61 / 70
第61話 駆り立てるのは野心と欲望、横たわるのは鰐と豚
しおりを挟む
「うわあああああああああああ!!! なんでこんなにブスなんだよおおおおおおお!!!」
異界薬理機構が建てた試着ブースの前で、大人の女性が人目も憚らず号泣していた。
その中身は四十を過ぎた男性。だが今は二十代後半から三十代くらいの女性に見える。
尤も、その変化した容貌は、世間一般で美しいとされる姿からは程遠く──どうやら、それがショックだったらしい。
彼は先ほどから、鏡に映る己の顔を見て、ずっと泣き叫び続けていた。
「伊吹先輩……あれって……」
シマシマさんが小声で話しかけてきた。
「うん……。女体化した柏原さんだね……」
「何であんなに泣いてるの?」
「んー、まぁ、そうだなぁ……。自分が思い描いていた姿になれなかった……多分そんな感じだと思う……」
おそらくは例の切り抜き動画を見て、『オークの珍味を口にすれば、誰でも爆乳美少女になれる』と勘違いしたのだろう。しかしあれは、素体であるライ様が、元より美しいからの結果だ。
浅井が女体化した時には、『思想が強そうな女性』の顔になっていたし……。
「それで、これからどうします? 他の冒険者が怖がってますよ」
「このまま放っておくと、自ら命を断ちそうな雰囲気だし、マキマキさんにお願いしようか……」
昼食から戻ってきたマキマキさんに事情を説明すると、彼女は柏原さんをロープで拘束し、そのまま離れた場所へと連れて行ってくれた。
◻︎◻︎◻︎
「うぅ……えっああ……えっああおっお……」
今日の業務を終え、柏原さんが縛り付けられている場所までやってきた。
今の彼は、うっかり自害しそうなので、口には棒状の拘束具が噛まされており、身体はロープで雁字搦めにされている。
「……まだメソメソしていますね。喝でも入れますか?」
マキマキさんはそう言って、腰から鞭を取り出した。
「いや、入れなくていいよ……」
つい先ほどまでは、30分ごとに叫び声を上げていたが、それもどうにか落ち着いたようだ。
マキマキさんにお願いして、口の拘束具を外してもらったが、すぐに叫び出すようなことはない。
「あの、柏原さん……で、良いんですよね?」
「う、うううう……拙者はもう……」
一人称が『拙者』に戻っている辺り、多少は冷静さを取り戻したのだろう。
と、その時
──パァン!
「おい! 先輩の質問に答えろ。その弛んだ皮膚から真っ赤な──」「ちょいちょいちょい! いいから、そう強引に言葉を引き出さなくていいからね」
マキマキさんが、鞭をしならせて恐ろしげな音を鳴らしたが、それは却って逆効果だろう。
「……了解です」
スっと身を引くマキマキさんの表情は、なぜだか誇らしげだった。
「ええっと……ごめんなさい。柏原さんですよね? もう少しすると、この辺りも暗くなって危ないので、一緒に帰りましょう? 家まで送りますよ」
「…………ぃす」
「え?」
柏原さんは何かをボソリと呟いたが、何を言ったのかは聞き取れなかった。
するとマキマキさんが、再び一歩前へと進み出たので、それを後ろ手で制す。
「もう…………家が無いんです…………」
「えっと、それはどういうことで?」
そう質問をすると、柏原さんはこれまでの事をポツリポツリと語り始めた。
柏原隆46歳。
新潟生まれで新潟育ちの彼は、普通に学校を出て、普通に派遣社員となった普通の男性だった。
趣味は漫画とアニメ。毎年地元で行われる同人誌即売会『ガタレット』に足を運ぶことを楽しみにこれまで生きてきて、ふと自分の軌跡を振り返って時に愕然としたらしい。
自分には『何もない』と。
ある日彼は、SNSアプリを立ち上げ、日課のレスバを楽しむため、不届者による投稿を探していると、たまたま流れてきた動画に目を奪われた。
なんと上着を脱いだ男性が、みるみるうちに美少女へと変化していくではないか!
インターネットの先生である彼は、真っ先にAI生成を疑った。だが調べを進めるうちに、驚くべき事実に辿り着く。
『この動画はライブ配信の切り抜きであり、実際に何万人もの視聴者の前で行われた真実の映像である』と──。
まさに天啓だった。
何も持たない自分が、世界を変えるにはどうすればいいのか。その問いの答えが、目の前にあった。
変化すること。いや、美少女になることだ。
単なる中年男がどれだけ正論を叫んでも、誰も耳を傾けてはくれない。しかしそれが、目を引く美少女の姿であれば──。
その言葉は拡散され、注目され、そして届く。
この腐った世の中で、真の正義を語れるのは、もはや自分しかいない。
ならばその言葉が、誰の目にも映る形で発せられねば意味がないのだ。
彼は即座に行動を起こした。
勤めていた会社に連絡を入れ、残っていた有給を使い切って退職。住んでいたアパートを引き払い、夜行バスで八宮市へ向かうと、ウィークリーマンションを借りる。そして、すぐさまその足でダンジョンへ……。
「伊吹先輩、『インターネットの先生』って悪口じゃないんですか?」
「後で説明するから、いまはスルーして」
八宮ダンジョンに着いた彼は、自虐的に笑った。
まさか自分が、ダンジョンへ来ることになろうとは……。
確かに、ファンタジーな世界が広がるダンジョンには、昔から並々ならぬ関心があった。
しかし、実際にダンジョンへ行くとなれば話は違う。
襲ってくる魔物を武器で攻撃するなんて無理だし、ましてや命を奪うことなど到底できそうもない。
そんな臆病な自分がこうしてダンジョンに来た。
……自らを変えるために!
彼が得たスキルは『地図作成』だった。
自分の周り数キロにある地形が頭の中に描かれる能力であり、採集クエストで求められている植物の群生地まで、しっかりと映し出された。
やはり天啓。
天は己の行く道を、補助輪付きで導いてくれているではないか。
彼は誰よりも早く採取し、誰よりも早く装備を揃え、そして誰よりも早く……。
「国語教師みたいな顔に変身したんですね?」
「ちょっ、マキマキさん! 言葉を選んで!」
言わんとすることは、何となくわかるけど……。
「……それで今日のところは、そのウィークリーマンションまで送りますよ」
「……今朝の時点で引き払ってます」
「な、なら別のホテルを……」
「もう手持ちが残っていないんです! だから! いっそ! 一息に殺してくれる魔物を紹介してください!」
「ワニか、オークですかね? あっ、私のお勧めはオークですね。何せあの珍味を使って……」
「ちょーーーっとマキマキさんは、後ろに行っておいてもらえるかな? ほら、長良さんが果物を持ってるよ?」
彼女の『拷問』スキルがそうさせているのか、拘束した相手に対し、言葉でも苦痛を与えようとしている。
「じゃあ、今夜の宿泊費は僕が立て替えておくんで、駅前にあるホテルへ泊まってもらえますか?」
「あっ、伊吹先輩。その人を一人にすると精神汚染が進んで、首を吊るかもしれません」
「そんなのが分かってるなら、オークとか紹介しないでよ……」
「このまま、マキマキ巻きにしておくと思ってたんでつい……」
つい、で人を追い込まないでほしい。
「なら、今夜はうちのクランハウスに泊まってもらえますか?」
クランハウスの二階には、一通りの宿泊施設が整っている。
各部屋には、トイレとシャワーも完備されているし、寝具も問題なく使える状態だ。
そして、個室と共に二人用の部屋もあるので……。
「中村さん急で悪いんだけど、今夜は彼と一緒の部屋に泊まって、首を括らないよう見張っててくれないかな?」
「それって、一晩中、業務時間としてカウントしてくれるんすよね? 交代要員として大島と小野も付けてくれるなら大丈夫っす」
彼も随分としっかりとした考えをするようになったものだ。とんでもない利息で武器代を借りていた人物とは思えない。
「うん。カウントもするし、手当ても付けるよ」
「っしゃー! これで来月、アルフォートが買えるぜ!」
……アルフォート。
一先ずの方針が決まったところで、クランハウスへ戻ることにした。
さて、自分たちの蒔いた種が、このような人を生み出してしまうとは思ってもみなかった。
これからも、柏原さんのような人が現れてしまうのだろうか……。
◻︎◻︎◻︎◻︎◻︎
異界薬理機構が建てた試着ブースの前で、大人の女性が人目も憚らず号泣していた。
その中身は四十を過ぎた男性。だが今は二十代後半から三十代くらいの女性に見える。
尤も、その変化した容貌は、世間一般で美しいとされる姿からは程遠く──どうやら、それがショックだったらしい。
彼は先ほどから、鏡に映る己の顔を見て、ずっと泣き叫び続けていた。
「伊吹先輩……あれって……」
シマシマさんが小声で話しかけてきた。
「うん……。女体化した柏原さんだね……」
「何であんなに泣いてるの?」
「んー、まぁ、そうだなぁ……。自分が思い描いていた姿になれなかった……多分そんな感じだと思う……」
おそらくは例の切り抜き動画を見て、『オークの珍味を口にすれば、誰でも爆乳美少女になれる』と勘違いしたのだろう。しかしあれは、素体であるライ様が、元より美しいからの結果だ。
浅井が女体化した時には、『思想が強そうな女性』の顔になっていたし……。
「それで、これからどうします? 他の冒険者が怖がってますよ」
「このまま放っておくと、自ら命を断ちそうな雰囲気だし、マキマキさんにお願いしようか……」
昼食から戻ってきたマキマキさんに事情を説明すると、彼女は柏原さんをロープで拘束し、そのまま離れた場所へと連れて行ってくれた。
◻︎◻︎◻︎
「うぅ……えっああ……えっああおっお……」
今日の業務を終え、柏原さんが縛り付けられている場所までやってきた。
今の彼は、うっかり自害しそうなので、口には棒状の拘束具が噛まされており、身体はロープで雁字搦めにされている。
「……まだメソメソしていますね。喝でも入れますか?」
マキマキさんはそう言って、腰から鞭を取り出した。
「いや、入れなくていいよ……」
つい先ほどまでは、30分ごとに叫び声を上げていたが、それもどうにか落ち着いたようだ。
マキマキさんにお願いして、口の拘束具を外してもらったが、すぐに叫び出すようなことはない。
「あの、柏原さん……で、良いんですよね?」
「う、うううう……拙者はもう……」
一人称が『拙者』に戻っている辺り、多少は冷静さを取り戻したのだろう。
と、その時
──パァン!
「おい! 先輩の質問に答えろ。その弛んだ皮膚から真っ赤な──」「ちょいちょいちょい! いいから、そう強引に言葉を引き出さなくていいからね」
マキマキさんが、鞭をしならせて恐ろしげな音を鳴らしたが、それは却って逆効果だろう。
「……了解です」
スっと身を引くマキマキさんの表情は、なぜだか誇らしげだった。
「ええっと……ごめんなさい。柏原さんですよね? もう少しすると、この辺りも暗くなって危ないので、一緒に帰りましょう? 家まで送りますよ」
「…………ぃす」
「え?」
柏原さんは何かをボソリと呟いたが、何を言ったのかは聞き取れなかった。
するとマキマキさんが、再び一歩前へと進み出たので、それを後ろ手で制す。
「もう…………家が無いんです…………」
「えっと、それはどういうことで?」
そう質問をすると、柏原さんはこれまでの事をポツリポツリと語り始めた。
柏原隆46歳。
新潟生まれで新潟育ちの彼は、普通に学校を出て、普通に派遣社員となった普通の男性だった。
趣味は漫画とアニメ。毎年地元で行われる同人誌即売会『ガタレット』に足を運ぶことを楽しみにこれまで生きてきて、ふと自分の軌跡を振り返って時に愕然としたらしい。
自分には『何もない』と。
ある日彼は、SNSアプリを立ち上げ、日課のレスバを楽しむため、不届者による投稿を探していると、たまたま流れてきた動画に目を奪われた。
なんと上着を脱いだ男性が、みるみるうちに美少女へと変化していくではないか!
インターネットの先生である彼は、真っ先にAI生成を疑った。だが調べを進めるうちに、驚くべき事実に辿り着く。
『この動画はライブ配信の切り抜きであり、実際に何万人もの視聴者の前で行われた真実の映像である』と──。
まさに天啓だった。
何も持たない自分が、世界を変えるにはどうすればいいのか。その問いの答えが、目の前にあった。
変化すること。いや、美少女になることだ。
単なる中年男がどれだけ正論を叫んでも、誰も耳を傾けてはくれない。しかしそれが、目を引く美少女の姿であれば──。
その言葉は拡散され、注目され、そして届く。
この腐った世の中で、真の正義を語れるのは、もはや自分しかいない。
ならばその言葉が、誰の目にも映る形で発せられねば意味がないのだ。
彼は即座に行動を起こした。
勤めていた会社に連絡を入れ、残っていた有給を使い切って退職。住んでいたアパートを引き払い、夜行バスで八宮市へ向かうと、ウィークリーマンションを借りる。そして、すぐさまその足でダンジョンへ……。
「伊吹先輩、『インターネットの先生』って悪口じゃないんですか?」
「後で説明するから、いまはスルーして」
八宮ダンジョンに着いた彼は、自虐的に笑った。
まさか自分が、ダンジョンへ来ることになろうとは……。
確かに、ファンタジーな世界が広がるダンジョンには、昔から並々ならぬ関心があった。
しかし、実際にダンジョンへ行くとなれば話は違う。
襲ってくる魔物を武器で攻撃するなんて無理だし、ましてや命を奪うことなど到底できそうもない。
そんな臆病な自分がこうしてダンジョンに来た。
……自らを変えるために!
彼が得たスキルは『地図作成』だった。
自分の周り数キロにある地形が頭の中に描かれる能力であり、採集クエストで求められている植物の群生地まで、しっかりと映し出された。
やはり天啓。
天は己の行く道を、補助輪付きで導いてくれているではないか。
彼は誰よりも早く採取し、誰よりも早く装備を揃え、そして誰よりも早く……。
「国語教師みたいな顔に変身したんですね?」
「ちょっ、マキマキさん! 言葉を選んで!」
言わんとすることは、何となくわかるけど……。
「……それで今日のところは、そのウィークリーマンションまで送りますよ」
「……今朝の時点で引き払ってます」
「な、なら別のホテルを……」
「もう手持ちが残っていないんです! だから! いっそ! 一息に殺してくれる魔物を紹介してください!」
「ワニか、オークですかね? あっ、私のお勧めはオークですね。何せあの珍味を使って……」
「ちょーーーっとマキマキさんは、後ろに行っておいてもらえるかな? ほら、長良さんが果物を持ってるよ?」
彼女の『拷問』スキルがそうさせているのか、拘束した相手に対し、言葉でも苦痛を与えようとしている。
「じゃあ、今夜の宿泊費は僕が立て替えておくんで、駅前にあるホテルへ泊まってもらえますか?」
「あっ、伊吹先輩。その人を一人にすると精神汚染が進んで、首を吊るかもしれません」
「そんなのが分かってるなら、オークとか紹介しないでよ……」
「このまま、マキマキ巻きにしておくと思ってたんでつい……」
つい、で人を追い込まないでほしい。
「なら、今夜はうちのクランハウスに泊まってもらえますか?」
クランハウスの二階には、一通りの宿泊施設が整っている。
各部屋には、トイレとシャワーも完備されているし、寝具も問題なく使える状態だ。
そして、個室と共に二人用の部屋もあるので……。
「中村さん急で悪いんだけど、今夜は彼と一緒の部屋に泊まって、首を括らないよう見張っててくれないかな?」
「それって、一晩中、業務時間としてカウントしてくれるんすよね? 交代要員として大島と小野も付けてくれるなら大丈夫っす」
彼も随分としっかりとした考えをするようになったものだ。とんでもない利息で武器代を借りていた人物とは思えない。
「うん。カウントもするし、手当ても付けるよ」
「っしゃー! これで来月、アルフォートが買えるぜ!」
……アルフォート。
一先ずの方針が決まったところで、クランハウスへ戻ることにした。
さて、自分たちの蒔いた種が、このような人を生み出してしまうとは思ってもみなかった。
これからも、柏原さんのような人が現れてしまうのだろうか……。
◻︎◻︎◻︎◻︎◻︎
10
あなたにおすすめの小説
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
天城の夢幻ダンジョン攻略と無限の神空間で超絶レベリング ~ガチャスキルに目覚めた俺は無職だけどダンジョンを攻略してトップの探索士を目指す~
仮実谷 望
ファンタジー
無職になってしまった摩廻天重郎はある日ガチャを引くスキルを得る。ガチャで得た鍛錬の神鍵で無限の神空間にたどり着く。そこで色々な異世界の住人との出会いもある。神空間で色んなユニットを配置できるようになり自分自身だけレベリングが可能になりどんどんレベルが上がっていく。可愛いヒロイン多数登場予定です。ガチャから出てくるユニットも可愛くて強いキャラが出てくる中、300年の時を生きる謎の少女が暗躍していた。ダンジョンが一般に知られるようになり動き出す政府の動向を観察しつつ我先へとダンジョンに入りたいと願う一般人たちを跳ね除けて天重郎はトップの探索士を目指して生きていく。次々と美少女の探索士が天重郎のところに集まってくる。天重郎は最強の探索士を目指していく。他の雑草のような奴らを跳ね除けて天重郎は最強への道を歩み続ける。
ダンジョン冒険者にラブコメはいらない(多分)~正体を隠して普通の生活を送る男子高生、実は最近注目の高ランク冒険者だった~
エース皇命
ファンタジー
学校では正体を隠し、普通の男子高校生を演じている黒瀬才斗。実は仕事でダンジョンに潜っている、最近話題のAランク冒険者だった。
そんな黒瀬の通う高校に突如転校してきた白桃楓香。初対面なのにも関わらず、なぜかいきなり黒瀬に抱きつくという奇行に出る。
「才斗くん、これからよろしくお願いしますねっ」
なんと白桃は黒瀬の直属の部下として派遣された冒険者であり、以後、同じ家で生活を共にし、ダンジョンでの仕事も一緒にすることになるという。
これは、上級冒険者の黒瀬と、美少女転校生の純愛ラブコメディ――ではなく、ちゃんとしたダンジョン・ファンタジー(多分)。
※小説家になろう、カクヨムでも連載しています。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
異世界から日本に帰ってきたら魔法学院に入学 パーティーメンバーが順調に強くなっていくのは嬉しいんだが、妹の暴走だけがどうにも止まらない!
枕崎 削節
ファンタジー
〔小説家になろうローファンタジーランキング日間ベストテン入り作品〕
タイトルを変更しました。旧タイトル【異世界から帰ったらなぜか魔法学院に入学。この際遠慮なく能力を発揮したろ】
3年間の異世界生活を経て日本に戻ってきた楢崎聡史と桜の兄妹。二人は生活の一部分に組み込まれてしまった冒険が忘れられなくてここ数年日本にも発生したダンジョンアタックを目論むが、年齢制限に壁に撥ね返されて入場を断られてしまう。ガックリと項垂れる二人に救いの手を差し伸べたのは魔法学院の学院長と名乗る人物。喜び勇んで入学したはいいものの、この学院長はとにかく無茶振りが過ぎる。異世界でも経験したことがないとんでもないミッションに次々と駆り出される兄妹。さらに二人を取り巻く周囲にも奇妙な縁で繋がった生徒がどんどん現れては学院での日常と冒険という非日常が繰り返されていく。大勢の学院生との交流の中ではぐくまれていく人間模様とバトルアクションをどうぞお楽しみください!
田舎おじさんのダンジョン民宿へようこそ!〜元社畜の俺は、民宿と配信で全国初のダンジョン観光地化を目指します!〜
咲月ねむと
ファンタジー
東京での社畜生活に心身ともに疲れ果てた主人公・田中雄介(38歳)が、故郷の北海道、留咲萌町に帰郷。両親が遺したダンジョン付きの古民家を改装し、「ダンジョン民宿」として開業。偶然訪れた人気配信者との出会いをきっかけに、最初の客を迎え、民宿経営の第一歩を踏み出す。
笑えて、心温かくなるダンジョン物語。
※この小説はフィクションです。
実在の人物、団体などとは関係ありません。
日本を舞台に繰り広げますが、架空の地名、建造物が物語には登場します。
どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-
すずめさん
ファンタジー
ある日、友達に誘われ始めたMMORPG…[アルバスクロニクルオンライン]
何の変哲も無くゲームを始めたつもりがしかし!?…
たった一つのスキルのせい?…で起きる波乱万丈な冒険物語。
※本作品はPCで編集・改行がされて居る為、スマホ・タブレットにおける
縦読みでの読書は読み難い点が出て来ると思います…それでも良いと言う方は……
ゆっくりしていってね!!!
※ 現在書き直し慣行中!!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる