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第五章 外からくる現実
第9話 過去は過去
しおりを挟む時間は少し戻るが朝のこと。あの手紙を拾った攪真はそれを弦に見せていた。
「……ボルトと手紙、ね。あぁ、どうしようか……」
渡された手紙に視線を落として、弦は考え込む。――あんな気持ち悪い手紙見ても取り乱さないのか。
「なんや、なんかわかるんか」
「……まぁ、その。俺を誘拐した人は一般人だったんだけど、……もしかしたら今は能力者になってるかもねって言うか……」
歯切れの悪い言葉。弦にしては珍しい。しかし返事としてはよく分からなかった。
――一般人とは、能力を持たない者たちのことを指す。人口の1%しか居ない能力者、それ以外が一般人。この都市は能力者を隔離するために指定された都市ではあるが、元から住んでいた住民などの一般人も暮らしている。能力者が一般人を傷つけることは重く処罰される一方で、能力者を加害する一般人というのはあまり取り沙汰されない。
一般人が能力者になる、と言うのは絶対に無いとは言え無いが確率は非常に低い。基本的に生まれた時に変異して能力者となるのが知られた物であり、成長過程で開花するというのは本当に珍しい事例だった。もし、それが自分の関係者となれば、宝くじを当てるような奇跡だろう。
「……なしてそう思うん? 俺、全然分からへんのやけど」
聞かなくてもいいような、でも聞いておいた方が良いような。その葛藤の末に攪真は聞くことを選んだ。弦の中で完結した事が、彼には何一つわからなかった。
「あれ……攪真は、知らないんだ」
――何を? 決して馬鹿にする口調ではなかったがそう言われてしまうと余計に気になる。ただ、弦は伝えるか迷っているようにも見えた。何かカマでもかけられたなら早いが、何も思いつかない。ただ流れとしては一般人が、能力者にと言う話なのだからここを掘るしか無いだろう。
「すまん、俺ほんまにわからん。能力者になる方法があるとかそう言う話なん?」
「……うん。そう、そうだよ。お金さえあれば、簡単に能力は買える。手紙の渡し方も変だし……可能性としてね」
――初耳だ。能力って後付け出来たんや。攪真は考えた事も無かった。弦が歯切れ悪いのは恐怖なのだろうか、でもそれはそうだろう。自分を誘拐した犯人が、能力者になって帰ってきた……なんて最悪の展開だ。それも未だ諦めたないとなれば。
「だから、ただ警戒するに越したことはないかなって、思っただけ……本当にごめんね。俺のせいで」
申し訳なさそうに言う彼に攪真は奥歯を噛み締めた。
「こんなん、アンタのせいやないやろ……しかも一度捕まっとるんやろ? そんなもんいつまでも覚えてられへんわ」
なんで被害者がいつまでも覚えていなきゃならないのか。出所して早々に再犯を企てるなんて予想したくもないだろう。いつまでも出所に怯えて震えていろって言う方が非情だ。と攪真は考えてふと気になることがあった。
「……トラウマとかにはなっとらんの?」
申し訳なさそうにはしていても、恐れや震えは見られなかった。その質問に弦は首を傾げる。
「あまり。自力で逃げられたからそこまで誘拐らしい誘拐でもなかったんだよ」
「ほー、それは良かった……」
どこまで触れていいのか攪真には計りかねた。その為これ以上の追及ができない。逃げられてよかったな、それは本心から思うが、けれど気になることはいろいろある。犯人像も動機も、逃げた方法も全部。――知りたい、教えて欲しい。でも野次馬みたいで嫌だとも思う。
煮え切らない攪真の分かりやすい表情に弦は笑う。
「気にしなくていいのに、過去のことだから。……知りたいなら教えてあげるよ。と言っても単純だけどね」
まるで些細な質問に答えるかの如く、小さく笑いながらそう言った彼に攪真は困惑しつつ頷いた。強がっていない、完全に過去のことにしているのが声から伝わってくる。
弦が語った内容は単純とは言え攪真には非日常的な話だった。
「えっと、どこまで話してたっけ。俺は中1の頃から配信を始めたんだよね、お金が欲しかったし人と話してみたくて」
「えらい若い頃に始めましたね。ようやるわ」
中学一年生、その頃自分は何をしていたか。話を聞きつつも頭に浮かぶ。
――人と話すのは苦ではないが、知らない人相手に一方的に話すと言うのは難しそうに感じる。配信などやってみたいと思った事がない。
「その人は、まだ始めたての頃のファンだった。よく配信を見に来てくれてたんだけど……気がついたら家が特定されちゃっててさ。通学途中にそのまま誘拐されたってわけ。で、1週間くらい? その人の家に軟禁されてたの」
懐かしいなぁ、なんてほのぼのと弦は続ける。彼の中ではあまり傷にもなっていないのか、この場面ですら怯えも何もなかった。むしろ話し始めると面白い話かのように表情が変わっていてなんとも言えない。
「……暴行とかは」
「手足に鎖をつけられたけど、部屋内は動けたし自由だったよ。話を聞いて、相槌打って、相手が油断した時に携帯を奪って通報して終わり」
欲しい言葉を与えて、たまに間違えると掴み掛かられるだけ。だから彼は簡単に過ごせた、相手が安心し弦への依存を高めた頃に能力を発動した。ちょうど疲れていたのだろう、ただ『おやすみ』とだけ言えばその女はそのまま寝落ちしてしまった。あれは本当にタイミングが良かった、我ながら良くやったと弦は頷く。
しかしそんな言葉を聞いて攪真が落ち着いてはいられなかった。鎖、と聞いたあたりからその非日常感に、ゾワゾワとした感覚を覚える。
「……いや何軽く言っとるんですか? だいぶやばいやつやんそれ……」
弦の手を掴み、手首を見る。何も跡はないけれど、ここに着いていたのかと、想像してしまう。
「でも傷もないし、飢えもしなかった。話を聞くだけなら簡単だし、欲しい言葉もなんとなく分かったしね。だから別に過去でしかないんだよ」
――そう言うものなのだろうか。自分は大きな事件に巻き込まれたことがない。だから自分が誘拐されたとして、その後このように振る舞えるのかは分からなかった。もっと泣いて、震えて、怖かったと言ってくれたなら宥めようがあるのに。
「ふふ、もしかして宥めようとしてくれてた? 攪真は優しいね」
笑う弦に攪真はたじろぐ。見透かされてるのも、自分が空回りしているのも全てが行き場のない感情となる。恥ずかしいわけではない、これはただやるせ無いだけ。
「優しくは、ないですけど……。なんで笑って」
「俺もね、震えながら攪真に縋る演技でもしようかと思ったけど……流石に冗談にしてはタチが悪いのはわかるし」
求められていないとわかっていても攪真は弦に手を伸ばした。そして軽く抱きしめる。彼のためでは無い、弦の話を聞いていて自分が苦しくなったから。自分がこの人にすら寄り添えないことに無力感を感じてしまった。
――――
織理達が家に帰ると、何やら出汁のいい香りが漂ってきた。ドアの開く音を聞いて攪真は小皿を片手に顔を出す。
「おかえり~なんもなさそうで良かったわ」
笑う攪真は昨日までの鬱屈とした表情とは全く違った。何かが吹っ切れたのだろうか。と織理はその変化にほっと息を吐いた。
「ただいま。とりあえずは何も無かったかな……ね、在琉」
「……あぁ」
逆に在琉はずっと思い詰めたような顔をしている。あの女の人と別れてからだ。帰ってくる途中にも何度か話を振ったが特に返事はなかった。
――何か嫌な記憶でも思い出してしまったのかな。あからさまな不審者、と言うものは早々出会わないものだ。いくら在琉でもどこかショックを受けることもあるのかもしれない。織理は心配になりつつも触れることはなかった。自分も話したくないことは色々あるし、在琉は人に深掘りされることを好んでいなそうだから。
そんな彼らの空気は気にせず、攪真は食卓に皿を並べていく。今日の夕食は天ぷらうどんだった。薄衣の天ぷらは、にんじんと茄子、さつまいものオーソドックスなもの。揚げたて特有のカラッとした見た目に、攪真の手製であることがわかる。
「織理達は座って待っとってや。弦連れてくるわ」
そう2人を促して、彼はエプロンを外し椅子の上に置くそしてそのまま二階へ。織理はその後ろ姿をじっと見ていた。やはり吹っ切れたのだろう、足取りも穏やかに見えた。
「攪真なんか変じゃない?」
「良いことでもあったんですかね。このタイミングで」
織理と在琉は一応疑問を口にしつつ、目の前の夕食に視線を移していた。
少しして弦を抱き抱えて、攪真は降りてきた。その光景に織理は少し羨ましくなる。攪真も弦も身長が高い、織理と頭一つは違うのだ。どうしても抱き抱えるには力も身長も足りない。
「……いいな」
思わず口をつく。それを聞いた攪真が笑う。
「織理抱っこされたいんか?」
ニヤニヤと笑う攪真が不快だ。それに見当違いも甚だしい。
「違う、……俺も弦さんを持ち上げたいなって」
今の身長で持ち上げたら、まぁ押し潰されるだろう。お姫様抱っこ、と言う形式をとっても今度は弦の手足が不安定になりそうだ。想像するほどに情けなくなってきた。
「織さんじゃ無理だよ。チビなんだから」
「やっと口を開いたと思ったらそれ? 在琉だって小さいのに」
まるで見透かしたかのような在琉の言葉に織理は少し拗ねた口調で反論する。在琉の身長は攪真たちほどは高くない。全体的に細いから高く見えるだけで、織理との差なんて殆どない。
「ふふ、織理一回俺の事持ってみる? 多分鉛みたいに重いけど」
その申し出に一瞬手が反応した。持ちたい、でも絶対落とす。今の弦を落としたら受け身も取れないのでは。織理は首を振って断った。
「……落とす未来が見えるので、辞めとく」
あまりにも真剣な表情に、思わず弦は笑ってしまった。彼としては落とされようがなんだろうが、織理に興味を持ってもらえた事が嬉しかったのだが。
「ささ、夕飯食べちゃおうか。折角攪真が作ってくれたんだから」
弦がそう声をかけた事で全員が箸を持つ。作ったのは攪真なのに主導権がない。彼はいつもの織理と弦のイチャイチャに口を挟めなかったのだ。もう織理が自分に甘えてくれることはないのでは?
いただきます、と各々に口に出してから食べ始めた。サクサクとした歯応えに織理は目を輝かせる。萎びてない天ぷらがこんなにも美味しいとは。スーパーの見切り品しか食べたことない彼には衝撃的だった。
美味しそうに食べている織理に攪真は少し調子を取り戻した。好きな人に良い反応を返してもらえるのは嬉しいものだ。
黙々と食べていると、弦が箸を止めて口を開く。
「日中は変わりなかった?」
「帰り際に、女の人に話しかけられました。在琉を……その、人質にしたいって」
「人質にしたいって本人に言うやつおるんや……アホやな」
弦の不安げな表情の横で攪真が真面目に突っ込む。それは織理も思ったことだ。洗脳したわけでもないのに、少し聞いただけで自白するのだから怪しいとしか言えない。だからこそ自衛と称して能力を使って逃げたのだが。
「怪我はない?」
「何もされてません、と言うか……」
続けようとした織理の言葉を在琉が遮る。
「織さんが普通に意識刈り取ってた。だから無傷」
――あ、だから不機嫌なのか、と弦は理解した。妙に不服そうな雰囲気が漂っていたが、これは守られたことに対しての行き場のない不満。その辺は在琉にもあるのだと微笑ましくなる。
「無事でよかった。……おそらく明日も何かあると思うんだ、だって姿を見せたんだから」
最も警戒が薄いのは出会った時だろう、だと言うのに人質だのと余計なことを言い、顔を晒した。どのような意図かは分からないが、相手が時間をかける気がないのだろうと安易に想像できる。
「せやなぁ。行動原理なんてわからんけど、好きなやつを閉じ込めたいならとっとと攫いたいもんやろうし」
「前科者がなんか言ってる」
「前科者って言うなや。まだなんもしとらんやろ……」
在琉の言葉に攪真は遺憾の意を表明した。確かに攪真は織理を閉じ込めたいとか自分のものにしたいと考えていたが、結局未遂だ。と言うか行動に移す気だって本当はなかったのだと何度も弁解している。
「なんなら攪真は永遠に行動できなさそうだもんね……」
哀れみの視線を向ける弦に攪真はウッとなる。
「や、やる時はやるで!」
「攪真……それ多分やっちゃダメだと思う……」
織理が冷静に突っ込む。話題は物騒だが割と和気藹々とした空気が広がっていた。
夕飯も終わり食器を洗い始めた織理の元に在琉が近づいてきた。
「織さん」
「どうしたの在琉」
「夕方、……ありがとう。お礼言ってなかった」
織理は驚いた。この男がお礼言えることに。少し照れたような口調なのがなんとなく可愛い。また不機嫌になられては嫌なので口には出さないが。
「……在琉が無事でよかった。俺、能力しか取りえないから……それくらいはさせて」
「そんなことないと思いますけど……むしろ、オレの方が……」
織理の微笑みに在琉は視線を逸らした。煮え切らない態度、冷静故にどこまで自分が役に立たないのかを在琉は理解していた。
そんな態度の在琉に織理は少しだけ不安が湧く。傷ついているような、脆い雰囲気。
「在琉?」
声をかけると彼は織理の目をじっとみた。
「……そう、織さんには言っとく。これを攪真達に伝えるかは任せるけど」
揺らぐ瞳は在琉らしさがない。いや、今日の在琉は特に。
それでも織理にだけ、と伝えるあたりは変わっていないが。
「他人の能力をボルトとして抜き取り、他人に明け渡せる能力者がいる。だから、織さんも気をつけて。洗脳頼みの織さんの取り柄、取られたら可哀想だから忠告」
伝えられた言葉は織理の予想に反していた。どこか馬鹿にするようでいて織理の身を案じているような言葉。どんなに鈍くてもそこに込められた感情は伝わってくる。だと言うのにどこまでも淡々としているのが不気味にも取れる。
「なんでそんなこと知ってるの」
「オレも昔、能力抜かれたから。抜かれたら相手が戻してくれない限り戻らないよ」
能力を抜かれた。ボルト。だから朝、反応してたのかと織理は漸く合点が行った。行ったけれどその事実に処理が追いつかない。そんな能力があることも、その被害にあった人間が近くにいたことも。何より、それが今回関わっている可能性があること。いや、どちらかは分からない。在琉の過去を知っているだけなのか、本人なのか。
織理は考えつつも、もう一つ気になることがあった。
「……在琉って、能力……」
――在琉の能力ってなんなのだろう。瞬間記憶と洗脳を無効化、それらだと思っていたのに。今は戻っていると言うことなのか、織理は聞くか悩んだ。
「オレは、半分だけ残ってるって感じかな。記憶能力だけ、他は全部なくなっちゃった」
事実だけを告げる声色に織理は泣きそうになる。それは自分が能力頼みの生き方をしているからと言うところもあったが、在琉の事務的な口調が何かを堪えているように聞こえたから。
「在琉……」
「……織さん、ギュッてして。少し寂しい」
織理はただ無言で抱きしめた。かける言葉が思いつかない。――能力を失うってどんな感覚なのだろう、自分がもしそうなった時、それを受け止めて前に進めるのか。
「捨てないで、織さん……」
僅かに聞こえた声に織理は腕の力を強めた。
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