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第60話 ダークメタモルフォーゼ
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「ちょっ、おま! それ、オレがずっと育ててたんだぞ!」
「ケチケチ言わないでよ。……さっき、ダンジョンの中でも食べてたじゃん」
「あれは実験なの! 未来の冒険者たちを救うためのな!」
「未来の冒険者は、魔物の生肉なんて食べないでしょ……」
異界薬理機構のクランハウス前では、ダンジョン牛を使った焼肉パーティが開かれていた。
この匂いや騒がしさは、通常であれば近所迷惑になる可能性もあったが、幸いなことに隣接するクランハウスはどこも未だに借り手がついておらず、今ならどれだけ騒いでも咎められる心配はない。
あの後、首のないダンジョン牛は600万円で買い取られることとなった。本来ならツノやタン、頬肉といった部位にも高値が付くのだが、今回は身体に一切の刺し傷がなかったことが高く評価され、頭部が無いにもかかわらず、ほぼ完品と同等の価格がつけられた。
その後、買い取り分のうち一部の肉を返却してもらい、当日の夜に焼肉パーティを開く予定だった──のだが、そこに待ったをかけたのが、菅井さんである。
彼曰く、ダンジョン牛は捌いてすぐではあまり美味しくないそうで、冷凍・熟成の工程を経てようやく旨味が引き立つとのこと。
そこで彼は、『買取金から相殺という形で、熟成済みの肉を買い直さないか』と提案してきた。
ただし、熟成済みの肉は再びダンジョン内に持ち込むことができないらしく、深部を目指す際の保存食には使えないという。
探索がてらビーフジャーキー食べ放題という夢を密かに描いていた自分としては少し残念ではあったが、今回の主目的は焼肉パーティである。ここは素直に、菅井さんの提案に従うことにした。
いつの間に連絡が回ったのか、昼にダンジョンへ来ていなかったクラスメイトたちもパーティに参加しており、『肉10:野菜1』という、非常に比率の偏った焼肉を楽しんでいた。
ただ──
「食べていますか?」
「あ、うん。このお肉美味しいね」
エプロン姿の長良さんが声をかけてきた。私服が汚れるのを嫌ってか、ダンジョン用の身なりのままだ。
「このお肉、確かに美味しいのですが、魔素は吸収できませんね」
「え、そうなんだ……」
「熟成の工程で、魔素が抜けてしまうのでしょうか?」
「……もしかして、魔素が抜けるとダンジョン内に持ち込めなくなるとか?」
「となると、地球産の物品に魔素を充填するようなことができれば、それらもダンジョン内へ持ち込めるようになるのでしょうか」
「まぁ、魔素を測定することも、可視化することも出来ないから、全部想像なんだけどね」
マジック銃火器を持ち込めるなら、それこそ『無双』できるのでなかろうか。
……いや、現代日本に於いて、イチ高校生が銃火器を手にすることの方がよっぽど難しいな。
「ところで先ほどから、伊吹君の表情が少し浮かないようですが、何かありましたか?」
「あー、いや、何かあったと言うか、逆になかったと言うか……」
今日の焼肉パーティには、いつの間にか多くのクラスメイトが飛び入り参加していた。
お肉は十分に用意してあったので、その点については問題ない。
ただ……本当に問題だったのは、その連絡を自分だけが知らなかったということだ。
つまりは、『自分が入っていないグループチャット』で、連絡がなされていた──そう考えるほかなかった。
すでに一学期も終わって夏休みだ。
確かに自分は、今までにクラスメイトたちと積極的なコミュニケーションは取ってこなかった。
しかし、全体連絡を行うようなグループから省くのはどうなのかと! 本人がそれを知ったら、自業自得とはいえ、寂しく思ってしまうだろう? ほら、実際に今、ほんのり悲しいし!
そんなような話を、惨めにならない程度に長良さんへ伝えると、彼女は付けていた仮面を外して、それをテーブルの上に置いた。
「皆さん、食べながらでいいので私の話を聞いてください!」
突然、長良さんが大きな声で話し始めた。
「本日の焼肉パーティについて、ダンジョンにいなかったメンバーも招集されていることから、伊吹君は『自分が入れられていないグループチャットが存在しているのではないか』と考え、悲しんでおります」
「ちょっ!!! 長良さん!?」
「もしもそのようなグループが形成されているのであれば、ぜひ伊吹君も参加させて頂けませんか? 彼は深い人付き合いを避ける傾向にありますが、その心根は優しく、私がダンジョン内で魔物に襲われ……」
「ちょいちょいちょいちょい! 待って待って! 長良さん、それ以上はやめて!」
「ですが伊吹くんは……」
話を聞いていた一同は、食べるのをやめてこちらのことを見つめている。
「え……嫁っていうか……母じゃん」
「うん、優しいお母さんだな」
「愛……」
未だかつてない居心地の悪さに、いっそ長良さんの付けていた仮面を被りたくなるような衝動に駆られた。
「あー、フレア……長良さん聞いて」
深谷さんが口を開く。
「今日のパーティについては、IDを知っている人同士で、リレーしあって連絡を取ったのよ。だから伊吹をハブってるグルチャなんて無いの」
あれ? もしかして自分の勝手な勘違いだったか?
「うちのクラスって、一学期の初めにグルチャを作ろうって話があったんだけど、その発起人が浅井だったから、みんな怪しんでIDを教えようとしなかったのね。だからそのまま立ち消えになって、いまもクラス用のチャットって無いの」
「えっ……。あんとき『カバンに入ってるから後で』とか『今日スマホ持ってくるの忘れた』とか言われたけど、全部ウソだったの……?」
浅井が持っていた割り箸を取り落とした。
「もし、イカヤキ用のグルチャがあるなら、逆に私たちを入れてくれない? さっきの連絡も結構面倒だったんだよね」
「あっ、はい。ありますよ。……伊吹君? 皆さんを誘っても問題ありませんね?」
「う、うん……」
そして皆は徐にスマホを取り出し、グループチャットへの参加や、IDの登録を行った。
つい先ほど、衝撃の事実を告げられ、真っ白な姿となっていた浅井に色彩が戻り、スマホを弄りながらこちらに話しかけてきた。
「今みんなのIDを登録してんだけどさ……」
「うん」
「…………伊吹の苗字って何?」
こ、こいつはマジで……。
◻︎◻︎◻︎
「それで、ずっと後を尾けてたんですが、これといって悪いことはしてませんでしたよ」
「……ほむほむ」
口の中のホルモンを、どのタイミングで飲み込もうか悩んでいると、シマシマさんが尾行の結果を報告しに現れた。
「ただ、他の人に比べて、採取場所へ向かう足取りに、一切の迷いがなかったんです。スススーって歩いて行くと、すぐに亜麻やらベリーの密集地に到着するから、それをササっと集めて戻る。みたいな?」
「……ほむほむ」
もうこれ、飲み込んじゃっていいよな?
「ちゃんと聞いてます?」
「……んっく。……うん、聞いてたよ。ならその人は、植物の位置を探査できるようなスキルを持ってるのかな?」
「あー、そんな感じでしたね。初めからどこに何があるか分かっているような足取りでした」
悪どいことをしていないのであれば安心だ。植物探査スキル、そのようなスキルを得た人こそが、今まで不遇とされてきた人達だろう。
「それで、その柏原さんなんですが、あと少しでオーチンの交換ポイントを達成しそうなんですよ……」
「……めちゃくちゃ早いな。採取の達人じゃん」
そこまで効率よく採取ができるなら、今度は食べられる果物を集めてもらうのも良いな。ダンジョン内でもドライフルーツなら作れるし。
そして、それから数日のこと。
「うわああああああああああああああああああああッ!!!」
突如として、絹を裂くような断末魔の叫びが響き渡った。
辺りにいた冒険者達がビクりと震え、誰もが一瞬、動きを止める。
視線が一斉に、叫びの主へと向かう。
「なんだよコレえええええええッ……!」
一人の冒険者が銅鏡の前で膝をつき、シャツの襟元を掴んで思い切り引き裂いている。
鏡に映る自分を見ては目を逸らし、それでも目を離せず、苦しむように喉を震わせて──
「オレ…………ブス過ぎるだろおおおおおおおおお!!!」
あまりに悲しい叫びがこだました。
◻︎◻︎◻︎◻︎◻︎
「ケチケチ言わないでよ。……さっき、ダンジョンの中でも食べてたじゃん」
「あれは実験なの! 未来の冒険者たちを救うためのな!」
「未来の冒険者は、魔物の生肉なんて食べないでしょ……」
異界薬理機構のクランハウス前では、ダンジョン牛を使った焼肉パーティが開かれていた。
この匂いや騒がしさは、通常であれば近所迷惑になる可能性もあったが、幸いなことに隣接するクランハウスはどこも未だに借り手がついておらず、今ならどれだけ騒いでも咎められる心配はない。
あの後、首のないダンジョン牛は600万円で買い取られることとなった。本来ならツノやタン、頬肉といった部位にも高値が付くのだが、今回は身体に一切の刺し傷がなかったことが高く評価され、頭部が無いにもかかわらず、ほぼ完品と同等の価格がつけられた。
その後、買い取り分のうち一部の肉を返却してもらい、当日の夜に焼肉パーティを開く予定だった──のだが、そこに待ったをかけたのが、菅井さんである。
彼曰く、ダンジョン牛は捌いてすぐではあまり美味しくないそうで、冷凍・熟成の工程を経てようやく旨味が引き立つとのこと。
そこで彼は、『買取金から相殺という形で、熟成済みの肉を買い直さないか』と提案してきた。
ただし、熟成済みの肉は再びダンジョン内に持ち込むことができないらしく、深部を目指す際の保存食には使えないという。
探索がてらビーフジャーキー食べ放題という夢を密かに描いていた自分としては少し残念ではあったが、今回の主目的は焼肉パーティである。ここは素直に、菅井さんの提案に従うことにした。
いつの間に連絡が回ったのか、昼にダンジョンへ来ていなかったクラスメイトたちもパーティに参加しており、『肉10:野菜1』という、非常に比率の偏った焼肉を楽しんでいた。
ただ──
「食べていますか?」
「あ、うん。このお肉美味しいね」
エプロン姿の長良さんが声をかけてきた。私服が汚れるのを嫌ってか、ダンジョン用の身なりのままだ。
「このお肉、確かに美味しいのですが、魔素は吸収できませんね」
「え、そうなんだ……」
「熟成の工程で、魔素が抜けてしまうのでしょうか?」
「……もしかして、魔素が抜けるとダンジョン内に持ち込めなくなるとか?」
「となると、地球産の物品に魔素を充填するようなことができれば、それらもダンジョン内へ持ち込めるようになるのでしょうか」
「まぁ、魔素を測定することも、可視化することも出来ないから、全部想像なんだけどね」
マジック銃火器を持ち込めるなら、それこそ『無双』できるのでなかろうか。
……いや、現代日本に於いて、イチ高校生が銃火器を手にすることの方がよっぽど難しいな。
「ところで先ほどから、伊吹君の表情が少し浮かないようですが、何かありましたか?」
「あー、いや、何かあったと言うか、逆になかったと言うか……」
今日の焼肉パーティには、いつの間にか多くのクラスメイトが飛び入り参加していた。
お肉は十分に用意してあったので、その点については問題ない。
ただ……本当に問題だったのは、その連絡を自分だけが知らなかったということだ。
つまりは、『自分が入っていないグループチャット』で、連絡がなされていた──そう考えるほかなかった。
すでに一学期も終わって夏休みだ。
確かに自分は、今までにクラスメイトたちと積極的なコミュニケーションは取ってこなかった。
しかし、全体連絡を行うようなグループから省くのはどうなのかと! 本人がそれを知ったら、自業自得とはいえ、寂しく思ってしまうだろう? ほら、実際に今、ほんのり悲しいし!
そんなような話を、惨めにならない程度に長良さんへ伝えると、彼女は付けていた仮面を外して、それをテーブルの上に置いた。
「皆さん、食べながらでいいので私の話を聞いてください!」
突然、長良さんが大きな声で話し始めた。
「本日の焼肉パーティについて、ダンジョンにいなかったメンバーも招集されていることから、伊吹君は『自分が入れられていないグループチャットが存在しているのではないか』と考え、悲しんでおります」
「ちょっ!!! 長良さん!?」
「もしもそのようなグループが形成されているのであれば、ぜひ伊吹君も参加させて頂けませんか? 彼は深い人付き合いを避ける傾向にありますが、その心根は優しく、私がダンジョン内で魔物に襲われ……」
「ちょいちょいちょいちょい! 待って待って! 長良さん、それ以上はやめて!」
「ですが伊吹くんは……」
話を聞いていた一同は、食べるのをやめてこちらのことを見つめている。
「え……嫁っていうか……母じゃん」
「うん、優しいお母さんだな」
「愛……」
未だかつてない居心地の悪さに、いっそ長良さんの付けていた仮面を被りたくなるような衝動に駆られた。
「あー、フレア……長良さん聞いて」
深谷さんが口を開く。
「今日のパーティについては、IDを知っている人同士で、リレーしあって連絡を取ったのよ。だから伊吹をハブってるグルチャなんて無いの」
あれ? もしかして自分の勝手な勘違いだったか?
「うちのクラスって、一学期の初めにグルチャを作ろうって話があったんだけど、その発起人が浅井だったから、みんな怪しんでIDを教えようとしなかったのね。だからそのまま立ち消えになって、いまもクラス用のチャットって無いの」
「えっ……。あんとき『カバンに入ってるから後で』とか『今日スマホ持ってくるの忘れた』とか言われたけど、全部ウソだったの……?」
浅井が持っていた割り箸を取り落とした。
「もし、イカヤキ用のグルチャがあるなら、逆に私たちを入れてくれない? さっきの連絡も結構面倒だったんだよね」
「あっ、はい。ありますよ。……伊吹君? 皆さんを誘っても問題ありませんね?」
「う、うん……」
そして皆は徐にスマホを取り出し、グループチャットへの参加や、IDの登録を行った。
つい先ほど、衝撃の事実を告げられ、真っ白な姿となっていた浅井に色彩が戻り、スマホを弄りながらこちらに話しかけてきた。
「今みんなのIDを登録してんだけどさ……」
「うん」
「…………伊吹の苗字って何?」
こ、こいつはマジで……。
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「それで、ずっと後を尾けてたんですが、これといって悪いことはしてませんでしたよ」
「……ほむほむ」
口の中のホルモンを、どのタイミングで飲み込もうか悩んでいると、シマシマさんが尾行の結果を報告しに現れた。
「ただ、他の人に比べて、採取場所へ向かう足取りに、一切の迷いがなかったんです。スススーって歩いて行くと、すぐに亜麻やらベリーの密集地に到着するから、それをササっと集めて戻る。みたいな?」
「……ほむほむ」
もうこれ、飲み込んじゃっていいよな?
「ちゃんと聞いてます?」
「……んっく。……うん、聞いてたよ。ならその人は、植物の位置を探査できるようなスキルを持ってるのかな?」
「あー、そんな感じでしたね。初めからどこに何があるか分かっているような足取りでした」
悪どいことをしていないのであれば安心だ。植物探査スキル、そのようなスキルを得た人こそが、今まで不遇とされてきた人達だろう。
「それで、その柏原さんなんですが、あと少しでオーチンの交換ポイントを達成しそうなんですよ……」
「……めちゃくちゃ早いな。採取の達人じゃん」
そこまで効率よく採取ができるなら、今度は食べられる果物を集めてもらうのも良いな。ダンジョン内でもドライフルーツなら作れるし。
そして、それから数日のこと。
「うわああああああああああああああああああああッ!!!」
突如として、絹を裂くような断末魔の叫びが響き渡った。
辺りにいた冒険者達がビクりと震え、誰もが一瞬、動きを止める。
視線が一斉に、叫びの主へと向かう。
「なんだよコレえええええええッ……!」
一人の冒険者が銅鏡の前で膝をつき、シャツの襟元を掴んで思い切り引き裂いている。
鏡に映る自分を見ては目を逸らし、それでも目を離せず、苦しむように喉を震わせて──
「オレ…………ブス過ぎるだろおおおおおおおおお!!!」
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