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第3話「王太子の金庫」
しおりを挟む夜の王都は、砂糖衣の下に刃を隠したお菓子みたいだ。光は甘く、音は軽く、けれど踏み割れば中から硬いものが覗く。
その夜、王太子主催の慈善舞踏会。広間の天井には金の蔓が星座のように絡み、床は磨かれた黒の鏡。貴族たちの笑い声は弦楽の上を滑り、杯の縁で小さな月が揺れている。
私は黒に近い群青のドレスを選んだ。光を飲み込む布。悪役令嬢は、夜になるほど輪郭がはっきりする。髪は緩く上げ、耳もとに小さなカメリア。ベラが最後のピンを留めながら、鏡越しに私の目の奥を覗いた。
「レティシア様、少し眠ってません?」
「眠ってないわ。狩りの前は、目が冴えて仕方ないの」
「狩り、ですか」
「ええ。言葉と数字の、ね」
ベラは笑い、私の肩を軽く押す。「行ってらっしゃいませ」。その掌の熱で、今夜の筋書きに印がつく。
扉の向こう、広間の端に楽団の席がある。指揮者の合図でワルツが流れる。私は人波の端を滑り、壁際の柱陰に立つ。獲物を見つける前に、匂いを嗅ぐ。寄付箱には銀貨が煌めき、受付の帳場には新しい帳簿。太い革紐で綴じられたその本は、まだ手垢が薄い。
――穴がある。
帳場の後ろに控える文官の袖口、金糸がほどけている。慣れていない。寄付を扱う手が、新しい。王太子府の代官は交代したばかり――ベラが昼のうちに拾ってきた噂が、ここで実体を持つ。
「レティシア・ヴァルン嬢。おひとり?」
背後から、絹を裂くような柔らかい声。振り返れば、燕尾服の青年。髪は煤のように黒く、瞳は琥珀。手には小さな握り皮の楽譜ケース。肩からかけた細い鞄は楽器の形ではない。
「ええ。あなたは?」
「作曲家の端くれ。酒場では“パルマ”と呼ばれている。——今夜、あなたが探しているのは、金の流れだ」
喉の奥で、笑いがひとつ跳ねた。あからさま。けれど、舞踏会の雑音の中では、こういう直球が一番早い。
「作曲家が、金の話?」
「音楽家は常に金の話をしているよ、ヴァルン嬢。貴族は音楽を愛すると言うが、楽譜には愛ではなく貨幣が必要だ」
「詩人ね」
「商人だよ」
彼は軽く頭を下げ、鞄から折り畳まれた紙束を覗かせた。封蝋はないが、端に王太子府の印影が薄く写る。薄いのは、複写。炭粉で写した痕跡だ。
「代官のミスか、意図か。どちらでも、あなたの“狩り”の餌になる」
「対価は?」
「簡単だ。王太子の演説の場で、あなたの口から“音楽家の地位向上”のための一言を。名指しは不要。風向きだけ変えてくれればいい」
私は一秒だけ迷って、うなずいた。正しい取引だ。善き提案の衣と、私の狙いは喧嘩しない。
「名は?」
「パルマで十分」
「いいわ、パルマ。口は固い?」
「鍵穴みたいにね。正しい鍵しか通らない」
「本当に詩人じゃないの?」
「詩人はもっと貧しい」
彼が紙束を渡す。私は手袋越しに受け取り、人混みの陰で最初のページをめくった。寄付金の出入り。王太子府への集金→代官室→“沿岸孤児救済会”へ送金の記録。だが救済会の銀行印が三度消える。消印が重なっているのではない。押すべき箇所に押されていない。送金が“書類の上で”だけ往復している。
もう一枚。搬送証書。封緘印の蝋が二箇所で二度押し。異なる刻印角度。偽造の癖。私は紙端をなぞり、薄く息を吐く。
「いい仕事」
「あなたも」
パルマの視線が、舞台側へすべる。王太子が登壇する気配。広間の照明が一段明るくなる。ざわめきが、意図的に落とされる。私は紙束を折りたたみ、胸元の内ポケットへ滑り込ませた。
「あとで、曲を捧げるよ。音は記憶を運ぶ。あなたに有利な旋律で」
「私の人生、BPMは早めでお願い」
「承知」
彼は人混みに溶けた。私は深呼吸をひとつ。胸の内側で言葉を並べ替える。演説を乗っ取るには、露骨すぎない楔が必要だ。善意の顔をした鋭利な一文。
鏡の前――控室の小さな姿見の前で、私は台詞稽古を始める。口角の角度、顎の引き、眉の開閉、息の深さ。校閲者の癖は、最終稿まで手を入れる手のしつこさだ。
「殿下の高邁な志を、私も支えたいと思いますの。ひとつだけ、提案がございます。寄付の可視化とともに、音楽家や職人といった“声なき才”の待遇を、国として底上げできませんか。志は、音と技に支えられて初めて届きますわ」
もう一案。
「殿下のご演説、胸を打たれました。寄付金の流れを明らかにする委員会に、どうか音楽家や書記官も加えて。数字に生命を与えるのは、彼らの手です」
言い回しを変え、主語を小さくしたり大きくしたりする。善き提案は、善いふりをして刃を隠す。刃は、数字の透明化。委員会。監査。職人の名誉。王太子の“美しい物語”の中に、現実の検算をねじ込む。
深呼吸。唇に薄く色を足し、扉を開く。広間に戻ると、エドワードが壇上。光の中心。蜂蜜色の髪。拍手が海のように寄せては返す。
「皆、今夜もよく集まってくれた。我々は恵まれている。だからこそ、恵まれない者に手を差し伸べる――」
完璧な言葉の連なり。内容は薄いが、言い方がうまい。人は言い方に救われるものだ。私は彼の声の波に合わせ、ひと呼吸早く前へ出る。タイミングは、拍手が高まる直前、息継ぎの隙。
「殿下。お言葉に、心から賛同いたしますわ」
声を広げる。視線が集まる。エドワードの笑顔が、そのまま私に向く。
「ヴァルン嬢。嬉しいよ。君の賛同は、ひときわ心強い」
「光栄です。ひとつだけ――小さな、でも確かな提案を」
私は両手を胸の前で合わせ、わずかに目線を下げる。攻撃ではなく献言。形だけ“下から”。
「寄付の流れを、誰の目にも見える形にしていただけませんか。委員会に音楽家や書記官、職人代表も加えて。志は、音と技によって遠くまで届きます。今夜のこの美しい音楽を、奏でる人たちにも、相応の席を」
一瞬、広間が呼吸を忘れた。音楽家の席で、指揮者の目が見開かれる。壁際の若い作曲家が、口を押さえて笑った。——パルマだ。王太子の頬に、薄い影が走る。笑顔は崩さない。崩せない立場の顔。
「もちろんだとも。私も常々、透明性の——」
彼は滑らかに受け止める。が、声の奥のテンポが半拍ずれる。言い淀みのない男が半拍ずらすとき、それは“想定外”。
「音楽家の地位向上も、私の願いだ。委員会の設置、前向きに……検討しよう」
検討。魔法の言葉。私は微笑んだ。検討と言ったとき、彼はすでに記録を残した。後で突くための杭。周囲の拍手は、先ほどよりも少し固い。人々は言葉に酔うが、数字の気配には覚める。
演説後、私は礼をして下がる。最前列で、エミリアがぱちぱちと嬉しそうに拍手している。聖騎士アランは腕を組み、目だけで王太子の顔色を読む。宮廷魔導士ルシアンは、退屈そうに爪を眺めて笑っていた。
その間に、私は壁際へ回り込む。今の一文で、何人の心拍が上がったか。王太子府の代官、帳場の文官、楽団の若者、そして——
「ノア」
影から影へ移る灰色が、私の横に立った。彼はいつものように、見ないふりをしている。けれど声は、私だけに向いている。
「文官の一人と話しました。封緘印の蝋、代官室で使っている印の“癖”が変わっています」
「印の癖?」
「角度。新しい代官は、封をする際にいつも時計回りに一二度傾ける。旧代官は無意識に反時計回り四度。両方の封が同じ日付の書類に共存している」
「つまり、同じ日に“別人の封”が押されている」
「はい。あるいは偽造」
素晴らしい。私は横顔の彼をまじまじと見た。灰の瞳は、どこか遠くを見る訓練をされた目。感情の波を表に出さないように、海面を静かに保つ習慣のある目。
「あなた、ただの侍従じゃないわね」
ノアは少しだけ口角を動かした。笑いとも、否ともつかないタッチ。
「私の職務は、主の安全と体面を守ることです」
「それは、王太子の?」
「今は、ヴァルン家の依頼に従っています」
「返事になってない」
「質問が鋭い」
「褒め言葉と受け取っておく」
言葉の刃を合わせる感触は、緊張ではなく安心に近い。隣に立つ者が、鈍い剣ではなくよく研がれた刃であるとき、人は背中を預けられる。
壇上では、王太子が笑顔のまま退場し、側近に低い声で何かを囁いた。代官の顔から血の気が引くのが、ここからでも見えた。圧がかかった。“誰かのせい”にする準備。美しい物語の汚れを、目に見えない場所へ押し込める手。
私は小さく息を吐く。舞踏会の中心では、円が描かれ、人々がすべるように踊る。音楽は軽やか。だからこそ、下に沈む音がよく聞こえる。
「パルマ」
柱陰から彼が現れた。指には白い粉がついている。チョークだ。楽譜に印をつけていたのだろう。
「一言、見事だったよ。僕の仲間が泣いてる」
「泣かせるのは趣味じゃないけれど」
「泣くのも仕事さ。音楽家は涙で塩分を補給する」
「やっぱり詩人じゃない」
「ほめ言葉として受け取る」
パルマは胸に手を当て、わずかに頭を下げた。「君は舞台の使い方を知っている。あとは裏口の鍵。——渡した紙の続きがある。場所を移そう」
私はノアを見た。彼は頷き、半歩後ろにつく。三人で広間から出て、音の薄い廊下へ。冷えた石壁が、熱を吸う。パルマは鞄の底からさらに薄い紙片を取り出した。指に唾をつけないのがいい。丁寧に扱われた紙は、人間の品のよさを映す。
「代官室の受領書。ここ、受け取り印の“受”の文字。一本、横画が長い。偽造の職人は、縦画より横画でミスをする。急ぐと、横に力が流れるから」
私は紙を目に近づける。確かに、一本の横画が他より長い。前世で見慣れた“癖”。人の手は、本当によく喋る。私は頷き、紙片を返す。
「十分。ありがとう、パルマ」
「僕の条件、忘れないで」
「忘れない。今夜の“検討”は、明日の“設置”に変わる。そう運ぶ」
「運べるのかい?」
「運ぶのよ。私が」
パルマは笑い、肩をすくめ、再び群衆へ消えた。彼の背中に、ささやかな尊敬を送る。情報屋が自分の分の正義を持つとき、世界は少しだけ良くなる。
ノアが口を開く。「ヴァルン嬢」
「なに?」
「あなたの言葉は、慈善の仮面を剥がす。味方も増えるが、敵も増える」
「敵は、増やさないと狩り甲斐がないわ」
「それは、危険だ」
「危険は、前に置いたほうが足を取られない」
ノアは目を伏せ、短く息を吐いた。吐息の温度が、廊下の石に溶ける。
「……なら、私の刃はあなたの前に。あなたが見落とした隙を斬る」
「心強いわね」
「職務です」
彼はそれしか言わない。けれど、その“しか”の中に、含みがいくつも畳まれている。灰色の瞳は、他人の秘密を守る色。自分の秘密も。
舞踏会は終盤に向けて熱を上げる。王太子は愛想よく笑い続け、代官は汗を拭き続ける。聖騎士は群衆の中の脅威を探し、魔導士は退屈をいじるように指先で虚空を弾く。エミリアは慈善の顔で子どもたちの話をして、周囲を柔らかく包む。舞台は、よくできた嘘の上で滑らかに進む。
私はその嘘に、針を一本ずつ刺していく。見えない針。明日の朝、必ず疼く針。
帰りの馬車で、私は紙束を膝に広げる。ベラが向かいに座り、毛布を私の膝にかけた。
「お疲れさまです」
「楽しかったわ」
「やっぱり寝てない」
「寝るのは、山場が過ぎてから」
「じゃあ、ずっと寝られませんね」
ベラの小さな皮肉に笑う。彼女は真面目だが、時々こういう塩をひとつまみ投げてくる。私は紙面を指で追い、封緘印の角度を確かめ、偽の横画を数え、日付の並びに歪みを探す。数字は正直だ。人間より。
「ベラ。明朝、王都の新聞に“委員会設置の検討”を載せさせて。王太子の演説の引用付きで」
「もう記事に?」
「検討、という言葉は、活字にした瞬間に半分現実になる」
「了解しました」
「それと、王太子府の文官で“左利き”を探して。封蝋の流れ癖、左の可能性がある」
「ノア様に?」
「ええ。彼、仕事が早い」
ベラの目がきらりと笑う。「レティシア様、ノア様のこと、気に入ってます?」
「刃物として優秀よ」
「人としては?」
「――まだ、研いでみないと」
馬車の窓に、夜の王都が逆さに映る。石畳に灯が揺れ、川面に星が落ちる。私はその光景を見ながら、胸の奥の言葉を確かめる。
――我慢しない。
我慢しないという旗を、今夜は高く掲げた。善き提案という衣で。音楽家の地位向上という、誰にも責められない理由で。けれど実のところ、私が求めているのは“透明”だ。透明な数字。透明な責任。透明な顔。
ベラが居心地よさそうに毛布にくるまり、小さな欠伸をする。私の肩の力が少し抜ける。人が傍で眠たくなるのは、世界が一瞬だけ平和になる証だ。
王城の尖塔が遠ざかる。今夜、王太子は眠れない。代官はなおさら。音楽家は笑って少し泣いて、酒場で歌うだろう。パルマはたぶん、新しい旋律を書き始める。ノアは影の中で何かの地図を描く。私は――紙束に挟んだ偽の横画の上に、しおりを置く。
扉はまだ閉まっていない。金庫は、まだ鳴っている。硬貨が重なり合う、鈍い音。そこに手を入れるのは、今日じゃない。明日でもない。けれど、近い。
「ベラ」
「はい……ふぁい」
「寝ていいわよ」
「ねてません……」
「可愛い嘘」
「ふぁ……」
彼女の頭がコトリと揺れ、眠りの音が静かに広がる。私は窓の外に目を戻し、夜の街の呼吸を聞いた。甘い匂いの下に、鉄の匂い。舞踏会の残香の下に、油の匂い。生きている匂い。
――悪役は舞台の主役を喰える。まずは、主役が立つ床に穴を開けるところから。
馬車は石畳の上を滑り、私の部屋へ向かう。鏡の中の私は、また少しだけ笑い方を覚えた気がした。いい。今夜の笑いは、刃じゃない。勝ち筋を舐める舌の笑い。
窓の外で、夜更けの鐘がひとつ、落ちた。次の合図は、もうすぐ。
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