104 / 131
3年2学期
104話: 不良ワーウルフとの特別トレーニング①
しおりを挟む
セラフィオルの他校交流から数日後の休日の今日、俺はカイの寮に来ていた。
あんまり使ってない運動着に身を包んで待ち合わせ場所である寮内グラウンドに足を踏み入れる。
「カイ、おはよ。今日はよろしくね!」
「おう、それじゃはじめっぞ。途中で根ぇ上げんなよ」
今日は前にカイと約束してたトレーニングの日。最近美味しいものを食べる機会が多かったからこの辺りで頑張っておかないとだよね。
「まずはストレッチからな、怪我しねぇようしっかり伸ばせよ」
そう言ってカイは足を広げて体を倒し始めた。見よう見まねで俺もそれに続くことにする。
「見て見てー!結構曲がってない?」
「……っ!お前体柔けぇのな」
俺の前屈を見て、カイがちょっと感心したように感想を漏らす。運動は苦手だけどこういうのは得意かも。
「チアやってたからかな?あっ、そうだ背中押すやつやって!」
「いいけど、力抜いて息吐けよ。息止めてっと意味ねぇから」
「わかった!けど優しく押してね、カイ」
「へーへー」
カイの大きな手が背中に触れる。言葉通り軽い力で背中を押されると、さっきまで届かなかった位置に手が届いて少し気持ちがいい。
「ありがと!俺もカイの背中押したげるね」
「別に俺は……はぁ、勢いつけすぎんなよ」
「任せて!」
俺はカイと位置を変わって背中を押し始める。
「どう?気持ちいい?」
「おー、悪くねぇ」
しばらくこうしてストレッチをしたあと、カイがストップウォッチを首にかけてセットする。
「タイム測るの?俺本格的なのじゃなくて、軽く運動できたらでいいんだけど……」
「無理な事はしねぇよ。ただ、こういうのしといた方がモチベーションになるからな」
「へー、そういうもの?」
まあ、高いノルマとかないならいいかな。俺はカイに言われるまま、今の全力で50メートル走のタイムを測る。
「っと、8.5……お前本当に運動苦手なんだな」
「もー!カイと比べないでよね。これでも全力なんだから」
「別に責めてねぇよ。ただ、まあ、そうだな……」
顎に手を当ててカイが俺の方を見る。そのまま軽く俺の肩と腕に触れて引っ張られた。
「今から軽く走っけど、その時に腕の位置ここを意識してやってみろよ。足はこうな」
「?うん、いいけど……」
カイに言われるまま俺はその場で手足を軽く動かしてみる。ちょっと慣れないけど大変じゃないしこれ位ならできるかな。
「じゃあまずは寮の外回っからついて来い。はぐれんじゃねぇぞ」
「えっ外出るの?ちょっと、置いてかないでよ!」
俺は慌ててカイの背中を追う。せっかくここの寮にはグラウンドがあるのになんで外に出るんだろう?
◇
その疑問の答えは割とすぐだった。カイが選んだコースは、今の時期ちょうど紅葉が始まる街路樹が並んでいて、走りながら眺めるのに丁度いい。
「わぁ、綺麗……こんな所あったんだ」
「お前走るだけじゃすぐ飽きんだろ。そういう時は景色が見えるコースの方がいいからな」
それは確かにそうかも。ずっとグラウンド走ってると心が虚無になるもんね。カイって色々考えてくれてるんだなぁ。
「ただ上ばっか見て転けんじゃねぇぞ。お前足元の注意力ねぇから」
「俺そこまでうっかりしてないもん!全然平気……っわぁ!?」
そんな事ないって思ってたのに、地面からせり出た木の根っこに足がぶつかって俺は早速よろける。転けなかったけど危ない所だった。
「お前、フラグ回収早すぎんだろ。今から折り返しだから注意して走れよ」
「う、うん。……気をつける」
呆れ顔のカイに見つめられながら俺はさっき走った道をゆっくり走って戻った。今度は足元もよく見てるし流石にこけたりはしないはずだよね。
◇
再び寮のグラウンドに戻って、俺達は一旦休憩を挟む。持ってきてたペットボトルに口をつけていたらカイから無慈悲なひと言をかけられる。
「水飲んで休憩したらもう少し走っぞ」
「えー!?まだ走るの??もう疲れたー」
「お前……まだ10分しか走ってねぇだろ……」
カイにとっては平気かもしれないけど普段運動してない身からすると普通にきつい。グラウンドにはさっきみたいな綺麗な景色とかもないし、追加で走るやる気が出ない。
「次やるのはジグザグランニングゲームだ」
「ジグザグ?曲がるの?」
「理解が早ぇな。今から俺がこれをつけて蛇行して走っから……」
そう言ってカイは麦畑色のタオルを取り出してボトムの腰元に挟む。ちなみにこのタオルは俺が冬月祭であげたやつだ。ちゃんと使ってくれてるの嬉しいな。
「要はお前がこれを俺から取ったら勝ちなゲームだ」
「えっ、俺がカイに追いつけるわけなくない!?」
カイは50メートルを3秒台で走る人だから、そんなの無理すぎる。一気に俺のやる気が低下したのを見てカイが言葉を続けた。
「本気で走ったりしねーよ。お前が追いつけるギリギリにすっから安心しろ」
「本当……?」
まだ疑いを持ってる俺にカイが大袈裟なため息をつく。
「嘘ついてどうすんだよ。うちのチビ共ともやってるから手加減は慣れてっし、お前楽しいのがいいんだろ?」
「えっリリィちゃん達とこんなことしてるの?カイお兄ちゃんしてるんだー!えらーい」
「っ、あいつら遊べってうるせーから相手してやってるだけで、別にそういうんじゃねぇし」
確か、カイは弟君と妹ちゃんがいるんだよね。前に会ったことあるけどすごくちっちゃくて可愛かったなぁ。
「けどあの子達じゃタオルに手が届かなくない?」
「問題ねぇよ。あいつらとするときゃタオルじゃなくて尻尾で……あ、やべっ」
「えーっ!!尻尾!見てみたーい!見せて見せて!!」
カイは慌てて口を閉じたけど、俺はその単語を聞き逃さなかった。
「お前……さっきまでへばってた癖に急に元気になってんじゃねぇよ!」
「だって見たいんだもん!ねぇ尻尾見せてー!触りたーい!!」
たまに街でワーウルフの人が尻尾を出して歩いてるのを見かけるけど凄くもふもふなんだよね。
「ばっ、馬鹿!誰が見せるかよ……そんな目しても無駄だかんな」
「えー何で??いいじゃんちょっとくらい」
ワーウルフは竜族と違って特に種族特性の露出に決まりがない種族だ。それにさっきも言ったように尻尾を出してる人も結構見かけるし、優しい人が尻尾で子供をあやしてくれる光景もよく見る。だからそのノリで俺はカイにお願いしたんだけど、カイは断固として尻尾を出そうとはしない。
「………っお前にだけは見せらんねぇんだよ……」
「えっ、何?聞こえな……」
「とっ、とにかくダメだ!おら、さっさと始めんぞ」
返ってきた返事は小声すぎてよく聞こえないし、そのまま誤魔化されるようにトレーニングが始まってしまう。
「ちょ、カイ早すぎ!待ってってば!」
仕方なく俺は本物じゃない尻尾を追いかけてジグザグと走り始める。ていうか全然手加減してくれないんだけど。早すぎてタオル取るなんて絶対無理!
あんまり使ってない運動着に身を包んで待ち合わせ場所である寮内グラウンドに足を踏み入れる。
「カイ、おはよ。今日はよろしくね!」
「おう、それじゃはじめっぞ。途中で根ぇ上げんなよ」
今日は前にカイと約束してたトレーニングの日。最近美味しいものを食べる機会が多かったからこの辺りで頑張っておかないとだよね。
「まずはストレッチからな、怪我しねぇようしっかり伸ばせよ」
そう言ってカイは足を広げて体を倒し始めた。見よう見まねで俺もそれに続くことにする。
「見て見てー!結構曲がってない?」
「……っ!お前体柔けぇのな」
俺の前屈を見て、カイがちょっと感心したように感想を漏らす。運動は苦手だけどこういうのは得意かも。
「チアやってたからかな?あっ、そうだ背中押すやつやって!」
「いいけど、力抜いて息吐けよ。息止めてっと意味ねぇから」
「わかった!けど優しく押してね、カイ」
「へーへー」
カイの大きな手が背中に触れる。言葉通り軽い力で背中を押されると、さっきまで届かなかった位置に手が届いて少し気持ちがいい。
「ありがと!俺もカイの背中押したげるね」
「別に俺は……はぁ、勢いつけすぎんなよ」
「任せて!」
俺はカイと位置を変わって背中を押し始める。
「どう?気持ちいい?」
「おー、悪くねぇ」
しばらくこうしてストレッチをしたあと、カイがストップウォッチを首にかけてセットする。
「タイム測るの?俺本格的なのじゃなくて、軽く運動できたらでいいんだけど……」
「無理な事はしねぇよ。ただ、こういうのしといた方がモチベーションになるからな」
「へー、そういうもの?」
まあ、高いノルマとかないならいいかな。俺はカイに言われるまま、今の全力で50メートル走のタイムを測る。
「っと、8.5……お前本当に運動苦手なんだな」
「もー!カイと比べないでよね。これでも全力なんだから」
「別に責めてねぇよ。ただ、まあ、そうだな……」
顎に手を当ててカイが俺の方を見る。そのまま軽く俺の肩と腕に触れて引っ張られた。
「今から軽く走っけど、その時に腕の位置ここを意識してやってみろよ。足はこうな」
「?うん、いいけど……」
カイに言われるまま俺はその場で手足を軽く動かしてみる。ちょっと慣れないけど大変じゃないしこれ位ならできるかな。
「じゃあまずは寮の外回っからついて来い。はぐれんじゃねぇぞ」
「えっ外出るの?ちょっと、置いてかないでよ!」
俺は慌ててカイの背中を追う。せっかくここの寮にはグラウンドがあるのになんで外に出るんだろう?
◇
その疑問の答えは割とすぐだった。カイが選んだコースは、今の時期ちょうど紅葉が始まる街路樹が並んでいて、走りながら眺めるのに丁度いい。
「わぁ、綺麗……こんな所あったんだ」
「お前走るだけじゃすぐ飽きんだろ。そういう時は景色が見えるコースの方がいいからな」
それは確かにそうかも。ずっとグラウンド走ってると心が虚無になるもんね。カイって色々考えてくれてるんだなぁ。
「ただ上ばっか見て転けんじゃねぇぞ。お前足元の注意力ねぇから」
「俺そこまでうっかりしてないもん!全然平気……っわぁ!?」
そんな事ないって思ってたのに、地面からせり出た木の根っこに足がぶつかって俺は早速よろける。転けなかったけど危ない所だった。
「お前、フラグ回収早すぎんだろ。今から折り返しだから注意して走れよ」
「う、うん。……気をつける」
呆れ顔のカイに見つめられながら俺はさっき走った道をゆっくり走って戻った。今度は足元もよく見てるし流石にこけたりはしないはずだよね。
◇
再び寮のグラウンドに戻って、俺達は一旦休憩を挟む。持ってきてたペットボトルに口をつけていたらカイから無慈悲なひと言をかけられる。
「水飲んで休憩したらもう少し走っぞ」
「えー!?まだ走るの??もう疲れたー」
「お前……まだ10分しか走ってねぇだろ……」
カイにとっては平気かもしれないけど普段運動してない身からすると普通にきつい。グラウンドにはさっきみたいな綺麗な景色とかもないし、追加で走るやる気が出ない。
「次やるのはジグザグランニングゲームだ」
「ジグザグ?曲がるの?」
「理解が早ぇな。今から俺がこれをつけて蛇行して走っから……」
そう言ってカイは麦畑色のタオルを取り出してボトムの腰元に挟む。ちなみにこのタオルは俺が冬月祭であげたやつだ。ちゃんと使ってくれてるの嬉しいな。
「要はお前がこれを俺から取ったら勝ちなゲームだ」
「えっ、俺がカイに追いつけるわけなくない!?」
カイは50メートルを3秒台で走る人だから、そんなの無理すぎる。一気に俺のやる気が低下したのを見てカイが言葉を続けた。
「本気で走ったりしねーよ。お前が追いつけるギリギリにすっから安心しろ」
「本当……?」
まだ疑いを持ってる俺にカイが大袈裟なため息をつく。
「嘘ついてどうすんだよ。うちのチビ共ともやってるから手加減は慣れてっし、お前楽しいのがいいんだろ?」
「えっリリィちゃん達とこんなことしてるの?カイお兄ちゃんしてるんだー!えらーい」
「っ、あいつら遊べってうるせーから相手してやってるだけで、別にそういうんじゃねぇし」
確か、カイは弟君と妹ちゃんがいるんだよね。前に会ったことあるけどすごくちっちゃくて可愛かったなぁ。
「けどあの子達じゃタオルに手が届かなくない?」
「問題ねぇよ。あいつらとするときゃタオルじゃなくて尻尾で……あ、やべっ」
「えーっ!!尻尾!見てみたーい!見せて見せて!!」
カイは慌てて口を閉じたけど、俺はその単語を聞き逃さなかった。
「お前……さっきまでへばってた癖に急に元気になってんじゃねぇよ!」
「だって見たいんだもん!ねぇ尻尾見せてー!触りたーい!!」
たまに街でワーウルフの人が尻尾を出して歩いてるのを見かけるけど凄くもふもふなんだよね。
「ばっ、馬鹿!誰が見せるかよ……そんな目しても無駄だかんな」
「えー何で??いいじゃんちょっとくらい」
ワーウルフは竜族と違って特に種族特性の露出に決まりがない種族だ。それにさっきも言ったように尻尾を出してる人も結構見かけるし、優しい人が尻尾で子供をあやしてくれる光景もよく見る。だからそのノリで俺はカイにお願いしたんだけど、カイは断固として尻尾を出そうとはしない。
「………っお前にだけは見せらんねぇんだよ……」
「えっ、何?聞こえな……」
「とっ、とにかくダメだ!おら、さっさと始めんぞ」
返ってきた返事は小声すぎてよく聞こえないし、そのまま誤魔化されるようにトレーニングが始まってしまう。
「ちょ、カイ早すぎ!待ってってば!」
仕方なく俺は本物じゃない尻尾を追いかけてジグザグと走り始める。ていうか全然手加減してくれないんだけど。早すぎてタオル取るなんて絶対無理!
34
あなたにおすすめの小説
平凡なぼくが男子校でイケメンたちに囲まれています
七瀬
BL
あらすじ
春の空の下、名門私立蒼嶺(そうれい)学園に入学した柊凛音(ひいらぎ りおん)。全寮制男子校という新しい環境で、彼の無自覚な美しさと天然な魅力が、周囲の男たちを次々と虜にしていく——。
政治家や実業家の子息が通う格式高い学園で、凛音は完璧な兄・蒼真(そうま)への憧れを胸に、新たな青春を歩み始める。しかし、彼の純粋で愛らしい存在は、学園の秩序を静かに揺るがしていく。
****
初投稿なので優しい目で見守ってくださると助かります‼️ご指摘などございましたら、気軽にコメントよろしくお願いしますm(_ _)m
先輩たちの心の声に翻弄されています!
七瀬
BL
人と関わるのが少し苦手な高校1年生・綾瀬遙真(あやせとうま)。
ある日、食堂へ向かう人混みの中で先輩にぶつかった瞬間──彼は「触れた相手の心の声」が聞こえるようになった。
最初に声を拾ってしまったのは、対照的な二人の先輩。
乱暴そうな俺様ヤンキー・不破春樹(ふわはるき)と、爽やかで優しい王子様・橘司(たちばなつかさ)。
見せる顔と心の声の落差に戸惑う遙真。けれど、彼らはなぜか遙真に強い関心を示しはじめる。
****
三作目の投稿になります。三角関係の学園BLですが、なるべくみんなを幸せにして終わりますのでご安心ください。
ご感想・ご指摘など気軽にコメントいただけると嬉しいです‼️
転生したが壁になりたい。
むいあ
BL
俺、神崎瑠衣はごく普通の社会人だ。
ただ一つ違うことがあるとすれば、腐男子だということだ。
しかし、周りに腐男子と言うことがバレないように日々隠しながら暮らしている。
今日も一日会社に行こうとした時に横からきたトラックにはねられてしまった!
目が覚めるとそこは俺が好きなゲームの中で!?
俺は推し同士の絡みを眺めていたいのに、なぜか美形に迫られていて!?
「俺は壁になりたいのにーーーー!!!!」
うちの家族が過保護すぎるので不良になろうと思います。
春雨
BL
前世を思い出した俺。
外の世界を知りたい俺は過保護な親兄弟から自由を求めるために逃げまくるけど失敗しまくる話。
愛が重すぎて俺どうすればいい??
もう不良になっちゃおうか!
少しおばかな主人公とそれを溺愛する家族にお付き合い頂けたらと思います。
初投稿ですので矛盾や誤字脱字見逃している所があると思いますが暖かい目で見守って頂けたら幸いです。
※(ある日)が付いている話はサイドストーリーのようなもので作者がただ書いてみたかった話を書いていますので飛ばして頂いても大丈夫です。
※度々言い回しや誤字の修正などが入りますが内容に影響はないです。
もし内容に影響を及ぼす場合はその都度報告致します。
なるべく全ての感想に返信させていただいてます。
感想とてもとても嬉しいです、いつもありがとうございます!
人族は一人で生きられないらしい――獣人公爵に拾われ、溺愛されて家族になりました
よっちゃん
BL
人族がほとんど存在しない世界に、
前世の記憶を持ったまま転生した少年・レオン。
獣人が支配する貴族社会。
魔力こそが価値とされ、
「弱い人族」は守られるべき存在として扱われる世界で、
レオンは常識の違いに戸惑いながらも必死に生きようとする。
そんな彼を拾ったのは、
辺境を治める獣人公爵アルト。
寡黙で冷静、しかし一度守ると決めたものは決して手放さない男だった。
溺愛され、守られ、育てられる日々。
だが、レオンはただ守られるだけの存在で終わることを選ばない。
学院での出会い。
貴族社会に潜む差別と陰謀。
そして「番」という、深く重い絆。
レオンは学び、考え、
自分にしかできない魔法理論を武器に、
少しずつ“並び立つ覚悟”を身につけていく。
獣人と人族。
価値観も、立場も、すべてが違う二人が、
それでも選び合い、家族になるまでの物語。
溺愛×成長×異世界BL。
読後に残るのは、
「ここに居場所があっていい」と思える、あたたかな幸福。
最可愛天使は儚げ美少年を演じる@勘違いってマジ??
雨霧れいん
BL
《 男子校の華 》と呼ばれるほどにかわいく、美しい少年"依織のぞ"は社会に出てから厳しさを知る。
いままでかわいいと言われていた特徴も社会に出れば女々しいだとか、非力だとか、色々な言葉で貶された。いつまでもかわいいだけの僕でいたい!いつしか依織はネットにのめり込んだ。男の主人公がイケメンに言い寄られるゲーム、通称BLゲーム。こんな世界に生まれたかった、と悲しみに暮れ眠りについたが朝起きたらそこは大好きなBLゲームのなかに!?
可愛い可愛い僕でいるために儚げ男子(笑)を演じていたら色々勘違いされて...!?!?
俺の異世界先は激重魔導騎士の懐の中
油淋丼
BL
少女漫画のような人生を送っていたクラスメイトがある日突然命を落とした。
背景の一部のようなモブは、卒業式の前日に事故に遭った。
魔王候補の一人として無能力のまま召喚され、魔物達に混じりこっそりと元の世界に戻る方法を探す。
魔物の脅威である魔導騎士は、不思議と初対面のようには感じなかった。
少女漫画のようなヒーローが本当に好きだったのは、モブ君だった。
異世界に転生したヒーローは、前世も含めて長年片思いをして愛が激重に変化した。
今度こそ必ず捕らえて囲って愛す事を誓います。
激重愛魔導最強転生騎士×魔王候補無能力転移モブ
王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は未定
・悲しい過去🐜のたまにシリアス
・話の流れが遅い
・本格的に嫌われ始めるのは2章から
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる