【完結】婚約破棄はいいですよ?ただ…貴方達に言いたいことがある方々がおられるみたいなので、それをしっかり聞いて下さいね?

水江 蓮

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数年後26

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「ナツナ・アクーレ男爵令嬢…いえ元男爵令嬢。貴女は私の国にて処刑が決まっております。今彼女の傍にいた方々は、帰宅後手紙を確認してくださいませ。王国よりガーランド王国からの処罰が書いてあります。ここで一つ、皆さまの為に簡単に言うと、いわれのない罰を捏造し私を貶めた事に対するガーランド王国からの不敬罪及び偽証罪です。ガーランドで先に罰を執行すれば、この国…シーズンズからの罰が受けられませんよね?なので、皆さま先にシーズンズ王国で罰を受けてからガーランドにお越しください。手続きは済んでおりますのでご安心を…。」


「は?私が処刑?アンタじゃなくて?何で?意味わからないわ!こんなの…権力を使った暴挙よ!!」

ナツナさんは、そう訴えられましたが…

先に処罰を受けたもの(第1王子含む)は誰一人声をあげませんでした。

そりゃあそうですよね?

ここで騒いだらその分罪が…罰が増えるんだもの…。

自分の身を守りたかったら…沈黙が正解ですものね?


「ナツナ様、残念ながら貴女がおこなってきた非道は全て分かっております。イーロンの密輸、魅了の術に魅了の効果を増す石の購入…全て貴女がおこっていますよね?」


「そんなの知らない!!貴方達が私を処分するために偽装したんでしょう?こんな時にまでイジメなんて…酷い!」

ナツナさんは、ポロポロと涙を流されました…これが男性陣の心を鷲掴みしたんでしょうね。

もうそのウソ泣きは通じませんけどね?


「ナツナ様…私はここでもう罪を認めて欲しかった…。これ以上は、証拠があってもそれは偽物だ!等の不毛な戦いになってしまうことでしょう。なので私は第三者の方に全てをお任せしたいと思います。尚、第三者の発言進行に対しての罵声、暴行は罪として新たに数えます。それで宜しいですか?」

アメリア様が、国王陛下に声をかけられます。


「構わない。第三者に委ねよう。」

…ということで、第三者。

つまり私が出ても構わないと!

賽は投げられた。

可愛い元男爵令嬢さん?

楽しく踊りましょう?

まずは自己紹介しなくちゃいけませんね?

そして、先ほどちゃんと聞こえなかったのかもしれないので再度伝えないといけないようですね。



貴女は男爵令嬢ではなく、平民になったのだと…。
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