【完結】婚約破棄はいいですよ?ただ…貴方達に言いたいことがある方々がおられるみたいなので、それをしっかり聞いて下さいね?

水江 蓮

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ナツナ視点2

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もうどれぐらいの時間が経ったのかしら?

もうどれぐらい私は傷の残らないあの忌まわしい鞭に打たれて…

どれぐらいの客を取らされたの?

私はもう…死にたい…。

これが罰だと言うの?

私はただ幸せになりたかっただけ…。

ただ愛が欲しかっただけ…確かに違法な物に手を出したけれど…。

それが何だと言うの?

王女だからカッコイイ王子様の婚約者になれるとか、地位の高いご令嬢だから高位のご子息と婚約できるとか…。

結局身分でしょ?

そこに愛は無いでしょ?

愛…でも愛って本当は何なのかしら?

私が欲していたものの形がもう分からなくなってきた…。

私は人を殺めてなんていない!!

殺めたのは、あの人達でしょ?

私が魅了していたから?

知らない!!

そんなの知らない!!

私が壁を殴っていると、ぶっきらぼうな男が壁の修理費を加算すると言ってきたわ…。

何なのよ!!

イライラしている私の前に、あの憎らしい女が来たわ…。

王女だから幸せになれる彼女が…。

「貴女は反省するということを知らないようですね…。1ヶ月後、我が国に来ていただきます。こちらでの罰が余りにも甘いようなので…早めに引き取らせていただきます。あ、簡単に死ねると思わないでくださいね?じっくり楽しみましょう?」

彼女はそれだけを伝えると去っていった…。

あの女!!!

1ヶ月あるなら、それまでに…あの女を殺すだけよ…。

その為にはどうしたらいいのかしら?

私は、彼女の殺害について考え始めることにしたわ。

私が動けなくても、他のものがまた手を貸してくれるはずだもの!!

そう信じていたのよ…。
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