32 / 60
三つ巴の兄弟喧嘩
しおりを挟むそもそも、グラウス=リッター=フォン=ユンガーという人物は極めて《謎》な人物であった。
出世に対する意欲がこれっぽちもなく、かと言えば上層部の頭を悩ませるほどの赫赫たる戦果を打ち立て、報酬はは辞退する。
そして、垂れ流される言葉は「その分を戦った全ての兵に」や「王国のために当然の義務と責務を果たしたのみ」と言って報酬を辞退し、代わりに戦後復興のため、被害を受けた民たちに慈雨として降り注いでほしいと宣う。
七年戦争で疲弊した臣民たちには、その言葉はまさに英雄が発する言葉そのものであったのだ。古代アーサー伝説のように、叶わぬ騎士という英雄を求める、欧州が求める騎士像にそっくりだった。
……もっとも、それは本人や国の最上層部は、彼が出世を望まぬ故というのを嫌というほど理解しているのだが。
また、彼は恋人が戦死すると、すぐに代わりの妻をめとることもなく、恋人のためにと今まで数多のお見合い話があってもそれを全て蹴っているというのも、市民目線には好印象であった。
故に、ユンガーの評価は市民ベースでは騎士に相応しい男、英雄譚から抜け出してきた男であるというわけだが。
一方で、私生活の彼は翻って、路地裏の少年…とまではいわないが。下町で過ごしてきた長年の友達のように付き合いやすい下士官であり、高級士官に昇進してもそれは変わらない。
ターネンベルクの戦いを乗り越えた魔法使い旅団の兵士たち、特にグラウスの近くで泥沼の戦いを繰り広げた将兵は、彼を《パパ・グラウス》と呼んで慕うくらいだ。
軍隊は、頼りになる上級士官にして、戦場に立てば獅子奮迅の働きをする(ように見える)軍人ということになる。
しかし、家族間に至っては三男という立場を堅守し、ルーデンスをルデ兄と呼び慕い、父親と母親を敬う男であった。そして、忌み嫌っている長男のアドルフにさえ、最低限の礼儀は払っていた。
つまり《家の規則に従う大人》ということになる。
つまり、各所でグラウスの評価というものは二転三転しており、それ故にアドルフ=フォン=ユンガーが手に入れることができる情報は、彼のバイアスが多分に含まれた独善的なモノになってしまう。
……故に、アドルフは彼の裏に隠れ、飼い慣らされた獰猛な獣に気づくことができなかった。
戦争という惨禍で、ある意味で必然的に生み出された…人を殺すときのためのスイッチが、かつての婚約者に対する侮辱という激高するべき行いのせいで表に出てしまったのだ。
「もう一度その戯けたことをぬかしてみろ、無礼打ちしてくれる」
ルーデンスを振り払い、まるでゴミでも見る目で抜き身のサーベルを構え、ひたひたと近寄ってくるグラウス=リッター=フォン=ユンガーを見て、アドルフ=フォン=ユンガーは初めてその獣に気づくことができたと言っても良い。
人を殺すことを戦果と捉え、一見すると戦意を喪失しても背後から撃ち殺そうとしてくる兵士たちを斬り殺してきたせいだ。戦争病と呼ばれる心理的な病魔から逃れるための、心が生みだした、軽い二重人格的な逃避的な処置でもあった。
しかし、それが表に出てきたということは、つまり………グラウスは、アドルフを殺すべき《敵》と見定めてしまったのだ。幾度も血を吸い、曇った鈍色のサーベルは、妖気と言えるようなものを放っているように見える。
それが、アドルフとルーデンスの肌をゾワリと撫で、逆撫でさせた。
「ま、待てッ!貴様、分かっているのか!?俺を殺すことがどういう意味になるか分かっているのか!英雄の称号が、今までお前が築いてきた栄誉、その全てが何もかも無駄になるんだぞ?!」
一歩一歩後ろに下がっていくアドルフは、ようやく気付いた。これまでの腹が立つ慇懃無礼な態度でさえ、譲歩していたからこその対応であったことを。その容赦を取り払った軍人という人殺しの獣の恐ろしさを。
「さぁ?とりあえず国家の英雄と準男爵家の跡取りをどっちが国は重視するかを考えてみたらそのスッカラカンな頭でも理解できるんじゃねぇの?」
軍隊生活で表に出てきた下町男のような喋り方、軍人特有のスラングが飛び出してくるのを見たルーデンスは、これはマズイと察することができた。商人として、ギリギリを互いに探り合う感覚を養ってきた観察眼でもあるだろう。
ある意味で、グラウスはアドルフに《失望》したのだ。最低限、経緯を払う兄という認識を斬り捨て、殺すべき《敵》と定めてしまったのだ。軍隊生活で養った、グラウスであってグラウスではない《ナニカ》を見てしまったののだ。
例えるのなら…狼か、アウグスト帝国時代の南方領にいたとされる獅子か。どちらにせよ、人を食い殺すことができる動物であることは変わりない。
「落ち着け、グラウスッ!」
ルーデンスが普段一切見せない兄らしい姿に、グラウスはビクッと震えた。ある意味で、家の立場では上であるルーデンスという兄の呼び声が、悲しいことに軍隊生活の徹底した上意下達のグラウスの精神を揺さぶり、殺人という狂気的な所業を止めることに繋がったのだ。
「ルデ兄、でも…!」
「でももだってもない!お前はかつての婚約者を貶められて人を殺すような《化け物》じゃなかったはずだぞ!グラウスッ!」
ルーデンスが滅多に見せない本気で怒っている様子に、ビクッと震える。
「アドルフ、お前もそうだ!故人の人格を否定することほど恥ずかしい行いがあるかッ!弟として恥ずかしいぞ、俺は!!」
「だ、だがッ…」
「だが、も、クソもないッ!人として最低な行いをしているのか分かっているのか!?貶すのなら本人を堂々と貶せ、ない所から無理にまさぐろうなんて法廷に訴えられても文句は言えないぞ!
今回ばかりは俺はグラウスの肩を持たせてもらうッ!!」
「んな……!?」
普段はアドルフの煽りに顔をしかめるが、表立って介入はしない両親、同じルーデンス、金で兄の怒りが収まるならと適当にそれに耐えていたグラウスという、誰もが大人な対応をしていたからこそであったが。
いい加減ルーデンスもうんざりしていたのだ。
「そりゃ、将来同じ貴族として立たなきゃいけない、英雄の兄としてそれらしくないといけないことに対するプレッシャーは分かる。俺だって商会で同じ目で見られてるんだからな!だが、それを理由にグラウスを一方的に攻め立てる、その理由にはならない!」
ルーデンスも、アドルフも、優秀ではあった。しかし、グラウスの功績のせいでそれらは全て些事とされ、兄として相応しい立場が要求され続けてきた。
……ルーデンスは長い付き合いがあるからこそ、それを乗り切ることができた。しかし、ユンガー家の長男として家を背負うことになるアドルフは、それから逃れることはできなかったのだ。
「分かるか、お前らに俺の苦しみが分かるかッ!ライヒ民族の英雄だと、七年戦争の英雄だと、大王陛下から最大の勲章を賜った奴の兄なんだぞ!?どうしろってんだよ!!!」
「分からねぇよ!俺だってそうなんだからな!俺とグラウスと常に比べられてるんのは俺と同じだよ!でもな、グラウスは俺たちのことを立ててくれる可愛い弟だろ、なんであそこまでの暴言を吐けるんだよ!?」
ルーデンスとアドルフの喧嘩を前に、グラウスが、逆にオロオロしだす。
グラウスとアドルフの喧嘩は、特にグラウスが兵大学に受験した頃から、そして入学するまでの間は日常茶飯事だった。それに親が介入して、親VSアドルフの喧嘩も良くあった。
しかし、普段は波風を立てようとしないルーデンスがアドルフと衝突しだすのは、グラウスとしては想定外に過ぎた。そして、アドルフに対しては諦めているが、ルーデンスとアドルフの関係を断ち切ってほしくないという我儘も確かにあった。
「勝手にしろ、ルーデンス!俺が家長になったら、お前なんて二度と敷居を跨がせないからな!」
「フン、財政難で助けを求めてきても助けてやらないからな、アドルフ!」
荒々しく扉を閉めて帰ってしまうアドルフと、フンと鼻息荒くグラウスの隣に座るルーデンスを前に、グラウスは久しくオロオロとした様子を隠せないでいた。
———
——
―
《ユンガー家のグラウスによる被害》
「アドルフ」
大人と貴族としての誇りが、それらを軽々と超えてくるグラウスを前に押しつぶされそうになり、結果的にグラウスを威圧することで何とか自分のメンツを保とうとしている経緯だけ見れば割とお労しい人。
主人公サイドで物語を展開しているため、悪者に見られがちだが暗殺とか、誹謗中傷を流布していない点で、貴族の中では善性の持ち主ではある。
(補足!当時の貴族社会では誹謗中傷は当然の嗜みである。ブサイクだからってだけでフランス軍の入隊を拒否られたプリンツ=オイゲンや、誹謗中傷で王のそばに入れた親世代が没落したように)
ただ、ストレスで歪んでいるだけで、普通に良い人なのである。貴族としての重責で潰されそうになってイライラしていること以外は。
だから、売り言葉に買い言葉でルーデンスと絶縁したことに対しては結構後悔している節がある。ただ、貴族教育を受けている中で身に付いたプライドがそれをゆるさないだけで。
「ルーデンス」
元々、割り当てられる予定の婚約者の性格が合わな過ぎてグラウスに割り当てられるくらいだったので、自分が弟よりも相対的に劣っていることを割と早くから自覚できていた。
だからこそ、グラウスが凄い成果を上げても兄としてのプライドがヘシ折れるどころか(とっくにヘシ折れているため)ウチの弟スゲぇだろ!で済んだし、グラウスが兄弟として自分を立てて頼ってくることに対して誇りを持っている。
地域の有力商人の家に婿入りした立場なのもあって、元々凄い成果を求められていなかったということもある。
「アルブレヒト」
偉い人たちから《どのような教育を行えばあのような英雄が生まれるのか!?》とノウハウを教えられるようになった被害者。
本来なら、虐待的な教育や生活を強いず、貴族教育と知育的興味を自由に伸ばす教育を両立している点で200年は未来に生きているのだが、準男爵が伯爵クラスに普通に話しかけられるようになったせいで胃痛が加速している(ちなみにこのおかげでヴァロイセン王国では、英雄を再現するために知的興味を伸ばす教育が貴族層でジワジワと浸透し始める)
地味に、アドルフとグラウスの双方の仲裁ができなかったのがこのエスカレートを招いているので早期治療できていれば…となる。だが、それが分かっていて行動できないのが普通なのでそれを責めることは誰だってできないだろう。結果論で改善点を突きつけるなんて、当時苦悩していた彼に対する子育ての難癖も同義である。
結論:誰だって失敗すること、面倒くさい所の一つや二つはあるさ。人間だもの。だから揉めるし喧嘩するんだよ!
6
あなたにおすすめの小説
極限効率の掃除屋 ――レベル15、物理だけで理を解体する――
銀雪 華音
ファンタジー
「レベル15か? ゴミだな」
世界は男を笑い、男は世界を「解体」した。
魔力も才能も持たず、万年レベル15で停滞する掃除屋、トワ。
彼が十年の歳月を費やして辿り着いたのは、魔法という神秘を物理現象へと引きずり下ろす、狂気的なまでの**『極限効率』**だった。
一万回の反復が生み出す、予備動作ゼロの打撃。
構造の隙間を分子レベルで突く、不可視の解体。
彼にとって、レベル100超えの魔物も、神の加護を受けた聖騎士も、ただの「非効率な肉の塊」に過ぎない。
「レベルは恩恵じゃない……。人類を飼い慣らすための『制限(リミッター)』だ」
暴かれる世界の嘘。動き出すシステムの簒奪者。
管理者が定めた数値(レベル)という鎖を、たった一振りのナイフで叩き切る。
これは、最弱の掃除屋が「論理」という名の剣で、世界の理(バグ)を修正する物語。気になる方は読んでみてください。
※アルファポリスで先行で公開されます。
Shining Rhapsody 〜神に転生した料理人〜
橘 霞月
ファンタジー
異世界へと転生した有名料理人は、この世界では最強でした。しかし自分の事を理解していない為、自重無しの生活はトラブルだらけ。しかも、いつの間にかハーレムを築いてます。平穏無事に、夢を叶える事は出来るのか!?
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
【完結】487222760年間女神様に仕えてきた俺は、そろそろ普通の異世界転生をしてもいいと思う
こすもすさんど(元:ムメイザクラ)
ファンタジー
異世界転生の女神様に四億年近くも仕えてきた、名も無きオリ主。
億千の異世界転生を繰り返してきた彼は、女神様に"休暇"と称して『普通の異世界転生がしたい』とお願いする。
彼の願いを聞き入れた女神様は、彼を無難な異世界へと送り出す。
四億年の経験知識と共に異世界へ降り立ったオリ主――『アヤト』は、自由気ままな転生者生活を満喫しようとするのだが、そんなぶっ壊れチートを持ったなろう系オリ主が平穏無事な"普通の異世界転生"など出来るはずもなく……?
道行く美少女ヒロイン達をスパルタ特訓で徹底的に鍛え上げ、邪魔する奴はただのパンチで滅殺抹殺一撃必殺、それも全ては"普通の異世界転生"をするために!
気が付けばヒロインが増え、気が付けば厄介事に巻き込まれる、テメーの頭はハッピーセットな、なろう系最強チーレム無双オリ主の明日はどっちだ!?
※小説家になろう、エブリスタ、ノベルアップ+にも掲載しております。
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
チートツール×フールライフ!~女神から貰った能力で勇者選抜されたので頑張ってラスダン前まで来たら勇者にパーティ追放されたので復讐します~
黒片大豆
ファンタジー
「お前、追放な。田舎に帰ってゆっくりしてろ」
女神の信託を受け、勇者のひとりとして迎えられた『アイサック=ベルキッド』。
この日、勇者リーダーにより追放が宣告され、そのゴシップニュースは箝口令解除を待って、世界中にバラまかれることとなった。
『勇者道化師ベルキッド、追放される』
『サック』は田舎への帰り道、野党に襲われる少女『二オーレ』を助け、お礼に施しを受ける。しかしその家族には大きな秘密があり、サックの今後の運命を左右することとなった。二オーレとの出会いにより、新たに『女神への復讐』の選択肢が生まれたサックは、女神へのコンタクト方法を探る旅に目的を変更し、その道中、ゴシップ記事を飛ばした記者や、暗殺者の少女、元勇者の同僚との出会いを重ね、魔王との決戦時に女神が現れることを知る。そして一度は追放された身でありながら、彼は元仲間たちの元へむかう。本気で女神を一発ぶん殴る──ただそれだけのために。
異世界翻訳者の想定外な日々 ~静かに読書生活を送る筈が何故か家がハーレム化し金持ちになったあげく黒覆面の最強怪傑となってしまった~
於田縫紀
ファンタジー
図書館の奥である本に出合った時、俺は思い出す。『そうだ、俺はかつて日本人だった』と。
その本をつい翻訳してしまった事がきっかけで俺の人生設計は狂い始める。気がつけば美少女3人に囲まれつつ仕事に追われる毎日。そして時々俺は悩む。本当に俺はこんな暮らしをしてていいのだろうかと。ハーレム状態なのだろうか。単に便利に使われているだけなのだろうかと。
35年ローンと共に異世界転生! スキル『マイホーム』で快適5LDK引きこもり生活 ~数学教師、合気道と三節根で異世界を論破する~
月神世一
ファンタジー
紹介文
「結婚しよう。白い壁の素敵なお家が欲しいな♡」
そう言われて35年ローンで新築一戸建て(5LDK)を買った直後、俺、加藤真守(25歳)は婚約者に捨てられた。
失意の中、猫を助けてトラックに轢かれ、気づけばジャージ姿の女神ルチアナに異世界へと放り出されていた。
「あげるのは『言語理解』と『マイホーム』でーす」
手に入れたのは、ローン残高ごと召喚できる最強の現代住宅。
電気・ガス・水道完備。お風呂は全自動、リビングは床暖房。
さらには貯めたポイントで、地球の「赤マル」から「最新家電」までお取り寄せ!?
森で拾った純情な狩人の美少女に胃袋を掴まれ、
罠にかかったポンコツ天使(自称聖騎士)が居候し、
競馬好きの魔族公爵がビールを飲みにやってくる。
これは、借金まみれの数学教師が、三節根と計算能力を武器に、快適なマイホームを守り抜く物語。
……頼むから、家の壁で爪を研ぐのはやめてくれ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる