兄の親友が彼氏になって、ただいちゃいちゃするだけの話

狭山雪菜

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お風呂で

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服はそのままで彼の案内の下、階段を下りてすぐ横の1階の脱衣室へと入った。2帖ほどの脱衣所には、白い洗面台と白い洗濯機、そして曇りガラスの扉が入ってすぐ左手に見えた。
曇りガラスの扉を開けて、シャワーのコックを捻って水を出した。そして、私が洗面台の前で立っていた私の所に戻ってきた。
「服は洗濯しちゃうか、乾燥まで出来るし」
「ううん…そのままで」
「…帰りたいか…?」
不安そうに私の顔を覗き込んでいた先輩に、私は首を横に振った。
「ち…違う…悪い…し」
「青葉は悪くない、それに俺が悪いし…いいか」
純粋に悪いと思っていたけど、大丈夫ならお願いする事にした。
「はい」
私がコクンと頷くと、彼が私のシャツに手を伸ばした。



***************


お互い裸で向き合って抱き合い、キスをしている。身体に当たるシャワーから出る水が温かくなっても、キスを止めようとせずにお互いの唇を貪る。洗うだけだから、と言っていたけど、中途半端に高ぶってイけなかった身体は、簡単に火がつき抑える事が出来ずに先輩を求めてしまう。
「っあ、はっん…んっぅ」
顔の角度を何度も変えては、彼の舌を追いかける。私の腰のうしろに回した彼の手が、動き出して私の身体を触っていく。既に昂りが固く熱くなっているのに気がついて、お腹に押しつけられている。彼の胸に置いていた手を彼の腰へと回して手を置くと、先輩と身体が密着して柔らかな乳房がむにゅっと、逞しい胸板について形が変わった。
彼の口が私の口から名残り惜しく離れると、額を合わせた。
「一生…洗えないな」
ふっと彼が笑うと、そうだね、と私も笑う。くすくすと笑いながら、彼が鏡の横にあった色々な種類の置いてあるボトル置きから、青いボトルを取り出した。シャワーコックの下にある、白い板に置くとボトルのポンプを押して、ドロリとした白い液体が出た。何度かポンプを押すと、先輩の手のひらいっぱいの液体を、私の胸へと目掛けて上から垂らす。
「んっ…冷た…い」
火照った身体には、冷たく身体が震えてしまう。先輩の手のひらで鎖骨や肩、胸へと広げられて、揺れる乳房を下からヌルッとした手で掬い、液体をつけていく。ぬちゃぬちゃした液体と、シャワーから出ている水が私の身体に当たり、だんだんと泡が立つと、今度はお腹や腰、背中にまで回った手。お尻にまで手が伸びるとマッサージするように優しく揉み、先輩の腕の中へと入る。胸の泡はまだ少ししかなくて、先輩の腰に腕を回して、液体を先輩の胸板に移すように抱きついた。柔らかな乳房がむにゅっと潰れると、先輩の逞しい胸板に乳房の先端にある粒が擦れてしまう。押しつけた事によって谷間が出来た胸に溜まる液体を、右手で掬って彼の鎖骨や首へと塗っていく。彼の背中や腰にも伸ばしていくと、私のお腹に当たる昂りの存在感が更に増す。
「青葉」
名前を呼ばれ顔を上げると、真顔の先輩が私をじっと見つめていて、目を閉じると私の唇をすぐに彼の唇で塞がれた。
口を薄く開けて彼の舌を受け入れていると、お尻を揉んでいた手が私の右の太ももを持ち上げ、一旦膝を曲げた彼が私の蜜壺の入口へと昂りを当てて膝を戻して立ち上がる。泡が立つ液体のせいか、それとも続いたエッチで柔らかくなったせいか、すんなりと入った昂り。徐々に入っていく昂りに快感が身体の中を突き抜けて、立っていられなくなると、先輩の首のうしろへと腕を回して落ちないようにした。
「っあっ、はっ」
パンッ、パンッと先輩の腰と私の肌がぶつかり音が浴室に響き、だんだんと肌のぶつかる音が早く短い感覚になっていく。ツルッと滑る浴室で、片足立ちがキツくなると、一度蜜壺から抜けた昂り。手を引かれお風呂の縁に座った彼の上へと跨ぐと、彼の足の横にだらんと足をおろした。腰を動かして彼の昂りの前まで移動したら、口を塞がれ舌を絡める濃厚なキスが始まる。キスの合間にも先輩の片手が私のお尻を持ち上げて、彼の昂りの上から腰を下ろすように誘導すると、下からじわじわと圧迫感が溢れてくる。
立った時も感じた圧迫感とは異なり、私の体重で下ろしたお尻が隙間なく彼の腰の上へと重なったために、深く繋がった。
「んふっ、あっ、あ、あ、っん、っあ」
馴染むまでとか休む間もなく下から突き上げられ、甘い声が出てしまうが、止まる気配がない。ヌルヌルした液体のせいで、彼の足の上に居ても滑ってしまうが、今はそれどころじゃなかった。
押し入れの中で中途半端にイけなかった身体が、絶頂を追い求めて、無意識のうちに腰を前後に動かしてしまう。そのために、下から突き上げられる時に、蜜壺の側面の色々な箇所に彼の昂りが当たり、チカチカと目の前が光る。
「あっ、せんっ…ぱいっ、んっ、好きっあっ、うっんっ」
「青葉っ、好きっだっ、っ、ぐっ、っ」
お互い好きと言い合い、高みを目指して一心不乱に揺らし揺さぶられる。激しく揺さぶられると、乳房も上下にぷるん、ぷるんと揺れて痛くなる。
彼の首の後ろへと腕を回して抱きつくと同時に、動いた拍子に蜜壺の側面へと食い込まれた昂りに我慢出来ずに、一気に絶頂へと達した。
「あっあああああぅっ!!」
ぎゅうぎゅうと先輩に抱きついた腕に力を入れて、蜜壺に入った昂りをぎゅぅぅぅっと締め付けると、先輩の昂りが更に膨らみ一気に弾けた。
ドクンドクンと蜜壺の中に注がれた熱い証を、敏感になっている蜜壺が飲み干してしまうように、きゅうとなる。
「はっ、っぐっ、うねっ…る、くそっ、気持ちいいっ」
背中に回された彼の手が私の肩につき、私が動かないように押さえ込む。最後の一滴まで蜜壺の中へと注ぐ証が満たされて、お漏らしをした感覚を覚える。
「あぁぁっ」
初めて最後までゴム無しでやるエッチは、癖になりそうなほど気持ち良くて、しばらく2人は繋がれたまま動こうとはしなかった。


「そう、足もっと上げて」
今度は私がお風呂の縁に座り片足を上げている。蜜壺の中に注がれた証を、掻き出さなければいけないからだ。
自分でやると先輩に言っても、俺が出したから俺がやると、頑として譲らない彼に折れてしまったのが、いけなかった。
「ん、っぁっ、そこっ、あっ」
指3本を使い掻き出す動きは、いつも繋がる前にされる前戯と一緒で、白い証とは別の・・透明な蜜も混じっている。蜜壺に指で出し入れされ、指先を曲げた先輩の指で掻き出され、あっという間に彼の昂りを入れて欲しくなる。
腰が浮き上がって彼におねだりをするようになると、ゴクンと唾を飲み込む先輩の目がギラギラと光っている。
「いいっ、の、っ入れてっ、欲しっ」
はしたなく彼の昂りを懇願してしまうと、浴室にの床に膝をついた彼に抱きつき、彼の上へと乗った。腰を前後に動かして彼の腹筋で割れているお腹の上に私の下生えを押しつけた。
「ぐっ…っくそっ、エロっいっ」
最初は半ば叫ぶように、その後は無言で性急に繋がった私達は、のぼせてぐったりとするまでお風呂から出る事はなかった。
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