牛獣人の僕のお乳で育った子達が僕のお乳が忘れられないと迫ってきます!!

ほじにほじほじ

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皆に耳としっぽが生えてくる年になりました

8 フミフミ…フミフミ…

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「ん…朝か」

カーテンから差し込む朝日で目が覚める。
あれ、何だか左腕がこうなんて言ったらいいんだろ…フミフミと触られているような…フミフミ…フミフミ…ん?

「…あれ、フェルディ様?」

僕の左隣で眠っていたはずのフェルディ様が居ない。でも、フェルディ様の枕はあるな…あれ、ベットの中がこんもりしてるな。布団をめくって覗いてみるとフェルディ様が僕の左腕に右手、左手、右手、左手と交互にふみふみと触っていたのだ。

「フェルディ様…?」

なぜ、僕の左手をフミフミしているんだろう?フミフミしているフェルディ様を見ていると、目を閉じていたフェルディ様の目がぼんやりと開いていく。

「…モノア?」

「フェルディ様、おはようございます。」

「…ん…おは…よう」

そうだった、フェルディ様は朝が弱いのだ。なのに昨日早起きして僕を待ってくれていたことを思い出して嬉しくなる。

フェルディ様は、フミフミを辞めて布団の中から出てくる。布団の中にいたからか髪はボサボサの寝癖だらけで短くなったからか余計に髪があっちこっちにピコピコと動いている…いや、髪が本当に動いている訳じゃなくて…え!?あれ、動いてる?頭の2箇所がピコピコと動いてる…

「フェルディ様!?み、耳が!」

「ん…耳?」

「はい!耳が生えてます!」

フェルディ様はまだ覚醒しきってない頭で僕の言った言葉を理解しようと眠そうな目をぱちぱちと動かし、しばらくして自身の頭に手を置いた。手をわしゃわしゃと動かして、ピコピコと動いている耳を触る。ふわふわ、わしゃわしゃ、ふわふわ、わしゃわしゃ。しばらく触って…次に自身のおしりをみる、そこにはゆらゆらと動く黒く長いしっぽがあった。

「…しっぽ…」

「はい!しっぽですよ!フェルディ様、おめでとうございます!」

「耳…と、しっぽ…黒い…俺の…似合ってる…?」

フェルディ様が僕に上目遣いで問いかける。う…いつも少しつり上がった凛々しい目元をされているから寝起きのとろーんとした目はすごく可愛らしいんだよね…。

「はい、とてもお似合いです。」

僕は、フェルディ様に向き直りベットの上で正座して両手で握りこぶしを作ってしっかりと伝える。すると、

「へへ…」

とフェルディ様は嬉しそうに笑って僕の膝までやって来て、僕の膝に抱きついてまた横になってしまった。

「…なでろ」

撫でろ…さっきまでのまだ覚醒しきってない声よりも少ししっかりした声でそう言う。多分、少し目が覚めてこうしてるのが少し恥ずかしいのかもしれない。僕の膝に顔を埋めて僕に顔を見せないようにしてるし、見えている肌の部分がほんのり赤い。そんなことを考えていると、フェルディ様が僕の手を掴んで自分の頭の上に置く。そしてもう一度撫でろと言う。僕はふわふわの頭を堪能しながら優し毛撫でていく。ふわふわの耳なんかも撫でた手がたまたまそこを触りました。みたいな感じで触る。僕の耳なんかよりふわふわしてて触り心地が最高だ。でも、獣人の耳やしっぽは敏感な場所なので他人のをむやみに触るのはご法度だ。

「…ふわふわ」

「気持ちいだろう」

あ、声に出ていたみたいでフェルディ様が自慢げに言う

「はい、ふわふわです。もっと…触りたいぐらいです。」

「ふん!もっと触ればいい。」

「いいんですか?」

「仕方ないから触らせてやる。いいから触れ!撫でろ!」

ペシペシとしっぽを強くベットに打ち付けている。

「ふふ、ではお言葉に甘えて。」

そうして、僕はフェルディ様のふわふわの頭と耳を堪能したのであった。

しばらく堪能させて貰っていると僕達を起こしに来たシャルティー様がフェルディ様の姿を見て喜んで、シャルティー様がロイドミール様も呼んでフェルディ様を見せてロイドミール様も優しく微笑んでいた。

そんなこんなで、フェルディ様にも無事に耳としっぽが生えて気がついたら僕が王城に戻る日がやってきた。


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