優しい檻に囚われて ―俺のことを好きすぎる彼らから逃げられません―

無玄々

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第六章 これから

第17話 嫌なものは嫌

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 弦の部屋を出た織理が向かったのは在琉の部屋だった。ノックしたら返事があったので結果的にそうなった。

「在琉」
「なに、織さん……何か悩んでる?」

 在琉は普段通りに返したが、織理のどこか浮かばない顔を見て、ただ話に来たわけではなさそうだと悟った。
 織理は在琉に近づき、小声で彼に伝える。

「ちょっと外で話したいことある……一緒に外来て」

 疑問もなく在琉は頷く。織理の顔があまりにも真剣だったからだ。余計なことは言わずについて行った方が良いだろう。2人は静かに部屋を出て、階段を降りる。
 リビングにも人影はない、玄関の扉も静かに開きながら外は出た。

 朝の道は人も殆ど歩いていない、ただ歩きながら話す事はなかった。織理はこの間に相談事を言葉にまとめていく。この時間ならば近所の公園でも良いだろう、そこを目指しながら足を進めた。

 約10分、沈黙のままに公園に辿り着いた。迷う事なく自販機横のベンチへ向かう。織理が座り、在琉は自販機で温いミルクティーを2つ買った。そしてそれを片方手渡した。

「……で? 織さんのお悩みは?」

 開栓しながら、隣に座って在琉は話しかける。残念ながら悩みを見通すほどの観察眼はなく、織理の言葉を待つしかない。

「……弦さんが、足を直したがってる。俺に代償を払わせてでも、すぐに」

 在琉は顔を顰めた。別に弦のことをよく知らなくてもその違和感に気がつく。そんなことをあの、織理のためなら死ねるとでも良いそうな男が言うわけがない。血迷うにしても余りにもない。

 その反応に織理も頷きながら続ける。1番の決定打を。

「俺と体を入れ替えて、その上でやるんだって」

 ――あぁ、あの買ってきた薬のせいか。その案自体は納得行った。入れ替わりの事例を見ると能力は本人の精神に基づいている様だ、と言われている。父親が能力の研究をしていた手前、そう言った事はなんとなく聞き齧っている。

 本人を本人たらしめるものは何かという問いには答えが出なくとも、能力だけは盗まれない限り裏切らない。だからこそ喪失感が凄いのだが。

「まぁそれは確かに合理的かもね。代償は弦さんが払うわけだ」

 そもそも買った時も攪真にすり替えて似た様なことをしようと思ったわけだから、何も間違っていない。織理を傷つけず、手っ取り早く治すならばこの案は良いのでは? と彼は思った。
 だが織理の顔は晴れなかった。

「ただ……本当にそれでいいのかなって」
「良いんじゃないの、本人が望むなら」

 その言葉に織理は唇を噛む。在琉はそれを指で押して離した。――やっぱり在琉は弦さんや攪真のことは割とどうでも良いのかな。少し寂しく思いつつ、その指に視線を移す。

「あの人も人間なんだね。なんとなく考えは理解できそう」
「え?」

 在琉にとって弦は、言ってしまえば聖人ぶった狂人だ。滅多に怒らず、全てを許しますよ、とでも良いそうなほどに穏やかに一歩引いたところにいるだけの人。織理のことを大切にしていて、織理のためなら自分のことなど投げ打ってしまう狂信者。

「あの人は織さんのことを愛してる、だから織さんの為なら命を捨てれる」

 羨ましいほどに一心に織理を思う人。その癖、織理以外のことも面倒見ようとしてしまう人。
 案の定織理はショックを受けた様に悲しげな顔をする。

「俺のせい……?」
「違う。織さんのためならなんでもできるってだけ」

 つまり自分のせいってことじゃ無いの? いまいち在琉の言いたい事がわからない織理は眉間に皺を寄せる。

 在琉としては「何でもできる」の部分こそが入れ替わりを指していた。自身を治しつつ、織理に代償を負わせないために取る行動がそれであることに、相変わらずどこまで織理優位なのかと言いたくなる。

 織理のためなら何でもできる、責任も負える。ただ、問題は織理のこと以外はそうでも無いと言うこと。そして本人もそれをわかっているだろう。

「逆に言うと織さんの事以外を背負えないんだよ、だから……多分攪真だな」

 結局頭を悩ませるのは織理以外の人間のことだろう。そうなると自分か攪真しか、家から出ない弦に関わっている人はいない。そして自分は弦と2人きりにもならないし、日常会話以外殆どしていない。となれば残るは面倒臭い同居人だけになる。

 織理はその言葉に首を傾げた。
 ――なんで攪真? 最近は弦の介抱をしながら割と楽しそうにしてたのに。不思議も不思議、言葉をそのまま受け取り噛み砕くに至らない。強いて言えば攪真が弦の介抱をしているからそれの関係かな、と納得したふりをするくらいしかできなかった。

 そんな織理の間抜け面とも言える困惑顔を見て在琉は笑った。

「昨日アイツに、オレが言った事。多分それだな、引き金になったの」
「在琉……何言ったの?」

 ――在琉が何か余計なことを言ったんだ。織理は怪訝な目を向けた。元来この男は余計なことを言う人間だ、人の気持ちを察する気がないからか、一言余計で人を煽る所がある。

「『弦さんに鞍替えしたのかと思ってた』って言った。アイツ最近織さんに対して落ち着いてたから」

 またこの男は面倒ごとになりそうな言葉を……。鈍い織理でも言葉の意味はわかる。要は浮気した? と聞かれてるわけだ。それは心外となるのも頷ける。実際最近の攪真は落ち着いているし、結菜との事があった時の様な荒れ方をしていない。そこから何で弦が思い詰めるのかは分からないが。

「どーせ、アイツのことだから弦さんを責めたんじゃない? 文言は思いつかないけど。弦さんのせいで織さんに構う時間なくなってるんだから」
「え、そんな理由だったら本当に嫌なんだけど……」

 いや、でもそんな理由で弦があぁなるだろうか。やっぱり納得はいかない。攪真を拘束してしまうから、と言うのが段々重荷になってしまったのだろうか。それとも攪真が「弦のせいで時間ないねん!」みたいなことを言ったのだろうか。流石に攪真がそんな人だとは思わないが。

「……まぁ弦さんに代償払わせた方が早いと思うよ。痛い目を見て正気に戻す、どっちもね」
「……俺はやだ。もし俺が根底にあるなら尚更」

 話を聞いてくれたことに感謝はしつつも、その提案は頷けなかった。結局弦に代償を払わせて仕舞う事に納得がいかない。絶対自分が後悔し続ける事がわかる。

 何より、在琉の言葉が引き金だったとして、攪真が弦に浮気しようがそれでも良いのでは無いかとも織理は思ってしまう。結局同じ家に住む2人、ましてあの家は弦の持ち物だ。両想いで織理と在琉が邪魔になるならまだしも、攪真が勝手に弦を好きになったところで問題はあるのか? 浮気が良く無いことならば3人と付き合っている自分はどうなるんだろう。織理の中の育ち切らない情緒はその辺りの問題をうまく認識できなかった。

 もう一度弦に話を聞くべきか、それとも攪真に聞くべきか。どうに話題をふれば良いのかを考え始める。

「織さんが潰れない様にね。俺はなんもしないよ」
「そこはなんか手伝ってよ……もう」

 彼はいつも通りだ。この件で焦るわけでも、反省するわけでも無い。
 その変わらない様子に安心するような、なんとも言えない感覚が織理に走ったのだった。 



 ――――



「弦さん、俺はやっぱり嫌です」

 家に戻り織理は弦へ答えを告げた。どの様な理由があろうと弦に傷を残す選択は出来なかった。

「そう……だよね。織理はそう言う子だ」

 予想していた通りの答えに、弦は少しだけ残念に思う。弱々しく笑って、視線を落とした彼に織理は拳を握りしめる。このまま終わらせるわけにはいかない、ここからが大切だ。

 意を決して織理は踏み込むことに決めた。

「なんでそこまでしたいんですか……? もし俺たちに迷惑かけてるとか思うなら……」

 精一杯の思いついた理由を述べれば弦は首を振った。

「……ありがとう。でも、違うんだ」

 躊躇うように、考えるように弦は視線を泳がせる。言葉を待つしか無い、自分が述べた理由以外……恐らく在琉の言う通りに攪真が原因だとしたら織理に考察できる物など何もない。

「……せめてもの罪滅ぼし。もっと手前で断らなきゃいけなかったのに、無責任に彼の人生を縛ってしまったから」
「罪滅ぼし?」

 弦にしては回りくどい言い方。弦が攪真に謝る事象なんて起きていただろうか、と織理は首を傾げる。
 その無垢な反応に弦は少しだけ笑みを取り戻した。可愛い可愛い織理を傷つけないように、でもわかりやすく伝えなくては。そう思った。

「攪真は、俺に後遺症を負わせた事をずっと悔やんでる。そして、攪真に世話をしてもらってる俺の状態は攪真の中で依存心を育ててしまった。……要は自分の存在価値を俺に見出してしまったってこと」
「……それで何が弦さんのせいになるんですか?」
「俺が甘えすぎちゃったから、攪真はこの存在証明を恋心と勘違いし始めてるって感じ……かな多分」

 ――つまり攪真が勝手に勘違いしてるだけでは? 攪真の依存に関しては何となく理解できるものがある。織理も、もし弦が自分だけを頼り甘えてくれたなら全てを投げ打ってでも彼の隣に居ようとしただろう。人に頼られると言うことはあまりにも甘美であり、その相手が外界と隔てた所にいるのであれば尚更世界を見てしまう。

 とにかく織理としてはこの理由を聞いた時点で弦を操る選択肢は完全に消えた。直すべきは攪真の方だ。

「攪真は悩んでる。織理のこと飽きたのかも、って感じてるみたい。本当は違うのにね……」
「……飽きるとか飽きないとかある? そもそも別に攪真の依存を俺は喜んでないし……」

 あの男の依存癖は自分よりも酷い。ただ別に、その依存が弦に向かおうとも本人の勝手だと思ってしまうのは薄情なのだろうか。やっぱり在琉との会話の時にも思ったが、自分が3人を選ばない様に、攪真が自分と弦を好きになってしまっても別に良いのでは? と思ってしまう。弦の気持ちだけが問題だが織理には問題がない。むしろ織理を理由にしてギスギスされる方が嫌だ。

「俺はさ、全部背負う気が無いんだ。織理と一緒にいたい、その織理のそばに攪真がいて、在琉がいて、たまに匠くんも居たりして……そんな普通の日々でいいと思ってた」

 どこか夢物語を語るかのように穏やかに言い捨てる彼に織理は拳を握る。自分もそう思っていたから。

「それは俺も思います……。だって今の生活、すごく楽しいから……たまに苦しかったけど……もうみんなと離れるなんて」

 もうずっと、そのまま過ごせるのではないかとすら思っていた。自分の選択が伸ばされているからこその結末だが、弦も在琉もそれを受け入れていた様に見えていた。

 家族というものを知らないが、恐らくこうしていつでもそばにいられる関係はそれに近しいのではないかと思っていた。みんなで笑って、お出かけして、食卓を囲んで……たまに少しエッチなこともしてみたりして。

 怪我をしたなら治るまでそばにいれば良い、心変わりしたならば一度離れて過ごしてみれば良い。ここは鳥籠のようだけれど、その扉に鍵は掛かっていない。

 織理は弦の隣に座り、その肩をなんとなく自分に寄せた。されるままに彼は体を織理に預ける。

「みんなで過ごす、でもその中から攪真が降りようとしてる。俺のせいで、俺がアイツのせいで後遺症を残してるから」
「それは攪真のせいじゃん……」

 織理の言葉に弦は堪えきれず笑う。織理が全てを自責せずに、攪真に苦言を呈する様子がなんとも面白い。
 ――そう、攪真のせい。でも受け止めたのは自分だ。話を聞いて、頼ってみて、潰れそうだからと受け止めて。言葉ではもう是正する事ができない所まで悪化させてしまった。

「織理……元はと言えば俺のせいなんだよ。俺が勝手にアイツを煽ったんだから」
「それをしなきゃ俺が廃人にされてたかもしれないんでしょ? 舐めないでよ弦さん……俺と攪真がどれだけ強い能力を持ってるかなんて分かってるんだから」

 弦が受け止めたから攪真は能力の暴走を発散できた。そうでなければ自分は恐らく、物言わぬ肉塊に変わっていただろう。それだけ攪真の能力は強く、そして制御が悪い。

 自分が彼に嫉妬しなかったからこのような事になったのだと、後から匠に聞いた。その時は自分を責めたがよく考えたら攪真が大概悪い気がする。信頼していたから外で束縛もせず、いつも通りに過ごしていたわけであって、関心が無かった訳ではないのに。それだけ攪真には信頼されていなかったのだ、その事実に少し落ち込んだ。だが流石にもう吹っ切れている、というのに攪真だけはずっとあの時のままらしい。

 織理は、自分も大概だが、攪真の面倒臭さに顔を顰める。

「とにかく、弦さんはそのままで居て。俺が攪真と話しつける。俺にとって……弦さんは失いたくない人……だから」

 織理は弦の頬にキスを落とす。視線の交わる片目には困惑が浮かんでいる。

「待ってて、貴方の築いた織理はもう一人でも立てるから」
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