3 / 53
第3話 オタク中年だからな
しおりを挟む
そう実は、俺は転生者なんだ。
大したことは無い。
俺の前世の名前は田中一郎。
前世の俺はちょっと変わったギャルゲー好きのオタクだった。
◆◆過去◆◆
かれこれ20年以上ギャルゲーをやっているが...最近になって実は熱が冷めている。
最初にギャルゲーを手にしたのは12才の時、今に比べれば粗い画面の少女に恋い焦がれていた。
だが、自分が歳を重ねていくに連れ相手の女性に求める物が違ってきた。
自分の年齢がとうとう38歳になった時に惰性で続けているギャルゲーにも無理を感じるようになった。
《はぁ..流石にもう無理だわ、この歳になって中学生や高校生を口説いても全然面白くないわ(ゲームの世界です!)》
《よく考えたら、此処に最初出てくる母親の方が俺に齢が近いんだよな...》
そんな事を考えてギャルゲーを見ていたら...母親のキャラクターが気になり始めた。
見た目も凄く若く見えるし、巨乳で妖艶だ、しかも主人公が辛い時や苦しい時には必ず助言をくれる。
作品によっては傷ついた主人公を抱きしめるシーンもある。
ヒロインよりこっちの方が絶対にいいな。
綺麗で包容力があって優しい母親、そしてどう見ても包み込むようなその愛は絶対にヒロインより上だ。
この歳になって俺は「疑似マザコン」になってしまったようだ。
ちなみに俺の母親は俺が18歳の時に死んでいるが...ただのおばさんだから対象外だ。
勿論、親父が亡くなってから俺が10年以上育ててくれたから嫌いじゃないが恋愛対象じゃない。
そう、俺は『正確には二次限定マザコン、もしくはおばさん好き』なんだ。
「だったら、エロゲー買えば良いじゃん? 今熟女系のエロゲーってあるんだぜ…」
そう、今では顔も思い出せない友人に言われたことがある。
俺は5万円程のお金を持って秋葉原に行った。
中古品から新品迄合わせて15本買ってきて遊んだ...その結果。
駄目だな、これじゃ、ヒロインの女性がビッチだったり、最初は俺の好みだったのに急に変態になる。
作品的に仕方ないと思うが...可愛い女性だったのに一回SEXしたらビッチに早変わり...その後はSEXだけ。
可愛くて好みの女性だったのに服を脱いだら...ぽっちゃりで腋毛がボーボーだったり...
非エロの熟女とは全く違っていた。
確かに絵は好みの物があるけど...綺麗で包容力があって優しい母親みたいな存在とはどこか違う気がする。
それからはどうしても自分の好みの熟女を見つけたくて、エロ漫画から普通の漫画、エロゲーは懲りたからゲームやアニメまで買い漁った。
だが、好みの熟女、主に母親が出てくる作品はその全部が非エロだった。
こんな生活を送っていたら、抜くのが二次の母親だけになった。
しかも、エロの肉食系は駄目なので、非エロの漫画や非エロのエロゲーの母親のエロイ姿を思い浮かべて抜く毎日だった。
そんな事じゃいけない、そう思い熟女系のソープランドで32歳の可愛らしい写真の女の子を指名して遊びに行った。
《なんなんだこの生物は...おばちゃんじゃないか..修正も此処までくるとアートだな》
年下にも関わらず、しかも熟女系の高級店なのに...おばちゃんだった。
どうにか勿体ないから時間内で理想の二次母を思い浮かべて何とか抜いたけど...虚しさしか残らなかった。
落胆しながら...歩いていた。
溜息をついてぼーっとして歩いているのが悪かったんだろう...車が来ているのに気が付かなくて…敷かれて死んだ。
◆◆◆
これが俺の前世だ…酷い物だろう。
転移じゃなくて転生な。
こんな記憶があっても何も役に立たない。
それにこの世界、一般人が出来そうなことは『先に転生した奴』が全部やり尽くしているから知識無双なんて出来ない。
今じゃ珍しいけど、大昔には沢山の転生者や転移者が居たらしいんだ。
今はかなり少なくなり、滅多にいないらしいけど、特に重宝される事も無い。
昔の記憶があると言っても。
『そうなんだ。』
で済む位だ。
転生者として知識は殆ど役には立たなかったが、性格という意味なら役にはたったな。
『まだ子供だから』
そう思えば大体の事は許せる。
カイト達は15歳。
この世界じゃ15歳は成人だけど、前世で15歳と言えばまだ中学生。
前世の自分は働きもせず中学に通い親の金で遊んでいた。
カイト達の方がまだ真面だ。
今の俺は前世で38歳、心は完全に中年だ。
だから、フリージアもミルカもリダも子供に思える。
3人とも確かに綺麗で可愛いが年齢で言うならJKどころかJCだからな、俺は残念ながら、この年齢はストライクゾーンから外れる。
ギャルゲーの年齢のジュニアアイドルを見ても可愛いとは思うが、恋愛対象にはどう頑張っても見られなかった。
色々カイトに見せつけられたが『甥っ子や姪っ子のエッチを見てしまった』みたいで気まずかったよ…マジで。
カイトは別の意味で可愛いと思うよ…甥っ子みたいだ。
同い年位の子と付き合う事は無理だ、心が38歳のおじさんだから。
昔の転生者は、この位の精神年齢差があっても付き合えたようだが、俺には無理だった。
『話が全く合わない』から相手に話を合わすだけ、本当に疲れるんだよ。
なんて言うのかな?
つい『子供っぽくて可愛い』そう思えてしまう。
ミルカの頬っぺたについた卵を拭いてやった時に...殴られた。
俺からしたら、勇者パーティの仲間は子供にしか思えないから、恋愛の対象にはならない。
解るだろう?
この状態だから、幼馴染3人が全員カイトが好きでも『全く気にならない』
それにこの世界は…実は俺に凄く優しい世界なのを俺は知っている。
此処からだ…
大したことは無い。
俺の前世の名前は田中一郎。
前世の俺はちょっと変わったギャルゲー好きのオタクだった。
◆◆過去◆◆
かれこれ20年以上ギャルゲーをやっているが...最近になって実は熱が冷めている。
最初にギャルゲーを手にしたのは12才の時、今に比べれば粗い画面の少女に恋い焦がれていた。
だが、自分が歳を重ねていくに連れ相手の女性に求める物が違ってきた。
自分の年齢がとうとう38歳になった時に惰性で続けているギャルゲーにも無理を感じるようになった。
《はぁ..流石にもう無理だわ、この歳になって中学生や高校生を口説いても全然面白くないわ(ゲームの世界です!)》
《よく考えたら、此処に最初出てくる母親の方が俺に齢が近いんだよな...》
そんな事を考えてギャルゲーを見ていたら...母親のキャラクターが気になり始めた。
見た目も凄く若く見えるし、巨乳で妖艶だ、しかも主人公が辛い時や苦しい時には必ず助言をくれる。
作品によっては傷ついた主人公を抱きしめるシーンもある。
ヒロインよりこっちの方が絶対にいいな。
綺麗で包容力があって優しい母親、そしてどう見ても包み込むようなその愛は絶対にヒロインより上だ。
この歳になって俺は「疑似マザコン」になってしまったようだ。
ちなみに俺の母親は俺が18歳の時に死んでいるが...ただのおばさんだから対象外だ。
勿論、親父が亡くなってから俺が10年以上育ててくれたから嫌いじゃないが恋愛対象じゃない。
そう、俺は『正確には二次限定マザコン、もしくはおばさん好き』なんだ。
「だったら、エロゲー買えば良いじゃん? 今熟女系のエロゲーってあるんだぜ…」
そう、今では顔も思い出せない友人に言われたことがある。
俺は5万円程のお金を持って秋葉原に行った。
中古品から新品迄合わせて15本買ってきて遊んだ...その結果。
駄目だな、これじゃ、ヒロインの女性がビッチだったり、最初は俺の好みだったのに急に変態になる。
作品的に仕方ないと思うが...可愛い女性だったのに一回SEXしたらビッチに早変わり...その後はSEXだけ。
可愛くて好みの女性だったのに服を脱いだら...ぽっちゃりで腋毛がボーボーだったり...
非エロの熟女とは全く違っていた。
確かに絵は好みの物があるけど...綺麗で包容力があって優しい母親みたいな存在とはどこか違う気がする。
それからはどうしても自分の好みの熟女を見つけたくて、エロ漫画から普通の漫画、エロゲーは懲りたからゲームやアニメまで買い漁った。
だが、好みの熟女、主に母親が出てくる作品はその全部が非エロだった。
こんな生活を送っていたら、抜くのが二次の母親だけになった。
しかも、エロの肉食系は駄目なので、非エロの漫画や非エロのエロゲーの母親のエロイ姿を思い浮かべて抜く毎日だった。
そんな事じゃいけない、そう思い熟女系のソープランドで32歳の可愛らしい写真の女の子を指名して遊びに行った。
《なんなんだこの生物は...おばちゃんじゃないか..修正も此処までくるとアートだな》
年下にも関わらず、しかも熟女系の高級店なのに...おばちゃんだった。
どうにか勿体ないから時間内で理想の二次母を思い浮かべて何とか抜いたけど...虚しさしか残らなかった。
落胆しながら...歩いていた。
溜息をついてぼーっとして歩いているのが悪かったんだろう...車が来ているのに気が付かなくて…敷かれて死んだ。
◆◆◆
これが俺の前世だ…酷い物だろう。
転移じゃなくて転生な。
こんな記憶があっても何も役に立たない。
それにこの世界、一般人が出来そうなことは『先に転生した奴』が全部やり尽くしているから知識無双なんて出来ない。
今じゃ珍しいけど、大昔には沢山の転生者や転移者が居たらしいんだ。
今はかなり少なくなり、滅多にいないらしいけど、特に重宝される事も無い。
昔の記憶があると言っても。
『そうなんだ。』
で済む位だ。
転生者として知識は殆ど役には立たなかったが、性格という意味なら役にはたったな。
『まだ子供だから』
そう思えば大体の事は許せる。
カイト達は15歳。
この世界じゃ15歳は成人だけど、前世で15歳と言えばまだ中学生。
前世の自分は働きもせず中学に通い親の金で遊んでいた。
カイト達の方がまだ真面だ。
今の俺は前世で38歳、心は完全に中年だ。
だから、フリージアもミルカもリダも子供に思える。
3人とも確かに綺麗で可愛いが年齢で言うならJKどころかJCだからな、俺は残念ながら、この年齢はストライクゾーンから外れる。
ギャルゲーの年齢のジュニアアイドルを見ても可愛いとは思うが、恋愛対象にはどう頑張っても見られなかった。
色々カイトに見せつけられたが『甥っ子や姪っ子のエッチを見てしまった』みたいで気まずかったよ…マジで。
カイトは別の意味で可愛いと思うよ…甥っ子みたいだ。
同い年位の子と付き合う事は無理だ、心が38歳のおじさんだから。
昔の転生者は、この位の精神年齢差があっても付き合えたようだが、俺には無理だった。
『話が全く合わない』から相手に話を合わすだけ、本当に疲れるんだよ。
なんて言うのかな?
つい『子供っぽくて可愛い』そう思えてしまう。
ミルカの頬っぺたについた卵を拭いてやった時に...殴られた。
俺からしたら、勇者パーティの仲間は子供にしか思えないから、恋愛の対象にはならない。
解るだろう?
この状態だから、幼馴染3人が全員カイトが好きでも『全く気にならない』
それにこの世界は…実は俺に凄く優しい世界なのを俺は知っている。
此処からだ…
59
あなたにおすすめの小説
俺の好きな人は勇者の母で俺の姉さん! パーティ追放から始まる新しい生活
石のやっさん
ファンタジー
主人公のリヒトは勇者パーティを追放されるが別に気にも留めていなかった。
ハーレムパーティ状態だったので元から時期が来たら自分から出て行く予定だったし、三人の幼馴染は確かに可愛いが、リヒトにとって恋愛対象にどうしても見られなかったからだ。
だから、ただ見せつけられても困るだけだった。
何故ならリヒトの好きなタイプの女性は…大人の女性だったから。
この作品の主人公は転生者ですが、精神的に大人なだけでチートは知識も含んでありません。
勿論ヒロインもチートはありません。
他のライトノベルや漫画じゃ主人公にはなれない、背景に居るような主人公やヒロインが、楽しく暮すような話です。
1~2話は何時もの使いまわし。
亀更新になるかも知れません。
他の作品を書く段階で、考えてついたヒロインをメインに純愛で書いていこうと思います。
僕の秘密を知った自称勇者が聖剣を寄越せと言ってきたので渡してみた
黒木メイ
ファンタジー
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。
その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。
曖昧なのには理由があった。
『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。
どんなに周りが勇者だと持て囃してもレンは認めようとしない。
※小説家になろうにも随時転載中。
レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。
それでも皆はレンが勇者だと思っていた。
突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。
はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。
ざまぁあり・友情あり・謎ありな作品です。
※小説家になろう、カクヨム、ネオページにも掲載。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
神々に見捨てられし者、自力で最強へ
九頭七尾
ファンタジー
三大貴族の一角、アルベール家の長子として生まれた少年、ライズ。だが「祝福の儀」で何の天職も授かることができなかった彼は、『神々に見捨てられた者』と蔑まれ、一族を追放されてしまう。
「天職なし。最高じゃないか」
しかし彼は逆にこの状況を喜んだ。というのも、実はこの世界は、前世で彼がやり込んでいたゲーム【グランドワールド】にそっくりだったのだ。
天職を取得せずにゲームを始める「超ハードモード」こそが最強になれる道だと知るライズは、前世の知識を活かして成り上がっていく。
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
レベル1の時から育ててきたパーティメンバーに裏切られて捨てられたが、俺はソロの方が本気出せるので問題はない
あつ犬
ファンタジー
王国最強のパーティメンバーを鍛え上げた、アサシンのアルマ・アルザラットはある日追放され、貯蓄もすべて奪われてしまう。 そんな折り、とある剣士の少女に助けを請われる。「パーティメンバーを助けてくれ」! 彼の人生が、動き出す。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる