61 / 131
3年1学期
61話: 初めての誕生日を君に③
しおりを挟む
「遅れちゃったお詫びに奢るから、お昼食べよ?」
俺がそう言ってエリオ君を連れて入ったのは、冬月祭の日にルカが教えてくれたカフェ。確かあの日はパンケーキを食べたんだっけ。あれはイベント限定メニューだから同じのものは無いかもしれないけど、看板にあるランチメニューもとても美味しそう。
「別に、そこまでしてもらわなくて結構です。お金ならあるので」
「そう?遠慮しなくていいのに」
遅刻しちゃった手前俺はここでちゃんと先輩らしい事をしたかったんだけど、エリオ君の意志の強さから無理強いはしない事にする。
店員さんから案内された席でメニューを注文し、それぞれ注文したランチが届いたのでそれを頬張りながら会話を続ける。ご飯を食べてる時って普段より色んな話ができる気がして、このタイミングで俺はずっと気になっていた事を口にした。
「また失礼だったら言ってね。あのさ、邪竜って結局どういう存在なの?」
一般的には、大体の物語の悪役で、伝説でも悪い意味で名を残す存在。かつては世界征服をしようとした記録も残っているこの世界に生きる者なら誰もが恐れる、竜族から生まれる異端。寝物語でも邪竜が来るぞってフレーズは割とよく使われるほど身近だけど、実際他の竜族とどう違うのか俺は全然知らない。邪竜という言葉に敏感で魔力暴走しちゃう事もあるルカに聞くことはできないから、去年から俺はずっとその答えを探していた。
「……はぁ、僕は貴方に他意がない事を知っているのでいいですが、他の竜族に聞くのは絶対にやめてください。場合によっては侮辱と捉えられても文句が言えないですから」
俺の問いかけに、たっぷり長いため息をついて、硬い表情のままエリオ君が答える。その様子に俺は改めて邪竜という言葉の重みを感じた。
「邪竜は竜族の血の呪いみたいなものです。数百年に1人の割合で生まれます。発生する原因は不明。原初の邪竜の生まれ変わりとも言われてますがこれも真偽は不明。ただ一つわかっている事として、邪竜は他の竜族とはまるで異質な存在ということです。」
「呪い……異質……」
重々しい単語の羅列に、俺は聞いてはいけないことを聞いているような気持ちになる。エリオ君の口調は至って真面目で、彼が俺を怖がらせようと話を盛っている気配もないのがより一層この話題の重さを物語っている。
「邪竜には特徴があります。白黒の髪、大きな身体、そして一番の特徴は竜族千人でも及ばない莫大な魔力です。一般的に魔力は成長につれて増加するものですが、邪竜は生まれた時から通常の百倍の魔力を持って生まれてきます」
「そうなんだ……」
竜族は強大な魔力が特徴だ。一般的な種族の数十から百倍の魔力を有するとも言われている。そんな竜族が千人いても足りない程の魔力があるなんて、ルカが強いのはわかってたけど俄には信じられなかった。
「竜族は誇り高い種族です。同族以外とはつるまず、同族同士の繋がりが何より強い、つまり僕達は個で強いですが、何より群れを重んじています。ですが、邪竜の存在はそれを乱します。だからこそ僕らはそれを受け入れられない」
「……なんで?何か悪いことをするの?」
これまでの話で、邪竜の特性はその見た目と魔力の高さだけだった。何か毒があるとか、そういう理由でもあるのかと俺は続きを促す。
「弱い……いや、竜族以外の人には理解が難しいかもしれませんが、力に誇りがある僕等の前にその力を簡単にねじ伏せる存在が現れたら、それは十分に存在を揺るがす理由となります。僕等は自らの強さに自信があってそれが種族共通の存在理由につながってるんです」
「……?邪竜が強すぎるから、竜族は気持ち的にどうしても一緒にいられないってこと?」
エリオ君の説明は、強さとは無縁の世界に生きている俺には難しかったので、理解できそうな範囲で質問をしてみる。
「気持ち……確かにそうかもしれません。邪竜を見ると僕等は、自身を否定されたような気持ちになって、どうしても受け入れる事ができません。しかし、自分達より圧倒的に強い相手を排除する事もできない。だから邪竜が幼いうちに集団で結界を張りそこに閉じ込めて隔離し、そこで最低限の教育と身の回りの世話だけを与えます」
「そんな……」
排除、隔離……人に、それも同族にかけるにはあまりにも重い言葉だ。でもそれが、物語の中なんかじゃなくて、現実で行われている事が淡々としたエリオ君の説明から伝わる。
「兄さんは屋敷の書庫に封じられていました。そして兄さんが6歳の時に自力で結界を破るまで、僕は自分に兄がいたことすら知りませんでした。」
「……!!」
衝撃の告白に言葉も出ない。邪竜がいくら疎まれているとはいえ、実の弟に存在すら知られない扱いがどれほどのものなのか俺には想像もつかなかった。
「そして、兄さんの姿を初めて目にした時、僕は生まれて初めて本能的な拒絶感情を感じました。理屈じゃないんですこれは、きっと。兄さんは兄さんで、出会ってから一度も僕の方を見る事がなかったので、同じ屋敷にはいても殆ど言葉も交わすことはなく今に至るというわけです……って、え!?先輩…?泣いて……?」
目から溢れる雫が止まらない。エリオ君が話してくれた事、その全てが悲しくて、苦しくて、頭の中がぐらぐらする。話を聞きながら俺は出会った時の全てを拒絶するようなルカを思い出していた。あの頃からなんでそこまで人と関わりたがらないんだろうとは思ってはいたけれど、こんな、全ての人に拒絶されて生きていたなら当然の反応だった。
「だって……こんなの、あんまりに、悲しくてっ」
「ああもう、僕が泣かせたみたいじゃないですか……これ使ってください、ほら」
俺はエリオ君から差し出された、綺麗に畳まれた上品なハンカチを受け取り目を拭いたけど、涙は止まらなかった。目の前のエリオ君が見るからにおろおろしてて、困らせたくないし、早く泣き止みたいのに全然止まってくれない。
しばらくそうしていて、俺が落ち着いた頃にはランチはすっかり冷めてしまった。俺が泣き止むまで待っていてくれたエリオ君のご飯もきっと冷めてしまっただろう。
「ごめんね、驚かせちゃって。もう大丈夫」
「いえ……涙にはどきっと……じゃない、びっくりしましたけど、先輩らしい反応だと思いました」
それってどういう意味、とまだ赤い目元をこすりながら俺は笑う。恥ずかしい姿を見せてしまったけど、ここでエリオ君と話せたことは凄く大事なことだと思った。
(絶対、ルカに喜んで欲しい、喜ばせたい)
冷たくなったパスタを口に運びながら俺は心の中で決心する。ルカの生まれて初めての誕生日プレゼント、そしてお祝いを、これまでを取り返すような素敵なものにする事を。泣いてなんていられない。最高のプレゼントを探す元気を出すため俺は残ったランチを口一杯に頬張った。
俺がそう言ってエリオ君を連れて入ったのは、冬月祭の日にルカが教えてくれたカフェ。確かあの日はパンケーキを食べたんだっけ。あれはイベント限定メニューだから同じのものは無いかもしれないけど、看板にあるランチメニューもとても美味しそう。
「別に、そこまでしてもらわなくて結構です。お金ならあるので」
「そう?遠慮しなくていいのに」
遅刻しちゃった手前俺はここでちゃんと先輩らしい事をしたかったんだけど、エリオ君の意志の強さから無理強いはしない事にする。
店員さんから案内された席でメニューを注文し、それぞれ注文したランチが届いたのでそれを頬張りながら会話を続ける。ご飯を食べてる時って普段より色んな話ができる気がして、このタイミングで俺はずっと気になっていた事を口にした。
「また失礼だったら言ってね。あのさ、邪竜って結局どういう存在なの?」
一般的には、大体の物語の悪役で、伝説でも悪い意味で名を残す存在。かつては世界征服をしようとした記録も残っているこの世界に生きる者なら誰もが恐れる、竜族から生まれる異端。寝物語でも邪竜が来るぞってフレーズは割とよく使われるほど身近だけど、実際他の竜族とどう違うのか俺は全然知らない。邪竜という言葉に敏感で魔力暴走しちゃう事もあるルカに聞くことはできないから、去年から俺はずっとその答えを探していた。
「……はぁ、僕は貴方に他意がない事を知っているのでいいですが、他の竜族に聞くのは絶対にやめてください。場合によっては侮辱と捉えられても文句が言えないですから」
俺の問いかけに、たっぷり長いため息をついて、硬い表情のままエリオ君が答える。その様子に俺は改めて邪竜という言葉の重みを感じた。
「邪竜は竜族の血の呪いみたいなものです。数百年に1人の割合で生まれます。発生する原因は不明。原初の邪竜の生まれ変わりとも言われてますがこれも真偽は不明。ただ一つわかっている事として、邪竜は他の竜族とはまるで異質な存在ということです。」
「呪い……異質……」
重々しい単語の羅列に、俺は聞いてはいけないことを聞いているような気持ちになる。エリオ君の口調は至って真面目で、彼が俺を怖がらせようと話を盛っている気配もないのがより一層この話題の重さを物語っている。
「邪竜には特徴があります。白黒の髪、大きな身体、そして一番の特徴は竜族千人でも及ばない莫大な魔力です。一般的に魔力は成長につれて増加するものですが、邪竜は生まれた時から通常の百倍の魔力を持って生まれてきます」
「そうなんだ……」
竜族は強大な魔力が特徴だ。一般的な種族の数十から百倍の魔力を有するとも言われている。そんな竜族が千人いても足りない程の魔力があるなんて、ルカが強いのはわかってたけど俄には信じられなかった。
「竜族は誇り高い種族です。同族以外とはつるまず、同族同士の繋がりが何より強い、つまり僕達は個で強いですが、何より群れを重んじています。ですが、邪竜の存在はそれを乱します。だからこそ僕らはそれを受け入れられない」
「……なんで?何か悪いことをするの?」
これまでの話で、邪竜の特性はその見た目と魔力の高さだけだった。何か毒があるとか、そういう理由でもあるのかと俺は続きを促す。
「弱い……いや、竜族以外の人には理解が難しいかもしれませんが、力に誇りがある僕等の前にその力を簡単にねじ伏せる存在が現れたら、それは十分に存在を揺るがす理由となります。僕等は自らの強さに自信があってそれが種族共通の存在理由につながってるんです」
「……?邪竜が強すぎるから、竜族は気持ち的にどうしても一緒にいられないってこと?」
エリオ君の説明は、強さとは無縁の世界に生きている俺には難しかったので、理解できそうな範囲で質問をしてみる。
「気持ち……確かにそうかもしれません。邪竜を見ると僕等は、自身を否定されたような気持ちになって、どうしても受け入れる事ができません。しかし、自分達より圧倒的に強い相手を排除する事もできない。だから邪竜が幼いうちに集団で結界を張りそこに閉じ込めて隔離し、そこで最低限の教育と身の回りの世話だけを与えます」
「そんな……」
排除、隔離……人に、それも同族にかけるにはあまりにも重い言葉だ。でもそれが、物語の中なんかじゃなくて、現実で行われている事が淡々としたエリオ君の説明から伝わる。
「兄さんは屋敷の書庫に封じられていました。そして兄さんが6歳の時に自力で結界を破るまで、僕は自分に兄がいたことすら知りませんでした。」
「……!!」
衝撃の告白に言葉も出ない。邪竜がいくら疎まれているとはいえ、実の弟に存在すら知られない扱いがどれほどのものなのか俺には想像もつかなかった。
「そして、兄さんの姿を初めて目にした時、僕は生まれて初めて本能的な拒絶感情を感じました。理屈じゃないんですこれは、きっと。兄さんは兄さんで、出会ってから一度も僕の方を見る事がなかったので、同じ屋敷にはいても殆ど言葉も交わすことはなく今に至るというわけです……って、え!?先輩…?泣いて……?」
目から溢れる雫が止まらない。エリオ君が話してくれた事、その全てが悲しくて、苦しくて、頭の中がぐらぐらする。話を聞きながら俺は出会った時の全てを拒絶するようなルカを思い出していた。あの頃からなんでそこまで人と関わりたがらないんだろうとは思ってはいたけれど、こんな、全ての人に拒絶されて生きていたなら当然の反応だった。
「だって……こんなの、あんまりに、悲しくてっ」
「ああもう、僕が泣かせたみたいじゃないですか……これ使ってください、ほら」
俺はエリオ君から差し出された、綺麗に畳まれた上品なハンカチを受け取り目を拭いたけど、涙は止まらなかった。目の前のエリオ君が見るからにおろおろしてて、困らせたくないし、早く泣き止みたいのに全然止まってくれない。
しばらくそうしていて、俺が落ち着いた頃にはランチはすっかり冷めてしまった。俺が泣き止むまで待っていてくれたエリオ君のご飯もきっと冷めてしまっただろう。
「ごめんね、驚かせちゃって。もう大丈夫」
「いえ……涙にはどきっと……じゃない、びっくりしましたけど、先輩らしい反応だと思いました」
それってどういう意味、とまだ赤い目元をこすりながら俺は笑う。恥ずかしい姿を見せてしまったけど、ここでエリオ君と話せたことは凄く大事なことだと思った。
(絶対、ルカに喜んで欲しい、喜ばせたい)
冷たくなったパスタを口に運びながら俺は心の中で決心する。ルカの生まれて初めての誕生日プレゼント、そしてお祝いを、これまでを取り返すような素敵なものにする事を。泣いてなんていられない。最高のプレゼントを探す元気を出すため俺は残ったランチを口一杯に頬張った。
10
あなたにおすすめの小説
平凡なぼくが男子校でイケメンたちに囲まれています
七瀬
BL
あらすじ
春の空の下、名門私立蒼嶺(そうれい)学園に入学した柊凛音(ひいらぎ りおん)。全寮制男子校という新しい環境で、彼の無自覚な美しさと天然な魅力が、周囲の男たちを次々と虜にしていく——。
政治家や実業家の子息が通う格式高い学園で、凛音は完璧な兄・蒼真(そうま)への憧れを胸に、新たな青春を歩み始める。しかし、彼の純粋で愛らしい存在は、学園の秩序を静かに揺るがしていく。
****
初投稿なので優しい目で見守ってくださると助かります‼️ご指摘などございましたら、気軽にコメントよろしくお願いしますm(_ _)m
先輩たちの心の声に翻弄されています!
七瀬
BL
人と関わるのが少し苦手な高校1年生・綾瀬遙真(あやせとうま)。
ある日、食堂へ向かう人混みの中で先輩にぶつかった瞬間──彼は「触れた相手の心の声」が聞こえるようになった。
最初に声を拾ってしまったのは、対照的な二人の先輩。
乱暴そうな俺様ヤンキー・不破春樹(ふわはるき)と、爽やかで優しい王子様・橘司(たちばなつかさ)。
見せる顔と心の声の落差に戸惑う遙真。けれど、彼らはなぜか遙真に強い関心を示しはじめる。
****
三作目の投稿になります。三角関係の学園BLですが、なるべくみんなを幸せにして終わりますのでご安心ください。
ご感想・ご指摘など気軽にコメントいただけると嬉しいです‼️
転生したが壁になりたい。
むいあ
BL
俺、神崎瑠衣はごく普通の社会人だ。
ただ一つ違うことがあるとすれば、腐男子だということだ。
しかし、周りに腐男子と言うことがバレないように日々隠しながら暮らしている。
今日も一日会社に行こうとした時に横からきたトラックにはねられてしまった!
目が覚めるとそこは俺が好きなゲームの中で!?
俺は推し同士の絡みを眺めていたいのに、なぜか美形に迫られていて!?
「俺は壁になりたいのにーーーー!!!!」
俺の異世界先は激重魔導騎士の懐の中
油淋丼
BL
少女漫画のような人生を送っていたクラスメイトがある日突然命を落とした。
背景の一部のようなモブは、卒業式の前日に事故に遭った。
魔王候補の一人として無能力のまま召喚され、魔物達に混じりこっそりと元の世界に戻る方法を探す。
魔物の脅威である魔導騎士は、不思議と初対面のようには感じなかった。
少女漫画のようなヒーローが本当に好きだったのは、モブ君だった。
異世界に転生したヒーローは、前世も含めて長年片思いをして愛が激重に変化した。
今度こそ必ず捕らえて囲って愛す事を誓います。
激重愛魔導最強転生騎士×魔王候補無能力転移モブ
最可愛天使は儚げ美少年を演じる@勘違いってマジ??
雨霧れいん
BL
《 男子校の華 》と呼ばれるほどにかわいく、美しい少年"依織のぞ"は社会に出てから厳しさを知る。
いままでかわいいと言われていた特徴も社会に出れば女々しいだとか、非力だとか、色々な言葉で貶された。いつまでもかわいいだけの僕でいたい!いつしか依織はネットにのめり込んだ。男の主人公がイケメンに言い寄られるゲーム、通称BLゲーム。こんな世界に生まれたかった、と悲しみに暮れ眠りについたが朝起きたらそこは大好きなBLゲームのなかに!?
可愛い可愛い僕でいるために儚げ男子(笑)を演じていたら色々勘違いされて...!?!?
人族は一人で生きられないらしい――獣人公爵に拾われ、溺愛されて家族になりました
よっちゃん
BL
人族がほとんど存在しない世界に、
前世の記憶を持ったまま転生した少年・レオン。
獣人が支配する貴族社会。
魔力こそが価値とされ、
「弱い人族」は守られるべき存在として扱われる世界で、
レオンは常識の違いに戸惑いながらも必死に生きようとする。
そんな彼を拾ったのは、
辺境を治める獣人公爵アルト。
寡黙で冷静、しかし一度守ると決めたものは決して手放さない男だった。
溺愛され、守られ、育てられる日々。
だが、レオンはただ守られるだけの存在で終わることを選ばない。
学院での出会い。
貴族社会に潜む差別と陰謀。
そして「番」という、深く重い絆。
レオンは学び、考え、
自分にしかできない魔法理論を武器に、
少しずつ“並び立つ覚悟”を身につけていく。
獣人と人族。
価値観も、立場も、すべてが違う二人が、
それでも選び合い、家族になるまでの物語。
溺愛×成長×異世界BL。
読後に残るのは、
「ここに居場所があっていい」と思える、あたたかな幸福。
うちの家族が過保護すぎるので不良になろうと思います。
春雨
BL
前世を思い出した俺。
外の世界を知りたい俺は過保護な親兄弟から自由を求めるために逃げまくるけど失敗しまくる話。
愛が重すぎて俺どうすればいい??
もう不良になっちゃおうか!
少しおばかな主人公とそれを溺愛する家族にお付き合い頂けたらと思います。
初投稿ですので矛盾や誤字脱字見逃している所があると思いますが暖かい目で見守って頂けたら幸いです。
※(ある日)が付いている話はサイドストーリーのようなもので作者がただ書いてみたかった話を書いていますので飛ばして頂いても大丈夫です。
※度々言い回しや誤字の修正などが入りますが内容に影響はないです。
もし内容に影響を及ぼす場合はその都度報告致します。
なるべく全ての感想に返信させていただいてます。
感想とてもとても嬉しいです、いつもありがとうございます!
ざこてん〜初期雑魚モンスターに転生した俺は、勇者にテイムしてもらう〜
キノア9g
BL
「俺の血を啜るとは……それほど俺を愛しているのか?」
(いえ、ただの生存戦略です!!)
【元社畜の雑魚モンスター(うさぎ)】×【勘違い独占欲勇者】
生き残るために媚びを売ったら、最強の勇者に溺愛されました。
ブラック企業で過労死した俺が転生したのは、RPGの最弱モンスター『ダーク・ラビット(黒うさぎ)』だった。
のんびり草を食んでいたある日、目の前に現れたのはゲーム最強の勇者・アレクセイ。
「経験値」として狩られる!と焦った俺は、生き残るために咄嗟の機転で彼と『従魔契約』を結ぶことに成功する。
「殺さないでくれ!」という一心で、傷口を舐めて契約しただけなのに……。
「魔物の分際で、俺にこれほど情熱的な求愛をするとは」
なぜか勇者様、俺のことを「自分に惚れ込んでいる健気な相棒」だと盛大に勘違い!?
勘違いされたまま、勇者の膝の上で可愛がられる日々。
捨てられないために必死で「有能なペット」を演じていたら、勇者の魔力を受けすぎて、なんと人間の姿に進化してしまい――!?
「もう使い魔の枠には収まらない。俺のすべてはお前のものだ」
ま、待ってください勇者様、愛が重すぎます!
元社畜の生存本能が生んだ、すれ違いと溺愛の異世界BLファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
