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第45話 VSワルキューレ(過去②)
しおりを挟む「気をつけろーーっ!スタングレネードだーーーっ!目を瞑り耳を塞げーーっ」
「「「「「「「「「「「「「「はいっ」」」」」」」」」」」」」」
ブリュンヒルドが叫んで全員が目を瞑り耳を塞いだ。
だが、それじゃ防げない。
この筋弛緩剤は見た目が、確かにそれっぽく見えるが『ガス』だ。
スタングレネードは実は俺も考えた事がある。
だが、その存在を多くの者が知っている。
だから、対処法は多くに知られている。
恐らく殺人鬼には通用しない…だから頭の中でボツにした。
『解らない』そういう意表をつけなければ恐らく通用しない。
実際にブリュンヒルドの対応は正しい。
だが、今回は『ガス』なので悪手だ。
目を瞑り耳を塞いで動かなかった事でもろにガスを吸った筈だ。
それに…俺は念の為…距離を取る様に逃げた。
どうだ…
勝った…全員が伸びている。
恨めしそうにこちらを見ているが…そういう勝負だよな?
一応、怖いのでもう一本筋弛緩剤ガスを放り込んで置いた。
俺はビデオに向かって高笑いする…
「最強殺人鬼集団、ワルキューレもこうなったら終わりだな…がはははははっ」
本当は楽に殺してあげたいが、『キング&ノーブルニートクラブ』の立花にスナッフフィルムの約束をした。
借りは早く返さないと後が怖い。
だからワルキューレでスナッフフィルムの撮影をする事にした。
このガスの凄い所は意思がある状態で身動きが出来なくなるようだ。
「あはははっ声も出ないんだ…スゲーな…体は動かせない…だけど意識はあるんでしょう? これ筋弛緩剤なんだけど…色々調整が入っていて…死にはしないみたいだよ? ただね…俺が殺すから…結局は同じなんだけどね」
しかし、人形みたいだな。
果たして立花はこんなんで満足するのか?
まぁ良いや…
「ブリュンヒルドって凄い美人だよね?! ハリウッドスター見たいだね…だけどゴメン、その目が嫌いなんだだから悪いけど、殺させて貰うね…」
俺はウサギだ…万が一の事があったら目も当てられない…
確実に殺す為にナイフを水平に持ちワルキューレ全員の心臓を刺していった。
気絶しているマイケルも一緒だ。
敵討ちされたら溜まったもんじゅない。
ゴメンな…これから君たちの体をおもちゃにしなくちゃならない。
多分、その位の事をしないと立花は納得しないかも知れない。
『楽に殺してあげた』それしか俺は君達に出来なかった。
もう只の死体だ…苦しむ事はない。
スクルドの目にナイフを突き刺し…くりぬいた。
ブリュンヒルドの耳を切り落とした。
もう死体だから痛くは無いだろう…
お腹を切腹の様に切裂き…他の女から腕を切り取り詰めた。
首を切断して他の女の腹に詰めてみた。
スナッフビデオがどの程度で良いのか解らない。
だが、より残酷な方が楽しめるのだろう?
スポンサーだし、今回は借りがある…それを返すにはこれしか無い。
◆◆◆
どれ位、死体を弄び続けたのだろうか…
サクヤヒメが目を覚ました。
何が起きたのか解っていない可能性がある。
知られていないならこの戦法は神9にも使える。
「う~ん…あれ…私は…」
「サクヤヒメ…目が覚めた?」
「泰明…え~っ!」
死体を見て驚いているなら…瞬間は見られていない。
「ウエッゲェェェェェェェェェーーッ ハァハァハァハァ うぷっうぷっ…」
サクヤヒメが吐いたよ…これ位経験あるだろうに…
もう充分撮れているが少し揶揄ってやるか…
「これ切り取った手を4つ繋げて、真ん中にブリュンヒルドの首をね入れてみたんだレリーフみたいで面白いよね」
なんで真っ青になるんだ…確かに酷いが只の死体だ。
「ああっ」
「こっちはね、手足切断してうつ伏せにしたんだ…有名な人間椅子…なんちゃって」
「ああっあああ…」
なんだ…サクヤヒメの様子が可笑しい。
「ああっ」
「あはははははははっ、もっと面白く楽しんだ様にしないと…」
殺しなら慣れている筈だよな神9だし。
「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーっ」
サクヤヒメ…なんでこれ位で気絶しているんだ?
仕方ない…
俺は気絶しているサクヤヒメをおんぶしてその場を去った。
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