66 / 786
第66話
しおりを挟む
ヨシナリの機体が銃と呼ぶには角ばった物をビルの壁面に向けて発射。
飛んだのは銃弾ではなく、平たい円盤状の何かだった。
それは狙った位置に張り付き、反対側のビルにワイヤーのような物を伸ばすと小さく小刻みに電子音を発する。
「――とまぁ、この通り設置が面倒くさい代物ではあるけど、上手い事やれば気付き難い」
場所は練習用フィールド。
マルメルとふわわを伴って、最後にセンドウが使ったトラップの実演を行っていた。
「うわ、ワイヤートラップか。 見え辛いし、最初から警戒してないとこりゃ引っかかるな」
「で、ふわわさんが引っ掛かったのが、電流が流れて機体が数秒行動不能になるタイプだな」
ヨシナリがその辺の瓦礫をトラップへと放り投げると起動。
高圧電流が流れて瓦礫の表面が焼ける。
「御覧の通り威力自体は大した事はないけど、トルーパーが喰らったら五秒から十秒は完全に無防備になる」
「マジかよ。 トラップヤベぇな」
「ただ、さっきも言ったけど、設置が面倒なんだよ。 こんな市街地みたいな場所だと対面に建物があるから問題ないけど、森とかだったらズレると変な所にワイヤー飛ぶし、長さが足りなかったりすると巻き戻すんだけど何かに引っかかったら絡まって取れなくなるってケースも多い。 後は都合よく相手が仕掛けた場所に来てくれるかってのもあるから個人的にはあんまり安定しない印象だったんだけど、あのセンドウってプレイヤーは見事に使いこなしていたな」
こうして検証してみるとセンドウというプレイヤーはスナイパーとして十全に活動できる環境を整える事に力を入れていた事が窺える。
恐らくは最初にヨシナリのような直接狙える脅威を探し、その隙を突いて周囲の環境を自分に有利になるように作り替えていた。 罠を仕掛けて接近された時に備え、予備の武器を隠し、破壊された場合の損失に備える。 彼女はとにかく自分が役目を全うできなくなる状況を作らない事を意識しているように思えた。
実際、接近して来たふわわは罠で仕留め、破壊された武器は代わりを隠していたので結局、ふわわは何もできずにやられた事になる。
ふわわはやられた事を思い出したのかがっくりと肩を落とす。
「で? 対処法は?」
「単純に本体を壊せばいい。 後は砂埃を巻き上げたりすると通電中のワイヤーは割とはっきり見えるから怪しい所に銃弾を撃ち込んでも良いかもな。 それかセンサー類の強化ってところだろう」
ヨシナリがマルメルから突撃銃を借りて地面に適当に打ち込むと粉塵が撒き散らされ触れたワイヤーがぼんやりと浮かび上がる。
「じゃあ光学迷彩は?」
フカヤというプレイヤーが使っていた身を隠す光学迷彩。
レーダーもそうだが、センサー類にもほぼ反応しないので気づかなければ無防備な状態で一撃を貰う事になる。 まともに喰らってやられたヨシナリとしては次に備えて対策は練っていた。
「姿を晦ますって点では割と便利なんだが、あれって欠点も多くてな。 まず、エネルギー系の兵器を使うとセンサーに引っかかる。 あのフカヤってプレイヤーはその辺を理解してるから気付かれ難いクロスボウを使ってたんだろうな。 ただ、ふわわさんにはあっさりバレて躱されたけど」
「あれ、ふわわさんだからだろ? 俺じゃ無理だぞ」
「だったら発煙手榴弾だな。 全部じゃないけどちょっと高めの奴は光学迷彩を剥がせるタイプもある。 さっきの罠にも使えるから見切るにはこれが無難かもな」
ヨシナリが持ってきたグレネードを近くに放り投げる。
炸裂したグレネードは煙を撒き散らした。
「ただ、自分の視界もやられるから使いどころには注意ってところか」
「なるほど。 他に光学迷彩の欠点ってあるのか?」
「あるぞ。 姿は消せるけど痕跡までは消せないから歩いたら足跡は残るし、スラスターを噴かしたらセンサーに引っかかる。 ついでに使いっぱなしだとエネルギーを喰うから過度な連続使用を行うと強制冷却だ。 だから、適度に隠れて休まなければならない。 要は持続時間が無限じゃないからその辺に気を配らないといけない」
ヨシナリが調べた限りだが、ステルス戦闘を行いたいなら装備は厳選するべきだとあるサイトで紹介されていた。
移動は足音が発生しないホバー、武器はマズルフラッシュや銃声の発生しないクロスボウやスリングショット。 ブースターやスラスターは邪魔なので排除。 地面を張ってひたすらに獲物を狙う狩人になろう。 ステルスキルは楽しいぞといった一文で締められていた。
「取り合えず、罠とステルスに関しては以上だけど他に質問ある?」
ヨシナリがそう尋ねると二人は沈黙。 特にないようだ。
「よし、感想戦、敵の攻撃手段の検証が終わった後は俺達の改善だ。 まずは何で負けたのかをちゃんと考えよう。 はい、ふわわさんどうぞ!」
「……ウチが突出したから?」
「それはどうやったら防げると思います?」
「うーん。 マルメル君との距離を一定に保つ?」
「取り合えず試してみましょう。 マルメル、いいな」
「おう、んじゃあふわわさんが先行して俺が追っかける形でフォーメーションを組んでみよう。 ターゲットは――」
「いや、取り合えず動きだけで始めようぜ。 取り合えずポジショニングだけでも形にした方がいい」
「オッケー。 始めますか」
本来ならフリーミッションやユニオン戦で稼ぐのだが、前回の負けをそのままにしておくのは危険と判断したヨシナリは二人を誘って反省会兼訓練を行う事にしたのだ。
この先、ユニオン単位で戦う事が増えるだろう。 そうなれば連携は必須といえる。
その為、稼ぐよりも練度を上げておく方が重要だと思ったのだ。
加えて、ふわわが負けをかなり引き摺っているのでそれのケアを行うといった意味もあった。
「よし、先行するから付いてきてねー」
「うっす。 よろしく!」
ふわわの機体がビルの屋上を跳ねるように移動し、マルメルがそれを追いかける。
やはり軽量のふわわと武装を詰んでる分重たいマルメルの機体では速度にかなりの差があった。
見ている間にあっという間に離される。
フィールドを一周する頃には随分と差がついていた。
戻ってきた二人に遠くで見ていたヨシナリが指示を出す。
「ふわわさんは全開じゃなくて六、七割ぐらいを意識して。 マルメルは目で追うんじゃなくてマップを意識して先回りするような移動ルートを考えた方が良いかも」
ふんふんと頷く二人と話をしてもう一周。
その間にヨシナリは自分の改善点を洗い出し、二人とどういった訓練をするかを考えていた。
――次は俺達が勝つ。
その胸には『栄光』へ勝つ事に対する欲求が渦を巻いていた。
飛んだのは銃弾ではなく、平たい円盤状の何かだった。
それは狙った位置に張り付き、反対側のビルにワイヤーのような物を伸ばすと小さく小刻みに電子音を発する。
「――とまぁ、この通り設置が面倒くさい代物ではあるけど、上手い事やれば気付き難い」
場所は練習用フィールド。
マルメルとふわわを伴って、最後にセンドウが使ったトラップの実演を行っていた。
「うわ、ワイヤートラップか。 見え辛いし、最初から警戒してないとこりゃ引っかかるな」
「で、ふわわさんが引っ掛かったのが、電流が流れて機体が数秒行動不能になるタイプだな」
ヨシナリがその辺の瓦礫をトラップへと放り投げると起動。
高圧電流が流れて瓦礫の表面が焼ける。
「御覧の通り威力自体は大した事はないけど、トルーパーが喰らったら五秒から十秒は完全に無防備になる」
「マジかよ。 トラップヤベぇな」
「ただ、さっきも言ったけど、設置が面倒なんだよ。 こんな市街地みたいな場所だと対面に建物があるから問題ないけど、森とかだったらズレると変な所にワイヤー飛ぶし、長さが足りなかったりすると巻き戻すんだけど何かに引っかかったら絡まって取れなくなるってケースも多い。 後は都合よく相手が仕掛けた場所に来てくれるかってのもあるから個人的にはあんまり安定しない印象だったんだけど、あのセンドウってプレイヤーは見事に使いこなしていたな」
こうして検証してみるとセンドウというプレイヤーはスナイパーとして十全に活動できる環境を整える事に力を入れていた事が窺える。
恐らくは最初にヨシナリのような直接狙える脅威を探し、その隙を突いて周囲の環境を自分に有利になるように作り替えていた。 罠を仕掛けて接近された時に備え、予備の武器を隠し、破壊された場合の損失に備える。 彼女はとにかく自分が役目を全うできなくなる状況を作らない事を意識しているように思えた。
実際、接近して来たふわわは罠で仕留め、破壊された武器は代わりを隠していたので結局、ふわわは何もできずにやられた事になる。
ふわわはやられた事を思い出したのかがっくりと肩を落とす。
「で? 対処法は?」
「単純に本体を壊せばいい。 後は砂埃を巻き上げたりすると通電中のワイヤーは割とはっきり見えるから怪しい所に銃弾を撃ち込んでも良いかもな。 それかセンサー類の強化ってところだろう」
ヨシナリがマルメルから突撃銃を借りて地面に適当に打ち込むと粉塵が撒き散らされ触れたワイヤーがぼんやりと浮かび上がる。
「じゃあ光学迷彩は?」
フカヤというプレイヤーが使っていた身を隠す光学迷彩。
レーダーもそうだが、センサー類にもほぼ反応しないので気づかなければ無防備な状態で一撃を貰う事になる。 まともに喰らってやられたヨシナリとしては次に備えて対策は練っていた。
「姿を晦ますって点では割と便利なんだが、あれって欠点も多くてな。 まず、エネルギー系の兵器を使うとセンサーに引っかかる。 あのフカヤってプレイヤーはその辺を理解してるから気付かれ難いクロスボウを使ってたんだろうな。 ただ、ふわわさんにはあっさりバレて躱されたけど」
「あれ、ふわわさんだからだろ? 俺じゃ無理だぞ」
「だったら発煙手榴弾だな。 全部じゃないけどちょっと高めの奴は光学迷彩を剥がせるタイプもある。 さっきの罠にも使えるから見切るにはこれが無難かもな」
ヨシナリが持ってきたグレネードを近くに放り投げる。
炸裂したグレネードは煙を撒き散らした。
「ただ、自分の視界もやられるから使いどころには注意ってところか」
「なるほど。 他に光学迷彩の欠点ってあるのか?」
「あるぞ。 姿は消せるけど痕跡までは消せないから歩いたら足跡は残るし、スラスターを噴かしたらセンサーに引っかかる。 ついでに使いっぱなしだとエネルギーを喰うから過度な連続使用を行うと強制冷却だ。 だから、適度に隠れて休まなければならない。 要は持続時間が無限じゃないからその辺に気を配らないといけない」
ヨシナリが調べた限りだが、ステルス戦闘を行いたいなら装備は厳選するべきだとあるサイトで紹介されていた。
移動は足音が発生しないホバー、武器はマズルフラッシュや銃声の発生しないクロスボウやスリングショット。 ブースターやスラスターは邪魔なので排除。 地面を張ってひたすらに獲物を狙う狩人になろう。 ステルスキルは楽しいぞといった一文で締められていた。
「取り合えず、罠とステルスに関しては以上だけど他に質問ある?」
ヨシナリがそう尋ねると二人は沈黙。 特にないようだ。
「よし、感想戦、敵の攻撃手段の検証が終わった後は俺達の改善だ。 まずは何で負けたのかをちゃんと考えよう。 はい、ふわわさんどうぞ!」
「……ウチが突出したから?」
「それはどうやったら防げると思います?」
「うーん。 マルメル君との距離を一定に保つ?」
「取り合えず試してみましょう。 マルメル、いいな」
「おう、んじゃあふわわさんが先行して俺が追っかける形でフォーメーションを組んでみよう。 ターゲットは――」
「いや、取り合えず動きだけで始めようぜ。 取り合えずポジショニングだけでも形にした方がいい」
「オッケー。 始めますか」
本来ならフリーミッションやユニオン戦で稼ぐのだが、前回の負けをそのままにしておくのは危険と判断したヨシナリは二人を誘って反省会兼訓練を行う事にしたのだ。
この先、ユニオン単位で戦う事が増えるだろう。 そうなれば連携は必須といえる。
その為、稼ぐよりも練度を上げておく方が重要だと思ったのだ。
加えて、ふわわが負けをかなり引き摺っているのでそれのケアを行うといった意味もあった。
「よし、先行するから付いてきてねー」
「うっす。 よろしく!」
ふわわの機体がビルの屋上を跳ねるように移動し、マルメルがそれを追いかける。
やはり軽量のふわわと武装を詰んでる分重たいマルメルの機体では速度にかなりの差があった。
見ている間にあっという間に離される。
フィールドを一周する頃には随分と差がついていた。
戻ってきた二人に遠くで見ていたヨシナリが指示を出す。
「ふわわさんは全開じゃなくて六、七割ぐらいを意識して。 マルメルは目で追うんじゃなくてマップを意識して先回りするような移動ルートを考えた方が良いかも」
ふんふんと頷く二人と話をしてもう一周。
その間にヨシナリは自分の改善点を洗い出し、二人とどういった訓練をするかを考えていた。
――次は俺達が勝つ。
その胸には『栄光』へ勝つ事に対する欲求が渦を巻いていた。
11
あなたにおすすめの小説
【なろう490万pv!】船が沈没して大海原に取り残されたオッサンと女子高生の漂流サバイバル&スローライフ
海凪ととかる
SF
離島に向かうフェリーでたまたま一緒になった一人旅のオッサン、岳人《がくと》と帰省途中の女子高生、美岬《みさき》。 二人は船を降りればそれっきりになるはずだった。しかし、運命はそれを許さなかった。
衝突事故により沈没するフェリー。乗員乗客が救命ボートで船から逃げ出す中、衝突の衝撃で海に転落した美岬と、そんな美岬を助けようと海に飛び込んでいた岳人は救命ボートに気づいてもらえず、サメの徘徊する大海原に取り残されてしまう。
絶体絶命のピンチ! しかし岳人はアウトドア業界ではサバイバルマスターの通り名で有名なサバイバルの専門家だった。
ありあわせの材料で筏を作り、漂流物で筏を補強し、雨水を集め、太陽熱で真水を蒸留し、プランクトンでビタミンを補給し、捕まえた魚を保存食に加工し……なんとか生き延びようと創意工夫する岳人と美岬。
大海原の筏というある意味密室空間で共に過ごし、語り合い、力を合わせて極限状態に立ち向かううちに二人の間に特別な感情が芽生え始め……。
はたして二人は絶体絶命のピンチを生き延びて社会復帰することができるのか?
小説家になろうSF(パニック)部門にて490万pv達成、日間/週間/月間1位、四半期2位、年間/累計3位の実績あり。
カクヨムのSF部門においても高評価いただき90万pv達成、最高週間2位、月間3位の実績あり。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
異世界転移魔方陣をネットオークションで買って行ってみたら、日本に帰れなくなった件。
蛇崩 通
ファンタジー
ネットオークションに、異世界転移魔方陣が出品されていた。
三千円で。
二枚入り。
手製のガイドブック『異世界の歩き方』付き。
ガイドブックには、異世界会話集も収録。
出品商品の説明文には、「魔力が充分にあれば、異世界に行けます」とあった。
おもしろそうなので、買ってみた。
使ってみた。
帰れなくなった。日本に。
魔力切れのようだ。
しかたがないので、異世界で魔法の勉強をすることにした。
それなのに……
気がついたら、魔王軍と戦うことに。
はたして、日本に無事戻れるのか?
<第1章の主な内容>
王立魔法学園南校で授業を受けていたら、クラスまるごと徴兵されてしまった。
魔王軍が、王都まで迫ったからだ。
同じクラスは、女生徒ばかり。
毒薔薇姫、毒蛇姫、サソリ姫など、毒はあるけど魔法はからっきしの美少女ばかり。
ベテラン騎士も兵士たちも、あっという間にアース・ドラゴンに喰われてしまった。
しかたがない。ぼくが戦うか。
<第2章の主な内容>
救援要請が来た。南城壁を守る氷姫から。彼女は、王立魔法学園北校が誇る三大魔法剣姫の一人。氷結魔法剣を持つ魔法姫騎士だ。
さっそく救援に行くと、氷姫たち守備隊は、アース・ドラゴンの大軍に包囲され、絶体絶命の窮地だった。
どう救出する?
<第3章の主な内容>
南城壁第十六砦の屋上では、三大魔法剣姫が、そろい踏みをしていた。氷結魔法剣の使い手、氷姫。火炎魔法剣の炎姫。それに、雷鳴魔法剣の雷姫だ。
そこへ、魔王の娘にして、王都侵攻魔王軍の総司令官、炎龍王女がやって来た。三名の女魔族を率いて。交渉のためだ。だが、炎龍王女の要求内容は、常軌を逸していた。
交渉は、すぐに決裂。三大魔法剣姫と魔王の娘との激しいバトルが勃発する。
驚異的な再生能力を誇る女魔族たちに、三大魔法剣姫は苦戦するが……
<第4章の主な内容>
リリーシア王女が、魔王軍に拉致された。
明日の夜明けまでに王女を奪還しなければ、王都平民区の十万人の命が失われる。
なぜなら、兵力の減少に苦しむ王国騎士団は、王都外壁の放棄と、内壁への撤退を主張していた。それを拒否し、外壁での徹底抗戦を主張していたのが、臨時副司令官のリリーシア王女だったからだ。
三大魔法剣姫とトッキロたちは、王女を救出するため、深夜、魔王軍の野営陣地に侵入するが……
改大和型戦艦一番艦「若狭」抜錨す
みにみ
歴史・時代
史実の第二次世界大戦が起きず、各国は技術力を誇示するための
「第二次海軍休日」崩壊後の無制限建艦競争に突入した
航空機技術も発達したが、それ以上に電子射撃装置が劇的に進化。
航空攻撃を無力化する防御陣形が確立されたことで、海戦の決定打は再び「巨大な砲」へと回帰した。
そんな中⑤計画で建造された改大和型戦艦「若狭」 彼女が歩む太平洋の航跡は
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-
すずめさん
ファンタジー
ある日、友達に誘われ始めたMMORPG…[アルバスクロニクルオンライン]
何の変哲も無くゲームを始めたつもりがしかし!?…
たった一つのスキルのせい?…で起きる波乱万丈な冒険物語。
※本作品はPCで編集・改行がされて居る為、スマホ・タブレットにおける
縦読みでの読書は読み難い点が出て来ると思います…それでも良いと言う方は……
ゆっくりしていってね!!!
※ 現在書き直し慣行中!!!
If太平洋戦争 日本が懸命な判断をしていたら
みにみ
歴史・時代
もし、あの戦争で日本が異なる選択をしていたら?
国力の差を直視し、無謀な拡大を避け、戦略と外交で活路を開く。
真珠湾、ミッドウェー、ガダルカナル…分水嶺で下された「if」の決断。
破滅回避し、国家存続をかけたもう一つの終戦を描く架空戦記。
現在1945年夏まで執筆
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる