579 / 786
第579話
しおりを挟む
左腕を破壊した以上、銃は使えない。
ハルバードの間合いを意識してそのまま仕留める。
ケイロンの力任せの一閃を大きな動きで回避。
苦し紛れかと思ったが、ケイロンはまだ諦めていないようだ。
マルメルの想定していない動きをしたからだ。
ケイロンは前足を大きく持ち上げ、地面に叩きつけるように打ち付ける。
それにより粉塵が舞い、再度視界が塞がった。 マルメルは一瞬、判断に迷う。
ケイロンの意図についてだ。 視界を潰したのは態勢を立て直す為か、肉薄するかのどちらかに――
悩んだのは一瞬、来ると確信。 彼の戦いに対する矜持は本物だ。
逃げるなんて真似は貧しないだろう。 ならマルメルのやるべき事は迎え撃つ事だ。
アノマリーを連射――しようとして粉塵の幕を突き破ってハルバードが真っすぐに飛んで来た。
「――っ!? マジかよ!?」
投擲。 咄嗟に躱そうとしたが、判断に迷った事で反応が僅かに遅れる。
命中前に回避運動に入れたのは良かったが右足に当たって根元から千切れ飛んだ。
ついでに右のエネルギーウイングにも損傷。
可動域を広げた事で真後ろではなく足の裏側に展開していた事が災いして一部が巻き込まれた。
バランスを崩して倒れそうになったが、無視してアノマリーのエネルギー弾をチャージして発射。
距離が近かった事もあって胴体を捉えた。 だが、エネルギーフィールドとコーティングによってダメージは軽微だ。
ケイロンの機体は形状から旋回性能はそこまで高くない。
ハルバードの投擲は仕留めるつもりで放った一撃だ。 それを外した彼はどうするのか?
正面から戦う事を矜持とするケイロンの解は正面から堂々と叩き潰す為に突っ込んで来た。
マルメルの思惑を外しつつ攻撃に繋げる為に跳躍するが、それは一度見た動きだった。
冷静にケイロンの移動先へ銃口を向ける。
予備の突撃銃と腰の短機関銃も展開し、四つの銃を用いてのフルオート射撃。
凄まじい勢いで吐き出された大小無数の銃弾は次々とケイロンに命中し、最初は装甲表面に阻まれたが、途中で耐久の限界を迎えたのか次々と貫通し穴だらけにした。
弾が切れた頃には上半身じゃ見るも無残な姿に変わり、ケイロンは通信で『見事だ』と呟き、そのままマルメルの手前に落下。 幸運な事に爆発はせず、残骸だけがその場に残る。
本当に際どい勝負だった。 再戦を意識して徹底的に研究してなお、ギリギリの辛勝。
マルメルは力を抜くと機体も同様に脱力してその場に倒れ込む。
――だけど、勝った。 単独で、独力で、たった一人でケイロンを倒したのだ。
マルメルは拳を握ると天に突き上げる。
「っっっしゃぁぁぁ!!」
勝利の雄叫びがこの仮想の世界に響き渡った。
マルメルの雄叫びを聞いてアリスは反射的にそちらに意識を向けるとケイロンの反応が消えていた。
流石にこの結果は予想していなかったので思わず目を見開く。
最大限に戦果を挙げたとして足止めぐらいだろうと思っていたのだが、まさか勝ってしまうとは思わなかった。
ソルジャー+でジェネシスフレームを撃破する事も凄まじいが、ケイロンは決して弱くはない。
Aランクでも上位に位置する猛者だ。 それを倒してしまうとは――
――やるじゃない。
マルメルのただただ勝利を喜ぶ心からの叫びを聞いてアリスの胸にも熱が灯る。
仕事と割り切っていたつもりだったが、あんな熱い物を見せられたら自分も本気にならなければならないではないか。 テンションと同時にモチベーションが上昇していくのが分かる。
下のランクが頑張っているのだ。 ランカーとしていい所を見せてやろうじゃないか。
アリスは意識を研ぎ澄ます。 彼女の役目は狙撃手の排除だ。
まずは厄介なセンドウから。 ランク戦で当たっているので手の内はもう見ている。
隠密に特化している事もあって捕捉は非常に難しい。
だが、難しいだけで捕まえる手段はいくらでも存在する。
視界の端にマップを表示。 自身の位置と地形情報を呼び出す。
グロウモスはドローンを用いての反射を使った偏差射撃。
ショップに並んでそうかかっていないにも関わらずに使いこなしているのは見事だが、間接的である分やや鈍い。
正直、直接狙って来ていた方が怖かった。 グロウモス本人もそれは理解しているはずだ。
――にも関わらず壁の向こうからの攻撃を繰り返す理由は?
アリスの意識を分散する事にある。
恐らくはグロウモスが気を引いている間にセンドウが壁を越えてこちらに来ているはずだ。
本音を言えばエーデかまんまるを狙いたい所だろうが、撃ったら反応される事が分かっているので迂闊に狙えない。 裏を返せばアリスさえ排除してしまえば後衛を自由に狙えると判断しているのだ。
仕掛けてくるとしたらグロウモスの攻撃に同期してだろう。
タイミング的に次ぐらいだろうか?
いや、当たるか掠るかしてアリスにエネルギーフィールドを使わせた時が怪しい。
防いだ場合、密度が偏るので貫通させやすくなる。
――でも、待ってあげない。
アリスは大きく跳躍。 周辺のマップは頭に入っている。
壁の上には陣取れない。 何故なら上に察知されるとエネミーを送り込んで来るからだ。
その為、居る位置はこのエリアのどこか。
加えて背の低い建物ばかりの起伏はあっても高低差が小さい以上はどこかの建物の上?
それも考え難い。 何故ならこの街は廃墟で建物は荒廃による劣化で脆くなっている。
下手に乗って崩れてしまえば居場所を晒す事と同義だ。
つまりアリスを狙うには、直線上に捉える位置。 それだけ分かれば絞り込みは容易だ。
持っていたレーザーキャノンのエネルギーを充填。 薙ぎ払うようにレーザーを発射する。
狙い自体は大雑把だが、本命は当てる事ではない。 粉塵を舞わせる事だ。
そうすると――見つけた。 建物が密集している辺りに粉塵の中にぼんやりと機体の輪郭が見える。
発見された事に気が付いたセンドウは即座に移動するがもう遅い。
レーザーの再充填。 即座に発射、薙ぎ払うようにレーザーがセンドウに襲い掛かる。
移動先を狙ってアームガン――プラズマの榴弾を発射するグレネードランチャーだ。
爆発の範囲を意識して二連射。 手前に落ちるようにすれば技量の低いプレイヤーなら巻き込みで処理でき、技量高いプレイヤーなら察して足を止める。
センドウは後者で咄嗟に足が止まった。
アリスの狙いを察してこちらにライフルを向けてくるが、隠密特化の狙撃手が居場所を晒された時点で価値は暴落する。
エネルギーの再充填は終わっているが、出力は八割に留めた。
理由は単純で――展開したエネルギーフィールドに何かが命中して弾ける。
グロウモスの狙撃だったがアリスの展開した強固なフィールドは貫けなかったようだ。
ハルバードの間合いを意識してそのまま仕留める。
ケイロンの力任せの一閃を大きな動きで回避。
苦し紛れかと思ったが、ケイロンはまだ諦めていないようだ。
マルメルの想定していない動きをしたからだ。
ケイロンは前足を大きく持ち上げ、地面に叩きつけるように打ち付ける。
それにより粉塵が舞い、再度視界が塞がった。 マルメルは一瞬、判断に迷う。
ケイロンの意図についてだ。 視界を潰したのは態勢を立て直す為か、肉薄するかのどちらかに――
悩んだのは一瞬、来ると確信。 彼の戦いに対する矜持は本物だ。
逃げるなんて真似は貧しないだろう。 ならマルメルのやるべき事は迎え撃つ事だ。
アノマリーを連射――しようとして粉塵の幕を突き破ってハルバードが真っすぐに飛んで来た。
「――っ!? マジかよ!?」
投擲。 咄嗟に躱そうとしたが、判断に迷った事で反応が僅かに遅れる。
命中前に回避運動に入れたのは良かったが右足に当たって根元から千切れ飛んだ。
ついでに右のエネルギーウイングにも損傷。
可動域を広げた事で真後ろではなく足の裏側に展開していた事が災いして一部が巻き込まれた。
バランスを崩して倒れそうになったが、無視してアノマリーのエネルギー弾をチャージして発射。
距離が近かった事もあって胴体を捉えた。 だが、エネルギーフィールドとコーティングによってダメージは軽微だ。
ケイロンの機体は形状から旋回性能はそこまで高くない。
ハルバードの投擲は仕留めるつもりで放った一撃だ。 それを外した彼はどうするのか?
正面から戦う事を矜持とするケイロンの解は正面から堂々と叩き潰す為に突っ込んで来た。
マルメルの思惑を外しつつ攻撃に繋げる為に跳躍するが、それは一度見た動きだった。
冷静にケイロンの移動先へ銃口を向ける。
予備の突撃銃と腰の短機関銃も展開し、四つの銃を用いてのフルオート射撃。
凄まじい勢いで吐き出された大小無数の銃弾は次々とケイロンに命中し、最初は装甲表面に阻まれたが、途中で耐久の限界を迎えたのか次々と貫通し穴だらけにした。
弾が切れた頃には上半身じゃ見るも無残な姿に変わり、ケイロンは通信で『見事だ』と呟き、そのままマルメルの手前に落下。 幸運な事に爆発はせず、残骸だけがその場に残る。
本当に際どい勝負だった。 再戦を意識して徹底的に研究してなお、ギリギリの辛勝。
マルメルは力を抜くと機体も同様に脱力してその場に倒れ込む。
――だけど、勝った。 単独で、独力で、たった一人でケイロンを倒したのだ。
マルメルは拳を握ると天に突き上げる。
「っっっしゃぁぁぁ!!」
勝利の雄叫びがこの仮想の世界に響き渡った。
マルメルの雄叫びを聞いてアリスは反射的にそちらに意識を向けるとケイロンの反応が消えていた。
流石にこの結果は予想していなかったので思わず目を見開く。
最大限に戦果を挙げたとして足止めぐらいだろうと思っていたのだが、まさか勝ってしまうとは思わなかった。
ソルジャー+でジェネシスフレームを撃破する事も凄まじいが、ケイロンは決して弱くはない。
Aランクでも上位に位置する猛者だ。 それを倒してしまうとは――
――やるじゃない。
マルメルのただただ勝利を喜ぶ心からの叫びを聞いてアリスの胸にも熱が灯る。
仕事と割り切っていたつもりだったが、あんな熱い物を見せられたら自分も本気にならなければならないではないか。 テンションと同時にモチベーションが上昇していくのが分かる。
下のランクが頑張っているのだ。 ランカーとしていい所を見せてやろうじゃないか。
アリスは意識を研ぎ澄ます。 彼女の役目は狙撃手の排除だ。
まずは厄介なセンドウから。 ランク戦で当たっているので手の内はもう見ている。
隠密に特化している事もあって捕捉は非常に難しい。
だが、難しいだけで捕まえる手段はいくらでも存在する。
視界の端にマップを表示。 自身の位置と地形情報を呼び出す。
グロウモスはドローンを用いての反射を使った偏差射撃。
ショップに並んでそうかかっていないにも関わらずに使いこなしているのは見事だが、間接的である分やや鈍い。
正直、直接狙って来ていた方が怖かった。 グロウモス本人もそれは理解しているはずだ。
――にも関わらず壁の向こうからの攻撃を繰り返す理由は?
アリスの意識を分散する事にある。
恐らくはグロウモスが気を引いている間にセンドウが壁を越えてこちらに来ているはずだ。
本音を言えばエーデかまんまるを狙いたい所だろうが、撃ったら反応される事が分かっているので迂闊に狙えない。 裏を返せばアリスさえ排除してしまえば後衛を自由に狙えると判断しているのだ。
仕掛けてくるとしたらグロウモスの攻撃に同期してだろう。
タイミング的に次ぐらいだろうか?
いや、当たるか掠るかしてアリスにエネルギーフィールドを使わせた時が怪しい。
防いだ場合、密度が偏るので貫通させやすくなる。
――でも、待ってあげない。
アリスは大きく跳躍。 周辺のマップは頭に入っている。
壁の上には陣取れない。 何故なら上に察知されるとエネミーを送り込んで来るからだ。
その為、居る位置はこのエリアのどこか。
加えて背の低い建物ばかりの起伏はあっても高低差が小さい以上はどこかの建物の上?
それも考え難い。 何故ならこの街は廃墟で建物は荒廃による劣化で脆くなっている。
下手に乗って崩れてしまえば居場所を晒す事と同義だ。
つまりアリスを狙うには、直線上に捉える位置。 それだけ分かれば絞り込みは容易だ。
持っていたレーザーキャノンのエネルギーを充填。 薙ぎ払うようにレーザーを発射する。
狙い自体は大雑把だが、本命は当てる事ではない。 粉塵を舞わせる事だ。
そうすると――見つけた。 建物が密集している辺りに粉塵の中にぼんやりと機体の輪郭が見える。
発見された事に気が付いたセンドウは即座に移動するがもう遅い。
レーザーの再充填。 即座に発射、薙ぎ払うようにレーザーがセンドウに襲い掛かる。
移動先を狙ってアームガン――プラズマの榴弾を発射するグレネードランチャーだ。
爆発の範囲を意識して二連射。 手前に落ちるようにすれば技量の低いプレイヤーなら巻き込みで処理でき、技量高いプレイヤーなら察して足を止める。
センドウは後者で咄嗟に足が止まった。
アリスの狙いを察してこちらにライフルを向けてくるが、隠密特化の狙撃手が居場所を晒された時点で価値は暴落する。
エネルギーの再充填は終わっているが、出力は八割に留めた。
理由は単純で――展開したエネルギーフィールドに何かが命中して弾ける。
グロウモスの狙撃だったがアリスの展開した強固なフィールドは貫けなかったようだ。
2
あなたにおすすめの小説
【なろう490万pv!】船が沈没して大海原に取り残されたオッサンと女子高生の漂流サバイバル&スローライフ
海凪ととかる
SF
離島に向かうフェリーでたまたま一緒になった一人旅のオッサン、岳人《がくと》と帰省途中の女子高生、美岬《みさき》。 二人は船を降りればそれっきりになるはずだった。しかし、運命はそれを許さなかった。
衝突事故により沈没するフェリー。乗員乗客が救命ボートで船から逃げ出す中、衝突の衝撃で海に転落した美岬と、そんな美岬を助けようと海に飛び込んでいた岳人は救命ボートに気づいてもらえず、サメの徘徊する大海原に取り残されてしまう。
絶体絶命のピンチ! しかし岳人はアウトドア業界ではサバイバルマスターの通り名で有名なサバイバルの専門家だった。
ありあわせの材料で筏を作り、漂流物で筏を補強し、雨水を集め、太陽熱で真水を蒸留し、プランクトンでビタミンを補給し、捕まえた魚を保存食に加工し……なんとか生き延びようと創意工夫する岳人と美岬。
大海原の筏というある意味密室空間で共に過ごし、語り合い、力を合わせて極限状態に立ち向かううちに二人の間に特別な感情が芽生え始め……。
はたして二人は絶体絶命のピンチを生き延びて社会復帰することができるのか?
小説家になろうSF(パニック)部門にて490万pv達成、日間/週間/月間1位、四半期2位、年間/累計3位の実績あり。
カクヨムのSF部門においても高評価いただき90万pv達成、最高週間2位、月間3位の実績あり。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
改大和型戦艦一番艦「若狭」抜錨す
みにみ
歴史・時代
史実の第二次世界大戦が起きず、各国は技術力を誇示するための
「第二次海軍休日」崩壊後の無制限建艦競争に突入した
航空機技術も発達したが、それ以上に電子射撃装置が劇的に進化。
航空攻撃を無力化する防御陣形が確立されたことで、海戦の決定打は再び「巨大な砲」へと回帰した。
そんな中⑤計画で建造された改大和型戦艦「若狭」 彼女が歩む太平洋の航跡は
異世界転移魔方陣をネットオークションで買って行ってみたら、日本に帰れなくなった件。
蛇崩 通
ファンタジー
ネットオークションに、異世界転移魔方陣が出品されていた。
三千円で。
二枚入り。
手製のガイドブック『異世界の歩き方』付き。
ガイドブックには、異世界会話集も収録。
出品商品の説明文には、「魔力が充分にあれば、異世界に行けます」とあった。
おもしろそうなので、買ってみた。
使ってみた。
帰れなくなった。日本に。
魔力切れのようだ。
しかたがないので、異世界で魔法の勉強をすることにした。
それなのに……
気がついたら、魔王軍と戦うことに。
はたして、日本に無事戻れるのか?
<第1章の主な内容>
王立魔法学園南校で授業を受けていたら、クラスまるごと徴兵されてしまった。
魔王軍が、王都まで迫ったからだ。
同じクラスは、女生徒ばかり。
毒薔薇姫、毒蛇姫、サソリ姫など、毒はあるけど魔法はからっきしの美少女ばかり。
ベテラン騎士も兵士たちも、あっという間にアース・ドラゴンに喰われてしまった。
しかたがない。ぼくが戦うか。
<第2章の主な内容>
救援要請が来た。南城壁を守る氷姫から。彼女は、王立魔法学園北校が誇る三大魔法剣姫の一人。氷結魔法剣を持つ魔法姫騎士だ。
さっそく救援に行くと、氷姫たち守備隊は、アース・ドラゴンの大軍に包囲され、絶体絶命の窮地だった。
どう救出する?
<第3章の主な内容>
南城壁第十六砦の屋上では、三大魔法剣姫が、そろい踏みをしていた。氷結魔法剣の使い手、氷姫。火炎魔法剣の炎姫。それに、雷鳴魔法剣の雷姫だ。
そこへ、魔王の娘にして、王都侵攻魔王軍の総司令官、炎龍王女がやって来た。三名の女魔族を率いて。交渉のためだ。だが、炎龍王女の要求内容は、常軌を逸していた。
交渉は、すぐに決裂。三大魔法剣姫と魔王の娘との激しいバトルが勃発する。
驚異的な再生能力を誇る女魔族たちに、三大魔法剣姫は苦戦するが……
<第4章の主な内容>
リリーシア王女が、魔王軍に拉致された。
明日の夜明けまでに王女を奪還しなければ、王都平民区の十万人の命が失われる。
なぜなら、兵力の減少に苦しむ王国騎士団は、王都外壁の放棄と、内壁への撤退を主張していた。それを拒否し、外壁での徹底抗戦を主張していたのが、臨時副司令官のリリーシア王女だったからだ。
三大魔法剣姫とトッキロたちは、王女を救出するため、深夜、魔王軍の野営陣地に侵入するが……
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
If太平洋戦争 日本が懸命な判断をしていたら
みにみ
歴史・時代
もし、あの戦争で日本が異なる選択をしていたら?
国力の差を直視し、無謀な拡大を避け、戦略と外交で活路を開く。
真珠湾、ミッドウェー、ガダルカナル…分水嶺で下された「if」の決断。
破滅回避し、国家存続をかけたもう一つの終戦を描く架空戦記。
現在1945年夏まで執筆
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる