124 / 787
第124話
しおりを挟む
支援機は基本的にプレイヤーが扱うトルーパーと同じだ。
運用に成功すれば一機分の枠で文字通り二機分の戦力運用が可能という事で購入して育成を望むプレイヤーは多かったが、仮に入手できたとしても実用レベルに持って行ける者がどれだけいるのかが疑問だ。 学習型AI、戦闘経験を積めば徐々に強くなっていくというキャッチコピーに偽りはなかったが、強くなるまでの過程が長すぎたのだ。
最初は雑魚エネミーと同じ挙動しかとらないのでソルジャータイプのフレームを扱えば碌な回避行動もとらずに手近な敵へ手持ちの携行火器を撃ちまくるだけ。 キマイラタイプでも同様で可変機構など全く活かさない。 そして機体の性能を碌に発揮しないまま撃破されて武器、パーツ、フレームをロストさせる。
このゲームにおいてフレームは非常に効果だ。 Gで買えなくもないが額がとんでもないのでさっさと手に入れたいのであればPでの支払いが必須となる。 ランカーであるならできなくはないが、そんな成果と支出が釣り合うか怪しい事に投資を続けられるか?
大半のプレイヤーにとって答えはノーだ。 特にAIユニットを購入できる資金力を持ったプレイヤーーーAランク以上は既に自分のスタイルを確立しているので今更、支援機を使うぐらいなら自己の強化に回した方が合理的だと考える者も多い。 上位のランカーにAIについて尋ねると大抵はこんな答えが返ってくる。
『割に合わない』と。 そんな風潮の中、ユウヤはアルフレッドと名付けたAIを根気よく育てた。
何故そうしたのか自分でも良く分からなかったが、何度大破しても主人に尽くそうとする姿に何かを感じたのか単純に強くして支援機を不要と言っている連中の鼻を明かしたいと思ったのかは今となっては不明だ。
成長させるにはとにかく場数を踏ませる事が重要で、ユウヤはとにかくフリーのミッションに潜ってひたすらに戦闘経験を積ませた。 やられれば新しい機体を与え、決して見捨てる事をせずにとにかく根気よく戦闘を重ねる。 戦車を楽に撃破できるようになれば戦闘ヘリ、戦闘機、エネミーと徐々にハードルを上げていく。 時間はかかるが学習次第で強くなるという売り文句に偽りはない。
最初は闇雲に攻撃するだけだったが、徐々に遮蔽物に隠れ地形を利用し、やがて敵の攻撃を読んで回避行動までとるようになった。 ユウヤの場合は明確に育成の方向性を定めていたようで、ソルジャータイプで中、遠距離での立ち回りを覚えさせ、特に支援機として重要な索敵、攪乱の武装は積極的に搭載し、使用を促す。 亀のような歩みだったがアルフレッドは与えられた装備、武装を徐々にだが使いこなし、主の意向を理解して成長の方向性を定めていく。
武装、立ち回りを覚えれば戦い方の確立は成功したようなものだ。
至るまで結構な回数の戦闘と中破、大破を乗り越えたが、結実してしまえば過去と割り切れる。
苦労はあったが、ユウヤはこのAIの事を非常に気に入っていたので、気が付けば我が子のように成長を喜べるほどに入れ込んでいた。 戦い方が形になって来たところで本番――要は想定してる最高の機体を与える。 ユウヤはアルフレッドに支援機として自身の死角を埋めて欲しいと願っていたので機動力、走破性に優れた機体が望ましい。 結論としてキマイラタイプ――戦闘機ではなく、四つ足の獣へと変わるキマイラ・ループスフレームを採用。 高価ではあるが些細な問題だ。
索敵、攪乱を軸に置きつつ敵機の撃破も可能とした武装。
それが今のアルフレッドのスタイルだ。 強化されたセンサー類は戦場の情報を深く、広く収集し、リアルタイムでユウヤに伝え、光学迷彩で姿を隠し、しかし存在自体は主張して敵の意識を散らす。
主が危機に陥れば援護に入り、煙幕などで後退の隙を作る。
何度も繰り返してきた事だ。 アルフレッドは今回もいつも通り、ユウヤが有利になるように立ち回る。 姿を晒し、敵機を戦場から引きはがす。
一機でも引き付けていればユウヤの負担が大きく減るからだ。 光学迷彩で姿を隠し、回避に徹する。
敵はエンジェルタイプ。 エネルギー系の武装、推進システムを詰んでいるので下手に攻撃する事は悪手だと理解しているからだ。 アルフレッドというAIは自身に求められている役割が支援である事を理解しているので下手に反撃はせずに逃げ回る事だけに集中する。
「うぜぇ! さっさとくたばれよ!」
空からエネルギー弾が次々と地面に着弾するが、姿を消してランダムに動くアルフレッドを捉える事は出来ていない。 だが、移動の痕跡は辿られているので徐々にだが追いつめられている。
遮蔽物のない荒野では大地を踏みしめるだけで小さな砂埃が舞うので視認が出来なくても慣れたプレイヤーにはあっさりと見破られてしまう。 だが、回避に徹するなら時間稼ぎという役割は充分に果たせる。 ほんの僅かな時間を稼ぐだけでいい。 何故ならそうするだけで――
「は? 嘘だろもう――」
さっきまでアルフレッドを追いかけ回していた機体が背後からの攻撃を受けて撃破される。
――ユウヤが他を片付けて戻ってくるからだ。
ユウヤはしっかりと四機の撃破を確認するとちらりと背後を振り返る。
残りはキマイラタイプ一機。 自分で撃破してもいいが、やりたがっているようなので無粋な真似は止めておこう。
「お手並み拝見だ」
だからそう小さく呟いて動きを止めた。
「さて、後は俺の番か」
標的は真っ直ぐに突っ込んで来るキマイラタイプ。
ヨシナリは後退しながらアノマリーによる狙撃で仕留めようとするが、敵機はヒラヒラと慣れた挙動で回避。
こんな開けた場所な上、一対一の状況で当たる訳がない。
戦闘開始と同時にラーガストは敵の隊長機――Aランクの下へと向かっていき、敵の仕掛けた罠を物ともせずに食い破る。 援護をしようとしたがあの有様を見ればかえって邪魔だと判断し手を出せなかった。 反面、ユウヤは戦闘スタイルもあってヨシナリの介入する余地がある。
包囲されたて戦闘に入り、意識がこちらから消えたタイミングで狙撃して一機撃墜。
エンジェルタイプの撃破はソルジャータイプを使っているヨシナリからすれば中々の大金星だと思うのだが、格上のユウヤありきの戦い方はあまり褒められたものではなかった。
だから、自分の下へと真っすぐに向かってくる敵機を自力で仕留める事で自らの価値と成長を証明するのだ。
運用に成功すれば一機分の枠で文字通り二機分の戦力運用が可能という事で購入して育成を望むプレイヤーは多かったが、仮に入手できたとしても実用レベルに持って行ける者がどれだけいるのかが疑問だ。 学習型AI、戦闘経験を積めば徐々に強くなっていくというキャッチコピーに偽りはなかったが、強くなるまでの過程が長すぎたのだ。
最初は雑魚エネミーと同じ挙動しかとらないのでソルジャータイプのフレームを扱えば碌な回避行動もとらずに手近な敵へ手持ちの携行火器を撃ちまくるだけ。 キマイラタイプでも同様で可変機構など全く活かさない。 そして機体の性能を碌に発揮しないまま撃破されて武器、パーツ、フレームをロストさせる。
このゲームにおいてフレームは非常に効果だ。 Gで買えなくもないが額がとんでもないのでさっさと手に入れたいのであればPでの支払いが必須となる。 ランカーであるならできなくはないが、そんな成果と支出が釣り合うか怪しい事に投資を続けられるか?
大半のプレイヤーにとって答えはノーだ。 特にAIユニットを購入できる資金力を持ったプレイヤーーーAランク以上は既に自分のスタイルを確立しているので今更、支援機を使うぐらいなら自己の強化に回した方が合理的だと考える者も多い。 上位のランカーにAIについて尋ねると大抵はこんな答えが返ってくる。
『割に合わない』と。 そんな風潮の中、ユウヤはアルフレッドと名付けたAIを根気よく育てた。
何故そうしたのか自分でも良く分からなかったが、何度大破しても主人に尽くそうとする姿に何かを感じたのか単純に強くして支援機を不要と言っている連中の鼻を明かしたいと思ったのかは今となっては不明だ。
成長させるにはとにかく場数を踏ませる事が重要で、ユウヤはとにかくフリーのミッションに潜ってひたすらに戦闘経験を積ませた。 やられれば新しい機体を与え、決して見捨てる事をせずにとにかく根気よく戦闘を重ねる。 戦車を楽に撃破できるようになれば戦闘ヘリ、戦闘機、エネミーと徐々にハードルを上げていく。 時間はかかるが学習次第で強くなるという売り文句に偽りはない。
最初は闇雲に攻撃するだけだったが、徐々に遮蔽物に隠れ地形を利用し、やがて敵の攻撃を読んで回避行動までとるようになった。 ユウヤの場合は明確に育成の方向性を定めていたようで、ソルジャータイプで中、遠距離での立ち回りを覚えさせ、特に支援機として重要な索敵、攪乱の武装は積極的に搭載し、使用を促す。 亀のような歩みだったがアルフレッドは与えられた装備、武装を徐々にだが使いこなし、主の意向を理解して成長の方向性を定めていく。
武装、立ち回りを覚えれば戦い方の確立は成功したようなものだ。
至るまで結構な回数の戦闘と中破、大破を乗り越えたが、結実してしまえば過去と割り切れる。
苦労はあったが、ユウヤはこのAIの事を非常に気に入っていたので、気が付けば我が子のように成長を喜べるほどに入れ込んでいた。 戦い方が形になって来たところで本番――要は想定してる最高の機体を与える。 ユウヤはアルフレッドに支援機として自身の死角を埋めて欲しいと願っていたので機動力、走破性に優れた機体が望ましい。 結論としてキマイラタイプ――戦闘機ではなく、四つ足の獣へと変わるキマイラ・ループスフレームを採用。 高価ではあるが些細な問題だ。
索敵、攪乱を軸に置きつつ敵機の撃破も可能とした武装。
それが今のアルフレッドのスタイルだ。 強化されたセンサー類は戦場の情報を深く、広く収集し、リアルタイムでユウヤに伝え、光学迷彩で姿を隠し、しかし存在自体は主張して敵の意識を散らす。
主が危機に陥れば援護に入り、煙幕などで後退の隙を作る。
何度も繰り返してきた事だ。 アルフレッドは今回もいつも通り、ユウヤが有利になるように立ち回る。 姿を晒し、敵機を戦場から引きはがす。
一機でも引き付けていればユウヤの負担が大きく減るからだ。 光学迷彩で姿を隠し、回避に徹する。
敵はエンジェルタイプ。 エネルギー系の武装、推進システムを詰んでいるので下手に攻撃する事は悪手だと理解しているからだ。 アルフレッドというAIは自身に求められている役割が支援である事を理解しているので下手に反撃はせずに逃げ回る事だけに集中する。
「うぜぇ! さっさとくたばれよ!」
空からエネルギー弾が次々と地面に着弾するが、姿を消してランダムに動くアルフレッドを捉える事は出来ていない。 だが、移動の痕跡は辿られているので徐々にだが追いつめられている。
遮蔽物のない荒野では大地を踏みしめるだけで小さな砂埃が舞うので視認が出来なくても慣れたプレイヤーにはあっさりと見破られてしまう。 だが、回避に徹するなら時間稼ぎという役割は充分に果たせる。 ほんの僅かな時間を稼ぐだけでいい。 何故ならそうするだけで――
「は? 嘘だろもう――」
さっきまでアルフレッドを追いかけ回していた機体が背後からの攻撃を受けて撃破される。
――ユウヤが他を片付けて戻ってくるからだ。
ユウヤはしっかりと四機の撃破を確認するとちらりと背後を振り返る。
残りはキマイラタイプ一機。 自分で撃破してもいいが、やりたがっているようなので無粋な真似は止めておこう。
「お手並み拝見だ」
だからそう小さく呟いて動きを止めた。
「さて、後は俺の番か」
標的は真っ直ぐに突っ込んで来るキマイラタイプ。
ヨシナリは後退しながらアノマリーによる狙撃で仕留めようとするが、敵機はヒラヒラと慣れた挙動で回避。
こんな開けた場所な上、一対一の状況で当たる訳がない。
戦闘開始と同時にラーガストは敵の隊長機――Aランクの下へと向かっていき、敵の仕掛けた罠を物ともせずに食い破る。 援護をしようとしたがあの有様を見ればかえって邪魔だと判断し手を出せなかった。 反面、ユウヤは戦闘スタイルもあってヨシナリの介入する余地がある。
包囲されたて戦闘に入り、意識がこちらから消えたタイミングで狙撃して一機撃墜。
エンジェルタイプの撃破はソルジャータイプを使っているヨシナリからすれば中々の大金星だと思うのだが、格上のユウヤありきの戦い方はあまり褒められたものではなかった。
だから、自分の下へと真っすぐに向かってくる敵機を自力で仕留める事で自らの価値と成長を証明するのだ。
11
あなたにおすすめの小説
Millennium226 【軍神マルスの娘と呼ばれた女 6】 ― 皇帝のいない如月 ―
kei
歴史・時代
周囲の外敵をことごとく鎮定し、向かうところ敵なし! 盤石に見えた帝国の政(まつりごと)。
しかし、その政体を覆す計画が密かに進行していた。
帝国の生きた守り神「軍神マルスの娘」に厳命が下る。
帝都を襲うクーデター計画を粉砕せよ!
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
大ッ嫌いな英雄様達に告ぐ
鮭とば
ファンタジー
剣があって、魔法があって、けれども機械はない世界。妖魔族、俗に言う魔族と人間族の、原因は最早誰にもわからない、終わらない小競り合いに、いつからあらわれたのかは皆わからないが、一旦の終止符をねじ込んだ聖女様と、それを守る5人の英雄様。
それが約50年前。
聖女様はそれから2回代替わりをし、数年前に3回目の代替わりをしたばかりで、英雄様は数え切れないぐらい替わってる。
英雄の座は常に5つで、基本的にどこから英雄を選ぶかは決まってる。
俺は、なんとしても、聖女様のすぐ隣に居たい。
でも…英雄は5人もいらないな。
ダンジョン学園サブカル同好会の日常
くずもち
ファンタジー
ダンジョンを攻略する人材を育成する学校、竜桜学園に入学した主人公綿貫 鐘太郎(ワタヌキ カネタロウ)はサブカル同好会に所属し、気の合う仲間達とまったりと平和な日常を過ごしていた。しかしそんな心地のいい時間は長くは続かなかった。
まったく貢献度のない同好会が部室を持っているのはどうなのか?と生徒会から同好会解散を打診されたのだ。
しかしそれは困るワタヌキ達は部室と同好会を守るため、ある条件を持ちかけた。
一週間以内に学園のため、学園に貢献できる成果を提出することになったワタヌキは秘策として同好会のメンバーに彼の秘密を打ちあけることにした。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!
帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる