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第五章 外からくる現実
第11話 ドール
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弦が目を覚ますとそこは知らない部屋だった。何処か暗い、間接照明だけの部屋。天井はダークウッドで、カーテンも日を遮りそうな黒。
「ここ、は……」
そう言葉にしつつも分かっていた。
油断した、と言うか寝てるうちに連れ去られてる。起き切らない頭で僅かに見たのは知らない女。触れられるまでに足音なんて聞こえなかった。――まぁ、移動系の能力者だったんだろう。現に抵抗する時間もなく意識が落ちたのだから。
頭が物理的に重い、首に枷が付けられている。息が詰まりそうだった。けれど緩めることができない。手足にもしっかりと。重みを感じる。
弦がそうして状況を認識していると、前方の扉が開いた。髪の長い、黒い服を着た女性だ。見覚えがある。
「ゆづるくん、久しぶり……大きくなったね」
そう言って弦の足元に腰を下ろし、頬を撫でた。うっとりと、優しく。唇に指が這わされる。
「……梨沙、さん」
――久々に弦くん、なんて呼ばれたな。どこか拙い、ねっとりとした響き。彼女の名前も覚えている、自分の最古参の視聴者。梨沙だ。あの頃は確か新卒の社会人と言っていたか、とても大人に見えていたなとあの頃の感情が蘇る。
弦が確認する余地もないが、彼女こそが織理達が帰りに会った女性、その人だった。
「前みたいに呼んで」
どこか余所余所しい彼に顔を僅かに顰めて、梨沙は手元の鎖を引いた。ぐっ、と首が前に引かれる。少し喉の閉まる感覚に弦は呻いた。
「りさ、お姉さん……お久しぶり、です」
「そうそれ……! 久しぶり、見違えるくらいかっこよくなっちゃったね……弦くん」
まるで成長を見守っていた隣人かの如く、彼女は嬉しそうに弦を抱きしめる。服に染みついた洗剤の匂いに混じって、遠い季節の空気がかすかに鼻につく。
「あの時は逃げられちゃったけど、今度はずっと一緒にいてね……」
少し体を離し、顔の距離が離れる。優しげに細められた目は仄暗い熱を感じさせた。反応に困る様な嫌な視線だった。
「私あなたのことずっと考えてた。なんで逃げたんだろう、どうして私だけ」
首を挟む様に置かれた梨沙の腕が、重力に従って肩に食い込む。怒り、もしくは失望、感情のこもった声。表情を崩さない様にただ彼女の顔に目を向けて、言葉を待つ。
「なんで私だけ、こんなところに入れられてるんだろうって」
弦はその時気がついた。感じていた重力が消えた。元々動かない四肢の感覚どころか、感じていた鎖よ重みが無いことに。
弦は視線だけを動かす。顔の斜め下、自分の肩から先。急に消えた重み。そこにあったはずの左腕が無い。けれど痛みもない。ただ無いだけで。
驚くほど冷静に状態を把握できた。
「私、能力者になったよ。あの時みたいには逃げられないよ、弦……」
愛おしそうに外された左腕に梨沙が頬を寄せる。自分の腕であろうことはわかるのに、どこか他人事の様にそれを見るしかない。
しかし能力者になった、と言う言葉は割と危惧していた通りの展開であり弦は考えてしまう。あの頃みたいに簡単に逃げ出すことはできないだろう。あの時は彼女が一般人だったからどうにかなったのだ。
彼は怯えるように、どこか弱々しく体を震わせた。
「……でも、俺はずっとここに居たくなかった。梨沙、お姉さんの事は……嫌いじゃなかったのに……」
――これは本当。彼女のことは嫌いではなかった。恋愛的な気持ちではなく、どちらかと言えば姉弟の様な。親が死んだばかりのあの頃の寂しさを埋めてくれたのが彼女だったから、嫌いではなかった。
その言葉に梨沙は目を見開いて口元を笑わせた。
「そうだよね? 弦くん、私にだけはお話ししてくれたもんね。私が唯一の家族になってあげるよって、ずっと思ってたのに……なんで? なんで裏切ったの?」
息もつかないほどに捲し立てる彼女は弦の体を揺さぶる。そこには懐かしさなどと悠長な気持ちを壊すほどの剣幕だった。言葉を選ばなくては殺されてしまうのではと安易に思わせる。
不意にカコン、と音がした。足元の方だ。
「足、が」
ずるりと服の裾から引き抜かれた。足。無機質な。ゾッと、背筋が栗立つ。付け根には丸い、隙間の空いた球体が嵌っていた。
――確か、球体関節だっけ。これ。つまり、この能力は人形化……とかだろうか。厄介な能力を手に入れた物だなと悪態をつきたい気持ちを抑える。
痛みがないことが本当に救いだった。抜けた感覚すらない、ただ音だけがするだけ。
次いで梨沙は弦の指に自分の指を絡めた。熱を感じない指は勝手に開かれて、彼女の指を握るポーズを取らされる。何かを言う気にはならなかった。彼女はただ思うままになる手足を実感する様に、触れているだけだったからだ。
どうしようか、少しだけ考えていると何かが折れる音がした。今度はどこだ、と音の出所を見れば。
「や、やめ、て……」
真ん中から分かれた指が彼女の手にあった。ゴリ、パキ、どこか嫌な音を立てながら目の前でもがれて行く指を見ていると、流石に悪寒がする。治るのか、あれは。
「大丈夫だよ、ちゃんと後で戻してあげるから……でも私しか治せない、だから逃げたらなくなっちゃうよ。ね、弦くん……ずっとここにいてね」
見越した様な言葉は甘く、昏い熱を孕んでいる。頬を擦り寄せ外された腕を撫でる姿に弦は一つの選択をするしかなかった。
「……うん、分かりました……」
弦は微笑む。こう言う時は従順に振る舞うに越したことはない。出方を伺ってあの時の様に逃げることを考えればいい。
流石に四肢が落ちた時は震えたが、よく考えれば別に治るのだからどうでも良い気がしてきた。とりあえず今は従順なフリをしよう。怖がるフリをしながらも冷静に振る舞いを考える。
梨沙は弦の頭を撫でる。その手は懐かしい、いつかそうされた物と同じ。そして思い出したかの様に口を開いた。
「そうだ、私ね……あの黒肌の子にも能力かけてきたから。念の為に、ね。弦くんは優しいから、そうした方がもっと逃げられないかなって」
へら、と笑った顔はお世辞にも綺麗とは言えなかった。黒肌の子、つまり在琉。――在琉も、人形にされる?
「弦くんの声、聞きたいから頭はそのままにしておくけど……」
そうじゃなければ全部人形になる、そう言いたいのか。それだけはやめてほしい、自分のせいで彼らに危害が加わるのは嫌だ。頭まで人形にされたら、それは死ぬのだろうか。治るとはどこまでなら、首が外れたら? 関節以外のところで折れたら? 未知の能力に楽観視など出来ない。
弦はぐっ、と体に力を込める。何一つ動かないが、そうしないと不安に飲まれそうだった。
「……在琉のことは、治してほしい、です……」
「ダメだよ。人質だから。ね、そんな話はもう良いの、弦くんは私のお人形さん。いっぱいお洋服も用意してあるんだよ、だから、ここで二人で暮らそうね」
弦の懇願に気を良くしたのか彼女は微笑んだ。けれど別にそれは弦の言葉を聞き届けるわけではない。両手を叩き楽しそうに立ち上がった彼女は部屋の傍にある箱を開け始めた。
言葉など、ここではあまり意味がない。どこか気分が沈む様だった。
「……ふふ、はい……お姉さんと、暮らします。だから……いっぱい、可愛がってください……ね」
梨沙は一瞬目を見開いて、そして本当に嬉しそうに笑った。弦に駆け寄り、また抱擁し顔を胸に押し付ける。
――まぁ結局こうするしか無いかな、弦は妙な既視感を感じながらとりあえず能力解除の糸口を探すことにした。
「ここ、は……」
そう言葉にしつつも分かっていた。
油断した、と言うか寝てるうちに連れ去られてる。起き切らない頭で僅かに見たのは知らない女。触れられるまでに足音なんて聞こえなかった。――まぁ、移動系の能力者だったんだろう。現に抵抗する時間もなく意識が落ちたのだから。
頭が物理的に重い、首に枷が付けられている。息が詰まりそうだった。けれど緩めることができない。手足にもしっかりと。重みを感じる。
弦がそうして状況を認識していると、前方の扉が開いた。髪の長い、黒い服を着た女性だ。見覚えがある。
「ゆづるくん、久しぶり……大きくなったね」
そう言って弦の足元に腰を下ろし、頬を撫でた。うっとりと、優しく。唇に指が這わされる。
「……梨沙、さん」
――久々に弦くん、なんて呼ばれたな。どこか拙い、ねっとりとした響き。彼女の名前も覚えている、自分の最古参の視聴者。梨沙だ。あの頃は確か新卒の社会人と言っていたか、とても大人に見えていたなとあの頃の感情が蘇る。
弦が確認する余地もないが、彼女こそが織理達が帰りに会った女性、その人だった。
「前みたいに呼んで」
どこか余所余所しい彼に顔を僅かに顰めて、梨沙は手元の鎖を引いた。ぐっ、と首が前に引かれる。少し喉の閉まる感覚に弦は呻いた。
「りさ、お姉さん……お久しぶり、です」
「そうそれ……! 久しぶり、見違えるくらいかっこよくなっちゃったね……弦くん」
まるで成長を見守っていた隣人かの如く、彼女は嬉しそうに弦を抱きしめる。服に染みついた洗剤の匂いに混じって、遠い季節の空気がかすかに鼻につく。
「あの時は逃げられちゃったけど、今度はずっと一緒にいてね……」
少し体を離し、顔の距離が離れる。優しげに細められた目は仄暗い熱を感じさせた。反応に困る様な嫌な視線だった。
「私あなたのことずっと考えてた。なんで逃げたんだろう、どうして私だけ」
首を挟む様に置かれた梨沙の腕が、重力に従って肩に食い込む。怒り、もしくは失望、感情のこもった声。表情を崩さない様にただ彼女の顔に目を向けて、言葉を待つ。
「なんで私だけ、こんなところに入れられてるんだろうって」
弦はその時気がついた。感じていた重力が消えた。元々動かない四肢の感覚どころか、感じていた鎖よ重みが無いことに。
弦は視線だけを動かす。顔の斜め下、自分の肩から先。急に消えた重み。そこにあったはずの左腕が無い。けれど痛みもない。ただ無いだけで。
驚くほど冷静に状態を把握できた。
「私、能力者になったよ。あの時みたいには逃げられないよ、弦……」
愛おしそうに外された左腕に梨沙が頬を寄せる。自分の腕であろうことはわかるのに、どこか他人事の様にそれを見るしかない。
しかし能力者になった、と言う言葉は割と危惧していた通りの展開であり弦は考えてしまう。あの頃みたいに簡単に逃げ出すことはできないだろう。あの時は彼女が一般人だったからどうにかなったのだ。
彼は怯えるように、どこか弱々しく体を震わせた。
「……でも、俺はずっとここに居たくなかった。梨沙、お姉さんの事は……嫌いじゃなかったのに……」
――これは本当。彼女のことは嫌いではなかった。恋愛的な気持ちではなく、どちらかと言えば姉弟の様な。親が死んだばかりのあの頃の寂しさを埋めてくれたのが彼女だったから、嫌いではなかった。
その言葉に梨沙は目を見開いて口元を笑わせた。
「そうだよね? 弦くん、私にだけはお話ししてくれたもんね。私が唯一の家族になってあげるよって、ずっと思ってたのに……なんで? なんで裏切ったの?」
息もつかないほどに捲し立てる彼女は弦の体を揺さぶる。そこには懐かしさなどと悠長な気持ちを壊すほどの剣幕だった。言葉を選ばなくては殺されてしまうのではと安易に思わせる。
不意にカコン、と音がした。足元の方だ。
「足、が」
ずるりと服の裾から引き抜かれた。足。無機質な。ゾッと、背筋が栗立つ。付け根には丸い、隙間の空いた球体が嵌っていた。
――確か、球体関節だっけ。これ。つまり、この能力は人形化……とかだろうか。厄介な能力を手に入れた物だなと悪態をつきたい気持ちを抑える。
痛みがないことが本当に救いだった。抜けた感覚すらない、ただ音だけがするだけ。
次いで梨沙は弦の指に自分の指を絡めた。熱を感じない指は勝手に開かれて、彼女の指を握るポーズを取らされる。何かを言う気にはならなかった。彼女はただ思うままになる手足を実感する様に、触れているだけだったからだ。
どうしようか、少しだけ考えていると何かが折れる音がした。今度はどこだ、と音の出所を見れば。
「や、やめ、て……」
真ん中から分かれた指が彼女の手にあった。ゴリ、パキ、どこか嫌な音を立てながら目の前でもがれて行く指を見ていると、流石に悪寒がする。治るのか、あれは。
「大丈夫だよ、ちゃんと後で戻してあげるから……でも私しか治せない、だから逃げたらなくなっちゃうよ。ね、弦くん……ずっとここにいてね」
見越した様な言葉は甘く、昏い熱を孕んでいる。頬を擦り寄せ外された腕を撫でる姿に弦は一つの選択をするしかなかった。
「……うん、分かりました……」
弦は微笑む。こう言う時は従順に振る舞うに越したことはない。出方を伺ってあの時の様に逃げることを考えればいい。
流石に四肢が落ちた時は震えたが、よく考えれば別に治るのだからどうでも良い気がしてきた。とりあえず今は従順なフリをしよう。怖がるフリをしながらも冷静に振る舞いを考える。
梨沙は弦の頭を撫でる。その手は懐かしい、いつかそうされた物と同じ。そして思い出したかの様に口を開いた。
「そうだ、私ね……あの黒肌の子にも能力かけてきたから。念の為に、ね。弦くんは優しいから、そうした方がもっと逃げられないかなって」
へら、と笑った顔はお世辞にも綺麗とは言えなかった。黒肌の子、つまり在琉。――在琉も、人形にされる?
「弦くんの声、聞きたいから頭はそのままにしておくけど……」
そうじゃなければ全部人形になる、そう言いたいのか。それだけはやめてほしい、自分のせいで彼らに危害が加わるのは嫌だ。頭まで人形にされたら、それは死ぬのだろうか。治るとはどこまでなら、首が外れたら? 関節以外のところで折れたら? 未知の能力に楽観視など出来ない。
弦はぐっ、と体に力を込める。何一つ動かないが、そうしないと不安に飲まれそうだった。
「……在琉のことは、治してほしい、です……」
「ダメだよ。人質だから。ね、そんな話はもう良いの、弦くんは私のお人形さん。いっぱいお洋服も用意してあるんだよ、だから、ここで二人で暮らそうね」
弦の懇願に気を良くしたのか彼女は微笑んだ。けれど別にそれは弦の言葉を聞き届けるわけではない。両手を叩き楽しそうに立ち上がった彼女は部屋の傍にある箱を開け始めた。
言葉など、ここではあまり意味がない。どこか気分が沈む様だった。
「……ふふ、はい……お姉さんと、暮らします。だから……いっぱい、可愛がってください……ね」
梨沙は一瞬目を見開いて、そして本当に嬉しそうに笑った。弦に駆け寄り、また抱擁し顔を胸に押し付ける。
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