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旅団改革
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「こいつらを王国が標準とする練度の戦列歩兵にするのはやめようと思う!」
訓練が終わった後、俺は参謀たちの前で思いっきり白状した。
「まぁ…そうですなぁ」
「男女混合の時点で無理がありますからなぁ」
「そも、優秀な教官が少ないですし」
参謀たちも同意のようで、それぞれに意見を述べていく。
そもそも、男女混合の時点でアウトだ。男性と女性では平均的運動力に圧倒的に劣る。特に、女性はアレで一時的に行動がストップするモノがある。そういったモノが高い時代ゆえに、使い捨てを支給することなんて不可能に近い。それができるのは金が腐るほど余っている上級貴族か、豪商のみである。
しかも、男女混合ということは戦列歩兵で走っていく中のハンディキャップ、更に行軍の際にも制限がかかるなど、クソみたいな制約だらけである。故に、近代歩兵は男性が兵の大半を占めていたのだ。
———国、というか軍司令官としてはそうした厄介者を集め、もし大規模な戦争になればドサクサに紛れて、穏当に国内の治安を乱しかねない不穏分子を使い潰そうとする大いなる意志が見えてくる。
とはいえ、俺個人から考えれば、魔法使いほど素晴らしい存在はいないのだ。
「まず、この部隊独自の考えがあるんだが——」
そう言って、俺は軍隊にのみ許される特権——つまりは贅沢な白い紙を使った、計画書を一気に広げる。
「マインツ=アルベート二等兵!」
「は、はいっ!」
そうして、俺が事前に呼んでおいたのは、かつて鍛冶師の見習いとして酷使されていた青年だった。金型作りだけさせられ、鉄を打ったりとか、そういったことは一切させてもらえない。だって差別されてる魔法使いだから、そんな理由だ。
歳は17と、士官学校から放出されてきた俺と変わらんが、近代の徴兵されてきた兵士たちなんてそんなモンだ。基本的にクソ若く徴兵され、クソほど早くくたばるのが近世戦争である。
——そして、年齢はマシになったが、それよりも早く、大量にくたばるようになってしまったのが近代戦争である。
チャーチルから言わせれば、戦場から魔術的な美が奪われてしまった時代がもうすぐ到来するのだ。
———そして、俺たちの部隊はそれをいち早く齎すための用意がある。
「アルベート二等兵。貴官は確か親方に金型ばかり作らされてきたと記憶している」
「は、ハッ!その通りであります!小官は銃剣の金型を作っておりましたッ!」
金型——まぁすっげぇ簡単に言えば、剣とかを作る時に金属を流し込み、大まかな形を作り上げるためのモノである。
魔法というのは便利なモノで、本人に体力さえ残っていれば、現代機械でさえドン引きする寸分狂わぬ精度での再現・精密加工が可能になるのだ。
差別されているから差別する、そう言った理由で技術発展の目が潰されるのは我慢ならない。
「つまりだ——貴族用の猟銃の銃身も金型も材料さえあれば、寸分狂わぬ金型を作れるだろう?」
んまぁ、貴族用の猟銃だけではないが。そう言った、貴族指定外の地域で狩猟をしていると、所謂ライフル銃が生まれるのだ。ベイカー銃やら、何やらと——すべて、特注品だが。
無論、極めて原始的なモノであり、戦場で使うにはコストから専用弾から、何から何まで高すぎる。何より、手工場では、精密な加工を必要とするミニエー弾を規格化できないのだ。
ベイカー銃も、その他のミニエー以外の銃も、規格化できていないことは最大のデメリットである。
しかし——魔法であれば、それらは容易く解決される。
「は、はぁ…勿論、可能でありますが」
「貴官に作ってほしいのは、こういったモノだ。」
俺が並べたのは、未だに草案であるが実寸大の図面で記したライフリングとミニエー弾の寸法だ。ライフリングは覚えてないから、実家の荘園にいる魔法使いたちに試行錯誤して何とかマトモな掘り込みになるように修正したモノである。
口径は後のプロイセン軍の勝利に大いに貢献したドライゼ銃の15.2㎜…よりちょっと大きい16㎜。これくらいじゃないと、今の遅れた火薬技術で飛距離を考慮するとこんくらいしかないんだ。
射程は300m。まーざっと戦列歩兵の通常の射程距離の3倍。
「まぁ、伝手ならある。ポラーブ出身の職人なのが少々気にかかるが———まぁ、問題はあるまいよ」
何せ、17歳から戦争に励み、それ以降は女っ気のない戦争生活だ。中隊は常にポラーブ国境に張り付き、そこで野蛮なるポラーブ騎兵(実態は食い詰めた正規軍)が襲撃してくるのを弾いてきた生活である。
また、亡命してきたポラーブ人も多い。3倍に加増された(とはいっても大貴族から見れば雀の涙だ)土地に亡命してきた職人も数人抱え込む余裕も生まれた。
流石に旅団——(人数的に800人程度なので大隊である)全てを満たすには勤勉に、一つの欠陥品を出さずとも半年は必要になるだろう。あぁ、失敗作も考えれば一年か。
魔法使いと職人を組み合わせれば、旋盤が作れるんだよ。
旋盤ってなんだって?って?…まぁ簡単に言えば、アレだ。ドリルみたいなモノで銃身にライフリングを刻むんだ。それによって(比較的)安定した生産体制を構築できるはずだ。
秘匿技術と秘匿兵器だし、身内でしか生産できない、しかも金属の質で旋盤も割と素早くブッ壊れるから、生産量はガクッと落ち込んでいるけどな。
「成る程。何とも革新的な構想でありますな。流石は軍大学で秀才であったユンガー旅団長であらせられる」
「これは素晴らしい。もし、仕様書のことが正しければ、戦争の常識はガラリと変わりますな」
これまでの戦列歩兵はただの歩く的に成り下がり、死傷者は限りない速度で増え続ける。近世戦争が近代戦争に一歩速く進歩する。更に、これによって魔法使いに対する差別は解消される———
わけないんだけど。いやだって、転生前の21世紀でさえユダヤ差別が蔓延る(未だに反ユダヤ暴動が起きることがある)欧州なのに、この世界の欧州がこの程度で魔法使いへの差別を辞めるとかちゃんちゃらおかしい話なんだよなぁ。
だから、これらは俺らの部隊で独占する予定だ。
「いや、広めるつもりはない。正直な所、ウチの旅団は——舐められている。当然だな、事実上の奴隷階級に被差別民族の集まりだ、そうならん方がおかしい」
それに対して、参謀の爺さんたちはケラケラと笑い、集められた何かしらの技能のある諸君は項垂れた。
「だからこそだ!故に、見せつけてやろうじゃないか——我が旅団が(武器で)他部隊を圧倒する精鋭となることを!追い出し部屋と笑われていた君たちが、かつての私のように祖国の英雄として凱旋するまたとない機会なのだ!」
身振り手振りを使い——参謀ではなく、項垂れていた新兵諸君に対して演説する。
「諸君、新兵旅団兵諸君!諸君らは運が良い——この私が諸君らを英雄へと駆け上がらせてやろう!一度は大王陛下に謁見する栄誉を賜ったほどの戦果を誇った私が言うのだ、間違いない!」
お、少しばかり顔が明るくなったな?
「然り然り!ポラーブ騎兵を恐怖させた《気狂いユンガー》が仰るのです、間違いありませんな!」
「シュヴァーベルクから《死神グラウス》と呼ばれたヴァロイセンの中でも優秀な下士官ですのでな!中隊率いて敵軍の横っ腹に突撃していったことには正気を疑いましたなぁ!」
よし、ナイス参謀たち!お前らのおだてに今は感謝してやろう——いやまぁ、足りない参謀や旅団に必要な書類仕事の経験を補ってくれることにいつも感謝してるけどそれはそれだ!
そうして、かなり明るくなったアルベート二等兵が駆け出していく中、俺は廊下を走るな!と小学校の先生のような声掛けをする。そして、目の前に山と積まれている、先代たちが積み重ねた怠惰の証である仕事の山に埋没するのであった———
訓練が終わった後、俺は参謀たちの前で思いっきり白状した。
「まぁ…そうですなぁ」
「男女混合の時点で無理がありますからなぁ」
「そも、優秀な教官が少ないですし」
参謀たちも同意のようで、それぞれに意見を述べていく。
そもそも、男女混合の時点でアウトだ。男性と女性では平均的運動力に圧倒的に劣る。特に、女性はアレで一時的に行動がストップするモノがある。そういったモノが高い時代ゆえに、使い捨てを支給することなんて不可能に近い。それができるのは金が腐るほど余っている上級貴族か、豪商のみである。
しかも、男女混合ということは戦列歩兵で走っていく中のハンディキャップ、更に行軍の際にも制限がかかるなど、クソみたいな制約だらけである。故に、近代歩兵は男性が兵の大半を占めていたのだ。
———国、というか軍司令官としてはそうした厄介者を集め、もし大規模な戦争になればドサクサに紛れて、穏当に国内の治安を乱しかねない不穏分子を使い潰そうとする大いなる意志が見えてくる。
とはいえ、俺個人から考えれば、魔法使いほど素晴らしい存在はいないのだ。
「まず、この部隊独自の考えがあるんだが——」
そう言って、俺は軍隊にのみ許される特権——つまりは贅沢な白い紙を使った、計画書を一気に広げる。
「マインツ=アルベート二等兵!」
「は、はいっ!」
そうして、俺が事前に呼んでおいたのは、かつて鍛冶師の見習いとして酷使されていた青年だった。金型作りだけさせられ、鉄を打ったりとか、そういったことは一切させてもらえない。だって差別されてる魔法使いだから、そんな理由だ。
歳は17と、士官学校から放出されてきた俺と変わらんが、近代の徴兵されてきた兵士たちなんてそんなモンだ。基本的にクソ若く徴兵され、クソほど早くくたばるのが近世戦争である。
——そして、年齢はマシになったが、それよりも早く、大量にくたばるようになってしまったのが近代戦争である。
チャーチルから言わせれば、戦場から魔術的な美が奪われてしまった時代がもうすぐ到来するのだ。
———そして、俺たちの部隊はそれをいち早く齎すための用意がある。
「アルベート二等兵。貴官は確か親方に金型ばかり作らされてきたと記憶している」
「は、ハッ!その通りであります!小官は銃剣の金型を作っておりましたッ!」
金型——まぁすっげぇ簡単に言えば、剣とかを作る時に金属を流し込み、大まかな形を作り上げるためのモノである。
魔法というのは便利なモノで、本人に体力さえ残っていれば、現代機械でさえドン引きする寸分狂わぬ精度での再現・精密加工が可能になるのだ。
差別されているから差別する、そう言った理由で技術発展の目が潰されるのは我慢ならない。
「つまりだ——貴族用の猟銃の銃身も金型も材料さえあれば、寸分狂わぬ金型を作れるだろう?」
んまぁ、貴族用の猟銃だけではないが。そう言った、貴族指定外の地域で狩猟をしていると、所謂ライフル銃が生まれるのだ。ベイカー銃やら、何やらと——すべて、特注品だが。
無論、極めて原始的なモノであり、戦場で使うにはコストから専用弾から、何から何まで高すぎる。何より、手工場では、精密な加工を必要とするミニエー弾を規格化できないのだ。
ベイカー銃も、その他のミニエー以外の銃も、規格化できていないことは最大のデメリットである。
しかし——魔法であれば、それらは容易く解決される。
「は、はぁ…勿論、可能でありますが」
「貴官に作ってほしいのは、こういったモノだ。」
俺が並べたのは、未だに草案であるが実寸大の図面で記したライフリングとミニエー弾の寸法だ。ライフリングは覚えてないから、実家の荘園にいる魔法使いたちに試行錯誤して何とかマトモな掘り込みになるように修正したモノである。
口径は後のプロイセン軍の勝利に大いに貢献したドライゼ銃の15.2㎜…よりちょっと大きい16㎜。これくらいじゃないと、今の遅れた火薬技術で飛距離を考慮するとこんくらいしかないんだ。
射程は300m。まーざっと戦列歩兵の通常の射程距離の3倍。
「まぁ、伝手ならある。ポラーブ出身の職人なのが少々気にかかるが———まぁ、問題はあるまいよ」
何せ、17歳から戦争に励み、それ以降は女っ気のない戦争生活だ。中隊は常にポラーブ国境に張り付き、そこで野蛮なるポラーブ騎兵(実態は食い詰めた正規軍)が襲撃してくるのを弾いてきた生活である。
また、亡命してきたポラーブ人も多い。3倍に加増された(とはいっても大貴族から見れば雀の涙だ)土地に亡命してきた職人も数人抱え込む余裕も生まれた。
流石に旅団——(人数的に800人程度なので大隊である)全てを満たすには勤勉に、一つの欠陥品を出さずとも半年は必要になるだろう。あぁ、失敗作も考えれば一年か。
魔法使いと職人を組み合わせれば、旋盤が作れるんだよ。
旋盤ってなんだって?って?…まぁ簡単に言えば、アレだ。ドリルみたいなモノで銃身にライフリングを刻むんだ。それによって(比較的)安定した生産体制を構築できるはずだ。
秘匿技術と秘匿兵器だし、身内でしか生産できない、しかも金属の質で旋盤も割と素早くブッ壊れるから、生産量はガクッと落ち込んでいるけどな。
「成る程。何とも革新的な構想でありますな。流石は軍大学で秀才であったユンガー旅団長であらせられる」
「これは素晴らしい。もし、仕様書のことが正しければ、戦争の常識はガラリと変わりますな」
これまでの戦列歩兵はただの歩く的に成り下がり、死傷者は限りない速度で増え続ける。近世戦争が近代戦争に一歩速く進歩する。更に、これによって魔法使いに対する差別は解消される———
わけないんだけど。いやだって、転生前の21世紀でさえユダヤ差別が蔓延る(未だに反ユダヤ暴動が起きることがある)欧州なのに、この世界の欧州がこの程度で魔法使いへの差別を辞めるとかちゃんちゃらおかしい話なんだよなぁ。
だから、これらは俺らの部隊で独占する予定だ。
「いや、広めるつもりはない。正直な所、ウチの旅団は——舐められている。当然だな、事実上の奴隷階級に被差別民族の集まりだ、そうならん方がおかしい」
それに対して、参謀の爺さんたちはケラケラと笑い、集められた何かしらの技能のある諸君は項垂れた。
「だからこそだ!故に、見せつけてやろうじゃないか——我が旅団が(武器で)他部隊を圧倒する精鋭となることを!追い出し部屋と笑われていた君たちが、かつての私のように祖国の英雄として凱旋するまたとない機会なのだ!」
身振り手振りを使い——参謀ではなく、項垂れていた新兵諸君に対して演説する。
「諸君、新兵旅団兵諸君!諸君らは運が良い——この私が諸君らを英雄へと駆け上がらせてやろう!一度は大王陛下に謁見する栄誉を賜ったほどの戦果を誇った私が言うのだ、間違いない!」
お、少しばかり顔が明るくなったな?
「然り然り!ポラーブ騎兵を恐怖させた《気狂いユンガー》が仰るのです、間違いありませんな!」
「シュヴァーベルクから《死神グラウス》と呼ばれたヴァロイセンの中でも優秀な下士官ですのでな!中隊率いて敵軍の横っ腹に突撃していったことには正気を疑いましたなぁ!」
よし、ナイス参謀たち!お前らのおだてに今は感謝してやろう——いやまぁ、足りない参謀や旅団に必要な書類仕事の経験を補ってくれることにいつも感謝してるけどそれはそれだ!
そうして、かなり明るくなったアルベート二等兵が駆け出していく中、俺は廊下を走るな!と小学校の先生のような声掛けをする。そして、目の前に山と積まれている、先代たちが積み重ねた怠惰の証である仕事の山に埋没するのであった———
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