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#13:The identification
Her ring sparkled. ✤
しおりを挟むとある昼休み。荒菱館高等学校の学生食堂にて。
学内随一の美女と野獣カップルである近江渋撥と相模禮、最上級生の美作と曜至、新入生の杏は同じテーブルを囲んでいた。何もそう約束していたわけではなく禮と杏が昼休みに食堂まで降りてきたところ、渋撥、美作、曜至と偶然出会し、一緒に昼食を摂ることになった。
昼食を食べ終わった頃、誰が言い出したのかは忘れたが、全員分のジュースをひとりに買ってきてもらおうということになった。その不運なひとりを決める為に一同はじゃんけんを始めることにした。空の皿やどんぶりが載ったトレイをテーブルの端に寄せ、各々手でグーを作った。
「じゃんけんぽーんっ」
テーブルの中央に集めるように一斉に出された五本の手。四人がグーで、チョキがひとり。
渋撥はハサミの形になっている自分の手を見て不服そうに黙りこんだ。
「ハッちゃんのひとり負けー」
「アンタ、ホントじゃんけん弱ェな。ギャハハハハッ」
禮と曜至は渋撥を指差して大笑い。渋撥は余計にブスッとして手をポケットの中に仕舞った。
「アンちゃんはなに飲む?」
禮から尋ねられ、杏はガバッと椅子から立ち上がった。
「ウ、ウチ買うてきます!」
「なんでー? じゃんけん負けたのハッちゃんやん」
禮はキョトンとして杏に尋ねた。
「やっ、だって近江さんにジュース買いに行かせるなんてっ……」
「じゃんけん負けた人が行くに決もてるやん」
「そーだ、じゃんけんした意味ねーだろうが。あ、俺ペプシな」
「近江さん。俺BOSSのカフェオレお願いします。ちゅうかブラック以外なら何でもええです」
禮は当然という顔をしているし、曜至と美作も何てことはないような様子でサラサラと渋撥に注文を押しつけている。禮は、半ば唖然としている杏の制服の袖をツンと引いて椅子に座らせた。
「ハッちゃんウチね、ミルクティ。アンちゃんも同じのでええ?」
「えっ……う、うん」
杏は渋撥をチラチラと気にしながら心苦しそうに小声で答えた。
渋撥は億劫そうに椅子から立ち上がった。食堂入り口に設置してある自販機のほうへクルリと方向転換して「ペプシ、BOSS……」と呪文をブツブツ唱えながら歩いていった。
渋撥がテーブルから離れてゆき、杏は「はあ」と脱力して息を吐いた。
「オイ、アンズ」
杏は曜至から名前を呼ばれ、機敏に「ハイ」と答えてシャキッと背筋を伸ばした。
「変なトコ遠慮すんじゃねーよ」
「そやでー。近江さんかて理由もあれへんのに急にブチ切れたりせえへんで」
「イヤ、ワケ分かんねー理屈でぶっ飛ばされることはあるだろ」
曜至と美作は顔を見合わせてワハハと笑い出した。彼らは学内で最も渋撥に近しい人物であるから、渋撥から理不尽に殴られたことも一度や二度ではない。それが美作がサンドバッグと揶揄される所以でもある。
「アンちゃん、ハッちゃんに遠慮してたん? なんで?」
「何でて……そりゃやっぱ近江さんやし」
禮が大きな目をくりくりさせて心から分からないという顔を向けてくるから、杏は困ったように微笑んだ。杏が《荒菱館の近江》に抱いている恐怖に似た畏敬の念など、きっと禮には伝わらない。杏が知っている渋撥と、禮が見てきた渋撥は異なるのだから。そして何よりも、禮と杏は異世界の住人だから。
「禮はさー、なんで近江さんが恐ないん?」
杏は椅子に腰を落としながら尋ねた。
「なんも恐いことあれへんよ。ハッちゃん優しいし」
「優しい、か、なあ?」
杏がかなり渋々返事をし、曜至と美作は肩を揺すって笑った。
「まー、禮といはるとこ見るとウワサほど悪い人ちゃうんかなとは思うけど……。せやけどフツー、あのカオ見ただけでビビッてまう。イラついてはるときはやっぱ近寄れへんくらい恐いで」
「そかなー?」と禮は他人事のように返した。
ほら、やはり伝わらない。杏は、暴君が一年B組で虎徹たちを叩き伏せたところやドアを蹴破ったところを目の当たりにしたとき、己の力では如何ともしがたい、どうしようもない、圧倒的な存在を感じた。充分すぎるほど恐ろしかったし、逆らってはいけないものだと本能的に感じた。禮のことがなければ当然に服従していた。
「ウチなんかがあの《荒菱館の近江》に飲み物買いに行かすなんて信じられへん」
「それは……」
禮は声のトーンを落とし、ブツリと言葉を途切れさせた。その表情が急に深刻そうなものへと切り替わり、美作も曜至も謀ったようにシンと静まり返った。
「実はね、これはハッちゃんには秘密なんやけど……」
「な、何や……?」
杏はドキドキして禮に耳を近づけた。どのような重大な発言が飛び出すのかと息を呑んだ。
「ハッちゃん、最初絶対チョキしか出せへんの」
はい? 杏は禮の顔を見た。禮は杏の目を真っ直ぐにジッと見詰めた。杏もやや吊り上がった目でじーっと禮の黒い瞳を見詰めた。ああ、これは冗談ではなく本気で言っているのだなと察するのにそう時間はかからなかった。
「せやから?」
「せやから、ハッちゃんにじゃんけんで負けることはあれへんよって話」
杏は「はーっ」と大きな息を吐きながら脱力した。真剣に聞き逃すまいと姿勢まで正したのが途端に莫迦らしくなってくる。確かに馬鹿馬鹿しいことなのかもしれない。近江渋撥をよく知るはずの自分以外の者たちは、彼に対して過分に緊張したり畏怖したりしていない。彼をよく知らない、彼の噂しか知らない自分だけが莫迦みたいに強張っている。
「あの人ァ死ぬほど単純なんだよな。多分アレ、自分の癖に気づいてねェぞ。俺一年のときから近江さんにじゃんけんで負けたことねェもん。美作、お前ある?」
「いやー、禮ちゃんいてへんかったらそもそもじゃんけんにもならんさかいな」
「ウチたまに負けたげるよ。あんまり負け続けるのも可哀想やから」
曜至、美作、禮の三人は口々に渋撥を語っては「そうそう」と笑い合う。杏は彼らを見て、自分よりもずっと彼に近い距離にいるのだと実感した。
チカッと瞬きのような細い光が不意に美作の目を刺した。彼が光源を確かめると、禮の左手の薬指に辿り着いた。禮が僅かに手を動かす度に、食堂の大きな窓から射しこむ陽光を反射してチカチカ光るシルバーリング。
「あ。近江さんが買うてくれた指輪、ソレか?」
禮は少々気恥ずかしそうに「うん」と答えた。
曜至はテーブルに頬杖を突いて禮の左手に目を落とした。
「近江さんがオンナに指輪ぁー? ガラじゃねェよな」
「近江さんが指輪買う為にバイトしはるとは予想外やったで。道理でガッコ来はっても爆睡やったワケや」
「まァー、あのツラじゃ接客は無理だからな。ガタイだけはいいし、当然力仕事だろ」
「純ちゃんと曜至くんはバイトしたこと、ある?」
禮はテーブルの上にズイッと首を伸ばし、対面に座っている美作と曜至に尋ねた。
曜至は頬杖のまま目だけを動かして美作を見た。
「お前はねェだろ、ボンだし」
「誰がボンやねん。曜至君こそあれへんやろ」
「俺は家の仕事手伝ってっからな」
「曜至さんの家て、何してはるんですか」
「俺んちはバイク屋」
杏の素朴な質問に対し、曜至は簡潔に答えた。
「駿河さんトコとライバル店なんやんなー?」
「あんなスクーターばっかの店と一緒にすんじゃね~っ!」
曜至は突然美作の胸座を掴み、ギリギリと締め上げた。
「ほなふたりとも参考にはなれへんかー」
美作と曜至は禮に向かって「参考?」と聞き返した。
「禮、バイトするんですて」
禮の代わりに杏が答えた。
美作から「やっぱ接客業やろ」と素早く答が返ってきた。特に深い考えはなく、彼の脳内では若い娘のアルバイトの典型がそれだった。
「せやけど禮ちゃん、親から生活費もろてんねやろ。金足りてへんのか?」
「生活費はもろてるケド、生活関係なく自分の欲しいものやから自分で出したくて」
「禮ならわざわざバイトしなくてもオッサンとカラオケでも行ってニコニコしときゃ小遣い稼げるぞ」
曜至がそのようなことを言い出し、美作と杏は眉間に皺を寄せて「あー」と零した。しかし、当の本人である禮は大変察しが悪く、キョトンとした。
「なんでカラオケ行っただけでお小遣いもらえるん?」
「オッサンっつーのはそういう生き物だから」
「なにアホなこと言うてんねん。そんなん禮ちゃんに教えてんのが近江さんの耳に入ったらシバかれんで」
美作がそう言った矢先、その背後でギラッと何かがふたつ光った。
ゴゴゴゴゴ……、と不穏なオーラを背負った渋撥が、曜至をジロリと見下ろして立っていた。
言った先からこれだ。なんてタイミングの悪い。美作は、澤木曜至という男はなんと間が悪く余計なことばかりする男なのだと恨めしく思った。
ガンッガンッガンッ、と渋撥は買ってきた缶ジュースを乱雑にテーブルの上に置いていった。
「禮はバイトなんかせんでええ」
禮は頭ごなしに言われ不服そうに「えー」と少々口を尖らせた。
「禮ちゃんは何でバイトしよ思たんや?」
「ハッちゃんに指輪買うたげたいから。ペアリングにするん」
尋ねた美作は疎か、曜至も杏も何とも言えない表情をして渋撥を見た。
渋撥はまるで他人事のように無表情。先程まで自分が座っていた椅子、禮の隣にどさっと腰掛けた。
禮は鈍感ながらも流石に場に漂う妙な雰囲気を感じ取って小首を傾げた。
「アレ? なんでみんなそんな顔してんの?」
「近江さんがペアリングなぁ……。ちょお待ってな、いま想像しとるさかい」
「だははははっ! ペアリング! 近江さんがペアリングあはははははっ!」
美作は腕組みをして黙りこんだ。曜至は渋撥を指差して大声を上げて抱腹絶倒。
禮は杏へと視線を移した。
「付き合うてたらペアリングするよねえ?」
「あー、うん。まあフツーはな。フツーはそうなんやけど近江さんやからな……」
同意を求められた杏は内心困ってしまった。禮に面と向かっては否定しにくいが、心のなかでは「それはない」と思っている。
「あー、笑った笑った。近江さん見てよくペアリングなんつー発想出てくるな。ガラじゃねェにも程があるだろ。つーか、この人が指輪なんかしたらアクセじゃなくてメリケンサック的な効果を発揮するに決まってる。ただでさえヤベーパンチなのにさらに攻撃力上げてどうする」
「曜至君、近江さん睨んではるで」
美作に指摘され、曜至はハッと渋撥を振り返った。本当に彼は迂闊な男だ。
「ペアリングしたいさかいバイトで稼いで買うたるつもりやったんか。禮ちゃんは健気っちゅうか男前っちゅうか」
美作は冗談みたいにアハハと笑い、渋撥が買ってきた缶ジュースに手を伸ばした。禮としては本気でそう考えているのだけれど。
「だってハッちゃんもそうして買うてくれたんやし、ウチも――」
「指輪なんか要らん」
「ペアリング、いや?」
渋撥はキッパリと言い切った。しかし、禮が少々ガッカリしたのには流石に気にかかった。小さな溜息を吐き、自分の缶コーヒーの蓋を器用に片手でカシッと開けた。
「俺は女にモノ買うてもらう趣味はあれへん」
曜至はニタリと笑って渋撥の顔を指差した。
「出たな~カッコマン✨」
「黙れ万年発情期」
禮は身体ごと渋撥のほうを向き直った。
「ね~ハッちゃん。ウチ、ペアリングがええ」
禮自身は無意識なのだろうが、やや上目遣いに甘えるような声。これは計算高いのではなく先天性のものだ。禮は随分と周囲の者に甘やかされて育ったに違いない。強請れば大抵のことは叶ったのだろう。想像力の乏しい渋撥でも想像するに難くない。それは虎宗からの接し方を見ても分かるし、悪名の高い荒菱館高校に入学するというのに父がひとり暮らしを許したことにしてもそうだ。
「余計なこと考える暇あったらさっさとメシ食え。昼休み中食っとるつもりか」
「もう食べたよ?」
渋撥はテーブルの端に寄せられている禮のランチのトレイを横目で見た。メインのハンバーグやライスは綺麗に平らげられていたが、セットのサラダやハンバーグの付け合わせのにんじんやいんげんは手付かずだった。
「野菜一口も食うてへんやろ」
「付け合わせの野菜は彩りなんよ。せやさかい食べんでもえーの」
「自分に都合のええこと言うな。どうせ毎日野菜よう食うてへんやろ」
自由気儘なひとり暮らしですもの。食生活も自由を謳歌していますとも。怠惰な私生活を見透かされているようで禮は渋撥から目を背けた。
「食べてるもん……色々」
「ウソ吐け」
ドンッ、と渋撥は禮の前に紙パックの飲み物を置いた。白黒模様の牛さんが描かれたラベルを見た途端、禮はムスッとした。
「…………。ウチ、ミルクティー言うた」
「野菜食わへんねやったら牛乳でも飲んどけ」
「ヤダ! ウチが牛乳キライなん知ってるクセにっ」
「嫌いやさかい飲まんのやろ。いま飲め」
「いーやーや! ハッちゃんがそんなイケズするんやったら自分で飲み物買うてくるっ」
椅子から立ち上がろうとした禮の肩を、渋撥がガッと掴んだ。禮は踏ん張ってグググと抵抗してみたが渋撥は顔色ひとつ変えず押し戻された。
「野菜食うか、牛乳飲むかや」
「どっちもイヤや!」
「力尽くで口ンなか入れたろか」
「無理矢理食べたかて健康になれへんもんっ」
「アホか。人間は無理矢理でも何でも体ンなか入れた食いモンは消化するよにでけてんねん」
曜至は禮と渋撥の様子を眺めつつ、カシュッと缶ジュースの蓋を開けた。美作は腕を伸ばして缶ジュースを取り、杏の前にジュースを置いてやった。
「近江さんが女とイチャついてるトコ、初めて見るわ。イチャつくとかラブラブとかいう単語には縁がねェと思ってたが、近江さんにも人間らしいとこあんだな」
「近江さんは禮ちゃんにはああいう感じやで。エライ過保護や」
曜至は禮を見てハハッと笑った。
「荒菱館であんだけボケてたら放っとけねェわな」
「それだけともちゃうんやけど……。とにかく禮ちゃんは危なっかしいからなー」
結局、禮は渋撥から昼休みの残り時間をすべて使って野菜と牛乳を摂取させられ、大変不機嫌だった。
綺麗に空になった皿をトレイに乗せて返却口まで持って行った禮は、あからさまにブスッとしていた。ガチャンッと少々乱暴にトレイを返却台の上に置いた。
「ハッちゃんは心が狭い」
禮の隣にいた渋撥は「あ?」と聞き返した。
「ウチが食べられへんモンがあるくらいでやいやい言う。好き嫌いくらい誰にでもあるやん」
「禮はヒドすぎや」
禮はツーンと渋撥とは反対方向に顔を向けた。渋撥は至極正論を展開しているが、自分の非を突かれるのは面白くなかった。
「ペアリングも……してくれへんし」
禮はボソッと愚痴るように言った。駄々を捏ねている自覚はある。流石に恰好が付かないのであろう、渋撥から顔を背け目を合わせようとはしなかった。
「ソレいま全ッ然、関係あれへんやろ」
「してくれへんのはほんまやん」
禮はそれきり口を噤んだ。変わらず渋撥に顔を見せようとはしなかった。
渋撥のほうから「ハァ……」と大きな溜息が聞こえてきた。困ったような、諦めたような、宥めるような。
「そんなにペアリングがええんか」
「うん。ハッちゃんと同じがええもん」
「……ほなソレにするか」
歓喜を堪えきれなくなった禮は、「ほんま?」と満面の笑みで渋撥を振り返った。
渋撥は禮の剰りにも正直な反応を見てプッと小さく吹き出した。あなたと同じがよいと要求されるのは心地がよかったから、上機嫌に禮の頭をぐりぐりぐりと撫でた。禮はよく懐いたネコよろしく目を細めてはにかんだ。
(あ~もうムチャクチャカワイイな。禮の為なら何でもしたれるわ)
「ほなウチバイトするね」
「ソレはあかん」
渋撥はキッパリと反対した。禮は渋撥の顔を下から覗きこんで「ええ~」と不服そうに声を漏らした。
「指輪は禮が好きなの選んだらええ。金は俺が出す」
「女のコに何か買うてもらうのてそんなイヤ? ウチはカノジョやし、そんな気にせんでええ思う」
渋撥はフイッと返却台から離れて歩き出した。禮は早足で渋撥のあとを追った。
(禮が、俺以外の男にニコニコ愛想振りまくなんざ許せるワケないやろが)
渋撥も美作同様、禮がアルバイトをすると聞いてまず思い浮かんだのは接客業だった。その乏しい想像力で以てしてシミュレーションしてみるに、とても平常心でいられそうになかった。
そのあと教室への道すがら、禮が何度か「ねえなんで」と尋ねたが渋撥から回答は得られなかった。禮には渋撥の考えなどまったく分からない。しかし、渋撥と同じものが増える、ただそれだけが嬉しくてしょうがなかった。
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