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校内の逢瀬
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新学期が始まり、校内も受験の準備が始まった。
私の志望校は県外の大学で学力的にも今の成績と無理のない範囲だったけど、入試に向けて勉強は欠かさずに始めていた。
そうすると必然的に先生と会う日も減り、毎日のメッセージのやり取りの日だけだったり、休日も会わなくなっていた。
ーーかと言って気持ちが冷めた訳じゃないけど
入試が終わる2月までの期間に1回くらいデートしたいけど…多分無理だろう。私の性格なら一度だけといいながらも、会う日の間隔が狭まる可能性があるからだ。
ーーでも…2人っきりで過ごしたい
そんなある時、月に1回の定例の3学年の学級委員が集まる学級委員会が開かれた。
特に問題もなく終わった委員会の後、私は仲良くなった委員と一緒に教室まで戻り別れた。3年生の部活も引退した今、あとは帰るだけだったが、通学バッグに入れていた携帯電話を取り出し、メッセージを送信した。
**************
部活も終わり生徒たちが帰った後の薄暗い室内の扉を開ける音がすると、誰かが入ってきた。黒板の前にある教卓の下で息を潜めて身を固めていた私は、近づく足音にドキドキとしていた。
私の目の前には、見慣れたスーツの足が立ち止まった。膝を曲げて足を床に付けた人はーーもちろん私の彼氏で、私を見るとふっと笑う。
「お待たせ」
小声で喋るのは今は誰もいないけど、校内に他の先生がいるからだろう。
「…会いたかった」
さっき学級委員会で会ったのに、という事は突っ込まないで、抱きついた私を抱きしめ返してくれる。
「俺も」
そう言いながら、どちらかともなく唇を重ねれば、あっという間に濃厚なキスが始まる。
こうしてキスをするのも、会うのも新学期が始まって3ヶ月ぶりかな…少し肌寒い季節がやってきて衣替えも終わっていた。
ーー迷ったけど、会いたいって送って正解だったな
私の口内に入る彼の舌に応えながら、メッセージを送った事を思い出していた。毎日朝と放課後会う…というか、顔を合わせるだけだし、用もないのに話しかけるのも怪しまれ違う気がした。だけど、久しぶりの学級委員でたまたまクラスで問題ないかとか話かけられたら、もうダメだった。もっとくっついていたいし、触れたくなった。
ーーしんちゃんもそう思ってくれていたら、いいなぁ
彼の首の後ろへと腕を回し、口づけが深くなると、会えなかった時間の事を考えるのをやめて彼の事しか考えられなくなっていた。何度も何度も顔の角度を変えては、お互いの舌を追いかけ絡めた。
彼の首から腕を下げて身体が離れると、息の荒いままお互い見つめ合った。膝立ちしていた私達。無言のままブレザーの制服とブラウスのボタンを外し露わになるチェック柄の赤いブラジャー、同じチェック柄の赤い下着をズラすと既に溢れた蜜が糸を引いていた。薄暗い室内でも濡れているのがわかるのか、ゴクンと息を飲んだしんちゃんは、カチャカチャとベルトとズボンと下着をズラした。ぷるっと天井を向いている彼の昂りは、すでに固く太くなっていた。
「しんちゃ…ん、欲しい、今すぐ」
「結菜」
お互い小声で囁きながら喋り、自分の昂りを握った彼の方へと近づいた。そのあとは何かを喋る訳でもなく正座した彼の昂りの上へと、跨いだ。彼が握っていた昂りを蜜壺へと添えると、ぐちゅっと音がして蜜壺の入り口を広げていく。解していない中はまだ固く、ギリッと彼が奥歯を噛み締めていた。
「っ、狭いっ」
「っ…っ、つ」
私は声が漏れそうになり、ブラウスを口に入れて噛んだ。
彼の足の上に座り込むとピタリと下半身が密着し、蜜壺の最奥に彼の昂りを感じた。落ちないように彼の首のうしろに腕を回し彼の腰に足を巻き付けると、私のお尻を持ち立ち上がった彼が、立ったまま蜜壺から抜けたり入ったり、ぱんぱんと肌のぶつかる音とカチャカチャとベルトの揺れる音だけが聞こえ、時折彼の苦しそうな声、私の口から微かな喘ぎ声が聞こえる。
「っ、…っ、………っ!!」
「ぐっ、……っ」
無言のまま、ぐりぐりと彼の昂りが私の蜜壺の最奥へと押し付けられると、目の前が真っ白になりチカチカとひかる。それと同時に蜜壺をぎゅうううっと締め付けると、彼の昂りが私の蜜壺から抜けてしまい、気がついたら私は教卓の上へと座り込んでいた。
「っ、はっ」
彼の短い声と同時に私の下着に掛かる彼の白い証。無意識に足にも掛かった証を掬いペロリと舐めると、彼の昂りがぐんっと勃ち上がった。
はぁっ、はぁっ、と息の荒いまま彼は、着ているYシャツで昂りの先端を乱暴に拭うと、また蜜壺へと戻ってくる。
乱暴に口を塞がれ、また始まった行為にお互い夢中になっていく。
何度か抜き刺しをして白い証を下着にかけられて拭って、また始まる。教卓から学習机の椅子に座った彼の上に乗り、腰を揺らす頃には、びしょびしょの下着とねばねばの白い証は拭う時間も勿体なくなり、ただただ快楽を求めていたのだった。
特に言葉を発する事もなく終わった行為は、お互いさっと身体を清めてまた別れた。
それからは月に数回放課後、誰もいない頃を見計らいお互いを貪欲に求め合う秘密の逢瀬が始まった。2度目からはゴムを持ってきたので、彼がイクまで私の蜜壺の中にいてくれるようになったので、より満たされる事となった。
私の志望校は県外の大学で学力的にも今の成績と無理のない範囲だったけど、入試に向けて勉強は欠かさずに始めていた。
そうすると必然的に先生と会う日も減り、毎日のメッセージのやり取りの日だけだったり、休日も会わなくなっていた。
ーーかと言って気持ちが冷めた訳じゃないけど
入試が終わる2月までの期間に1回くらいデートしたいけど…多分無理だろう。私の性格なら一度だけといいながらも、会う日の間隔が狭まる可能性があるからだ。
ーーでも…2人っきりで過ごしたい
そんなある時、月に1回の定例の3学年の学級委員が集まる学級委員会が開かれた。
特に問題もなく終わった委員会の後、私は仲良くなった委員と一緒に教室まで戻り別れた。3年生の部活も引退した今、あとは帰るだけだったが、通学バッグに入れていた携帯電話を取り出し、メッセージを送信した。
**************
部活も終わり生徒たちが帰った後の薄暗い室内の扉を開ける音がすると、誰かが入ってきた。黒板の前にある教卓の下で息を潜めて身を固めていた私は、近づく足音にドキドキとしていた。
私の目の前には、見慣れたスーツの足が立ち止まった。膝を曲げて足を床に付けた人はーーもちろん私の彼氏で、私を見るとふっと笑う。
「お待たせ」
小声で喋るのは今は誰もいないけど、校内に他の先生がいるからだろう。
「…会いたかった」
さっき学級委員会で会ったのに、という事は突っ込まないで、抱きついた私を抱きしめ返してくれる。
「俺も」
そう言いながら、どちらかともなく唇を重ねれば、あっという間に濃厚なキスが始まる。
こうしてキスをするのも、会うのも新学期が始まって3ヶ月ぶりかな…少し肌寒い季節がやってきて衣替えも終わっていた。
ーー迷ったけど、会いたいって送って正解だったな
私の口内に入る彼の舌に応えながら、メッセージを送った事を思い出していた。毎日朝と放課後会う…というか、顔を合わせるだけだし、用もないのに話しかけるのも怪しまれ違う気がした。だけど、久しぶりの学級委員でたまたまクラスで問題ないかとか話かけられたら、もうダメだった。もっとくっついていたいし、触れたくなった。
ーーしんちゃんもそう思ってくれていたら、いいなぁ
彼の首の後ろへと腕を回し、口づけが深くなると、会えなかった時間の事を考えるのをやめて彼の事しか考えられなくなっていた。何度も何度も顔の角度を変えては、お互いの舌を追いかけ絡めた。
彼の首から腕を下げて身体が離れると、息の荒いままお互い見つめ合った。膝立ちしていた私達。無言のままブレザーの制服とブラウスのボタンを外し露わになるチェック柄の赤いブラジャー、同じチェック柄の赤い下着をズラすと既に溢れた蜜が糸を引いていた。薄暗い室内でも濡れているのがわかるのか、ゴクンと息を飲んだしんちゃんは、カチャカチャとベルトとズボンと下着をズラした。ぷるっと天井を向いている彼の昂りは、すでに固く太くなっていた。
「しんちゃ…ん、欲しい、今すぐ」
「結菜」
お互い小声で囁きながら喋り、自分の昂りを握った彼の方へと近づいた。そのあとは何かを喋る訳でもなく正座した彼の昂りの上へと、跨いだ。彼が握っていた昂りを蜜壺へと添えると、ぐちゅっと音がして蜜壺の入り口を広げていく。解していない中はまだ固く、ギリッと彼が奥歯を噛み締めていた。
「っ、狭いっ」
「っ…っ、つ」
私は声が漏れそうになり、ブラウスを口に入れて噛んだ。
彼の足の上に座り込むとピタリと下半身が密着し、蜜壺の最奥に彼の昂りを感じた。落ちないように彼の首のうしろに腕を回し彼の腰に足を巻き付けると、私のお尻を持ち立ち上がった彼が、立ったまま蜜壺から抜けたり入ったり、ぱんぱんと肌のぶつかる音とカチャカチャとベルトの揺れる音だけが聞こえ、時折彼の苦しそうな声、私の口から微かな喘ぎ声が聞こえる。
「っ、…っ、………っ!!」
「ぐっ、……っ」
無言のまま、ぐりぐりと彼の昂りが私の蜜壺の最奥へと押し付けられると、目の前が真っ白になりチカチカとひかる。それと同時に蜜壺をぎゅうううっと締め付けると、彼の昂りが私の蜜壺から抜けてしまい、気がついたら私は教卓の上へと座り込んでいた。
「っ、はっ」
彼の短い声と同時に私の下着に掛かる彼の白い証。無意識に足にも掛かった証を掬いペロリと舐めると、彼の昂りがぐんっと勃ち上がった。
はぁっ、はぁっ、と息の荒いまま彼は、着ているYシャツで昂りの先端を乱暴に拭うと、また蜜壺へと戻ってくる。
乱暴に口を塞がれ、また始まった行為にお互い夢中になっていく。
何度か抜き刺しをして白い証を下着にかけられて拭って、また始まる。教卓から学習机の椅子に座った彼の上に乗り、腰を揺らす頃には、びしょびしょの下着とねばねばの白い証は拭う時間も勿体なくなり、ただただ快楽を求めていたのだった。
特に言葉を発する事もなく終わった行為は、お互いさっと身体を清めてまた別れた。
それからは月に数回放課後、誰もいない頃を見計らいお互いを貪欲に求め合う秘密の逢瀬が始まった。2度目からはゴムを持ってきたので、彼がイクまで私の蜜壺の中にいてくれるようになったので、より満たされる事となった。
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