302 / 786
第302話
しおりを挟む
自分だけ逃げるのは確かに合理的だ。
他にもエンジェルタイプを使っているプレイヤーは少ないが居るので、下級のプレイヤー達に時間を稼がせれば最低限の戦力は残る。 戦いは始まったばかりなのだ。
この惑星を攻略する為に少しでも生き残らせるべき。
「ざけんナ!」
――がそれを彼女はくそ喰らえだと振り払う。
こいつ等は全員、このイベントを楽しみにし、クリアを目指して昨日まで頑張って来たのだ。
そんな連中を見捨てて自分だけイベントを続行? バカも休み休み言え。
彼女はこの場を仕切る権限を与えられている以上、仲間を守る以上に彼等にこのゲームを楽しませる義務がある。 だから、逃げるなんて真似できる訳がなかった。
「もうちょっとしたら援軍が来る! それまで意地でも粘れ! 気合を入れろ!」
それを聞いて彼女の仲間達は苦笑。
「何をマジになっちゃってんだよ。 ゲームだぜ?」
「あんたそんな熱い奴だっけ?」
「まぁ、でもちょっとがんばろって気持ちにはなったかな?」
「よっし! ウチのリーダーが頑張ろうって言ってるんだ。 頑張ろー!」
生き残ったプレイヤー達はおー!と拳を振り上げて奮起する。
士気は上がっても状況は依然、悪いままだ。 ジンベエザメ型を仕留めるには火力が足りなさすぎる。 思金神からの情報によれば口の中が弱点なのだが、特攻をかけるにしても近寄れもしない。
やはり他との合流まで粘るしか――
『いやー、良い話を聞かせて貰いました。 やっぱり逃げるよりは勝って切り抜けたいですよね』
――不意に聞き覚えのある声が通信から入って来た。
何だと反射的にレーダー表示を確認すると大きな反応が一つ凄まじいスピードで突っ込んで来る。
振り返るとその正体が明らかになった。 シャトルだ。
大型ブースターを限界まで噴かしたシャトルは敵の只中を突っ切り、背面のハッチを展開しながらジンベエザメ型の口に飛び込む。 突っ込む直前に内蔵されていたトルーパーが飛び出した。
中の一機は特に目立つのですぐに分かった。 ホロスコープ、ヨシナリだ。
「ヴルトム! 爆破ぁ!」
「よっしゃ、任せとけ! 貴重なシャトルなんだ、ありがたく喰らえよ!」
同時に口の中に突っ込んだシャトルが爆発。
重装甲のジンベエザメ型も流石にこれは耐え切れずに内部から破裂するように爆散した。
「はっはぁ! ざまあみやがれサメ野郎! ヨシナリ! これ貸しだからなぁ」
「はは、分かってるって。 ――にしても初見とはいえあのクソでかサメ野郎を仕留められると気持ちいいな。 次はメガロドン型を仕留めてもっと気持ちよくなりたいなぁ」
そんな軽口を叩き合いながら、一緒に来ていたふわわの機体が空中で不自然に機体を傾けたと同時に背にある野太刀を一閃。 それにより無数のエネミーが両断される。
僅かに遅れてヴルトムと一緒に来ていたソルジャータイプ、後はマルメルの機体が着地し、ふわわの開けた穴を広げるように持ち込んだ重火器で弾をばら撒く。
「ども、助けに来ましたよ。 見た感じ、無事とはいえませんが間に合いはした見たいですね」
「ヨシナリ、お前――」
「話は後で、今はこいつ等を片付けましょう。 来る途中で索敵は済ませておきました。 大暗斑とはかなり距離があるのでメガロドン型は多分来ませんが、時間をかけすぎると他が寄ってきます。 さっさと片付けて味方と合流しましょう」
「お、おう、分かった」
あまりの出来事に呆然としていた『豹変』のメンバー達も完全に立ち直ると押し返すように攻撃を再開。 ジンベエザメ型を失ったエネミーは徐々にその数を減らし――やがて全滅した。
ポンポンとその周辺に降下した『豹変』の機体合計五十機中、十七機が生き残った。 全滅を覚悟していたポンポン達からすれば驚くべき結果だ。
落ち着いた所でポンポンはヨシナリに近づく。
「ヨシナリぃ! お前、滅茶苦茶格好いいじゃねーか! 助かったゾ! 超加点!」
「はは、そりゃどうも。 ――にしても間に合って本当に良かった」
通信の後、ヨシナリはかなり迷っていた。 助けに行くか否かを。
実際、行くだけなら位置的に間に合いはしたのだ。 キマイラタイプの全力であるならそう時間はかからない。 ただ、ソルジャータイプでは間に合わない。
つまり行くならヨシナリ単騎でという事になる。 一機加わった所で戦況の打開は不可能。
あの状況をどうにかしたいのならジンベエザメ型を処理する手段が必須となるのだ。
幸いにも弱点は口の中とはっきりしているので、メガロドン型に比べると比較的ではあるがどうにかなる相手でもあった事が幸いした。 手段も元々考えていたので、後はヴルトムの許可を得るだけ。
要はシャトルを一機潰してジンベエザメ型を仕留めるという話だった。
全力で噴かせばかなりのスピードが出るので頭数も運べる上、そのまま敵を仕留める武器にもできる。 ただ、この状況で貴重なシャトルを失う事は厳しい事には変わりはない。
だから、ヴルトムの説得しなければと思ったのだが、彼は特に迷う事もなく快諾。
積める機体はそのままシャトルに搭乗し、内部に持ち込んだ爆薬をありったけ詰め込んでこうして助けに来たという訳だ。 残りは近くの氷山に隠れるように指示を出し、今に至る。
「一先ず『豹変』の本隊と合流しましょう。 『栄光』も近くまで来てるので、もう当面は心配しなくても大丈夫だと思います」
「あぁ、マジで助かった。 ありがとナ!」
「いえいえ、礼を言うならヴルトムにも言ってやってください。 あいつがシャトルを使わせてくれなきゃ間に合わなかったんで」
レーダー表示を確認するともう数分もしない内に合流できるだろう。
「じゃあ俺は置いてきた仲間の所に戻るんで、また後で。 あ、ヴルトムやマルメル達は残していくんで何かあったらコキ使ってやってください。 では!」
そう言うとヨシナリは機体を変形させるとそのまま飛び去って行った。
ポンポンは慌ただしい奴だなと思いながらも生き残った味方を見てほっと胸を撫で下ろす。
助かりはしたがイベント自体はまだこれからなのだ。 気を引き締めていかねばならない。
「よし、移動するゾ!」
ポンポンはそう言って声をかけると味方を引き連れて移動を開始した。
命拾いした事は素直に喜ばしい事ではあるが、幸先はあまり良くない。
それでも次のイベントへと駒を進める為には勝たなければならいのだ。
他にもエンジェルタイプを使っているプレイヤーは少ないが居るので、下級のプレイヤー達に時間を稼がせれば最低限の戦力は残る。 戦いは始まったばかりなのだ。
この惑星を攻略する為に少しでも生き残らせるべき。
「ざけんナ!」
――がそれを彼女はくそ喰らえだと振り払う。
こいつ等は全員、このイベントを楽しみにし、クリアを目指して昨日まで頑張って来たのだ。
そんな連中を見捨てて自分だけイベントを続行? バカも休み休み言え。
彼女はこの場を仕切る権限を与えられている以上、仲間を守る以上に彼等にこのゲームを楽しませる義務がある。 だから、逃げるなんて真似できる訳がなかった。
「もうちょっとしたら援軍が来る! それまで意地でも粘れ! 気合を入れろ!」
それを聞いて彼女の仲間達は苦笑。
「何をマジになっちゃってんだよ。 ゲームだぜ?」
「あんたそんな熱い奴だっけ?」
「まぁ、でもちょっとがんばろって気持ちにはなったかな?」
「よっし! ウチのリーダーが頑張ろうって言ってるんだ。 頑張ろー!」
生き残ったプレイヤー達はおー!と拳を振り上げて奮起する。
士気は上がっても状況は依然、悪いままだ。 ジンベエザメ型を仕留めるには火力が足りなさすぎる。 思金神からの情報によれば口の中が弱点なのだが、特攻をかけるにしても近寄れもしない。
やはり他との合流まで粘るしか――
『いやー、良い話を聞かせて貰いました。 やっぱり逃げるよりは勝って切り抜けたいですよね』
――不意に聞き覚えのある声が通信から入って来た。
何だと反射的にレーダー表示を確認すると大きな反応が一つ凄まじいスピードで突っ込んで来る。
振り返るとその正体が明らかになった。 シャトルだ。
大型ブースターを限界まで噴かしたシャトルは敵の只中を突っ切り、背面のハッチを展開しながらジンベエザメ型の口に飛び込む。 突っ込む直前に内蔵されていたトルーパーが飛び出した。
中の一機は特に目立つのですぐに分かった。 ホロスコープ、ヨシナリだ。
「ヴルトム! 爆破ぁ!」
「よっしゃ、任せとけ! 貴重なシャトルなんだ、ありがたく喰らえよ!」
同時に口の中に突っ込んだシャトルが爆発。
重装甲のジンベエザメ型も流石にこれは耐え切れずに内部から破裂するように爆散した。
「はっはぁ! ざまあみやがれサメ野郎! ヨシナリ! これ貸しだからなぁ」
「はは、分かってるって。 ――にしても初見とはいえあのクソでかサメ野郎を仕留められると気持ちいいな。 次はメガロドン型を仕留めてもっと気持ちよくなりたいなぁ」
そんな軽口を叩き合いながら、一緒に来ていたふわわの機体が空中で不自然に機体を傾けたと同時に背にある野太刀を一閃。 それにより無数のエネミーが両断される。
僅かに遅れてヴルトムと一緒に来ていたソルジャータイプ、後はマルメルの機体が着地し、ふわわの開けた穴を広げるように持ち込んだ重火器で弾をばら撒く。
「ども、助けに来ましたよ。 見た感じ、無事とはいえませんが間に合いはした見たいですね」
「ヨシナリ、お前――」
「話は後で、今はこいつ等を片付けましょう。 来る途中で索敵は済ませておきました。 大暗斑とはかなり距離があるのでメガロドン型は多分来ませんが、時間をかけすぎると他が寄ってきます。 さっさと片付けて味方と合流しましょう」
「お、おう、分かった」
あまりの出来事に呆然としていた『豹変』のメンバー達も完全に立ち直ると押し返すように攻撃を再開。 ジンベエザメ型を失ったエネミーは徐々にその数を減らし――やがて全滅した。
ポンポンとその周辺に降下した『豹変』の機体合計五十機中、十七機が生き残った。 全滅を覚悟していたポンポン達からすれば驚くべき結果だ。
落ち着いた所でポンポンはヨシナリに近づく。
「ヨシナリぃ! お前、滅茶苦茶格好いいじゃねーか! 助かったゾ! 超加点!」
「はは、そりゃどうも。 ――にしても間に合って本当に良かった」
通信の後、ヨシナリはかなり迷っていた。 助けに行くか否かを。
実際、行くだけなら位置的に間に合いはしたのだ。 キマイラタイプの全力であるならそう時間はかからない。 ただ、ソルジャータイプでは間に合わない。
つまり行くならヨシナリ単騎でという事になる。 一機加わった所で戦況の打開は不可能。
あの状況をどうにかしたいのならジンベエザメ型を処理する手段が必須となるのだ。
幸いにも弱点は口の中とはっきりしているので、メガロドン型に比べると比較的ではあるがどうにかなる相手でもあった事が幸いした。 手段も元々考えていたので、後はヴルトムの許可を得るだけ。
要はシャトルを一機潰してジンベエザメ型を仕留めるという話だった。
全力で噴かせばかなりのスピードが出るので頭数も運べる上、そのまま敵を仕留める武器にもできる。 ただ、この状況で貴重なシャトルを失う事は厳しい事には変わりはない。
だから、ヴルトムの説得しなければと思ったのだが、彼は特に迷う事もなく快諾。
積める機体はそのままシャトルに搭乗し、内部に持ち込んだ爆薬をありったけ詰め込んでこうして助けに来たという訳だ。 残りは近くの氷山に隠れるように指示を出し、今に至る。
「一先ず『豹変』の本隊と合流しましょう。 『栄光』も近くまで来てるので、もう当面は心配しなくても大丈夫だと思います」
「あぁ、マジで助かった。 ありがとナ!」
「いえいえ、礼を言うならヴルトムにも言ってやってください。 あいつがシャトルを使わせてくれなきゃ間に合わなかったんで」
レーダー表示を確認するともう数分もしない内に合流できるだろう。
「じゃあ俺は置いてきた仲間の所に戻るんで、また後で。 あ、ヴルトムやマルメル達は残していくんで何かあったらコキ使ってやってください。 では!」
そう言うとヨシナリは機体を変形させるとそのまま飛び去って行った。
ポンポンは慌ただしい奴だなと思いながらも生き残った味方を見てほっと胸を撫で下ろす。
助かりはしたがイベント自体はまだこれからなのだ。 気を引き締めていかねばならない。
「よし、移動するゾ!」
ポンポンはそう言って声をかけると味方を引き連れて移動を開始した。
命拾いした事は素直に喜ばしい事ではあるが、幸先はあまり良くない。
それでも次のイベントへと駒を進める為には勝たなければならいのだ。
1
あなたにおすすめの小説
【なろう490万pv!】船が沈没して大海原に取り残されたオッサンと女子高生の漂流サバイバル&スローライフ
海凪ととかる
SF
離島に向かうフェリーでたまたま一緒になった一人旅のオッサン、岳人《がくと》と帰省途中の女子高生、美岬《みさき》。 二人は船を降りればそれっきりになるはずだった。しかし、運命はそれを許さなかった。
衝突事故により沈没するフェリー。乗員乗客が救命ボートで船から逃げ出す中、衝突の衝撃で海に転落した美岬と、そんな美岬を助けようと海に飛び込んでいた岳人は救命ボートに気づいてもらえず、サメの徘徊する大海原に取り残されてしまう。
絶体絶命のピンチ! しかし岳人はアウトドア業界ではサバイバルマスターの通り名で有名なサバイバルの専門家だった。
ありあわせの材料で筏を作り、漂流物で筏を補強し、雨水を集め、太陽熱で真水を蒸留し、プランクトンでビタミンを補給し、捕まえた魚を保存食に加工し……なんとか生き延びようと創意工夫する岳人と美岬。
大海原の筏というある意味密室空間で共に過ごし、語り合い、力を合わせて極限状態に立ち向かううちに二人の間に特別な感情が芽生え始め……。
はたして二人は絶体絶命のピンチを生き延びて社会復帰することができるのか?
小説家になろうSF(パニック)部門にて490万pv達成、日間/週間/月間1位、四半期2位、年間/累計3位の実績あり。
カクヨムのSF部門においても高評価いただき90万pv達成、最高週間2位、月間3位の実績あり。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
異世界転移魔方陣をネットオークションで買って行ってみたら、日本に帰れなくなった件。
蛇崩 通
ファンタジー
ネットオークションに、異世界転移魔方陣が出品されていた。
三千円で。
二枚入り。
手製のガイドブック『異世界の歩き方』付き。
ガイドブックには、異世界会話集も収録。
出品商品の説明文には、「魔力が充分にあれば、異世界に行けます」とあった。
おもしろそうなので、買ってみた。
使ってみた。
帰れなくなった。日本に。
魔力切れのようだ。
しかたがないので、異世界で魔法の勉強をすることにした。
それなのに……
気がついたら、魔王軍と戦うことに。
はたして、日本に無事戻れるのか?
<第1章の主な内容>
王立魔法学園南校で授業を受けていたら、クラスまるごと徴兵されてしまった。
魔王軍が、王都まで迫ったからだ。
同じクラスは、女生徒ばかり。
毒薔薇姫、毒蛇姫、サソリ姫など、毒はあるけど魔法はからっきしの美少女ばかり。
ベテラン騎士も兵士たちも、あっという間にアース・ドラゴンに喰われてしまった。
しかたがない。ぼくが戦うか。
<第2章の主な内容>
救援要請が来た。南城壁を守る氷姫から。彼女は、王立魔法学園北校が誇る三大魔法剣姫の一人。氷結魔法剣を持つ魔法姫騎士だ。
さっそく救援に行くと、氷姫たち守備隊は、アース・ドラゴンの大軍に包囲され、絶体絶命の窮地だった。
どう救出する?
<第3章の主な内容>
南城壁第十六砦の屋上では、三大魔法剣姫が、そろい踏みをしていた。氷結魔法剣の使い手、氷姫。火炎魔法剣の炎姫。それに、雷鳴魔法剣の雷姫だ。
そこへ、魔王の娘にして、王都侵攻魔王軍の総司令官、炎龍王女がやって来た。三名の女魔族を率いて。交渉のためだ。だが、炎龍王女の要求内容は、常軌を逸していた。
交渉は、すぐに決裂。三大魔法剣姫と魔王の娘との激しいバトルが勃発する。
驚異的な再生能力を誇る女魔族たちに、三大魔法剣姫は苦戦するが……
<第4章の主な内容>
リリーシア王女が、魔王軍に拉致された。
明日の夜明けまでに王女を奪還しなければ、王都平民区の十万人の命が失われる。
なぜなら、兵力の減少に苦しむ王国騎士団は、王都外壁の放棄と、内壁への撤退を主張していた。それを拒否し、外壁での徹底抗戦を主張していたのが、臨時副司令官のリリーシア王女だったからだ。
三大魔法剣姫とトッキロたちは、王女を救出するため、深夜、魔王軍の野営陣地に侵入するが……
改大和型戦艦一番艦「若狭」抜錨す
みにみ
歴史・時代
史実の第二次世界大戦が起きず、各国は技術力を誇示するための
「第二次海軍休日」崩壊後の無制限建艦競争に突入した
航空機技術も発達したが、それ以上に電子射撃装置が劇的に進化。
航空攻撃を無力化する防御陣形が確立されたことで、海戦の決定打は再び「巨大な砲」へと回帰した。
そんな中⑤計画で建造された改大和型戦艦「若狭」 彼女が歩む太平洋の航跡は
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-
すずめさん
ファンタジー
ある日、友達に誘われ始めたMMORPG…[アルバスクロニクルオンライン]
何の変哲も無くゲームを始めたつもりがしかし!?…
たった一つのスキルのせい?…で起きる波乱万丈な冒険物語。
※本作品はPCで編集・改行がされて居る為、スマホ・タブレットにおける
縦読みでの読書は読み難い点が出て来ると思います…それでも良いと言う方は……
ゆっくりしていってね!!!
※ 現在書き直し慣行中!!!
If太平洋戦争 日本が懸命な判断をしていたら
みにみ
歴史・時代
もし、あの戦争で日本が異なる選択をしていたら?
国力の差を直視し、無謀な拡大を避け、戦略と外交で活路を開く。
真珠湾、ミッドウェー、ガダルカナル…分水嶺で下された「if」の決断。
破滅回避し、国家存続をかけたもう一つの終戦を描く架空戦記。
現在1945年夏まで執筆
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる