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第530話 冥府の王(81)
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光の中にハンザキの影が消えると、昨夜の記憶が頭の中に突然フラッシュバックした。
怒張した自分自身が、肉の壁でできた洞窟を、どこまでも貫いていく。
強靭な筋肉に締めつけられ、過敏になった先端をぬめる肉襞にねぶられているうちに、それは極限まで膨張し、深い穴の底に白濁した大量の精液をぶちまける。
それと呼応するように皮膚が溶け出し、経血と入り混じってどろどろの流動物へと変化した。
皮膚の次に筋肉、脂肪が溶け、その下から現れた脊椎は、さながら骨でできた百足のようだ。
脊椎の中に守られた脊髄は、大木にとりつく寄生植物のように、鮮やかなオレンジ色に輝いている。
ふと我に返ると、ベッドの上は血の海だった。
シーツが血を吸って、ぐっしょりと濡れそぼっている。
部屋の中には、相変わらずすさまじい臭気が立ち込めていた。
汗と精液、淫汁の匂いに、濃厚な血の匂いが加わって、空気それ自体がスープ状に変化したかのようだった。
ベッドから足を下ろすと、初めて2本の足で立った幼児のようにふらついた。
全身血まみれだから、歩くたびにカーペットに赤い足跡がつく。
テーブルの上にスマートフォンを見つけ、目当ての番号を呼び出した。
「今からそっちに戻るけど…今夜、会えるかな」
怒張した自分自身が、肉の壁でできた洞窟を、どこまでも貫いていく。
強靭な筋肉に締めつけられ、過敏になった先端をぬめる肉襞にねぶられているうちに、それは極限まで膨張し、深い穴の底に白濁した大量の精液をぶちまける。
それと呼応するように皮膚が溶け出し、経血と入り混じってどろどろの流動物へと変化した。
皮膚の次に筋肉、脂肪が溶け、その下から現れた脊椎は、さながら骨でできた百足のようだ。
脊椎の中に守られた脊髄は、大木にとりつく寄生植物のように、鮮やかなオレンジ色に輝いている。
ふと我に返ると、ベッドの上は血の海だった。
シーツが血を吸って、ぐっしょりと濡れそぼっている。
部屋の中には、相変わらずすさまじい臭気が立ち込めていた。
汗と精液、淫汁の匂いに、濃厚な血の匂いが加わって、空気それ自体がスープ状に変化したかのようだった。
ベッドから足を下ろすと、初めて2本の足で立った幼児のようにふらついた。
全身血まみれだから、歩くたびにカーペットに赤い足跡がつく。
テーブルの上にスマートフォンを見つけ、目当ての番号を呼び出した。
「今からそっちに戻るけど…今夜、会えるかな」
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