【完結】婚約破棄はいいですよ?ただ…貴方達に言いたいことがある方々がおられるみたいなので、それをしっかり聞いて下さいね?

水江 蓮

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ナツナ視点

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「お嬢様、お手紙です。」

そう言って私に執事が手紙を渡してきたわ。

そっと蝋封を見ると何とそこには、王印が!!

お城からのお呼び出し…。

これはもしかして!!?
遂に王子からの婚約打診!?

だって私達あんなにいい感じだったもの…。

ありえない話ではないわ!

私の魅了の術もきいていたもの!

遂に、私王子妃になれる日がきたのね!

私は、喜びを隠せないまま私は部屋に戻ったわ!

でもここは落ち着いて手紙を開けなくてはダメよ!

慌てて開けた手紙が後で見つかったりしたら…何かとマイナスに動くじゃない?

私は部屋で深呼吸をした後、手紙の内容を確認したわ!

手紙の内容は、簡単に言うと国王陛下が私に直接会いたいと!

これは遂に!!

遂にくるんじゃない!?

こんなに簡単に行くなら、今回は隣国にイーロン買いに行かなくても良かったかもしれないわ…。

無駄金つかってしまったかもしれない…。

でも、王子妃になったら…これぐらいの小さな出費なんて気にならないわよね!

欲しいものを自由に買えるんでしょ?

もう貧乏な男爵令嬢じゃないわ!

男爵令嬢のままでいたくなくて鍛えたんだもの…。

この魅了の力に気づいた時、神様が私に機会を与えてくれたんだと気づいたんだもの!

だって私が男爵令嬢のままとかもったいないじゃない?

こんなに可愛いのに…。

だから、魅了の術を小さな頃から鍛えてきたんだもの…。

わたしの魅了の術は誰にもバレないのよ!

バレないようにしてきたんだもの!

この国は魔術に関して甘々だし…。

さて、王子妃になれるなら、あとの男性はいらなくなるわね…。

でも…。

でも…。

何かがあった時役に立ってくれるかもしれないから…簡単に切ったらダメな気がするわ。


とりあえず、明日の朝早くから城に行かなきゃいけないのよね…。

本当なら今からでも、私の手下の男達に会いたい所だけど…。

今夜に他の男性に会っていたなんてバレたら…。

後々面倒なことになりかねないわね…。

仕方がないわ。

婚約が決まってから上手く切りましょう。

いえ、上手く使えるように指示しなきゃね!


大丈夫よ。

私はここまで上手くやれたんだもの。

この世界は私のためにあるのかもしれないわ。

ふふふっ。

明日が楽しみね。
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