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第37話 用量を守れば大丈夫
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ゼウスさんのポーションは凄いな……
「ふふふっ、俺こそが最強の勇者、カイトだ!」
「私は聖女、全てを癒す究極の女」
「僕はリタ! この世に斬れぬものない……怒らせたらなんでも真っ二つにする恐ろしい女だ」
「私の呪文の前では全てが灰塵となるわ」
なんだか凄い事になったな……
この間までは、あんなに自信が無かったのにまるで自分が最強みたいに思っているようだ。
「凄いね……随分雰囲気が……」
「ああっ、リヒト俺は生まれ変わったんだ! 究極にして至高の存在の勇者にな! 俺の前ではどんな魔族も死あるのみだ!」
まだ洞窟のゴブリン相手に無双できる位なんだけどな……
「私の回復魔法はあらゆる者を治すの!」
まだ、ヒールしか使えない聖女だけどな。
「僕の剣の前ではあらゆる悪は滅びるよ」
だから、まだゴブリンにしか無双できないけどね……
あのポーション一体、なんなんだ。
「ふふふ、私の大量殲滅魔法は……」
ゴブリン三体くらいな。
しかし、理解は全くできないが、とんでもない自信家になったな。
「へぇ~まぁ頑張れよ……」
「「「「それで、またポーションくれ(下さい)」」」」
「はい……」
ポーションが無いとこれを維持できないみたいだ。
実はこのポーションには使い方のコツがある。
ゼウスさんから教わったのだが、少しずつ薄めていくんだそうだ。
そして最後にはただの色水を渡すみたいだ。
あとは、この状態になるまでに挫折しないで貰う事を祈るしかない。
ちなみに、このポーション。
法律的には問題は無い。
ゼウスさん曰く、合法的な物しか使わずにこの効力を得たそうだ。
まぁ、多用すると体に良くなくらしい。
だからこそ、薄めていき最後には使わないようにしないとならないんだ。
◆◆◆
「へぇ~あのゴッドポーション使ったんだ」
「ゴッドポーション?」
「そう、ゴッドポーション。 飲むと自分が神のように感じる事からついた名前なのよ……あれはゼウスさんのオリジナルで適度な時期で止めれば良いんだけどね……続けたら最後頭がおかしくなるから、ちゃんと考えないと不味いからね」
やり方は教わったし、今の所問題は無いよな。
「うん、ちゃんと気を使っているから大丈夫だよ!」
「そう? それなら良いけど、使い続けると本当におかしくなるから気をつけてね」
おかしくなる?
確かに、そう聞いたけど……どうなるのかな?
「それってどうなるの?」
「そうね……ある人は風車をドラゴンと間違えて『邪竜め! 勇者サイザーが倒してくれる』と叫んで死にかけたそうよ。しかも、その人ただの農夫だったらしいわ。他には王城を魔王城と間違い勘違いして王様を魔王と間違えて危うく殺しかかったらしいわ。恐ろしいのは……それを行ったのが忠誠心が強い騎士だったのよ……」
「大丈夫かな……」
「あははははっ、ちゃんと用量を間違えずに減らしていけば大丈夫よ! だけど、絶対に薄めていって、必ず辞めさせないと不味い事になるからね? ほら良薬と劇薬は裏表みたいな物じゃない……いい、絶対に用量を守って、少しずつ減らしていくのよ。間違ったら大変だからね」
「わかった」
ちゃんと、減らしていけば大丈夫だよな。
「ふふふっ、俺こそが最強の勇者、カイトだ!」
「私は聖女、全てを癒す究極の女」
「僕はリタ! この世に斬れぬものない……怒らせたらなんでも真っ二つにする恐ろしい女だ」
「私の呪文の前では全てが灰塵となるわ」
なんだか凄い事になったな……
この間までは、あんなに自信が無かったのにまるで自分が最強みたいに思っているようだ。
「凄いね……随分雰囲気が……」
「ああっ、リヒト俺は生まれ変わったんだ! 究極にして至高の存在の勇者にな! 俺の前ではどんな魔族も死あるのみだ!」
まだ洞窟のゴブリン相手に無双できる位なんだけどな……
「私の回復魔法はあらゆる者を治すの!」
まだ、ヒールしか使えない聖女だけどな。
「僕の剣の前ではあらゆる悪は滅びるよ」
だから、まだゴブリンにしか無双できないけどね……
あのポーション一体、なんなんだ。
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ゴブリン三体くらいな。
しかし、理解は全くできないが、とんでもない自信家になったな。
「へぇ~まぁ頑張れよ……」
「「「「それで、またポーションくれ(下さい)」」」」
「はい……」
ポーションが無いとこれを維持できないみたいだ。
実はこのポーションには使い方のコツがある。
ゼウスさんから教わったのだが、少しずつ薄めていくんだそうだ。
そして最後にはただの色水を渡すみたいだ。
あとは、この状態になるまでに挫折しないで貰う事を祈るしかない。
ちなみに、このポーション。
法律的には問題は無い。
ゼウスさん曰く、合法的な物しか使わずにこの効力を得たそうだ。
まぁ、多用すると体に良くなくらしい。
だからこそ、薄めていき最後には使わないようにしないとならないんだ。
◆◆◆
「へぇ~あのゴッドポーション使ったんだ」
「ゴッドポーション?」
「そう、ゴッドポーション。 飲むと自分が神のように感じる事からついた名前なのよ……あれはゼウスさんのオリジナルで適度な時期で止めれば良いんだけどね……続けたら最後頭がおかしくなるから、ちゃんと考えないと不味いからね」
やり方は教わったし、今の所問題は無いよな。
「うん、ちゃんと気を使っているから大丈夫だよ!」
「そう? それなら良いけど、使い続けると本当におかしくなるから気をつけてね」
おかしくなる?
確かに、そう聞いたけど……どうなるのかな?
「それってどうなるの?」
「そうね……ある人は風車をドラゴンと間違えて『邪竜め! 勇者サイザーが倒してくれる』と叫んで死にかけたそうよ。しかも、その人ただの農夫だったらしいわ。他には王城を魔王城と間違い勘違いして王様を魔王と間違えて危うく殺しかかったらしいわ。恐ろしいのは……それを行ったのが忠誠心が強い騎士だったのよ……」
「大丈夫かな……」
「あははははっ、ちゃんと用量を間違えずに減らしていけば大丈夫よ! だけど、絶対に薄めていって、必ず辞めさせないと不味い事になるからね? ほら良薬と劇薬は裏表みたいな物じゃない……いい、絶対に用量を守って、少しずつ減らしていくのよ。間違ったら大変だからね」
「わかった」
ちゃんと、減らしていけば大丈夫だよな。
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