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14、イケメンはむせてもイケメンだった
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皆さま、衝撃の事実が発覚したよ。
このモコモコボディな僕、見た目トイプードルじゃなくてペキニーズでした。
前から鼻面がにいちゃんみたいにシュッとしてないなー顔面で空気抵抗を感じるなーとは思ってたけども。
毛がクリンクリンなモコモコではなかった時点で気づくべきだったのかもしれない。
『はにょ~・・・』
いや別にトイプードルが良かったワケではないけども。予想外だっただけ。
聖獣は成長が遅いみたいで生まれてから半年以上経った今でもサイズは変わらず。そこはいいんだけど見た目ペキニーズじゃパパンやママンみたいに大きくなる気がしないんだけど。
パパンとママンサイズのペキニーズ・・・・・・めっちゃオナモミとか付けて歩きそう。
「あら、元気がないわ。どうしたのかしら?」
「お腹が空いてるのではないでしょうか」
顔が斜め下を向いた僕を心配するアリアーナ。大丈夫、ちょっとヘコんだだけだから。
心配されながら用意してくれたぬるめのミルクをしゅんとしながらもピチャピチャと飲むと平べったい口周りがミルクだらけに。
『はにょ~』
「あらあらお口の周りがミルクだらけですわよ」
アリアーナがにこにこしながらタオルで拭いてくれる。うーんやっぱり優しい。
ここだけの話、前世人だった賜物なのかいつも飲み物はカップに入れてもらい、前足で押さえ人間のように飲む僕。家族は僕と同じように飲めないから特技扱いされているけど。でもここでカップ持って飲んだら大騒ぎになるだろうからやらないけどね。
しっかし皿から飲むのって結構大変なのね。
そういえば王太子妃ってば僕がカップで飲むの見て悶えてたよ。「はわわわわきゃわたん♡」ってあの人見た目と違ってギャルっぽいよね。
「アリアーナお嬢様お夕食のお時間です」
「もうそんな時間?」
ミルクを飲んでアリアーナにわしゃわしゃしてもらっていたら結構時間が経っていたみたい。推しとの時間はかくも早く流れるものなのか。
「お嬢様子犬も連れて行かれるのですか?」
「ええ、お父様にこの子の飼い主を探して欲しいと頼まないといけないし」
おや、何で抱っこされて移動するのかと思ってたらそういうことね。確かゲームではアリアーナの父親は宰相だった気がする。それ繋がりで王子の婚約者になっていたゲーム設定だったけど、聖獣ありきのこの世界の婚約はどうなることやら。
食堂へ行くとお腹がふっくらしている母親だけで父親の方はまだ来てはいなかった。そういえばアリアーナに弟がいたけど今はまだ産まれる前なのね。
セバスチャ・・・パスカルから報告が行ってたのかアリアーナが僕を抱いて食堂に現れても「まあ可愛らしい」とにこにこしていた。しかも僕専用になぜかテーブルの上にクッションと何かが乗ってるお皿が置いてあった。
これ知ってる!子犬の離乳食的なやつ!僕聖獣なので子犬と違って普通に食事できますけど?
さすがに離乳食はなぁ・・・・・・と離乳食とにらめっこ。
「すまない、遅くなった」
「旦那様が珍しく早く帰って来られたんですもの。待ちますわ」
早足で食堂に入って来たのは王宮で見た事があるグランデ侯爵、25前後のイケメンだ。奥さんも美女だし素晴らしき美形家族。眼福です。
「ああ、それなんだが王宮に勤めている当主全員王太子妃様命令で早く帰る事になってね」
「まあ」
「それというのもちょっとした問題がブーーーっ!!」
「旦那様!?」
引いてもらった椅子に座り話しながら流れるような動作で注がれたワインを口に含んだ瞬間、僕と目が合った侯爵は盛大に噴いた。それはもう盛大に。
「ななななな・・・・・・ア、アリアーナッ、そのゲホッ、それゴホッ、その黒い」
「ああ、この子犬ちゃんですか?今日買い物に行った時に保護しましたの。高そうな首輪をしているのでどこかの貴族に飼われいるのかも。お父様、飼い主を探して欲しいのです」
「ン゙ンッ、子犬違っ・・・・・・うちかぁ、うちだったかぁ・・・・・・」
飼い主を探して欲しいと懇願する娘に額に手を当て天を仰ぐ侯爵。お、もしかして捜索されてた?なりゆきだったけど馬車に飛び乗って正解だったみたいだ。これで明日帰れるかも。
このモコモコボディな僕、見た目トイプードルじゃなくてペキニーズでした。
前から鼻面がにいちゃんみたいにシュッとしてないなー顔面で空気抵抗を感じるなーとは思ってたけども。
毛がクリンクリンなモコモコではなかった時点で気づくべきだったのかもしれない。
『はにょ~・・・』
いや別にトイプードルが良かったワケではないけども。予想外だっただけ。
聖獣は成長が遅いみたいで生まれてから半年以上経った今でもサイズは変わらず。そこはいいんだけど見た目ペキニーズじゃパパンやママンみたいに大きくなる気がしないんだけど。
パパンとママンサイズのペキニーズ・・・・・・めっちゃオナモミとか付けて歩きそう。
「あら、元気がないわ。どうしたのかしら?」
「お腹が空いてるのではないでしょうか」
顔が斜め下を向いた僕を心配するアリアーナ。大丈夫、ちょっとヘコんだだけだから。
心配されながら用意してくれたぬるめのミルクをしゅんとしながらもピチャピチャと飲むと平べったい口周りがミルクだらけに。
『はにょ~』
「あらあらお口の周りがミルクだらけですわよ」
アリアーナがにこにこしながらタオルで拭いてくれる。うーんやっぱり優しい。
ここだけの話、前世人だった賜物なのかいつも飲み物はカップに入れてもらい、前足で押さえ人間のように飲む僕。家族は僕と同じように飲めないから特技扱いされているけど。でもここでカップ持って飲んだら大騒ぎになるだろうからやらないけどね。
しっかし皿から飲むのって結構大変なのね。
そういえば王太子妃ってば僕がカップで飲むの見て悶えてたよ。「はわわわわきゃわたん♡」ってあの人見た目と違ってギャルっぽいよね。
「アリアーナお嬢様お夕食のお時間です」
「もうそんな時間?」
ミルクを飲んでアリアーナにわしゃわしゃしてもらっていたら結構時間が経っていたみたい。推しとの時間はかくも早く流れるものなのか。
「お嬢様子犬も連れて行かれるのですか?」
「ええ、お父様にこの子の飼い主を探して欲しいと頼まないといけないし」
おや、何で抱っこされて移動するのかと思ってたらそういうことね。確かゲームではアリアーナの父親は宰相だった気がする。それ繋がりで王子の婚約者になっていたゲーム設定だったけど、聖獣ありきのこの世界の婚約はどうなることやら。
食堂へ行くとお腹がふっくらしている母親だけで父親の方はまだ来てはいなかった。そういえばアリアーナに弟がいたけど今はまだ産まれる前なのね。
セバスチャ・・・パスカルから報告が行ってたのかアリアーナが僕を抱いて食堂に現れても「まあ可愛らしい」とにこにこしていた。しかも僕専用になぜかテーブルの上にクッションと何かが乗ってるお皿が置いてあった。
これ知ってる!子犬の離乳食的なやつ!僕聖獣なので子犬と違って普通に食事できますけど?
さすがに離乳食はなぁ・・・・・・と離乳食とにらめっこ。
「すまない、遅くなった」
「旦那様が珍しく早く帰って来られたんですもの。待ちますわ」
早足で食堂に入って来たのは王宮で見た事があるグランデ侯爵、25前後のイケメンだ。奥さんも美女だし素晴らしき美形家族。眼福です。
「ああ、それなんだが王宮に勤めている当主全員王太子妃様命令で早く帰る事になってね」
「まあ」
「それというのもちょっとした問題がブーーーっ!!」
「旦那様!?」
引いてもらった椅子に座り話しながら流れるような動作で注がれたワインを口に含んだ瞬間、僕と目が合った侯爵は盛大に噴いた。それはもう盛大に。
「ななななな・・・・・・ア、アリアーナッ、そのゲホッ、それゴホッ、その黒い」
「ああ、この子犬ちゃんですか?今日買い物に行った時に保護しましたの。高そうな首輪をしているのでどこかの貴族に飼われいるのかも。お父様、飼い主を探して欲しいのです」
「ン゙ンッ、子犬違っ・・・・・・うちかぁ、うちだったかぁ・・・・・・」
飼い主を探して欲しいと懇願する娘に額に手を当て天を仰ぐ侯爵。お、もしかして捜索されてた?なりゆきだったけど馬車に飛び乗って正解だったみたいだ。これで明日帰れるかも。
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