続・無魔力の令嬢、婚約者に裏切られた瞬間、契約竜が激怒して王宮を吹き飛ばしたんですが……✩✩旅を選んだ娘とその竜の物語

タマ マコト

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第19話 『恐怖が希望に変わる瞬間』

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 夜の終わりは、いつもよりずっと長く感じた。

 揺れは、明け方近くになってようやくおさまった。
 けれど、村人たちの心は、まだぐらぐらと揺れたままだった。

 壊れた家。
 傾いた柵。
 土に半分埋もれた畑。

 焚き火の代わりに、あちこちで篝火が焚かれている。
 村人たちは、家の中に戻ることを怖がって、広場や丘の上で夜を明かした。

 白竜の姿も、夜明け前にはいったん姿を消した。

 アークヴァンは「日の出と共に完全に消える」と思われたくなかったのか、村から少し離れた山の陰に身を潜め、「呼べばすぐ届く距離」にだけ留まった。



 朝。

 空は、昨日の夜とはまるで別の顔をしていた。

 雲ひとつない青。
 洗い流されたみたいに澄んでいる。

 地面はまだところどころひび割れていて、土埃の匂いが強く残っているのに、空だけはやけに清々しい。

「……なんか、腹立つくらい良い天気だよね」

 エリーナは、丘の上に腰をおろしながら、空を見上げてつぶやいた。

 全身、ひどい倦怠感。
 魔力はすっからかん。
 ちょっと立ち上がるだけで足が笑う。

「天気に八つ当たりするの、珍しいね」

 隣で、カイが苦笑する。

「人間相手に八つ当たりする元気もないんだもん」

「それはそれで心配なんだけど」

 実際、エリーナの顔色はひどかった。
 昨夜、一度完全に意識を手放しかけて、アークヴァンとカイが二人がかりで運んだくらいだ。

「ねぇ、カイ」

「なに」

「正直な話していい?」

「いつもわりと正直だけど?」

「昨日の途中で、一回だけ、“あ、これ死ぬかも”って思った」

「やめろ心臓に悪い」

 カイは、わざとらしく額を押さえた。

「何でそんなさらっと言うかな君は」

「いや、今こうして生きてるから、もう“過去の話”ってことで」

「過去の話でもダメなものはダメなんだよ」

 そんな軽口を叩き合いながらも、ふたりとも分かっていた。

 あの夜、ほんの少し何かが違っていたら──
 本当に、誰かの名前が石碑に刻まれていたかもしれない。

 エリーナ自身の名前も、そこに並んでいたかもしれない。

 だからこそ。

「……行かなきゃね」

 エリーナは、自分の膝をぽん、と叩いて立ち上がろうとした。

 足がふらつく。

 カイが反射的に腰を支える。

「え、ちょ……大丈夫?」

「大丈夫じゃないけど、行く」

「その宣言やめて」

「むしろ正直でしょ」

「正直さにも限度ってものがある」

 文句を言いながらも、カイは彼女の腕を支えたまま離さなかった。

「村長さんたちが、広場に集まってるって。
 “話がしたい”って」

「……うん」

 その言葉に、エリーナの表情が少しだけ引き締まる。

 昨夜、「竜が家を守った」という事実は確かにここにある。

 でも同時に、「竜がこの村の上空にいた」こともまた事実だ。

 恐怖と感謝が、ぐちゃぐちゃに混ざったまま、村人たちの胸の中で一晩を明かした。

(怖がられるの、嫌だな……)

 胸の奥がきゅっとなる。

 あの中年女性の、「竜の主なんて、二度とこの土地に足を踏み入れないで」という言葉が、まだ心に刺さったままだ。

 それでも。

(……それでも、逃げるほうが嫌)

 昨日、泣きながら決めたことだ。

「行こう」

 エリーナは、ぎゅっと拳を握った。

「ちゃんと、名乗る」



 村の広場には、ほとんどの村人が集まっていた。

 壊れた家の片付けの手を、一度止めて。
 応急処置が済んだ人たちが、包帯の巻かれた腕を抱えながら並んでいる。

 泣き疲れて眠っている子どもを抱いた母親。
 夜通し祈り続けたのか、声が枯れている老人。

 顔は、どれも疲れ切っていた。

 その前に、エリーナは立った。

 足元の土は、まだところどころひび割れている。
 その上に、靴裏をぎゅっと押しつける感覚を確かめながら、彼女は深呼吸をひとつした。

(怖い)

 正直な気持ちだ。

 視線が痛い。
 中には、明らかな憎しみを乗せている目もある。

 それでも──

「おはようございます」

 エリーナは、少し掠れた声で言った。

 ざわ、と、微かなざわめきが広がる。

 誰も返事をしない。
 ただ、その場の空気が、彼女のほうへ少しだけ傾く。

「……わたしは、エリーナ・カルヴェルトといいます」

 まず、自分の名前を名乗る。

「リューン王国から来た、ただの旅人だと、そう言いました。
 でも、本当は──」

 一拍置く。
 喉が、ひゅ、と鳴る。

「本当は、“竜の主”です」

 広場の空気が、一瞬で凍った。

 誰かが、息を呑む音。
 誰かが、杖を握りしめる音。

「あなたたちが怖がっている“竜”を、連れてきたのは、わたしです」

 逃げ道を潰すように、自分で言う。

 ざわざわ、とざわめきが大きくなる。

「やっぱり……!」

「あの白い竜は、この娘の──」

「竜の主を、この村に入れたってことか!」

 怒りと恐怖が、音になって広がる。

 エリーナは、そのひとつひとつを、逃げずに受け止めた。

「……うん」

 小さく頷く。

「そうだよ」

「おまえのせいで、山が──!」

 昨日、エリーナの手を叩き落とした中年の女性が、叫んだ。

 目は赤く、頬はひどくやつれている。

「おまえが竜を連れてきたから、また大地が怒ったんだ!」

「昨日の揺れは、竜のせいじゃない」

 カイが、思わず一歩前に出る。

 だが、エリーナは、その袖をそっと掴んで止めた。

「カイ」

「でも──」

「わたしが言う」

 震える手を、ぎゅっと握り直す。

「……地震は、竜のせいじゃないです」

 静かに言葉を置く。

「この国の大地が、ずっと前から抱えていた傷のせいです。
 わたしは、それを竜の力で“視て”、一部を変えようとしました」

「禁じられた力で、地面をいじったのか」

 別の男が、怒りを含んだ声で言う。

「それが、どれだけ危険か分かってるのか」

「分かってます」

 エリーナは、目を逸らさない。

「だから、本当は、ここで竜魔法を使うべきじゃなかった。
 それでも、使ったのは──」

 喉の奥で、言葉が引っかかる。

 「だって」とか、「だって放っておけなかった」とか、
 子どもの言い訳みたいな言葉が、舌の上で暴れる。

 その全部をいったん飲み込み、深く息を吸った。

「……この村が、また何かを失うのを、見たくなかったからです」

 それしかなかった。

 言葉は、簡単だ。
 理由としては、幼い。

 でも、あの瞬間、本当にそれしかなかった。

「竜を連れてきたのも、わたしです。
 竜に、この村を守らせたのも、わたしです」

 責任の所在を、はっきりさせるように。

「そのせいで、あなたたちにこんな恐怖と混乱を与えた。
 それは、本当に、ごめんなさい」

 頭を下げる。

 村人たちの間で、またざわめきが起きる。

「謝ったって──」

「謝って済む問題じゃ──」

 責める声。
 抑えきれない怒り。

 その中で。

「でも!」

 別の声が、震えながら割り込んだ。

「竜が、いなかったら──」

 抱いていた子どもを、ぎゅっと抱きしめる若い母親だった。

 昨日、土砂の流れに巻き込まれかけた子どもを、アークヴァンの翼が直接庇った。

 あの時、白い翼が家の壁をえぐり、その反動で土砂が逸れた。
 壁は壊れた。
 でも、子どもは、潰されずに済んだ。

 母親は、涙でぐしゃぐしゃになった顔で叫んだ。

「あの白い翼が、うちの子を守ってくれたんです!」

 その声に、場の空気が揺れた。

「家の壁は壊れました。
 机も、棚も、めちゃくちゃになった。
 でも──」

 腕の中の子どもを、もう一度ぎゅっと抱き寄せる。

「この子は、生きてる!」

 その一言に、誰も反論できなかった。

「竜が怖いのは、わたしだって同じです!
 あんな大きな影、二度と見たくないって思うくらい怖かった!」

 それでも、と、彼女は続ける。

「でも、昨日、あの竜は、“壊す”んじゃなくて、“庇う”ほうに翼を広げたんです!」

 震える声。

「ちゃんと見てました!」

 昨日、「竜の主なんて」と罵倒した中年女性は、唇を噛みしめたまま、何も言えないでいた。

 その両脇から、「俺も見た」「うちの納屋の上も、岩がそれた」といった声が、ぽつぽつと上がり始める。

「竜が山を押し返してた……」

「亀裂の上で、光が走ってた……」

「家は壊れたけど、全部持ってかれる前に止まった……」

 昨夜、恐怖のあまりまともに見られなかった人たちも、「見てしまった断片」を思い出し始めていた。

「“竜のせいでこんなことに”って言いたいです。
 言いたいけど……」

 若い母親は、ぐしゃっと顔を歪める。

「竜がいなかったら、もっと酷いことになってたのも、事実なんです」

 その言葉が、広場の真ん中に落ちた。

 恐怖は、消えない。

 憎しみも、簡単には溶けない。

 ただ──そこに、「助かった」という実感だけが、静かに積もり始める。



 エリーナは、村人たちの視線が変わっていくのを、肌で感じていた。

 昨夜までの視線は、「純粋な恐怖」と「一方的な憎悪」だった。

 今は違う。

 「分からない」と「揺れている」が混ざっている。
 「竜を憎みたい自分」と、「竜に助けられた自分」が、胸の中で取っ組み合いをしている。

 “完全な悪”としての竜の主から──
 “何かよく分からないけど、少なくとも命は助けた存在”くらいに変わりつつある。

(グレーだ)

 黒でも白でもない。

 どろっとした、曖昧な色。

 それは、とても居心地が悪い。
 けれど同時に、「真っ黒ではない」という事実だけが、彼女の心にほんの少しだけ酸素を送り込む。

「恐怖は、一瞬じゃ消えない」

 隣で、カイがぽつりと呟いた。

「一晩で信頼に変わるなんて、さすがにファンタジーがすぎるよ」

「ファンタジーの国の住人に言われたくないなぁ」

「自覚はある」

 彼は、少し笑ってから、真面目な表情に戻った。

「でも、“助かった”って実感が、恐怖の上に薄く重なっていく。
 それは、確かだと思う」

 救われた命。
 逸れた土砂。
 庇われた子ども。

 そういう具体的な形で「助かった」が積み重なれば、いつか「竜=災厄」という図式に亀裂が入る。

「今日、完全に理解してもらおうとしなくていい。
 “あの夜、竜が家を守った”って記憶が、ここに残れば、それで今は十分だよ」

「……うん」

 エリーナは、震えそうになる唇を噛んで頷いた。



 村の外れ。

 崩れた斜面の向こう、少し離れた岩場の上で、アークヴァンは村の様子を見下ろしていた。

 白銀の鱗は、朝日に照らされて、少し霞んだ光を纏っている。
 巨大な身体を縮めているとはいえ、近くまで行けば、子どもたちの目には十分「おそろしい存在」に見えるはずだ。

 それでも──

『……主よ』

 竜は、遠くから、村の気配を感じ取っていた。

『泣きながら、よく言ったな』

 自分で自分を追い詰めるように、名乗って。
 謝って。
 それでも逃げなかった。

 その姿が、竜の胸に、不思議な熱を残している。

「ねぇ、あれ……」

 岩陰の手前で、子どもの声がした。

 村の子どもたちが、数人、恐る恐る岩場の影から顔を出している。

 大人たちには「近づくな」と言われている距離。
 でも、好奇心には勝てなかったらしい。

「……こわい」

「うん、こわい……」

 小さな声。

 でも、その中に──別の色も混じっている。

「……きれい」

 ぽつり、と、誰かが言った。

 白い翼。
 朝日に透ける薄い膜。
 ひび割れた山肌の上で、そこだけが雪のように光っている。

「光ってる……」

「きれい……」

 子どもたちの「きれい」は、まだ恐怖の上に乗っかった薄い膜みたいなものだ。

 それでも、「竜=怖い」だけじゃなく、「竜=きれい」という別のタグが、今ここで増えた。

『……我を恐れぬ子どもが増えるのか』

 アークヴァンは、小さく息を吐いた。

 それは、竜の笑いに一番近い音だった。



 村を去る前に、エリーナは再び広場に立った。

 今度は、昨日ほど目立つ怒号は飛んでこない。
 ただ、疲れた静けさの中で、「聞いている」という空気だけが漂っている。

「……ここを、出ます」

 エリーナは、素直に言った。

「この国に、“竜の主”が長居するのは、きっと良くないから」

 竜を禁じる国。
 竜の影が、古い傷を揺らす国。

 あまり長くいるのは、彼女自身にも、村の人たちにも良くない。

「でも」

 そこで、一度息を吸う。

「でも、もし──」

 言葉を選ぶ。

「もし、また何かあったら」

 竜の力を必要とするような何か。
 地震でも、山崩れでも、別の災厄でも。

「呼んでください」

 自分の胸を指差す。

「わたしは、竜の主です。
 あなたたちが怖がる“竜”を連れてきたのも、わたしです」

 その事実は、変わらない。

「でも、“怖い竜の主”のままでは、終わりたくないんです」

 声が、少しだけ震える。

「今度呼ばれたときは、“最初から怖がられない竜の主”でいられるように──」

 自分で言って、思わず苦笑した。

 そんなことが可能なのか、自分でも分かっていない。

「……いや、それはちょっと欲張りすぎですね」

 自虐気味に笑う。

「じゃあ、せめて、“前よりはちょっとだけマシな竜の主”になれるように、頑張ります」

 不器用すぎる宣言。

 堂々とした英雄の言葉じゃない。
 世界を救う救世主のポーズでもない。

 ただの、泣き虫な旅人の、ささやかな決意。

 それでも──

「……ふむ」

 村長が、ひとつ咳払いをした。

 歳を重ねた男の声が、静かに広場に落ちる。

「大仰なことは言わん」

 彼は、石碑のある丘のほうをちらりと見やりながら続けた。

「わしらにとって、“竜”という言葉は、長い間、“大災厄”の別名だった」

 竜=怪物。
 竜=破壊。
 竜=喪失。

「だがな」

 村長は、ゆっくりと言葉を選ぶ。

「いつか、竜のことを、子どもたちに“完全な怪物”としてではなく──」

 視線を、前方の白竜がいた空のほうへ向ける。

「“あの夜、家を守ってくれた存在がいた”と、そう語れる日が来れば良いと思う」

 静かな声だった。

 赦しでも、歓迎でもない。

 けれど、それは確かに、「憎しみだけで蓋をし続けるのをやめる」方向に、ほんの少しだけ舵を切る言葉だった。

 エリーナの視界が、一気に滲む。

「あ……」

 堪えようとしたけれど、無理だった。

 喉の奥から、しゃくり上げるような声が漏れる。

「ごめ、さい……」

 謝る必要のないところで、また謝ってしまう癖。

 それでも、涙は止まらない。

 石碑。
 昨夜の土砂。
 あの中年女性の悲鳴。

 その全部が、胸の奥でぐしゃぐしゃになって、ようやく出口を見つけたみたいに、ぽろぽろとこぼれ出てくる。

 その涙を、カイがそっと拭った。

「……泣き虫で諦めが悪い君じゃなきゃ」

 昨日も聞いた言葉を、もう一度、彼は繰り返す。

「この村は救えなかった」

「……」

「マジで」

 今度は、冗談抜きで。

 エリーナは、目元を押さえながら、くしゃっと笑った。

「……うん」

 泣きながら笑う顔は、ひどく不格好で、でもどこか晴れやかだった。



 村を離れるとき、子どもたちがこっそり丘の上までついてきた。

 大人たちは、「あまり近くまで行くな」と言う。
 それでも、好奇心と昨夜の「きれい」の残像が、彼らの足を止めない。

 遠くの空に、白竜の影が浮かび上がる。

 エリーナが手を挙げ、アークヴァンを呼んだのだ。

 翼が広がる。
 風が巻き起こる。

「……こわい?」

 一番小さな子が、隣の子にひそっと聞く。

「こわい……」

「でも」

 ちょっとだけ間を置いて。

「きれい」

 その「恐怖」と「きれい」が同居した一言に、世界の色がわずかに変わった。

 エリーナは、その声を背中で聞きながら、アークヴァンの背にまたがる。

 カイも後ろに乗り込む。

『主』

 竜が、問いかける。

『この国は、嫌いか』

「……分からない」

 少し考えてから、エリーナは答えた。

「怖がられて、嫌われて、拒絶されるのは、やっぱり痛い」

『うむ』

「でも、石碑を見て、あの人たちの顔を見て、“それでも理解しろ”って押しつけるのも違うって思う」

『うむ』

「だから……」

 空を見上げる。

「いつか、“この国の子どもたちに、竜を完全な怪物として教えなくてもいい世界”になったらいいなって思う」

『主は、また遠くを望む』

「“世界を選ぶ者”にしては、小さいほうじゃない?」

『……十分大きい』

 アークヴァンが、小さく鼻を鳴らした。

『だが、悪くない』

「でしょ」

 エリーナは、笑った。

 下のほうで、村長が静かに手を挙げるのが見えた。

 さよならの挨拶。
 感謝とも、警戒ともつかない、曖昧な手振り。

 でも、それだけで十分だった。

「行こう」

 エリーナは、竜の首筋にそっと手を置く。

「まだ、行かなきゃいけない場所、いっぱいあるから」

『了解した、主』

 白い翼が、大きくひと打ちされた。

 風が唸り、村の子どもたちが「わぁ」と声を上げる。

 恐怖と憧れが混じった、その声を背に受けながら──
 竜と竜の主と、それにくっついて行く一人の青年の旅は、また次の空へと向かっていく。

 恐怖が、すぐに希望に変わるわけじゃない。

 でも、「あの夜、竜が家を守った」という記憶が、この国のどこかに残り続ける限り。

 それはきっと、いつか誰かの物語を、少しだけ優しい方向へ傾ける。

 エリーナは、頬を伝う涙を風に預けながら、前を見た。

 泣き虫で、諦めが悪い。
 それでも、少しずつ世界の「グレー」を、許せる色に変えていくために。

 白竜の翼は、今日も空を裂いて進んでいく。
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