134 / 786
第134話
しおりを挟む
最初の博打には勝った。 相手は防御フィールドの発生装置を積んでいない。
前の試合を見た時点で多少はそんな気がしていたので分の悪い賭けではなかった。
根拠としては隊長機を残して全滅していた事。 イベントでも散々見て来たパンツァータイプの頑強さは相当の物だ。 無敵ではないが仕留めるのに時間がかかるとヨシナリは認識していた。
そんなパンツァータイプが半数を占めているこのチームが全滅するのは防御を捨てている事に他ならない。
チームのコンセプトは前のめりに相手を叩き潰すといった所だろう。
とにかく火力でゴリ押す事に念頭を置いた戦い方だ。
何とも偏った連中だと思いつつもそう言ったこだわりは割と大事だとは思っているので特に否定するような事は考えずにありがたく突かせて貰おうと狙ったのだ。
そして次の博打だ。 さて、このアノマリーは実弾、エネルギー弾の撃ち分けが可能という優れものだが、同ランクの武器――要はエネルギー特化の武装に比べると実弾の発射機構を積んでいる分、出力が弱い。
有り体に言うと同カテゴリーの武器の中でも威力がないのだ。 それでもトルーパーを撃ち抜くぐらいは楽勝なのだが、この水中というエネルギー系の兵装が著しく減衰する環境でその差は大きい。
幸いにも水中で使用しても壊れたりはしないので撃つだけなら問題はない。 ただ、パンツァータイプの装甲を抜きたいのなら銃口は水面から出す必要がある。
――このミサイルやら砲弾の雨の中でか……。
はらはらするなぁと思いながらすっと水面から銃口を出して発射。
ある程度近づけばあれだけ撃ちまくっている相手なので探すまでもない。
ついでにパンツァータイプは旋回にやや時間がかかるのでそう躱される心配もなかった。
狙うのは人間で言う鳩尾の上――要はコックピット部分だ。
一撃で仕留めないと不味い。 実は仕留めても不味いのだが、やるしかないのが辛い所だ。
発射。 エネルギー弾は思い描いた軌跡を描き、吸い込まれるようにコックピットに直撃。
仕留めた手ごたえがある。 思わず拳を握りかけたが、ヨシナリは急いで水中に潜った。
潜行したと同時にさっき銃口を出した辺りに攻撃が集中。
「……ですよねー……」
あっという間に湖底に辿り着いたヨシナリは思わずそう呟く。 底に着いたからと言って安心はできない。 急いで湖から出ないと不味い。
センサー越しに居場所を大雑把に把握してそこ目掛けてミサイルや砲弾をばら撒くのが彼等の戦闘ス方針だ。 見えてないからそうしているのだが、あの一発で居場所が完全に割れてしまった。
そうなれば攻撃が集中するのも当然だ。 砲弾は水が防いでくれるがミサイルはそうはいかない。
水中で爆発して容赦なく衝撃波を叩きつけてくる。 離れていてもビリビリと衝撃が機体に伝わりダメージを知らせる警告ウインドウが視界の端にポップアップ。
今の所はセンサー系にダメージを受けてパフォーマンスの低下程度で済んでいるが、このままだと深刻なダメージが入るだろう。
「それにしても――」
さっきからどれだけ撃ち込んでるんだ? ミサイルだけでも数十発。
明らかにトルーパーに詰めるキャパシティーを超えている。
――あれだろうなぁ。
防御兵装を積んでいない最大の理由だろう。 本当なら適正ランク以上の装備だが、大きなユニオンなら人数分用意できてもおかしくはない。 具体的に何かというとミサイルの精製装置だ。
ミサイルをその場で作り出して給弾するシステム。 所謂、3Dプリンターだ。
前のイベントの終盤に現れた恐らく運営の用意したであろうトルーパーが使っていた物の下位互換。
アレは即座に腕を生み出すといったふざけたスペックだったが、本来の使い方は銃弾やミサイルを生み出して弾残を増やしたりする用途で使われる。
攻撃が途切れない最大の理由がこれだ。 即座に作り出せる訳ではないので、三機がローテーションを組んで攻撃をばら撒いていたのだろうが一角を崩したので間隔に穴ができるか、回転が遅くなるはず。
ヨシナリは大きく深呼吸。 奇襲は一回しか通用しない。
次は覚悟を決める必要がある。 このまま水中にいると嬲り殺しにされるので飛び出していかなければならない。 逃げて態勢を整える事も選択肢としてはありではあるが、このチームで消極的な行動は悪手だ。 チームメイトからの評価はお世辞に高くはないが、これまでの戦いを通してそこそこ使える奴程度の認識はされていると信じたいので日和って折角上がった(と思われる)株を落とすような真似はしたくない。 というよりはできない。
理由としては逃げると敵は深追いせずにユウヤの戦いに混ざりに行くだろう。
一機やられた事でヨシナリの評価を格下から厄介な獲物に変えたはずだ。
そんな相手に深追いするか? 仲間がやられて頭に血が上っているのならやるだろうが、こんな大会に選ばれるようなプレイヤーがそんな真似をするとは思えない。 放置は厄介であると思っているだろうが、見つからない相手を探して時間を浪費するよりは人数をかけて居場所が割れている敵を処理する方が合理的だ。 ヨシナリは自分ならそうすると思っていた。
付け加えるなら自分なら下がると見せかけて敵を焦らせて釣り出す所まで視野に入れる。
その為、ヨシナリはここで逃げる訳にはいかなかった。 動きをイメージする。
敵はこちらの位置を掴めているが、見えていない以上は完全ではない。
――まぁ、湖から出た時点で完全に捕捉されるが。
付け入るならここだろう。
初手で一機撃破すれば残りを仕留められる可能性が大きく上がるが、しくじれば確実にやられる。
迷うが選択肢がないので行くしかない。
「よし、行くか」
覚悟を決める。 飛び出すのはは攻撃が僅かに途切れるタイミング。
そこまで大きな切れ目ではないが、一機潰したのは大きい。
配置は二機が間隔を空けての横並び。 移動ルートは飛び出して側面を突く形。
要は片方を盾にする位置取り。 使っていないが恐らく積んでいるであろうガトリング砲があるので効果はあまり期待できないがやらないよりはマシだ。
ミサイルの爆発を頭の中で数える。 大きな爆発が一回、中程度の爆発が四回、小さな爆発が四回で僅かに途切れる。 装備は背中にデカいミサイル発射管、両肩に六連発のランチャー。 腰辺りに小型のミサイルポッド恐らく四連発が二基。 半分撃って給弾、その間に片方がばら撒いて時間を稼ぎつつ攻撃を途切れさせないといった所だろう。
前の試合を見た時点で多少はそんな気がしていたので分の悪い賭けではなかった。
根拠としては隊長機を残して全滅していた事。 イベントでも散々見て来たパンツァータイプの頑強さは相当の物だ。 無敵ではないが仕留めるのに時間がかかるとヨシナリは認識していた。
そんなパンツァータイプが半数を占めているこのチームが全滅するのは防御を捨てている事に他ならない。
チームのコンセプトは前のめりに相手を叩き潰すといった所だろう。
とにかく火力でゴリ押す事に念頭を置いた戦い方だ。
何とも偏った連中だと思いつつもそう言ったこだわりは割と大事だとは思っているので特に否定するような事は考えずにありがたく突かせて貰おうと狙ったのだ。
そして次の博打だ。 さて、このアノマリーは実弾、エネルギー弾の撃ち分けが可能という優れものだが、同ランクの武器――要はエネルギー特化の武装に比べると実弾の発射機構を積んでいる分、出力が弱い。
有り体に言うと同カテゴリーの武器の中でも威力がないのだ。 それでもトルーパーを撃ち抜くぐらいは楽勝なのだが、この水中というエネルギー系の兵装が著しく減衰する環境でその差は大きい。
幸いにも水中で使用しても壊れたりはしないので撃つだけなら問題はない。 ただ、パンツァータイプの装甲を抜きたいのなら銃口は水面から出す必要がある。
――このミサイルやら砲弾の雨の中でか……。
はらはらするなぁと思いながらすっと水面から銃口を出して発射。
ある程度近づけばあれだけ撃ちまくっている相手なので探すまでもない。
ついでにパンツァータイプは旋回にやや時間がかかるのでそう躱される心配もなかった。
狙うのは人間で言う鳩尾の上――要はコックピット部分だ。
一撃で仕留めないと不味い。 実は仕留めても不味いのだが、やるしかないのが辛い所だ。
発射。 エネルギー弾は思い描いた軌跡を描き、吸い込まれるようにコックピットに直撃。
仕留めた手ごたえがある。 思わず拳を握りかけたが、ヨシナリは急いで水中に潜った。
潜行したと同時にさっき銃口を出した辺りに攻撃が集中。
「……ですよねー……」
あっという間に湖底に辿り着いたヨシナリは思わずそう呟く。 底に着いたからと言って安心はできない。 急いで湖から出ないと不味い。
センサー越しに居場所を大雑把に把握してそこ目掛けてミサイルや砲弾をばら撒くのが彼等の戦闘ス方針だ。 見えてないからそうしているのだが、あの一発で居場所が完全に割れてしまった。
そうなれば攻撃が集中するのも当然だ。 砲弾は水が防いでくれるがミサイルはそうはいかない。
水中で爆発して容赦なく衝撃波を叩きつけてくる。 離れていてもビリビリと衝撃が機体に伝わりダメージを知らせる警告ウインドウが視界の端にポップアップ。
今の所はセンサー系にダメージを受けてパフォーマンスの低下程度で済んでいるが、このままだと深刻なダメージが入るだろう。
「それにしても――」
さっきからどれだけ撃ち込んでるんだ? ミサイルだけでも数十発。
明らかにトルーパーに詰めるキャパシティーを超えている。
――あれだろうなぁ。
防御兵装を積んでいない最大の理由だろう。 本当なら適正ランク以上の装備だが、大きなユニオンなら人数分用意できてもおかしくはない。 具体的に何かというとミサイルの精製装置だ。
ミサイルをその場で作り出して給弾するシステム。 所謂、3Dプリンターだ。
前のイベントの終盤に現れた恐らく運営の用意したであろうトルーパーが使っていた物の下位互換。
アレは即座に腕を生み出すといったふざけたスペックだったが、本来の使い方は銃弾やミサイルを生み出して弾残を増やしたりする用途で使われる。
攻撃が途切れない最大の理由がこれだ。 即座に作り出せる訳ではないので、三機がローテーションを組んで攻撃をばら撒いていたのだろうが一角を崩したので間隔に穴ができるか、回転が遅くなるはず。
ヨシナリは大きく深呼吸。 奇襲は一回しか通用しない。
次は覚悟を決める必要がある。 このまま水中にいると嬲り殺しにされるので飛び出していかなければならない。 逃げて態勢を整える事も選択肢としてはありではあるが、このチームで消極的な行動は悪手だ。 チームメイトからの評価はお世辞に高くはないが、これまでの戦いを通してそこそこ使える奴程度の認識はされていると信じたいので日和って折角上がった(と思われる)株を落とすような真似はしたくない。 というよりはできない。
理由としては逃げると敵は深追いせずにユウヤの戦いに混ざりに行くだろう。
一機やられた事でヨシナリの評価を格下から厄介な獲物に変えたはずだ。
そんな相手に深追いするか? 仲間がやられて頭に血が上っているのならやるだろうが、こんな大会に選ばれるようなプレイヤーがそんな真似をするとは思えない。 放置は厄介であると思っているだろうが、見つからない相手を探して時間を浪費するよりは人数をかけて居場所が割れている敵を処理する方が合理的だ。 ヨシナリは自分ならそうすると思っていた。
付け加えるなら自分なら下がると見せかけて敵を焦らせて釣り出す所まで視野に入れる。
その為、ヨシナリはここで逃げる訳にはいかなかった。 動きをイメージする。
敵はこちらの位置を掴めているが、見えていない以上は完全ではない。
――まぁ、湖から出た時点で完全に捕捉されるが。
付け入るならここだろう。
初手で一機撃破すれば残りを仕留められる可能性が大きく上がるが、しくじれば確実にやられる。
迷うが選択肢がないので行くしかない。
「よし、行くか」
覚悟を決める。 飛び出すのはは攻撃が僅かに途切れるタイミング。
そこまで大きな切れ目ではないが、一機潰したのは大きい。
配置は二機が間隔を空けての横並び。 移動ルートは飛び出して側面を突く形。
要は片方を盾にする位置取り。 使っていないが恐らく積んでいるであろうガトリング砲があるので効果はあまり期待できないがやらないよりはマシだ。
ミサイルの爆発を頭の中で数える。 大きな爆発が一回、中程度の爆発が四回、小さな爆発が四回で僅かに途切れる。 装備は背中にデカいミサイル発射管、両肩に六連発のランチャー。 腰辺りに小型のミサイルポッド恐らく四連発が二基。 半分撃って給弾、その間に片方がばら撒いて時間を稼ぎつつ攻撃を途切れさせないといった所だろう。
11
あなたにおすすめの小説
【なろう490万pv!】船が沈没して大海原に取り残されたオッサンと女子高生の漂流サバイバル&スローライフ
海凪ととかる
SF
離島に向かうフェリーでたまたま一緒になった一人旅のオッサン、岳人《がくと》と帰省途中の女子高生、美岬《みさき》。 二人は船を降りればそれっきりになるはずだった。しかし、運命はそれを許さなかった。
衝突事故により沈没するフェリー。乗員乗客が救命ボートで船から逃げ出す中、衝突の衝撃で海に転落した美岬と、そんな美岬を助けようと海に飛び込んでいた岳人は救命ボートに気づいてもらえず、サメの徘徊する大海原に取り残されてしまう。
絶体絶命のピンチ! しかし岳人はアウトドア業界ではサバイバルマスターの通り名で有名なサバイバルの専門家だった。
ありあわせの材料で筏を作り、漂流物で筏を補強し、雨水を集め、太陽熱で真水を蒸留し、プランクトンでビタミンを補給し、捕まえた魚を保存食に加工し……なんとか生き延びようと創意工夫する岳人と美岬。
大海原の筏というある意味密室空間で共に過ごし、語り合い、力を合わせて極限状態に立ち向かううちに二人の間に特別な感情が芽生え始め……。
はたして二人は絶体絶命のピンチを生き延びて社会復帰することができるのか?
小説家になろうSF(パニック)部門にて490万pv達成、日間/週間/月間1位、四半期2位、年間/累計3位の実績あり。
カクヨムのSF部門においても高評価いただき90万pv達成、最高週間2位、月間3位の実績あり。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
異世界転移魔方陣をネットオークションで買って行ってみたら、日本に帰れなくなった件。
蛇崩 通
ファンタジー
ネットオークションに、異世界転移魔方陣が出品されていた。
三千円で。
二枚入り。
手製のガイドブック『異世界の歩き方』付き。
ガイドブックには、異世界会話集も収録。
出品商品の説明文には、「魔力が充分にあれば、異世界に行けます」とあった。
おもしろそうなので、買ってみた。
使ってみた。
帰れなくなった。日本に。
魔力切れのようだ。
しかたがないので、異世界で魔法の勉強をすることにした。
それなのに……
気がついたら、魔王軍と戦うことに。
はたして、日本に無事戻れるのか?
<第1章の主な内容>
王立魔法学園南校で授業を受けていたら、クラスまるごと徴兵されてしまった。
魔王軍が、王都まで迫ったからだ。
同じクラスは、女生徒ばかり。
毒薔薇姫、毒蛇姫、サソリ姫など、毒はあるけど魔法はからっきしの美少女ばかり。
ベテラン騎士も兵士たちも、あっという間にアース・ドラゴンに喰われてしまった。
しかたがない。ぼくが戦うか。
<第2章の主な内容>
救援要請が来た。南城壁を守る氷姫から。彼女は、王立魔法学園北校が誇る三大魔法剣姫の一人。氷結魔法剣を持つ魔法姫騎士だ。
さっそく救援に行くと、氷姫たち守備隊は、アース・ドラゴンの大軍に包囲され、絶体絶命の窮地だった。
どう救出する?
<第3章の主な内容>
南城壁第十六砦の屋上では、三大魔法剣姫が、そろい踏みをしていた。氷結魔法剣の使い手、氷姫。火炎魔法剣の炎姫。それに、雷鳴魔法剣の雷姫だ。
そこへ、魔王の娘にして、王都侵攻魔王軍の総司令官、炎龍王女がやって来た。三名の女魔族を率いて。交渉のためだ。だが、炎龍王女の要求内容は、常軌を逸していた。
交渉は、すぐに決裂。三大魔法剣姫と魔王の娘との激しいバトルが勃発する。
驚異的な再生能力を誇る女魔族たちに、三大魔法剣姫は苦戦するが……
<第4章の主な内容>
リリーシア王女が、魔王軍に拉致された。
明日の夜明けまでに王女を奪還しなければ、王都平民区の十万人の命が失われる。
なぜなら、兵力の減少に苦しむ王国騎士団は、王都外壁の放棄と、内壁への撤退を主張していた。それを拒否し、外壁での徹底抗戦を主張していたのが、臨時副司令官のリリーシア王女だったからだ。
三大魔法剣姫とトッキロたちは、王女を救出するため、深夜、魔王軍の野営陣地に侵入するが……
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-
すずめさん
ファンタジー
ある日、友達に誘われ始めたMMORPG…[アルバスクロニクルオンライン]
何の変哲も無くゲームを始めたつもりがしかし!?…
たった一つのスキルのせい?…で起きる波乱万丈な冒険物語。
※本作品はPCで編集・改行がされて居る為、スマホ・タブレットにおける
縦読みでの読書は読み難い点が出て来ると思います…それでも良いと言う方は……
ゆっくりしていってね!!!
※ 現在書き直し慣行中!!!
If太平洋戦争 日本が懸命な判断をしていたら
みにみ
歴史・時代
もし、あの戦争で日本が異なる選択をしていたら?
国力の差を直視し、無謀な拡大を避け、戦略と外交で活路を開く。
真珠湾、ミッドウェー、ガダルカナル…分水嶺で下された「if」の決断。
破滅回避し、国家存続をかけたもう一つの終戦を描く架空戦記。
現在1945年夏まで執筆
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる