27 / 51
第27話 日本最強殺人鬼決定戦 アマチュア 完 おやすみ
しおりを挟むハァ~こんな事だろうと思った。
マンションに帰ると竹中麗が居た。
「お帰り、泰明…無事で良かった」
「麗です…宜しくお願い致します」
やはり、これか…
麗は手はあるが、足は明日香と同じで膝から下が無い。
「あの…」
「あははっ、手が無いとサービスが出来なくて商品としても価値が下がるからって…私は手だけは残して貰えたの」
「そう…ですか…」
しかし、ユアシャークって凄まじい会社だよな。
逃げようとしたからって手足迄斬るかね。
この会社の人が出た方が、大会は盛り上がるんじゃないかな。
「ごめんね…だけど、想像はついていたでしょう?」
「まぁ…」
俺がいない間の明日香の世話を頼むつもりだったんだけど…
これじゃ、ハァ~世話する相手が1人増えただけだ…
「仕方ない、ちゃんと面倒見るよ」
「ありがとう…うっ私、此処を追い出されたら、殺されるしか無くて…」
「前に明日香から聞いたから…追い出さないから安心して」
「ううっ…ありがとう…」
「良いよ、これから先はギブ&テイクで過ごすつもりだから…明日香…使わせて貰うよ」
「…うん、良いよ…それしか出来ないから…」
「悪いけど、麗も使わせてもらう」
「わ、解りました」
俺は2人を順番にお姫様抱っこをしてベッドに寝かす。
「あの…優しくしてくれると嬉しいな…なんて」
「何でもしますから…痛い事だけはしないで下さい」
「解った…」
俺はそのまま両手に花の状態にして彼女達を抱きしめた。
変な状態じゃないW腕枕で彼女達の両肩に手をまわしている。
こうして見ると…二人とも凄く可愛い。
髪の毛の良い香りがしてきて髪が鼻にあたりくすぐったい。
「あのちょっと…その…しないの」
「手でしてあげようか?私口も上手いから…する」
「しない…明日香は知っていると思うけど…俺、また4人も人を殺したよ...」
「知っているよ…だけど泰明の場合仕方ないじゃん…それしか生きる道が無いんだから」
「あの…私もその賞品だから、話を聞きました…来るまで怖かったですが…明日香ちゃんから事情を聞いて、仕方ないですよ」
「だけど、俺は自分が生きる為にこれからも人を沢山殺す…と思う」
「人間なんだから『死にたくない』って思うのはあたり前だよ…私を見なよ…こんな姿になっても死にたくないからから生きている…泰明に会うまで地獄だったのは知っているよね」
「あの…私も同じですよ…こんな姿になっても、死にたくはありません…人間って…そういう物だと思います…それに面白半分で私達をこんな姿にする人間より泰明さんは真面だと思います…あの、それじゃ」
「そう…ありがとう…そう言うのはしないで良いから…このまま寝かせて…」
「「えっ」」
二つのぬくもりが凄く心地よい。
俺はお金も欲しく無いし…飯だって牛丼で充分…服はウニクロで充分…
欲しい物は何も無い…
だけど、このぬくもりだけは…欲しい気がする。
最低なこの世界で…唯一暖かい。
何時しか…俺は眠くなり、そのまま意識を失った。
今は何も考えず…このまま眠りたい。
※ 日本最強殺人鬼決定戦 アマチュア 完
暫くして新展開の新章がスタートします。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
【完結・おまけ追加】期間限定の妻は夫にとろっとろに蕩けさせられて大変困惑しております
紬あおい
恋愛
病弱な妹リリスの代わりに嫁いだミルゼは、夫のラディアスと期間限定の夫婦となる。
二年後にはリリスと交代しなければならない。
そんなミルゼを閨で蕩かすラディアス。
普段も優しい良き夫に困惑を隠せないミルゼだった…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる