」
「衣装ですよ。顔と体が汚れているように見えるのも化粧ですから心配ないです」
「客はそんなことわからないだろう」
「確かに。じゃ、裏に連れて行ってきっちり注意しておきますから。ほら、行くよ。もうすぐ開演なんだから、さぼったらダメじゃないか」
その勢いに押されてジルは男に手を引かれてゆく。一体なにがどうなっているんだろう。とりあえず、つまみ出される心配はなくなったのか。
「さて、両陣営、役者がそろったというところだな」
軽い調子で言いながら、男はジルの手を引いて舞台裏へとまわりこむ。そこは表とはまったく違って雑然としていた。さすがにジルが出入りしていた劇場とは比べ物にならないくらいにきちんとしているが、雰囲気はそっくりだ。たくさんの小道具、衣装、木箱などがあちこちに置かれている。無造作に見えるが、こういったものはきちんと理由があってそこに置かれているのだ。雑用をやっていたジルにはそれがよくわかった。
そしてとうとう探していた人物を見つけた。しかし思わず駆け寄ろうとした足がぴたりと止まる。
「――クト?」
舞台袖に立っているクトを見て、一瞬、人違いだろうかと思った。以前のようなふわりとした雰囲気はすっかり消えている。その目には強い意思の光が宿っていた。今までは眠っていて、ようやく目を覚ましたとでもいうようだ。
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